福田元美 2017年 夏 の イラストポストカード が揃いました


夏至を迎え、いよいよ夏の勢いが感じられる時期になりました。

今までは、週末というと雨降り続きでしたが、こんな悪天候もそう続きませんよ。

かき氷とビールとトマトの夏!

海と花火とキャンプの夏!

朝顔とラジオ体操、ゴム草履の夏!

・・・・がちゃんとやってきますっ( ムキッ )!!


というわけで、素敵な62円切手も発売され、暑中お見舞いにぴったりの

福田元美さんの夏のイラストポストカードが届いております。

元美ファンお待ちかねの新作カード x 6柄、

ご紹介いたしますねー。




『 貝がら いろいろ 』
美しい貝殻には、さまざまな夏ならではの音や温度や風景、思い出が詰まっていますね。
思わず色鉛筆で塗り絵したくなる、精密なタッチ。


『 ジンベエザメ 』
最初わたしはくじらだとばかり・・・元美さんからの添付お手紙のタイトルで初めて
ジンベエザメだと知りました ( 名前は聞いたことあったけど見たことなかった )。
でもお客様はちゃんと知っていて、「 あ、ジンベエザメだー 」 ってお買い上げでした。


『 泳ぐペンギン 左へ 』
素晴らしい角度! ペンギンのくちばしの先っぽから、手?の先っぽ、つま先まで
水中を勢いよく左上に向かって泳ぐペンギンののびやかさを捉えきっている!
観ていると 「 ああ、ペンギンになりたいなあ 」 と思えてきます。



『 泳ぐペンギン 右へ 』
右上に向かっても、スウィーッ、ビューーンッと。泳ぐ鳥。
ペンギン好きの気持ちがちょっと解る。


『 ニワトリのラジオ体操 』
初入荷で人気№1は、このしましまソックスのオシャレにわとり。
ラジオ体操スタンプは、半分くらい埋まってますね、ガンバレ。


『 朝顔 』
オーソドックスな ” THE 日本の夏 ” 朝顔の鉢植えです。
大輪の朝顔を際立たせるため、葉を白く抜く。
描き手のセンスが、スッキリとした伝統的な美しさを表現する好例ですね。




以上の6柄です。

さらにアーカイブから、過去好評の夏のイラストカードも並んでおりまして、

「 どれもカワイイィ~! どうしよぅ~!! 」 な状況を引き起こしております。

お友達へ送る用とご自分ち用、どーれーにーしようかなー、と楽しく迷いに

いらしてください。




















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ふた口でパクリッ!



さあ、焼けましたよー!

” レーズンバー ” の出来上がりです!

ひと口パクッ、もうひと口パクッ で食べ終わります。

レーズンがたっぷりと入っていて、シナモン風味。

ふた口食べきりくらいの大きさなのですが、

軽い朝ごはんや、腹ぺこの時のおやつに丁度よいくらいの

食べ応えなのです。

我が家の定番の素朴焼き菓子。

ガラスのジャーが空っぽになっていると、息子ががっかりして

「 腹減ったーーっ!! 」 と騒ぎ出すので、

なるべく切らさぬように注意しているわけです ( 夫が )。

この朝も、大きなボールにあれこれ配合してこねて形成してオーブンへ

突っ込み、甘いシナモンのいい匂いを部屋の中に漂わせながら

チーン!焼き上げました ( 夫が )。



こんなバリエーションも。

これは ” ココアバー ”。

なんか妙に迫力あり ( でもたいへんにオイシイです )。


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チューリップ



春の代表的な花、といえば、子供の頃から ” チューリップ ” 。

子供の頃、家の庭にもチューリップがなんとなく ( この、なんとなく、っていう

感じでしたねー、時期が来たら自然に芽が出て気付いたら咲いている、ちょっと

まばらな感じ・・・ ) 咲いていましたっけ。赤、黄色、白、混じり赤黄色くらいかな。

昔のチューリップって大抵その3色だったような・・・。

今は中間色の素敵な色合いのチューリップがたくさん増えましたね。

花びらのかたちもいろいろ、種類が増えて、チューリップって意外とセクシーな

花だったんだなあ、と認識を改めさせられました。

そんな中で、いざ自分で選ぶのは、白。

その時の小銭入れの中身に合わせて、買える本数を、白のみで。

濃いめのグリーンの葉と、スッキリと伸びた茎の先には、オフホワイトの柔らかな白い

花びらが寄り添う卵形の蕾が一番いいな、と思うんです。

でも、たまーに違うときもあり、

写真のこのときは、3月の始め頃、まだまだ寒いなかで、この淡いピンクに心奪われ、

スーパーのお花コーナーで、3本入りの包みをひとつ買いました ( 小銭入れの中身相当 )。

家に帰ってさっそく生けてみると、、、、

家に、ほんのりと淡いピンク色の春がやってきたみたいで、

たった3本のチューリップなんだけど、その姿は、春の導き手としての誇りに満ちていて、

それは立派だったのでした。



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蕗の薹



今年も私は 「 蕗の薹ハンター 」 になって、ご近所の大きな総合病院の裏庭の

低い垣根をヨッコラショとまたいで、レジ袋一杯の蕗の薹を ( 勝手にこっそりと )

いただてきまして、恒例の ” 蕗の薹味噌 ” をこしらえました。

毎年作るんですけれど、毎年レシピのメモを見ないと作れない。

全くカンタンな作り方なのですが、一年に一度しか作らないからかなあ? 毎回

アレ、どうだったっけ? となってしまいます。

確か、5分程度で出来上がるやり方だったと思うのですが、あああ、思い出せない~!!

” 蕗の薹味噌 ” も、ほろ苦くて、お味噌たっぷりまったりしていて、

毎日のお弁当のごはんにのっけて、それはそれはお昼時のお楽しみなのでした。

蕗の薹、雪解けが進んだけれど、まだ雪が消えきっていない一瞬に見つけて

さっさと採らないと、春のお日様を1~2日当たっちゃうと、あっという間に満開

になってしまい、おいしいお味噌にならないから、菜の花よりも短い期間限定の

素敵な春の味覚ですね。

毎年、雪がなくなってくると、「 もう出てるかな? もうそろそろかな? 」 って

そわそわしてくるんです。何カ所かのポイントを何度も見に行って、Xデーを待ちます。

ある朝、快晴で、屋根から雪解け水がポタポタとさかんに落ちてくるその日、

「 よし、今朝だね。 」 と、心の中で頷いて、レジ袋をポケットにまるめて入れて

長靴をはいていざ出発。

黒々と濡れた土から、枯れ草にまみれて、極薄い黄緑色の両手のひらを合わせてちょっと

膨らませたような、かわいらしい蕾たちがヒョコヒョコにょきにょき出現していて、

なんとなく恥ずかしそうに笑っているみたいなんです。

可憐で、無邪気で、でも力強い自然のエネルギーを放出しています。

「 いたねー、今年も会えたね。こんにちは。 」

丁寧に根元からもぎ取って、レジ袋へ。

次々ともぎ取って、でも採りすぎないように気をつけて、

最後は、「 ありがとう 。」 と頭を下げて、家に戻ります。

今年も、たった一度だけでしたが、いただくことができました。

巡るいのちを、感謝して。私の体との融和。

ああ、ありがたや、ありがたや、ごちそうさまでした。

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菜の花



今年の春、一番食べたのは 「 菜の花 」。

今までどうしてこんなにおいしいもの食べなかったんだろう??

ほろ苦さ、きゅしゅきゅしゅとした歯ごたえ、それはそれは鮮やかな緑色、

たまに蕾が咲いていて、緑の中に黄色の小さな花が混じって、

春そのもののフレッシュなエネルギーに満ちているのです。

「 ちょっと買ってみようかなあ~ 」 程度の、お試しだったのです、初めは。

それが、まあ!

いっぺんで好きになってしまった。

買ってきて、まずは包みをほどいて水に放ち、

お湯を沸かしてサッと茹でます、ササッとね。

ザルにとって、あら熱をとり、水気を絞ってザクザク刻み、

お醤油と柚の果汁と炙った海苔でさっくりと和える ・・・・・。

とても簡単、お料理ともいえないような一品ですが、

春だけの贅沢サラダです。

今年は、ほぼ毎日食べていたかもしれません。

それでも、菜の花がマーケットに出回る数週間のみなので、

「 ああ、春をいただいた、ありがたや、ありがたや。 」 という気持ちを

持てたことなのでした。


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ラ・ラ・ランド / LA LA LAND




待ってましたっ! とばかりに封切り後すぐに観に行ってきたのですが、

気付いたら観終わってからあっという間に時は流れ・・・ラララもう6月。

感想文を書くにしても、時間が経ちすぎて危うい感じなのでした。


” ラ・ラ・ランド ” とは、夢追い人が集まる場所 = ハリウッドの愛称だそうです。

女優を目指し、田舎から出てきて5年目のミア ( エマ・ストーン )は、

カフェでアルバイトをしながらオーディションを受け続けるも落ちてばかり。

場末のバーのピアノ弾き セバスチャン ( ライアン・ゴズリング ) は、いつか

自分の店を開いて、本物のジャズだけを演奏したいが、今のところは雇われの身で

言われるままに渋々とサロンミュージックを弾かざるを得ない日々。

そんな二人がふと出逢い、初めは反目し合いながらも徐々に惹かれ合って恋に落ち、

甘くて輝いていて、夢に向かって語り合う、充実の日々を過ごします。

そして、そして、ミア&セブはどうなったと思う?

それは観てのお楽しみ!! 


エマ・ストーンの可愛さ、御御脚 ( おみあし?? ) のスンナリと美しいことっ!

ライアン・ゴズリングのシュッと長身のカッコ良さ、彫りの深い甘いマスク!

二人が歌って踊るのです。

青春の輝きを演じるんです!

ゴージャスな衣装、舞台セット、忘れられないオリジナル曲、どれもこれも完璧!!

しかもコメディ。

コメディでありながら、観終わったときにズンとくるのです。

夢のようなこの映画の中にて過ぎ去った  ” あの日々 ” を、知らず知らず自分のそれ

と重ね合わせているからでしょうか。

「 夢を一途に追いかけて実現すること 」 これがこの作品を貫く柱なんです。

人生いろいろやって今日この辺まで至ると、 ” あの日々 ”  は誰の胸の奥にもあるんだけ

れど、あるんだけれど、毎日を生きるのに忙しくて、長い間にずずーーっと奥に押され押され

てしまって忘れ去っているんですねえ、

そのようなものをかつて確かに持っていたってこと自体を。

『 ラ・ラ・ランド 』 は、その、胸の押し入れの奥の奥にあった  ” あの日々 ” の

存在を思い出させてくれるのです。

キラキラしていて ( 赤・緑・青に黄色・白、原色使いが素晴らしい )、ロマンティックで、

ハリウッド製でしか提供出来ないリッチさを、これでもかっとばかりに縦横無尽に使いこなす

デイミアン・チャゼルの才気煥発のディレクション。

ストーリーは平凡、新しさなど皆無なのに、こんなにトキメかせ、感動させてくれる、それは?

エンターテイメントの極上をもってしてシビアな現実を描いているから。ただただ陶酔です。


ラララ、” あの日 ” を今、胸の押し入れから取り出して、もう一度自分を愛おしもうでは

ありませんか。




















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