2014年6月8日 日曜日。



細かい雨で始まった日曜日でしたが、昼下がりには上がっていたようです。

ウッディ・ショウ 『 UNITED 』 を聴いています。

あんまり活きがよくない時は、しんみり優しいのより、畳み掛けてくるような極上のノリ

のジャズに限ります。

輝くブラスのブイブイ鳴るフレーズに自分を預けると、まるで、今まで萎れていた花に

水が上がってきてピンッとなるみたいに活性化していたりするんです。

トランペットが効きが良いみたいです、私には。

マイルス・デイビスも特効薬です。


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最近・・・




このところ、いくつかの事が重なって、少々内にこもってしまいがちなのかもしれない

と気づきました。自分のことですが、案外冷静になっての内観ができないものです。

でも、体調も崩していないし、元気なんですけどね。

最近の私は・・・

シモーヌ・ド・ボーヴォワール女史のメモワール最後の一冊 『 ある戦後・下 』 に

ようやくたどり着いたのに、用意してあったはずのその本が見当たらず。

『 娘時代 』 『 娘時代 』 『 女ざかり・上 』 『 女ざかり・下 』 『 ある戦

後・上 』 『 ある戦後・下 』 全部で6冊。上下二段で300ページ平均くらい、いや

はやここまでくるのに1年と少しかかっちゃいました。

途中、息抜き? に数冊 ( 半沢直樹シリーズとか ) 読んでますが、地道に読み進めて

ました。あと1冊。さて、どこに置いたのでしたか?まったくもうっ!

なので、見つかるまでちょいと横道、文庫でも・・・ということで、只今ドストエフス

キーの 『 賭博者 』 を読み始めました。メトロ文庫から拝借なので、古い新潮文庫版で

す。1ページ目からちょっと引き込まれてます。

ボーヴォワールに比べたなら、物凄く読み易い。大リーグボール養成ギプス ( 古っ!)

が外れた感じ。物凄く読書筋肉がついたって気がする。

最後の締め仕上げまできっちりと、ですよね。ドストエフスキーを読みつつ、本の山から

埃まみれかもしれぬ下巻を捜さなくちゃ・・・。







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福田 元美  夏のイラストカード揃いました




今日から6月!

2014年の上半期の締めくくりの月、ですね。

驚きの速さで1年の半分が過ぎようとしております。

梅雨のない北海道は、6月といえば、暑すぎない、でもちゃんと初夏の気配十分の素晴ら

しい気候のひと月なのですが、今年はどうでしょうか。


福田元美さんから、夏のイラストポストカードが届きました。

夏ならではの愉しみを、元美流に。

今回も、思わずニッコリ、ククク、と笑顔になってしまうイラストばかりです。





『 カマキリ 』

写真でしか見たことのないカマキリですが、シンプルな線だけの白黒イラストなのに

あの鮮やかなカマキリの緑色をありありと思い描けます。夏の草々の強い匂いと共に。





『 野球・ランニング 』

これはプロ野球選手なんだそうです。





『 野球・バッター 』

そしてこちらは少年野球選手。なるほど、少年だ。

そして、彼は左ききなのです、たぶんネ。





『 気功 』

夏の早朝の公園といえば、ラジオ体操、そして気功ですね。

この方は本場中国の方でしょうか、服装も本式 ( ズボンの感じ! )です。そして、

” 気 ” が出てます!!





『 イルカ3頭 』

「 カマキリ 」 と同じく、細い線1本で、蒼い蒼い海の中を瞬時にイメージさせるので

す。自由に泳ぐイルカたちのツルツルした感じも。




『 キメるサーファー 』

男は愛嬌なのです。かわいくキメてる彼は、これから波乗り?それとも帰るところ?




『 打ち水 』

浴衣・手桶・水しぶき、日本人の最もしっくりきて、なをかつ今や最も憧れの夏の風景。

真夏日の夕暮れ、玄関前の打ち水に一日の疲れが癒されます。




『 ソフトクリームの看板 』

店先に置いてあるのを見つけると、なんとなくソワソワしてしまう、お馴染みの行灯。

コードをコンセントに差していないところを描くのが元美さんなのです。

商いはこれから? 今日はもうおしまい? 夏の空気感たっぷり。





『 ビールと枝豆 』

夏の悦楽、これに極まれり・・・うっすらと霜をまとったガラスのジョッキに、キメの細

かい泡がもっこりと溢れんばかり。つまみは塩の効いた茹でたての枝豆。これ以上語るこ

とはないくらいです。冷えたグラスの感じ、伝わります。




以上の9柄です。

どれもこれも、たっぷりと元美ワールド、選ぶ楽しみもたっぷりと。

暑中お見舞いの時期が近づく6月、お友達の笑顔を想いながら、ぴったりのカードを選び

にぜひいらしてください。







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