毎週の出来事をお伝えします
電話室便り
自慢。
2017-11-30 / 日々
アムステルダム国立美術館は 「 ライクスミュージアム 」 と呼ばれているらしい。
ライクスミュージアムのミュージアムグッズの一部 ( ほんのほんのちょっとだろう
けど ) が、大丸藤井セントラルの3階で販売されていた。
色鉛筆とかスケッチブックとか。
『 ゴッホ展 』 の最中だったので、ゴッホ缶入りの色鉛筆が一番目立つ場所に展示
されていて、私は必要性ゼロなんだけれど、ひしと胸に抱いてレジへと向かったのでした。
モノに心奪われたのは、もの凄く久しぶりで、
このゴッホ色鉛筆、手に入れて嬉しくて嬉しくてたまらなかったの。
ついでに、横のラックにあったゴッホの作品のいろいろなポストカードもたくさん買い、
自画像のカードは3種類あって、今読んでいる 『 ファン・ゴッホ書簡全集 』( 2巻
目半分くらい、現在 ) のしおりとしてそれぞれ使っていく予定。
だいたい、子供の頃から大丸藤井セントラルはワクワクするお店で、とくに画材コーナー
と文房具売り場。ファンシー文具やシールに幼い胸をときめかしていたなあ。
当時は、向かいに丸善もあって、年末には 「 いせ辰 」 の千代紙が勢揃いし、そして
洋書のバーゲンで夢のように美しい外国の絵本を開いてはうっとりし、厳選の千代紙を
数枚と、ガーズ・ウィリアムズの小さな絵本を清水の舞台買いしたりもしましたなあ。
ふふふ、明日から12月、師走でござんす。
なんとなく、年末の思い出を絡めたりして、以上、全部、自慢、ですよね~( イヤねぇ )。
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福田元美 2017冬、そして2018干支 新作カード入荷。
11月19日( 日 )、いよいよ降りましたね、雪!
水分多めの雪が、夜中に20センチは降り積もったようです。
この雪はまもなく消えてしまう雪ですが、真冬のシュミレーションとして、
とてもよいタイミングだったと思います。
のんびりしていた家庭内のスノウ関連の日用品の、品出し → 点検 → 買い足し、を
待ったなしで行わざるを得なくなるし( あ、これ我が家 )、クリスマス~お正月への
意欲も盛り上がります。
雪景色がきて、ようやく札幌も冬らしくなり、
そして、福田元美さんの年末年始の柄のイラストポストカードが揃って、ようやく当店も
冬の気分が上がるのでした。
さっそくご紹介いたします。
『 おでんと熱燗 』
この組み合わせ、しみじみと ” 日本の冬の至福 ” だと思います。
『 星の子を持つサンタ』
カワイイの一言! このカードが届いたら、うれしいです!
『 ダイブするシロクマ』
雪山めがけて 「 エイヤァ~! 」 と、シロクマさん。
アクション映画の撮影中?( スタントなし、もちろん )
『 雪降る森の家 』
鬱蒼とした針葉樹林の森を後ろに、ぽつんと建つ山の家。
しんしんと降る雪景色は、自然の厳かさと冷気を伝え、見事です。
『 パグ 』
来年のエト・犬。
モトミ流戌年イラスト一番手は、パグ犬。
潤んだような瞳がキュートすぎる!
『 ハスキー3匹 』
いたずらそうな3匹組。ナニやら打ち合わせ中・・・今にも何かやらかしそう・・・
『 モフモフ犬 』
このような愛犬を常日頃ハグできたなら、この犬みたいに優しい気持ちでいられそう。
『耳デカ犬 』
大きなお耳を今日も垂れさせて、お散歩に出るのをじっと待っています。
ご主人思いの忠犬です。
『 りんと立つ犬 』
柴犬、きらっきらにドヤ顔~!! きっと褒められた後ですね。
それにしても、キミ、いい顔してるね。
『 着地犬 』
ここにもアクションなら負けないスター俳優犬が!
シロクマ氏よりもずっと身軽で、余裕の着地です。
『 こま犬いっぱい 』
張り子の犬は、でんでん太鼓やらお金やら扇子をくっつけられて神社で
お参りさせられるのですけれど、この犬たちは結構身軽で自由そう。
そして、オシャレなおべべ、それぞれ違うの!
『 たこあげ犬 』
干支どうしのダブル犬のおめでたさ倍増柄。
片や、気持ちよさそうにグイグイ凧を引っ張るし、
片や気持ちよさそうに、空高くスイスイ~。
以上、12種類です。
秋ワンシーズンを敢えてお休みして、そのクリエイティビティに更にパワーを充填した
元美さん。新しい試みをこれからの作品に落とし込む作業が始まっています。
とても楽しみですよね。
パスキューアイランドには、今までも、これからも、その温かく、ユーモラスで、
ちょっと不器用ながら季節のエッセンスを独自の視点で伝え続ける、
” The 元美ワールド ” あり!
はっきり言って、自慢です。
どうぞ、見にいらしてください。
選ぶ楽しさ、贈る、送る、集める、飾る嬉しさを、ぜひ。
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ジャズライブ ありがとうございました。
日が暮れるのが驚くほど早くなってきました。
前回のジャズライブの9月から2ヶ月経って、今や夕方5時をまわると、
外はもうとっぷりと暮れていています。
昨日は雨上がりのアスファルトの黒に、ビルの照明や、信号機や車のライトなどが
色鮮やかに映り込んで照り輝き、街中ならではの一種の美しさのある景色でした。
北風のなか当ライブにご参加くださったみなさま、
誠にありがとうございました。
昨夜の演奏曲をご紹介いたします。
・Besame Mucho
・Come Rain or Come Shine
・I can't get started
・For Heaven's Sake
・Autumn Leaves
・My Foolish Heart ( ENCORE )
以上の6曲 でした。
1曲目 「 ベサメ ムーチョ 」 は1940年スペインで作曲され、今や様々な音楽スタイル
でこの情熱的で憂いのあるメロディが演奏されています ( ビートルズのロックバージョン
を聴いたことのある方もいるのでは? )が、大関・小林デュオは、静かに前奏を滑り出させて
「 おや、どんな曲?・・・ 」 と私達の耳を引っ張っていって、、、そしてあの主題テーマ
メロディが軽快にスタート!! という、なんともカッコ良いオープニングに仕立てておりました。
ちなみに、” ベサメ ムーチョ ” とは、 ” たくさんキスして ” というスペイン語ですって。
2曲目 「 降っても 晴れても 」。
この曲もモダンジャスでは超スタンダードの一曲でしょう。
私が初めてこの曲を聴いたのは、ビル・エバンス 『 Portrait in Jazz 』、A面の1曲目。
懐かしや、18歳当時はLPレコードの時代だったんですよ。
ジャズにおいては、メインのメロディラインがストレートにそのまんま奏でられることもある
けれど、演奏家それぞれの解釈で骨組みだけにされて、抽象画のごとく、微かに、時々、その
メインメロディをキャッチできたり感じる事ができたり・・・つまりインプロヴァイズされた
その曲のエッセンスを味わう面白さにやみつきになっていくわけで、ビル・エバンスの 「 降っ
ても晴れても 」 ももちろんそうでしたが、今回の 「 降っても晴れても 」 のソロも時々主題の
音が現れて、テナーとベースの音が絶妙に調和したかと思うやいなや、またそれぞれ分かれて前に
出たり後ろに下がったり、捻ってみたり飛んでみたり・・・・とても聴き応えありましたね。
3曲目 「 言い出しかねて 」。歌詞のある素敵なバラードです。
世界一周単独飛行に成功したのは僕だし
スペイン革命をなんとか収めたのも僕さ
北極点を特定し海図に描いたのも僕だよ
なのに、君に話しかけることができない
片思いの切々とした想いを、テナーが柔らかな低音で、ベースが静かなつま弾きでたっぷりと伝
えていました。うっとり。
4曲目はテナーをソプラノに持ち替えてバラードをもう1曲。
「 フォー ヘブンズ セイク 」邦題は 「 お願いだから 」 となっているようです。
この曲は、やはり何と言っても ビリー・ホリデイ。「 レディ イン サテン 」でのビリーの声
でお願いされてしまいます ( 笑 )。
お願いだから、私に恋してよ・・・晩年の声量の落ちたビリー・ホリデイの声が重なりながら
ソプラノサックスでのこの曲に耳も心も思い出も傾けながら、、、やはりジャスは大人の音楽
なのかもしれませんねえ ( 再び、笑 )。
5曲目、最終曲はやはりこれでした 「 枯葉 」 です。
カッコイイの一言に尽きたのではないでしょうか、テナーサックス、そしてベース両人の渾身の
ソロ!!! 素晴らしかったですね。主催者として 「 ウチのライブって凄くないっ?! 」 と。
ドライブ感に充ち満ちた凄み、鳴りのいいノッて繰り出される音の輝き、クリエイティビティ
とはこういうことだっ! と感動した演奏でした。
そしてアンコール 「 愚かなる我が心 」。
恒例となっているようです、テナーの単独での演奏ですが、「 枯葉 」 の興奮を静かに、そして
渋く鎮めてくれました。
参加してくださったある男性が、明けての今日、「 とても良かった! 」 とわざわざ感想を
伝えに来てくださいました。感激です。ものすごく励みになります。
次は新年、お正月気分もまだ漂うころ。
ぜひ、この小さな、でも王道をゆかんとする充実のジャズライブを聴きにきてください。
心よりお待ちしております。
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至福のひととき。
2017-11-08 / 日々
急ぐ予定がなくて、締め切りもなく。
家事はあるけれど、まあ、ちょっとゆっくり後で。
好きな珈琲屋さんのコーヒーを淹れて、
「 ふむ。 」 と一息ついて、
おもむろに読みかけの本を開き、ぐっとその中へと 入り込める、
そんな時が、
私にとっての至福のひととき ( の、ひとつ ) です。
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初冬のジャズライブのご案内
今年はなんとなく秋が長く味わえているような気がします。
好天候が続くことが多かったからでしょうか。
札幌においては気温も予報で脅される ( 笑 ) ほどのことはなく、
なんとなーく穏やかな経過です。
街を染めた見事な紅葉もピークを越え、手稲の山々の白い山肌もすっかりと
定着。あとは街中での初雪を待つばかり・・・・
南区の 「 お山暮らし 」 の長年の友は、本格的な冬になるまえに会いましょう
と、冬ごもり前のいろいろな準備と心づもりのリストに私の名前も入れてくれて
いるようです。雪が積もってしまったら自然と行動範囲を狭めてしまう傾向が
ある人も実は結構多い北海道人、うーん、私もその一人かもしれないなあ。
よしっ、今期の冬のテーマがたった今閃きとともに決まりました!!
「 冬こそ活発に外に出よう! 」
ワァーオ!、なんだかとっても拍子抜けなテーマですね。
でも良いのです。カフェとか、絵画展とか、郵便局とか、バス停とか、気になって
いるお店とか・・・・・
生活区の範囲 + ちょっとはみ出す、、、くらいの感覚で、北風とか雪とか気温
などなどに呑み込まれることなく元気に出かけてゆきたいと思います。
ありふれた、でも意外とやりがいのあるテーマではありませんかっ( エイエイオー )!!
さて、積雪はまだまだ先ですが、気温的にも冬がやってきた、と言えると思われる
11月13日 ( 月 )、今年最後のジャズライブを催します。
冬の始まりのジャズライブのご案内
日時 : 11月13日 ( 月 )
開場 19:30pm
開演 20:00pm
参加費 : 1000円 ( ワイン、温かいお茶、又は リンゴジュース 付き )
テナーサックス 大関 智也
ベース 小林 浩樹
場所 : 札幌市中央区南1条西6丁目第2三谷ビル1階
パスキューアイランド ( 当店です )
TEL/011-221-8998 ( 12:00 ~ 19:00 )
2ヶ月に一度のジャズライブ、2017年もいよいよ最後の開催となりました。
もしも日常の中でちょっと違うドアを開けてみたくなっていたら、もう是非ぜひ
パスキューアイランドのドアを開けにいらしてください。
慌ただしい毎日が続いていて、夢中で過ごしてきて、オッとそんなご自分に気がついて
何かご褒美あげたくなったなら、ジャズの生演奏のひとときをいかがでしょう。
テナーサックスとウッドベースという、普段あまり接することのない楽器の
大きな音が、予想もしていなかった場所へと気持ちを運んでくれるかもしれません。
小さな 非・日常の約50分。
今年の残りあと少しの追い込みを前に、元気と弾みをつけてさしあげる自信、あります。
パスキューアイランドのジャズライブへどうぞお越しください。
心よりお待ちしております。
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