野生の植物

 

我が家のワイルドガーデンには、いろいろな植物が生え放題伸び放題で

わさわさと共生しています。逞しく、また矯正されていない純正のその個性

には、眺めていると笑えてくるんです。見事!って。

顔ぶれも毎年変化があります。

この2年程で蕗が勢力を伸ばしてきているし、

20年くらい大変な繁栄栄華を誇っていたアップルミント帝国の勢いが

今年はなぜか陰り、領地が三分の二くらいになってました。ナゾです。

シシリー・メアリー・バーガーの 『 フラワーフェアリーズ 』 という美しい

野の花の本 ( さえちゃんアリガトウ! ) でその名を知ることが出来た

私のお気に入りの ” 犬ほうずき (  ↑ 本日の見出し画像です ) ” 、

今年は、夏に雨が少なかったので水不足のせいなのか、葉っぱがすかすかの

穴あき状態で、繁り方も弱いんです。

例年よりもイヌムギがぼうぼうと生えて、夏が終わった今は枯れて麦わら色

になって風に吹かれている風景は、ワビサビを通り越してかなり荒れた印象

なので、9月に入って、夏疲れから完全復活した私は、息子を送り出した

朝8時15分から、この淋しい枯れたイヌムギをむしっております。

 ” 草むしり ”、母や祖母はそのように言っていましたが、むしるっていうのは

掴んで引っこ抜くという行為のこと、なるほどまさに。

根元まで手を伸ばして、ぐっと引っ張ると、根っこごと抜けてくるのです。

その瞬間の何とも言えない小さな快感・・・ゴボッという手応えと微かな

土の匂い・・・が新鮮で、次から次へとイヌムギ抜きに手が止まらなくなる

んです。そして、たまってきたその枯れイヌムギ、麦わらのいい匂いもします、

をまとめてどんどん集めるのでした。

そのまま雪が降るにまかせると、来年の土の栄養になるらしいからね、放置。

 

朝、草、土、光、匂い。

ガーデニングが好きな方、長年植物と仲良し生活を送っていらっしゃる方に

おかれましては、へっ?ハッ?てなくらいの、この ” 草むしり ” という作業

なのですが、いままで全くの無頓着だった私にとりましては、大変化!!

革命的ともいえるくらいです。

ワイルドガーデンなどと書きましたが、我が家に庭はないんです。

玄関の右と左、そして家の周りの細い細いパンの耳のごとき土の部分がある

だけなのですが、小さな革命には充分です。

野性味を残しながら、ゆくゆくは何か・・・小さな野菜とか、ハーブ、できれば

実のなる小さな木なんぞも植えていきたいな。

そして、眺めながら、季節の中でお日様にあたりながら珈琲を飲みたいな。

 

 

明日金曜日は、パスキューアイランド・パン販売の日。

秋からのお楽しみは何ですか?

おうちでの夏野菜の収穫もそろそろおしまいの頃でしょうか?

お日様タップリ、無農薬の自家製ならではの野菜はそれは贅沢ですね。

保存食づくり、日々の食卓、食欲の秋は、おいしい忙しさに満ちている!

そんなパワフルな野菜料理に添えて、滋養豊富なグラハムパンはいかがでしょう。

「 他にはないクセになるおいしさ! 」 と、ご愛顧いただいております。

明日も、こんがり焼けた丸いパンを山盛りにご用意して、

ご来店お待ちしております!!

 

 

グラハム粉の丸いプチパン

1個 150yen

 

 

 

 

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )