ジャズライブ ありがとうございました!

 

 

お天気最高、程よい気温、連休の最終日。

穏やかさに満ちた 「 敬老の日・祝 」 の昨日は、日が暮れても昼間の

温かさが残る素晴らしいライブ日和でした。

ご参加のみなさま、ありがとうございました。

さっそく昨夜の演奏曲をご紹介いたします。

 

・BLUE BIRD

・IT DON'T MEAN A THING ( IF IT AIN'T GOT SWING ? )

・I THOUGHT ABOUT YOU

・I CAN'T GIVE YOU ANITHING BUT  MY LOVE

・EQUINOX

・LA VIE EN ROSE ( ENCORE )

 

以上のアンコールを含めた6曲でした。

 

1曲目 「 ブルーバード 」

モダンジャズの神様のお一人、チャーリー・パーカーが作曲。

軽快で明るい感じ、チャーリー・パーカーはアルトサックス奏者ですが、

この度のテナーサックスでの演奏は、軽快さと明るさにテナーならではの

野太さが加わった音。オープニングのワクワク感にぴったりなこの曲を、

テナーサックスとベースの低音コンビがクイッとクールにやってました。

 

2曲目 「 スウィングしなけりゃ意味ないね 」

ディーク・エリントンの代表曲のひとつでしょうか、あ、聴いたことアリ!

という方もいらっしゃったのでは。途中、テナーサックスが吠えるような

掠れ気味の音を敢えて出してました。J. コルトレーン ( モダンジャズの

神様のお一人 ) が後半戦でものした奏音ですが、そんな音をちょっと加えつつ。

ジャズの音を耳で拾いながら個人的に深く愉しむ、そんな快感を知ると、益々

ジャズに嵌まるのでした。

 

3曲目 「 想いはあなたのみ 」

直訳すると、私はあなたについて考えた ( ← 中学生 レベル ) 。

旅先で、車窓から何を眺めるにつけあなたのことを想った・・・という

感傷的なラヴソングなので、もちろん歌詞があります。歌唱バージョンでお聴きに

なるなら、やっぱりビリー・ホリデイ版をオススメします、グーッと沁みる!

ボン、ボンと本当に心地の良いベースにのって、テナーサックスがバラードを

歌っておりました。

 

4曲目 「 愛がすべて 」

何度目かのこの曲ですが、今回はソプラノサックスで。

 

  僕は出来もしないことを君に約束はできない

  派手なものを買う余裕もない

  ダイヤの指輪や真珠の首飾りも買ってあげられない

  だけど 僕の愛はすべて君のために捧げる

  僕の命のある限り

 

このような歌詞がある、なんとも素敵な曲なのでした。

この曲、想いの丈を伝える人生の一大事の時の B.G.M. にどうかしら?

 

5曲目 「 エクィノックス 」

EQUINOX とは、昼と夜が半々になる日 = つまり、秋分の日 のこと。

にほんの歳時記的な柔らかさ、穏やかさ、は全く無し。暗い寂しさ、哀しみ

に充ち満ちた、いやもう圧巻の素晴らしいラスト演奏だったと思います。

先述の J.コルトレーンは、さらに低いキーでやっているので、寂しさマックス

ですが、今回はそれより少し高いキーで敢えて演奏した大関・小林コンビ。

高音が叫んでいるかのよう。大きな、でも流れの速い音の放流に心が持って

いかれるがごとき。熱い演奏に、みなさまの拍手も一際でした!

ベースの前奏からして超低音がブン、ブンッ、不穏でカッコ良くて、小林さんの

それは豊かなテクニックによってさまざまな奏法による音・音・音の見事なこと!

冴えた月夜に吠え掛かるようなテナーサックスの渋い音!

ああー、本当に良かったです。

 

6曲目 「 バラ色の人生 」

なんともありがといことに、アンコールの拍手をいただけました。

小林・大関の小ジャレと、感謝を込めてのこの曲。

ソプラノサックスのソロで、ルイ・アームストロングの歌でお馴染みの

ラヴィエン ローズ、いかがでしたでしょうか?

 

 

以上の6曲目でした。

生の演奏、生の音。

これからも、直に感じていただくこと、そして形のないその感動を持ち帰って

いただけることを目指して精進してまいります。

次回は、冬の足音が聞こえ始める11月15日 ( 月 ) です。

みなさまのご参加を、一同心よりお待ちしております。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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