そりゃあTシャツでしょ!



老いも、若きも、オトコも、おなごも、

着ると例外なく社会的な所属層のようなところからスッコーーーンッと抜け出て

軽快自由きわまりない ” 自分自身 ” になれる摩訶不思議な衣服ってな~んだ?

言わずもがな、ですね、答えは 「 Tシャツ 」!!

Tシャツは素敵です。

なんたって楽チン、Tシャツに着替えると心身共にスッとする。そして平等。

夏の休日のTシャツ姿が、いかにも元気で明るくて楽しそうな人を見かけると、

こちらまで復活するのよね。

本日の写真の私はどうでしょう!!

元気で明るくて楽しそうではありませんか!そしてちょっと自慢げな感じも。

去年の夏の写真なのですが、「 カザシモ 」Tシャツを手に入れて、意気揚々とこれから

つばらつばらに行くところなのでした。

しらくも村のマラルメ郵便局長・カザシモ氏のTシャツです。

シミー書房 『 しらくも村のおはなし 』 のファンのみなさん、

今年も発売開始だそう!!

さぁ、SOLD OUT になる前に私も買わなくっちゃ!

@shimmybooks に、急げ~~!!

厚すぎず薄すぎずの絶妙な生地で、縫製も上々、

とても着心地よろし、のTシャツですからね!!







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AUGUST は 8がつ。



本州方面の梅雨がそろそろ明ける、と今朝のラジオで言ってました。

そうすると、暑さがグンと上昇、夏は本番になるそうです。

35度以上の猛暑日が続く夏・・・35度以上の夏はここではそうそうないのでちょっと

想像しにくいほどなのですが、大変でしょうね。

木陰、日陰、ほの暗い部屋、水撒き、 などの、自然の涼しさで暑さをしのぐのは難しい

と思われますしね。

北海道は、まだまだその点で余裕があるのでしょう、地域によっては寒い~という声も

聞かれます ( 中標津在住の元美ちゃんより )。



8月の坊やは、といいますと、どうやら猛暑を体感しているようです、いえいえ猛暑以上

ではないですか?!

なんと!! ぐつぐつ煮え立つスープのお鍋になっちゃってますよっ!!!

真夏の暑さの表現としては、これ以上なしってほどです。スゴイです、坊やったら!!

スープは、もちろん、チキンスープ・ライスいり。

暑さには熱さで勝負、そういえば、真夏に熱いほうじ茶、とか、アイスコーヒーじゃなく

ホットコーヒーを飲む方が、飲み終えたらスッキリして逆に涼しくなるのだ、という説を

聞かされたことがありました。父からだったか、夫からだったか・・・忘れましたけど、

暑がりの私は、いくら暑さにゆとりのある北海道にいてもまだ試してはいないです。

熱い湯気のスープより、冷たいガスパチョ、ヴィジソワースなんかがいいけどなぁ。

でも、細長い日本列島、土地柄の真夏があり、暑さ対策があり。

なので、きっと熱いスープもあり、ですよね。

どうぞみなさま、体調管理をなさって、元気に真夏をお楽しみください!






明日金曜日は、パスキューアイランド・パン販売の日です。

キンと冷やしたワイン、もしくは冷たいスープ ( そして熱いスープも )には、

「 そりゃ もちろん、」

パスキューアイランドのグラハム粉のプチパン。

いかがでしょう。 簡単 かつ 豊かな食事をお約束いたします!



グラハム粉の丸いプチパン
1個 150yen












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テーブル( おしまい )



例えば、前出『 ヘンゼル と グレーテル 』でのツゥベルガーの挿絵で、

魔法使いのおばあさんが、兄妹を捕らえるためにご馳走をふるまう場面でのスープ皿の

サイズ感や形が私の記憶に大事にしまわれます。

兄妹の首に巻かれたナプキンの色合い、格子の柄、生地の柔らかさなども、おなじく

自動的にファイルされます。

そして 『 賢者のおくりもの 』 のデラの白いエプロンは、どうして素敵に見えるのか

な、生地は何かなあ、掛け紐は背中でクロスしていて、釦止め、腰で結ばれた紐は幅

が広い、普及品の当時のごく普通の主婦向けの定番のかたちなのかなあ・・・・

などと考えたことも、もちろん無意識に記憶されます。

ジムとデラは、このたっぷりしたカップで、どんなコーヒーをのんでいたのだろう?

20世紀初頭のアメリカ東海岸の大都会の庶民達が飲んでいたコーヒーの濃さと味わ

いは? 淹れ方は? それにしても、このカップ&ソーサーのたっぷりとしたサイズは

いいね、と記憶のファイルにするりと入ります。


こういうふうに挿絵や映画を眺め続けて今に至っていることと、今このような仕事を

していることが、最近ようやく自分の中で繋がって、納得がいくようになりました。

「 好き 」 を仕事に、のひとつのサンプルとして、こういうことであったかナルホド!

と、パズルのピースがカチリと嵌まった感覚になれました。

とても時間がかかりましたが、ずいぶんとスッキリしたのでした。


↓ この場面も魅力溢れて・・・!


©1982『 ROTKAPPCHEN 』 より







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テーブル ( つづき )



リスベート・ツゥベルガー挿絵『 HANSEL AND GRETEL 』( ヘンゼルとグレーテル )

は、1981年作品。

続いて1982年、 『 THE GIFT OF THE MAGI 』 ( 賢者のおくりもの / オー・ヘン

リー作 ) です。

薄いグレーとホワイト、そしてベージュ。

茶色のグラデーション、茶色の仲間としてのオレンジ、そしてグレーがかったブルーが

淡い淡いグレーの余白にほんの少し加えられている程度なのですが、鉛筆による繊細な線

の素晴らしさが強調される傑作です。




若く貧しい夫婦が、お互いのクリスマスプレゼントをいかにして贈ったか・・・・

肝硬変で死んだ飲んだくれのアメリカの短編小説の名手 O. ヘンリーの代表作のひとつで

あるこの物語の挿絵を、いかなる経緯でツゥベルガーが手掛けることになったのか、

舞台は1900年代初頭のアメリカ ( もしかしてニューヨーク? ) の都会の片隅のア

パートなのですが、ツゥベルガーが描くと、喧噪も貧しさも消され、優雅さが加わり、

淡くたっぷりとした余白に、得も言われぬ物語的な空気感が漂います。

そうして、そんな中に現れる彼女によって選び抜かれた生活道具。

実際のサイズ感よりもやや大きめに描かれていると思われる生活道具類の存在感と魅力

はどうでありましょうか。

オーブンと、上にのせている両手鍋、ポット。オーブンの取っ手は白の磁器で、鍋は銅?





白いドアには真鍮のドアノブ、木の腰掛けの上には柄の長い木のお匙。壁の小棚には、

大判のキッチンクロス・赤いライン入り・・・・・このクロスの置きっぱなしの様子と

お匙が放られていることで、帰宅した夫に駆け寄り抱きつく若妻が調理中だったことを

伝えます。それにしてもこのクロス、生地感や手触りまで空想して楽しめませんか?





最終ページの挿絵です。

大きなマグとカップ&ソーサー、お砂糖のキャニスター。

手前にはグレーのそれは大きなキッチンクロスと、白磁のディナープレートにナイフと

フォークが二人分。テーブルにはやはりたっぷりと全部を覆うクロスが掛けられて。

( つづく )







さて、明日金曜日は、パスキューアイランド・パン販売の日!

4連休中は、ゆっくりと朝ごはんを・・・という方には、グラハム粉の深い味わいのこの

パン、とてもおすすめです。

珈琲を淹れて、新聞を広げて、バターをのせてパクリとどうぞ。

テーブルクロスをかけてみるのも素敵ですね。



グラハム粉の丸いプチパン
1個  150yen




 
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テーブル



子どもの頃から、本の中の食卓風景や食事に関連した道具などの挿絵にとても心惹かれて

おりました。

お話しの中の生活文化に、と言う方がいいかもしれないです。

なので、物語自体も大事なのですが、私にとって最も重要なのは、挿絵。

挿絵が好みかどうかがその本を選ぶ基準であり、細々とした道具などがちゃんと描かれて

いればいるほど素晴らしい本なのでした。

そうやって出会った本の紹介はまた別の機会にぜひ、と思ってますが、今日は、大人にな

ってから出会った リザベート・ツゥベルガーという画家 ( のどちらかというと前半の作

品が ) が実に素晴らしい! ということをほんのちょっぴりと。

彼女が描く古典的な物語の世界は、グリム兄弟、アンデルセン、ホフマン、O・ヘンリー

など、まさに欧米のクラシックが多いのですが、生活文化が見事に伝わってくるのです。



『 HANSEL AND GRETEL / NEUGEBAUER PRESS/LONDON 』 より


鉄のフライパンの形や、琺瑯引きでしょうか赤いラインのスープ皿とその上にあるフォー

クの形。魔法使いのおばあさんが運んできたトレーの上のたっぷりした陶器の水差し。

マグカップの模様と形、フライパンの中のオムレツ?パンケーキ?

ヘンゼルとグレーテルの首に結んだクロス、テーブルにもクロス。

グリムの時代のテーブルとは時代考証的にはどうか、は多少あるでしょうけれど、ここ

までディテールを大切に丁寧に描くリザベートの挿絵に惹かれ続けております。

( つづく )



明日金曜日は、パスキューアイランド・パン販売の日!

パンのあるテーブル、いかがでしょうか。

皮がしっかりと焼けているゲンコツくらいの大きさの丸パンです、

香ばしさもしっかりと。

おひとり1個で充分満足感がありますよ。




グラハム粉のプチパン
1個 150yen











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ジャズライブ ありがとうございました!



当店の所在区の中央区、同じ中央区でもパラパラとほんの少しの雨だったところと、

一時的にどしゃ降りになったところと、降らずに済んだところとがあったようで、

きのうは暮れ時までは不安定なお天気でしたが、暗くなってからは晴れ、程よく暑い

素敵な夏の夜でした。

まだ自由な外出に気を遣う、また、なんとなく憚られる雰囲気が続く世の状況ですが、

当ジャズライブにご参加のみなさま、本当にありがとうございました。

熱い拍手の手応えに励まされました。

主催側がいくら 「 気軽なお気持ちで ( ご参加ください )。」 などと販促しても、

それは主催側のうたい文句であって、なかなか 「 気軽に 」 とはいかないですよね。

社会的な立場もそれぞれですし、また感染に関しても対策や受け止め方も様々です。

理解できます、充分。

もしも、そういう観点とは別に、「 興味があるんだけど・・・」とか、「 気になって

いる・・・」 「 一度行ってみたい・・・」 などなど関心を寄せてくださっている

向きでしたら、それはぜひ ” 挑戦 ” されてはいかがでしょう!!

敢えて ” 挑戦 ” といいたいのです。なぜなら、挑戦って、新しい体験だからです。

いつも通りの慣れた方式は安心安全保証つきですが、だんだん鈍くなってくる、

そうすると、せっかくの毎日の鮮明さが下がって、体も心もハッキリしない・・・・

と感じることはないでしょうか?

そこで、何かに挑戦です。

今まで気になっていたことを思い切ってやってみると、全く予想もしなかった世界が

一気に開きます。それはもう、驚きです。

思い切って、と書きましたがほんのささやかな事でも、今までやったことがない事は

立派に ” 挑戦 ” といえますって!

例えば、草むしりとか。

例えば、一本裏道を歩いてみる、とか。

例えば、色鉛筆で絵を描く、とか、 e.t.c. e.t.c. 

・・・・・・

新しい体験が、生活~つまり人生に新たな道を開いていく、大袈裟ではありません。

小さなジャズライブですが、ぜひ思い切って挑戦してみてください。

考えていたよりも、〇〇だったな!

そのご感想は、とっても値のある何かだと思います ( 〇〇 が良いものでも、そうでは

なくても! )。



さて、昨夜の演目を書き留めておきましょう。





・WHEN YOU'RE SMILING

・YOU AND NIGHT AND MUSIC

・ALONE TOGETHER

・SUMMER TIME

・TRAIN'S BLUES

・MY FOOLISH HEART ( ENCORE )






以上、アンコール曲を含めて6曲でした。


1曲目は 「 君微笑めば 」。


ああ、君が笑顔になると…君が笑顔でいるときは

世界中が君といっしょに笑顔になるんだ、



という歌詞の1929年に作られた希望に満ちた素敵な曲です。

ルイ・アームストロングやビリー・ホリディの演奏、歌唱を耳にしたことがある方も

多そうなスタンダード曲。

テーマのメロディを組み込みながらのそれは伸びやかなテナーソロを聴かせてくれ、

オープニングは上々。

テナーサックス、ベース共にいい音出てました。

2曲目 「 あなたと夜と音楽と 」。

今、店にあるCDでは、トランペット奏者のウッディ・ショウがこの曲をやっています。

大人っぽくて、テンポが良くて、マイナー調のかっこいい曲で、更に題名もいいね。

3曲目 「 アローン トゥギャザー 」

2曲目「あなたと夜と音楽と」と同じハワード・ディーツ作曲、アーサー・シュワルツ

作詞の1932年の作品。ひとりぼっちのわたしとあなたが一緒だと、どんなことでも

乗り越えられる・・・という歌詞内容ですが、これまたマイナー調の、インストゥルメ

ンタルで聴くとちょっと悲しげな曲調を、渋いテナーとさらに渋いベースで軽快に演奏。

テナーサックスをソプラノサックスに持ち替えての、さあ、今年の 「 サマータイム 」!

4曲目は、ジャズ界ではスタンダードな子守歌、「 サマータイム 」 でした。

7月のライブにはこの曲を聴きたい、今年もやるよね? と半ば強引にリクエストして

おいたのです。演奏の二人は、特別恒例にしているっていうことはないようでしたが、

過去の 「 サマータイム 」 も聴かれている方、いかがでしたか?

ソプラノサックスのピーッと貫くような音が、なんだか泣いているような感じがして

子守歌っぽくないけれど、その音に聴き入りました。そしてベース!! 素晴らしい

ソロでしたね。様々な技巧を難なく繰り出す小林さん、お腹に響く低音のうねりが、泣く

ソプラノサックスの音との対比で、今年の 「 サマータイム 」 も素晴らしかったです。

最後の5曲目 「 トレーンズ ブルース 」。

最後を締めるにふさわしいダイナミックなブルースです。

パワフルに豪快に吹きまくっていたテナーサックス、うねりながら繰り出される連続音

のエネルギーに巻き込まれるようでしたね!ベースの変幻自在なソロも、時間を忘れて

集中して聴いておりました。素晴らしい!!

ライブを締めくくる好演奏に、リズムをとってしまうほどでした。



後半、演奏の熱気で店内が暑くなり、あわてて冷房を入れました、皆様ごめんなさい!

はじめて挑戦!とご参加の方もおいででしたが、さあ、いかがでしたか?

2ヶ月に1度、またぜひ日常の安定リズムをリセットなさりにいらしてください。

そして、ぜひご感想、おきかせください。

つぎは、秋の初めの9月14日。

一同、さらなる精進とともに、心よりお待ちしております。






















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福田元美 2020年夏の新柄ポストカード入荷



7月に入り、雨降りの不安定なお天気が続いておりますが、

しかしながら、じわりじわりと気温は上がって、アイスコーヒーが飲みたいな、

氷り入りの飲み物がうれしいな、の季節になってきてますね。

季節が変わっていくと、いつもお世話になっている方や、離れて暮らす親しい方は

どうしていらっしゃるかな? お元気かな? とふと思います。

その一瞬。お顔が浮かんだその一瞬が、お便りのタイミングです。

お気に入りの夏柄カードを、送ってみましょうヨ!

気軽にね。お便り、といっても、こだわった文章はあってもよいし、なしでもよい。

一番大事なのは、思い浮かんだ一瞬を逃さずに、その気持ちを送り届けること。

そうなると、暑さのお見舞いを伝えるカードの絵柄 ( 写真なども ) 自体にメッセ

ンジャーを務めてもらって、あとは一言二言したためて、

宛先・宛名・自分の名前と住所 + 63円切手 

これで完成 ~ 。

あとはポストに投函するだけです。

この一連の作業のあとは、「 想いを相手に伝えた ! 」 という自分自身の何とも

いえない満足感と幸せ感がじんわりと。

メッセンジャーは優秀に限ります。

福田元美イラストポストカード、季節のお見舞いを託すメッセンジャーとして

なんといっても確実です。当店での長年にわたる実績がありますもの。

2020年は、新柄6柄、そして毎年の人気柄が揃いました。



『 サーフィンしたいパンダ 』
波乗り映像をいつ?どこで?観たの? 笹を手に妄想中!


『 ミニトマト 2020 』
今年のミニトマトは、うっすら彩色。1枚ずつの手作業です。いいかんじ。


『 白線の上のみ歩く 』
こどもの特性、ワタシも小一の登校時に必ずそうしてましたっけ。



『 雨粒は友だち 』
たくさんの雨粒たちとおしゃべり中の女の子。雨もまた楽し、と思えるなあ。



『 自転車で暴走りす 』
すごいスピード!耳も尻尾もビュンビュンと、向かい風と一体化して
自転車にのる気持ちよさは最高~ですよねリスくん!


『 ぼくの上にうちのねこ 』
ナゾの二人組、ナゾのチームワーク、頭上に猫???のナゾ解明より先に
ぷぷっとくる笑い、それがモトミワールド・和みの素、人気の素なのです。




以上の新作6柄です。

発送も承っております。

コメント欄からでも、メールでも、電話・ファックスでもOKです。

一瞬の想いを届ける、この優秀なメッセンジャー、どうぞご活用ください。




福田元美・イラストポストカード
1まい 150yen














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発酵



今年の2月の始め頃、みずほさんがくれた一瓶は、我が家の食生活に

新たな定番を加えることとなった記念すべき一瓶でした。

それは、とても美しい一瓶でした。

中に入っていたのは、蕪。

小ぶりの蕪を六つ切りにしたものを、塩水に漬けたもので、蕪の頭には

薄緑色の茎が短く残してあり、何とも言えず可愛らしく、美しく。

蓋を開けて、箸で一つつまんで食べてみましたところ・・・感動です。

絶妙な塩梅の塩味に、これまた絶妙な、本当に絶妙な加減の酸味がある。

発酵しているのでした。乳酸菌発酵。

みずほさん曰く、「 瓶に蕪 ( 好きな野菜 ) を入れて、水を注ぎ、塩を加える

だけ。」なのだそうです。そして、その瓶を常温で置いておく。

ぷくぷくと小さな気泡が上がってきたなら出来上がり。発酵しているわけです。

味を見て、塩を加えたりして好みに調整、あとは発酵を止めるために冷蔵庫へ。

なんてシンプル!漬け物なのですが、とても手軽ですよね。

これが実に美味しいのです。酸っぱいのが好みだったら、放置期間を長くする。

夏場でしたら結構早く発酵するでしょう。

発酵食品は、なんといっても自己免疫力をとても高めてくれるのですって。

これからはマストの食品ではないかしら。

みずほさんの上品な蕪の乳酸菌発酵をいただいてから、我が家の冷蔵庫には、常時

2~3瓶入ってます。キャベツとピーマン、大根と人参、そして蕪、きゅうり。

空腹時にポリポリとつまみます。

お弁当にも必ず入れます。

そして、ワインのおともの一品にも。

やや大きめに切った野菜の歯ごたえ、酸味と塩気、きっとビールにも合いますね。

みなさん、夏バテ防止にも、美容のためにも、いかがでしょうか。




発酵、といえば、パンも発酵食品!

当店のグラハム粉の丸パンも、一晩かけて種を寝かせて発酵させます。

朝、大きなボウルの中で膨れた種に、小麦粉を混ぜて捏ねて、丸くしてさらに寝かせる。

オーヴン入庫直前に、黒いトレーにお行儀よく並べられた丸いパン種、なかなか楽しい

眺めです。

明日金曜日は、そんな風に焼き上げられた丸パン販売の日です。

つぶつぶしたグラハム粉の皮とむっちりした中身、

バタをちょっとのせて食べてみてください。粉の味とバターの味のベストマッチ~~!!




グラハム粉の丸パン
1個 150yen




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夏のジャズライブのご案内



「 真夏の夜のジャズ 」という1958年のアメリカ・ニューポートで開催された

屋外ジャズフェスティバルの模様を撮ったドキュメンタリー映画があります。

アメリカ有数のセレブリティ達の避暑地であった東海岸の港町ニューポート。

裕福な白人達の粋な50’s ファッション、同時に行われていたボートレース、

当時の大物ジャズ演奏者達 ( マイルス・デイビスも出演していましたが、ほんの

前座バンド扱いで映像には出てこない・・・ ) のビシッときめたスーツ姿などが

” 真夏の夜の夢 ” のごとく溜息モノで編集されているのですが、野外で様々な

お祭りが催されるにふさわしい季節が ” 夏 ” であり、音楽祭の音楽ジャンル

としてクラシックがあり、今ではロックがあり、1958年には初めてのジャズ

だった、ということなのですね。

なので、真夏にはジャズ ( が似合う ) 、、というフレーズは、「 真夏の夜のジャズ 」

という映画のタイトルから言われるようになっただけであって、真夏はジャズを聴く

のにピッタリな季節、という起源ではないわけでした。

ですが。なのですが、暑い暑い真っ黒な真夏の夜に、底光りする管楽器群から繰り

出されるパワフルな音や、メロウなバラード、転がるようなヴァイブラフォンの

連打音を冷たい飲み物 ( アルコールでも珈琲でも ) とともに聴いていると、真夏って

ジャズの音を深く聴ける!と感じます。何といいますか・・・暑い夜の空気感と暗闇

に切り込んでくるような音楽、それがジャズ、という感じ方でしょうか。

なので、他の季節の、感情と共に聴くという聴き方とはちょっと違いますね。

どうでしょうか? 試してみたくなった方は、パスキューアイランドのジャズライブ

でぜひ実感してみてください ( またしてもちょっと強引ですがハハハ )。




   夏のジャズライブ の ご案内


日時   2020年 7月13日(月)

     開場 : 7:30pm~

     開演 : 8:00pm~

参加費  1500円 ( ワイン・リンゴジュース・温かいお茶付き )

     テナーサックス  大関 智也

     ベース      小林 浩樹

     ( 約50分くらいの演奏時間です )


場所   パスキューアイランド
     札幌市中央区大通西17丁目太田ビル1F
     tel / 011-215-9331 ( 12:00 ~ 19:00 )




と、このようになっております。

三密はないことで有名?な当店のジャズライブです。

お聴きになって、さらなる元気と免疫力の向上も図って、来る夏バテにも

打ち勝てるという期待も十分出来ますね!

夏といえば・・・のあの子守歌、今年も演奏されるでしょうか・・・楽しみです。

みなさまのご参加、一同心よりお待ちしております。
















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JULY は 7がつ。



2020年の半分が終了、

さあ、残り半分がスタートです。

大変だった春先から今までですが、後半は、継続して気を引き締めつつも、

巡ってくる季節ならではの自然の美しさ、風や日差しや匂いや、

そしてそれらと共にある暮らしのこまごま、などを、

もっともっと、さらに積極的に味わい楽しんでいきたいですね。

坊やはさっそく川の中です!


「 みずに はいろう、 このつきは。」


海かと思ったら、川なのね。

でも、ヒトデ? 海草? もいるし生えてるし、

カメさんは川にもいるんでしたっけ? 

でもまあ、そんなことは小さいコト。

大事なのは、みずにはいるコトなのですよネ、7月は。

海水浴も含めて、海辺に行かずに夏を終えてはやウン10年・・・

潜ってみたら、チキンスープ・ライスいりの大安売りしていたなら

何て素敵なことでしょう。

空想の自由、芸術の自由、子ども達の自由への、

センダックの揺るぎない姿勢が伝わる。

冷たい水の中で、カメのさんがかき混ぜている大鍋のスープから

湯気が出ている不思議もおかまいなしにさせる、坊やと亀シェフ

の表情が何ともよいのですよ。



明日金曜日は、パスキューアイランド・パン販売の日です。

夏には、湯気の立つスープもいいけど、野菜を漉して作るコールドスープ

もおいしいですよね。ちょっとオシャレ。

スープに合わせて、パンをどうぞ。

香ばしく焼けたつぶつぶ食感のグラハム粉の丸パンを

山盛りご用意して、お待ちしております。



グラハム粉のプチパン
1個 150yen














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