２０１１年 ごあいさつ

１２月２８日です。

今日が私の年内最後の出勤日、明日２９日は息子の保育園も冬休みに入るので、

お母さん業、及び　インチキ主婦の日、なのです。

明日、あさってで一気に家の年末仕事をやります。

段取りは悪い方ではないと思っているのですが （ まあ、普通程度には ）、一日に

出来ることって、ホント限られているんだなあ・・・今年も ”ざっくり ”　お片付け、

ですネ （ 苦笑 ）。



今年もこの小さな店で、多くのお客様と出会い、お話し、本当に幸せでした。

３月１１日、あの悪夢のごとき大震災がありました。

なにも理由が無いのに、一瞬で奪われた命を思うとき、今この時を生きていられて、

なお時間を、気持ちを共有できる人たちが自分には沢山いる、当たり前だったその事への

感謝を忘れてはいけない、今年の終わりは、自分にそう言い聞かせます。

そして、子供たちの未来への責任も。




２０１１年、今年もありがとうございました。

地味、新しいものはそんなには並ばない、でも、

お帰りの際には、ちょっと嬉しい気持ちになっていただける、そんな店でありたいと

思っております、今までも・これからも。




年内は、明日２９日 （ 木 ） までの営業です。

新年は、４日 （ 水 ） から、新たな気持ちで、皆様のお越しをお待ちいたします。




２０１２年、希望の光の筋を決して途切れさせることのないように、

頑張ってゆきましょう。

来年も、どうぞよろしくお願いいたします。

お茶の時間にしましょうか

情熱のひと・あきこさんが開いたお菓子の工房は、

住宅地の真ん中の、ご自宅の一角。

お店が一坪、奥の作業場が確か三坪か四坪でしたっけ、ダークブラウンのレンガと

木でできた落ち着いた、そして温かさと親しみに満ちた工房でした。

女性が結婚し、出産し、子育てし、ご主人のお仕事で転地されたりしながらも、

その時期の環境にきちんと溶け込み、楽しく暮らしを盛り立てていくのは、いやはや

想像以上に大変な力業なのかも・・・と気が回るようになったのはやはり自分が結婚し

子育てすることになってからでした。

幸せな家庭を築くこと ＝ 世の中の平和の最大の礎、　そう思うに至ったのも。

さて、その大事業を生業と自覚をもって取り組み、立派に盛業させながらも、

さらに一人の大人として、自分の好きなやり方で社会と繋がろうと一歩を踏み出していく

女性たちがいます。

彼女たちは、例えば子育てが一区切りして時間ができたから何か始めてみようかな

あ・・・など、ふわりとした思いつきで始めるわけではありません。

乙女のころから好きで好きでたまらない何かがあって、ずーっと諦めずに止めずに

その時期の状況環境に応じて形を変えながら強弱をコントロールしながらであっても

けっして手放さずやり続けてきたその何かを、自分にしか察知できないタイミングで、

いよいよカタチにするのです。　

どうしても、どうしても、どうしても、やってみたくて。

自分の大好きな得意なコトを、世の為人の為に貢献したくて。

自分自身の表現を世に問うことで、自分の人生をより陰影のあるものにしていきたくて。

逆にいうと、彼女たちには、そうすることが一番自然だったのかも。

そうせざるを得なかったのかも、です。つまり、天職、のような・・・・。

いずれにしても、アッパレなことです。　ブラボー！！！　です。

誰もができることじゃあない、そう、だからこそ、女性族としてエールをおくるのです。

桜の頃にオープン、お伺いした 『 KUSHU KUSHU 』　のちかこさんがそうでした。

そして、『 菓子工房　fika. 』　のあきこさん。

彼女の焼くお菓子を、私は１５〜１６年前から知っています。

そして今に至るまでに、どれほどお勉強されて、どれほど焼いてきたことか。

この方の焼き菓子は、本当にクラシカルで、きちっと欧風の伝統レシピの基礎があるのが

いただくとわかります。軽くなく重くなく、そのお菓子ごとの個性がしっかりと。

優しく親しみやすさが看板の、 「　ウチはオヤツ屋さんなの 」 とおっしゃいますが、

子供のために毎日買い与えても負担にならない価格と、それにしてはのハイクオリティ、

これぞ、腕に覚えのある人だけが実現できる真似の出来ない技、これぞあきこさんが

どうしても世に問いたかった、彼女の長年の夢のカタチ、なのだと思います。


真っ白のふわふわクリームやカラフルな生のフルーツをのせたケーキは fika. では

買えませんが、欧米の古典的な童話や絵本には必ず登場する、子供の頃から憧れだった

クッキーやケーキやパイと、「 ああ、これこれ、あの本に出てきたお菓子！ 」 という

嬉しさとともに再会できますよ。そして、季節のお豆や金柑などのほんのり和風のアレン

ジも fika.流、かしら、美味しいです。


「 さあ、お茶の時間にしましょうか。 」　

大人同士も、子供を交えて、も、お茶の時間のうれしさは人生をどれほど豊かにしてくれ

ることでしょう。　「 fika. （ ふぃーか ）」　はスウェーデン語で、お茶の時間、と

いう意味なのですって。

どんなに穏やかにみえる人だって、きっとそれなりの道のりを歩んできているはず。

どんなに大変になってゆくことか、この世の中は。でも歩き続けなくてはね。

だからこそ、の fika. なのですよね、あきこさん！

営業日中毎日更新のブログ　「 fika.通信 」 で定番選手や日替わりメンバーのお顔が

紹介されています、うーん、美味しそうーっ！！

静かな住宅地に、門の入口の小さな 「 菓子工房　fika. 」　の看板を探しに、

是非迷い込んでください。　探し当てる価値充分。

クラフト紙の袋にざっくりと入れてくれる、それはそれは上等の ” おやつ ” を

抱いて、おうちに着いてのお茶の時間を楽しみに復路を急ぐことになるのは間違い

ありません。

　

木いちごキャンディー

とっても美味しいものみつけました。

木いちごのキャンディーです。

まず、このきれいな紅色がかわいい！

息子のお土産に、何かないかなーとお菓子売り場を物色中に、全国の銘菓コーナーの

棚の片隅で　この色が目に飛び込んでたのでした。

真っ白いパッケージが紅色を引き立てています。

透明のセロファン包みのみ、という簡単さもとても似合っています。

木いちご果汁はもちろん、甘味は甜菜糖を使っています。いいですよー！

ひとつ口に放り込むと、材料のシンプルさが生きた、すっきりとした甘酸っぱさ。

心配のいらない （ 大手企業のって、なんかいっぱい入ってるのよね・・ ） 美味しさ

は今や基本、うれしいミッケものでした。

しかも、このキャンディー、北海道は士別市でつくられているのです。

ますますいいねえ、士別市には縁者はいないけど、ホッカイドー産、応援ですよ。

幼児と一緒の生活、には、　” ポッケにキャンディー ”　も基本 （ 笑 ） 。

ぐずり始めた時や、例えば絵本や戦隊シリーズ本 （ ゴーカイジャー などデス、最近少

し馴染み度が増してきた母であった、、溜息・・ ）の売り場の床に座り込んで動かなく

なった時など、飴玉一つポケットから出すんです。

かなりの確立で有効、コロッとなびいてくれて出口への誘導が楽になります。

なので、美味しくて安心なキャンディーは常に探しておりました。

この士別の木いちごキャンディーもさっそく必殺コドモダマシ道具の一員に加えました。

大人も美味しい。　帰りの地下鉄待ちの時に一粒。

くたびれ加減も少し和らぎ、なんとなくホッとして、なんとなく上手く緩められて

家路につくことができるのでした。

札幌三越の地下で買いましたよ。

新しいやかん

店で飲むお茶用のお湯を沸かすやかんを新しくしてみました。

いままで、私の実家でコーヒー淹れ用に長ーいこと使われていた真っ赤な琺瑯の

ポットをもらってきてさらに酷使していたのでしたが、いよいよ中側が剥げて、

怪しいサビが混じるようになってしまったので、ようやっと新調。

今度選んだのは、真っ白です。

中側は濃紺、蓋のつまみは木製の焦げ茶色、琺瑯加工も厚くて頼もしいし、尻がすわった

安定感十分の形も気に入っております。そうそう、沸いた熱湯をティーポットにダーッと

注ぎ入れる時に蓋が落っこちないように工夫されているのもうれしいところ。

ブランニューのやかんっていいものですねえ、ふふふ、汚れないように結構気をつけたり

しちゃって。先代の赤いのはもうがんがんコンロの炎にあぶられ、黒い煤がついていたっ

けなあ、ゴメンネ・・・・・。

かくして、汚れなき （ 今のところ ） 白いやかんを使って、お茶をたっぷりと淹れて

一日がスタートするパスキューです。

２０１１年 福田元美版画カード、揃いました。

今日は、営業お知らせの更新が続きますね （ 笑 ）！

さて、今年も並びましたよ、福田元美さんの凹版画のノートカードです。

今年は４柄。

『 星 』 『 王冠 』 『 ランプ 』 『 ゆきだるま 』　です。

モチーフがどれも可愛いこと！　あたたかくてニッコリな感じなこと！

秋風が吹いてきたら、今年のカードの絵柄の試作が元美さんから送られてきます。

バンバン送られてきます。

凄い集中力だと思います。しかも、凹版画、一枚一枚の手刷りですからねえ。

どれも元美ワールド一杯の作品、選び込むのが難しいこと多々、ですが、店のスペースの

都合上、悩みに悩んでこの４柄。

上質のオフホワイトの紙に刷られた味のある線画とグレーの濃淡、本当に良いものです。

今年の締めくくりに、遠くに暮らす大事な方達、お世話になった方達に、

なかなか伝えられない 「 アリガトウ 」 の気持ちを込めて贈りませんか？

派手で賑やかなのはちょっと苦手・・・という大人の為のカードです。




福田元美　凹版画ノートカード （ 封筒つき ）
５３０yen　

いよいよ販売はじまりました！ワッフル型クッキーです。

きのう６日 （ 火 ）から発売開始いたしました、『 ワッフル型クッキー 』です。

お陰様で、初日大好評！　完売〜！！

こんがりと香ばしく焼けた、ボリウム満点のクッキー X ２個 入りです。

一番に買われたのは男性のお客様だったのが意外でしたが、男の方にも食べごたえといい

甘すぎない味といい、気に入っていただけると思います、はい。

卵・バター・ミルクを使っていない、体にとっても優しいクッキー。

お子さんのオヤツに、大人の軽食に、手土産に。

地方発送、ご予約も承ります。




ワッフル型クッキー

２個入り　４００yen
（ 小麦粉 ・ 豆腐 ・ てんさい糖 ・ 菜種油 ・ 塩 ・ ベーキングパウダー ）