毎週の出来事をお伝えします
電話室便り
ごあいさつ
いきなりとっても大きな写真になってます、スミマセン、、、
写真のサイズの調整のやり方があんまり理解できてないため、
ちょうど良い大きさにできませんでした。
・・・と、前置きはここまでで。
ついに、2008年も終わろうとしています。
今年はどんな1年でしたか?
私は、体や健康について考え、少ーし調べたり、少ーし実行にうつしてみたり、
という1年でした。
と申しますのも、長年の腰痛とここ数年の背中や肩の張りの症状が
育児という大仕事に取り組むにあたって、しんどくなって限界だったことや、
母の入院 ( 今は無事退院 )がきっかけで、
病気になったり、治ったりすることって
一体どういう仕組みになっているんだろう?
体と心、生活態度はどのようにその仕組みに関わっているんだろう?
と考え始めたからです。
整体関連の本や、免疫学の入門書、などを読みましたが、
現段階での私なりのまとめは、
普段の生活の中の心がけだけで、かなり健康でいられる、という事です。
体を暖める食べ物を、気候にあわせながら食べること。
体操で骨盤を中心に整体すること。
ストレスが最悪、発病の原因の8割であること。
生活全般にわたり、” ほどほど ” の加減が大事であること。
などなど。
驚くことに、病気は自分で治せるようです、どうやら。
その前に、病気にならない体になることはもっと確実に可能みたい。
しかも、それは毎日の生活のの仕方だけで。
体の調子がいいと、気持ちがいいから、他人にも気分良く接するでしょ、
物事も気分良く運べることが 俄然多くなる。
エネルギーの無駄遣いが、減る。
それに、健康だと、お金かからないし。
患者と病院 両方のお金の無駄遣いが、減る。
自分が健康である ということは、究極のエコロジーかもしれませんね。
なーんて、
いろいろ書きましたが、
この1年ご愛顧いただき まことにありがとうございました。
皆様は健やかにお過ごしになられた1年でしたか?
なにはともあれ、お疲れ様でした。
来年もまた、にっこりにこにこ元気でお会いしたいなあ、と思います。
( 年末年始、食べすぎ・飲みすぎに気をつけまーす、ハイ。 )
2009年も、どうぞよろしくお願いいたします。
ご来店、こころよりお待ちしております。
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貯金箱
私は貯金が苦手だ。
「ドイツの主婦は、上手に賢く節約して、1年間で、年末の家族旅行資金を
しっかり貯める・・・・・」
という新聞の小さな記事をずっと大事に手帳にはさんで持っていたことだって
あるんですが、いかんせん、貯めとけない性格。
ですが、来年は貯金、してみる? という気持ちがちょっとしてきてまして、
それというのも、この、ブタさん親子を見て、なのです。
どこか懐かしいような、ユーモラスな貯金箱 ( なぜか 箱 と呼びますよね )
に、まめにチャリンと小銭を落とす、
そして、少しずつ少しずつ重みが増してゆく、
ちょっとの我慢は心を ”ストイックさ ”ですがすがしく満たしてくれるだろう、
一杯になった時の充実感と達成感は、いままでの人生で味わったことのない
未知のものだろう、
ああ、何に使おうか・・ああ・・・・・。
・・・・・と、もう、妄想に入っているくらいの勢い。
かわいく日々のまめまめ貯金には、
やはりオーソドックスな、幸運を呼ぶ縁起動物の、ブタの貯金箱をどうぞ。
コインをにっこりと嬉しそうに貯めておいてくれますよ!
注意点はただ1点。
お腹の底に、ゴムの蓋がついていること。
途中解約OKの誘惑に打ち勝てるかどうか、そこんとこですね、やはり。
ブタの親子の貯金箱
お父さんブタ 3150円 / お母さんブタ 2100円 / 子ブタ 840円
です。
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Lady in Satin / Billie Holiday
2008-12-27 / 音楽
それは、中学生の時。
当時聴き始めたラジオ、12時をまわる前はNHK・FMを聴いていて、
(12時過ぎると、「アタックヤング」そして、「オールナイトニッポン」です)
番組名は忘れましたが、
たしか、6時~8時の時間帯の番組だったと思いますが、
女が歌う声が耳に突き刺さってきたのでした。
その声は、私から、周りの景色を消し去り、
その声は、私から、思考を消し去り、
その声は、私から、動作する体の機能を奪い去りました。
中学生の頃聴いていた音楽は、ローリングストーンズやビートルズ。
私はファンじゃあなかったけれど、ベイシティローラーズの ”元気一杯!”な
曲もよく耳にしてましたし、TVからは、いろいろな歌謡曲・・・・。
が、。
ところが、。
その晩流れてきたその声とメロディは、私の所属する環境にはそれまで全くなかっ
た、文字通り、”生まれて初めて ” のものでした。
暗い、のです。
なんて暗くて、悲しい。
どきどきしました。
開けてはいけないドアがほんの少し開いていて、そのすきまから向こう側が偶然
にも一瞬だけ見えてしまったような、そんな感じ。
確か、3~4曲続けて流れたと記憶しますが、その日その時は、
母の呼び声でラジオの前から離れてしまい、その歌手の名前はわからないままで、
翌週その番組を再度聴いて、判明しました。
「 先週まで、〇週連続でお聴きいただきました ビリー・ホリディ、いかがでした
でしょうか・・・・」
彼女の名前は、ビリー・ホリディ、というのでした。
その日から、ビリー・ホリディという名は、私の胸の奥深くに刻まれたのです。
なんとなく、子供が聴いてはいけないその音楽、と感じ取っていたみたい。
でも、1度聴いたら、決して忘れることなど出来ない強い魅力に絡めとられ、
”聴く資格 ” を得るまで、「ビリー・ホリディ」をキープしておこう、と。
”聴く資格 ” というのは、単純に、もっと大人っぽい年齢、ということで、
それは高校を卒業した18歳、でした。( 全然大人っぽくもなんともなかったん
ですけど・・・)同時に、ビリー・ホリディはジャズ歌手だということも知り、
ジャズにもぐーっと惹かれていったのでした。
ビリー・ホリディは、「 特別 」 です。
声の独特さ、彼女にしか出来ないであろう 曲にノッテゆく凄いリズム感、
個性的な節まわし などに加えて、時代と境遇に押しつぶされてしまったような
壮絶な人生・・・・( なんと、ビリー・ホリディは44歳で死んでいるんです、
麻薬とアルコールでぼろぼろになって・・・ )
星の数ほどいる ” ジャズシンガー ” の中にあって、他の追随を許さない、
たったひとつの星、、、というよりは、彼女に追随しようとする歌手なんか
いるのかなあ? ワンフレーズ聴いただけで、その道を進んでいる人なら、
どれほどビリー・ホリディが別格かが瞬時に理解できるし、” まね ” すること
すら不可能なアーティストであるかがわかるから。
ビリー・ホリディは、1930~40年代が ” 歌唱力 ” ということではピーク
で、50年代になってからは、荒れた生活による声の衰えが著しく、往年の輝きは
なくなってしまう、のですが、でも、やっぱり、いい。
衰えてからの 「 レディー・ディ ( 彼女の愛称 ) 」の傑作、いえいえ、
全作品の中でもベストではないか、と評されるのが、
この 『 Lady in Satin 』 です。
歌われているのは、愛の歌。 スタンダードなラヴソングス揃いですが、
このアルバムでのビリー・ホリディの表現は、単に素晴らしく歌う、というもので
はありません。 そうすることはもう出来ないほど声はだめになっていたんです。
そして、そのことは、本人が一番よくわかっていた。
悲しいですよね。
最盛期の声を失っってしまった歌姫が、愛の想い、実らぬ恋のつらさを歌い上げる
このアルバムでは、ビリー・ホリディの歌声は
まさに、彼女の人生そのもの、と感じさせる凄みのようなものと、そして、
えもいわれぬ寂しさに満ちているんです。
不安と孤独の中で必死で愛を繋ぎとめようとする、ビリー・ホリディそのもの。
その異常なほどの説得力を、レイ・エリスの繊細で情緒的なオーケストラアレンジ
が、最高の組み合わせになり、この上なく美しい作品に仕上げていると思います。
暗さ・影・寂しさ・孤独・悲しみ・飢え(愛に対する)から生涯抜け出すことが
出来なかったといわれるビリー・ホリディが、死の前年に後世に残した
代表作の1枚です。
1曲目の 『 I'M A FOOL TO WANT YOU 』 なんて、もう、なんといいましょうか、
何度聴いても せつなさで胸が一杯になってしまう・・・・・。
ビリーに心を重ねちゃって、泣けてくるんですよ・・・。
大人になるということは、こういう音楽が ” わかる ” ということ、
その人生を ” 味わえる ” ということ。
だったら 歳をとっていくっていうのも、わるくないかな。
そんなことをなんだか思ってしまう、苦めの1枚です。
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もういくつ寝ると ・・・
2008-12-23 / 日々
もういくつ寝ると、お正月、なのかしら。
あと、えーと、今晩から数えて ・・・・・ああっ、もう、9回 !!!
いよいよカウントダウンが始まったようですね。
今年は、前半は読書欲がもりもりと沸いてきて、さあ、あれも、これも
読みたーい、だったんですが、後半、意欲はそのまま、状況が変化?
息子の激しい成長に伴う自由時間の縮小やら、たまった仕事がかたずかないやら、
北風に吹かれて、なんだかしらん編み物ウイルスに感染していまだに出来上がらず
にいる夫のマフラー編みやら、ああ、言い訳たくさんですが、
本を読めなかったのが残念でした。
全く読まなかったわけではないのですが、” 世界文学全集 ” の旅は、
カミュの 『 幸福な死 』 、そしていよいよ 『 カラマーゾフの兄弟 』 の途中で
止まっております・・・・・。
ミーチャが ” 父親殺し ” の容疑で捕まって尋問を受けているところ、まで。
いよいよ物語は佳境に入っていく! 緊迫感の高まり!!
で、そこまでで足踏み状態、なんです。
年末、なんだってこんなに忙しがっているのか? 私。
でもやっぱりあわただしいです。
皆様、いかがですかー?
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2回目の誕生日
もうすでに、おおかたの組み立ては出来ているんだろうなあ。
頭の中 とか 体のつくり とか。
もう、” ベイビー ” と呼ぶには違和感があり、
でも、まーだまだ 抱っこ抱っこ抱っこ、が絶対に欠かせない。
ベビーカーには乗りたくなくなったけど、
じゃあ ちゃんとお手てつないで歩いてくれるか、というと、ぜーんぜん。
5分歩くと、その後は、「 抱っこーー!!!」。
全くもって、たいへん手のかかるチカちゃん、
ですが、なんとか無事 2歳になれました。
元気でよかったねー。
この秋の終わり頃の ちからの父さんが玄関で撮った写真です。
お利口そうに写ってます。
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湯たんぽ
容器にお湯を注ぎいれて、布でくるんで暖をとる、湯たんぽ。
なんて簡単、なんて穏やか、そして なんて合理的で経済的なのでしょう。
陶器でできた小ぶりの湯たんぽが入荷しました。
丸みが優しくていい感じ。
蓋も陶器のねじ式です。
フランネルの袋がオマケについておりますが、
ご自分で お好みの厚さで お好みの肌触りで お好みの色柄の布で
手作りするのも楽しいですよね。
寝るときだけじゃなく、ソファでくつろぐ時 とか
風邪気味、体調不良のときに、お腹や手などを暖めてみたり。
今風にいうところの、
「 エコロジカル 」 な、健康づくり道具。
それにしても、 ” ゆたんぽ ” って、
その音だけでも体が休まるような気がしませんか?
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必需品
グリセリンを手の平にちょっと、ほんの少ーし垂らし、
水道の蛇口をつんつんしてカランに残っている水の幾しずくかを
同じその手のひらに受けて、両手の平でまぜまぜして、
まず、顔。
そして、同じ手順で、手の平まぜまぜしたグリセリンを
肘や 膝小僧や 太ももや、踵 なんかにすり込みます。
以上、が私のスキンケアのほとんど全て、なんです。
( 真冬は、踵にワセリンか。 )
ズボラもいい加減にしろっ!! と叱られそう ( 実家の母に ) なんですが、
いままで、なーんにも問題なしです。
いや、もしかしたらあるのかもしれぬ。
もっとしっかりいろいろ気を遣っていたなら、小じわ、しみ、などというものが
うんと少なかったかも・・・・・。
まあ、私の皮膚が丈夫なのか、それとも、本来、こんなもんでいいものなのかは
わからないのですが、グリセリン と 水、良いですよー。
大瓶で、約 1000円 くらい。
1年は十分もちます、家族で使っても。
安すぎません?
なんて安上がりな女なんだろう・・・と、複雑な気持ち、もするなあ、今回も。
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出ー来た できたっ !! ( その 2 )
2008-12-05 / 季節
出来ーた できたっ!!
ぼっこ手袋 できましたー!!
・・・・と叫んだのですが、実はこれはけっこう前に出来ていて、
正確には、ぼっこ手袋の写真ができたー、なんですが、まあ一応季節柄、
毛糸モノ ということで勢いづけです。
30年ぶりの編み物の最初は、北風に追い立てられての息子の手袋制作でした。
まあ、なんとかなるだろう、と、試しに針と毛糸を記憶をたどりつつ手を動かして
みましたら、あらまあ、意外と覚えているものですね。
作り目、表編み、裏編み、の基本のみですが。
てきとうに編み始めました。
寝ている息子の手の大きさを確かめながら、4日くらいかかりましたが無事完成。
いざ本人にはかせてみると、最初は 「 てーくろ 」「 てーくろ 」 と、
喜んでいるかのようでしたが、所詮 幼児、手袋をなぜてにはめるのかを
全くわかっていない! というか、じゃまなのか、5分でポイッ。
くーっ、うすうす予想はしておりましたが、やっぱり、でした。
でも、めげずに今期はお揃いの帽子も作りたい、と編み物熱?再燃、の冬です。
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出来ーた できたっ !! ( その 1 )
福田 元美さんの凹版画のクリスマスカードができましたー!!
なんといってもステキに特別なのは、
1枚1枚、手摺り、ということ。
そうです、このカードは、小さな作品なのです。
版画作品によくついているシリアルナンバーを入れてもいいくらい。
でも、彼女の奥ゆかしい、遠慮がちな、そしてそれゆえ信頼できるまっとうな
大人感覚により、右下に さりげなく ”MO ” のイニシャル記入のみ、です。
絵柄は、 『 いえ と ツリー 』 『 トナカイ 』 『 教会 』 の 3種類。
凹版画って、不思議です。
こちら側 ( 観ている私たちの住む世界 ) そして、あちら側 ( 描かれている
版画の世界 ) そのどちらもが同時に存在していて、版画の枠が窓の役割をして、
あちら側の異次元を窓から覗き見しているような感覚に陥るのですよ。
そして、こころのざわめきが遠のいてゆき、
かすかな悲しみのような、遠い遠い記憶に出会えそうな、でもデジャブのような、
なんともいえない懐かしいような、、、なんだかよくわかんないけど、、、、
そんなような感覚が沸いてくるんです。
福田さんの凹版画が特にそうなのかな?
今回は、パスキューアイランドのために制作していただきました。
上等なノートカード + 手作り封筒 のセットです。
キラキラのクリスマスシーズンにあって、ふと、落ち着いた大人のためのカードは
ないものだろうか・・・・・、とため息混じりでお探しの方、ぜひ当店に!
静かに、ひっそりと、ここにあります、そんなカードが。
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写真 の ジャズ
2008-12-03 / 本
フランシス・ウルフが撮り続けた、ジャズプレイヤー達のポートレイト集です。
この1冊の写真集に、たくさんの楽しさが詰まっているのですよ。
まず、なんといっても、” ジャズジャイアンツ ” が勢揃いしている。
ジャズという漆黒の夜空にぱーっと撒かれたキラ星のごとき面々が、
どしどし出てくるのねー。興奮します。
レコード、CDのジャケットに記載されているプレイヤーの名前と顔が一致する。
よく聞く名前のプレイヤーと彼の楽器が一致する。
スタジオで自分の演奏のプレイバックを聴く真剣な表情、
演奏中の表情、楽譜を書いている表情、e.t.c. e.t.c.
レコーディングの裏側の、制作中の雰囲気が伝わる。
40年代から、60年代末までの、ジャズの熱気、のようなものが感じられる。
そして、彼らはシャツを、それはセクシーに着こなしているんだなー!
全員がシャツを着ているわけではないのですが、多くはキチっとプレスしたシャツ
を着ていて、かっこいいのー!!!
シャツのデザインもね、ドレスシャツもあれば、ボタンダウン、開襟もあり、
色・柄も、白、淡いブルー、ピンク、チェックにペイズリー、水玉にストライプ、
実に自然に、実にエレガントに着こなしてます!!! 惚れ惚れ!!
・・・・・と、まあ、こんな調子で、繰り返し開いては しばし現実逃避。
大勢の人には、観てもあんまりおもしろくはない、でも、ジャズの森に入り込ん
でしまった少数の人たちには ( 入り始めの段階が特に ) 宝の1冊。
かなり上等の、森の案内書、ですよ。
BLUE NOTE JAZZ PHOTOGRAPHY OF FRANCIS WOLFF
FRANCIS WOLFF / UNIVERSE / ISBN 0-7893-0493-7
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