シャツのこと

シャツが好きで、ほぼ毎日 着ては洗い、
洗っては着て、の繰り返しなのだが、冬は別。
自然に自然に少しずつシャツを着なくなり、
真冬になると それがピッタリと停止する。真冬はさすがに
コットンのシャツでは寒くていられない。身体がシャツを NO というのだ。
だったら シャツの上にセーターかカーディガンを着るといいじゃない、と
言われそうだが、そうなんだけど、シャツが1番上になっている着方が好き
なんだもの...。 
シャツは シャキシャキっとした感触を楽しみたいのだから 上に ニットの
伸び伸びする感触を重ねると 自分としては ( あくまで私の個人的なものです)、
妙で着心地が悪い。 理想を言えば... シャツは身体と布帛の間を通る風で着るもの、 
ニットは身体とニットの間の暖かい空気で着るもの ...なのだ、私にとって。
だから、通り抜けようとする風を、封じ込めようとするような 相反する シャツ
とニットの重ね着は いかんのです。 とはいっても シャツはもともとは下着
だったわけだから 上に何か着てあたりまえだし 真夏以外は Tシャツくらいは
身につけていて 直接シャツ生地の風合いを肌で感じるわけではないのだけれど。
( なんたって北海道は寒いしね。) 今はまだ 風の通り抜けはムリでも、せめて布帛
ならではの シワや パーツの組み合わせであるところのシャツの 縫い目を 見て
触って 喜びたいではないですか。 ここ何日か、ようやく シャツが1番上にくる
着方でもいいかな、という ウキウキするような 季節の変わり目の明るい暖かい
日が続くこともあり、 長ーい冬眠から目覚めたような気分になる。 
春近し。シャツのシーズン近し。
早く シンプルに シャツだけで外を歩きたいなあ。
パスキューアイランドのシャツ、春ものは 3月半ばくらいから 少しずつ出来上がり
ます。どうぞ見にいらしてください。
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ヨーグルトのこと

4年前の秋頃に カスピ海ヨーグルトをいただいた。
4年も続いているのだ、カスピ海ヨーグルト作り。
今では おいしくて、おいしくて、朝と夜二回食べる
ヨーグルトが楽しみ。
最初は 牛乳パックそのものを利用して 室温で発酵させてみたが、
室温が低かったせいか、何のせいか、うまく固まらず失敗。
試行錯誤の結果、、、容器は 1.5 リットル入りの長方形のプラスチック
コンテナーに決定。これを熱湯消毒して、種ヨーグルトと牛乳を混ぜ合わせる。
そして コンテナーのふたをのせて ( しっかり密閉しないで、のっけるだけ )
お風呂のふたの上へ!! バスタオルを2枚かぶせて1晩おく。
翌朝取り出してみると、、、プリプリの固めのヨーグルトが出来上がっているのだ。
昔、いとこがパン作りに夢中になっていた頃、パン種を上手く発酵させるために、
発泡スチロールの箱に入れてお風呂で発酵させていたのを思い出し、その日の
お風呂の熱を利用することを思いついたのだった。そして成功!!
はじめの頃は、実家でも作っていたので、種を少しわけてもらい、友達もやって
いたので、種を少しわけてもらい、自分のところのとで3種類の味を楽しんで
いたのだが、ある日、お風呂のふたが浅くしかのっていなかったため、発酵用の
容器をのせたとたんにふたが落ちて 湯船の中に沈没。1箱を瞬間的に助ける事が
できたので なんとかそれを今につないでいる。
ある時は お風呂行きの前に 容器をストーブの前で少し待機させていたら、
それを忘れて 足で蹴って、80%床にぶちまけてしまったり、真夏の朝、出来
上がっているヨーグルトをお風呂場から出すのを忘れて、夜 家に帰ってきて
あわてて出してみると、カスピ海菌の黄色い死骸一面に、、、なんてことも
あったのだ。 でも今やもう大丈夫 ( ホントに?! )。 ヨーグルトのあの
コクのあるホワイトにうっとり。朝 容器から木のスプーンで ボウルによそう
時のあの優しい重み。ほどよい酸味。 開封したてから、1箱終了 ( 10%以上
は、次の種として残して ) までの味の変化、、、自家製ならではの喜びに
満ちたヨーグルト作りは、気づいたら4年、しっかり 私の暮らしの一部なのだった。

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キャンドルのこと

家に帰り着き、服の着替えなどをすませると すぐにキャンドルに火を灯します。
白いお皿にのせたキャンドルは 毎晩 毎晩少しずつ姿を変化させ 丸味をおびて
溶けてゆきます。芯の周りのワックスの池に炎のゆらぎが映ります。
残っている壁が明りを透かして 行灯のようです。優しくて 穏やかで、でも
とても根源的な 小さな宇宙がそこにある、という感じ。
ずーっと眺めているわけではないのです。ごはんの用意をしながらとか、お風呂上り
に髪を乾かしながらとか、本を読みながらとか、何かやっているとチラッと見えるのです。輝く小さなその物体の 独得の質感と まるで生きているかのような存在感!!
それをいつでも感じていたくて、家に着いたらまずはマッチを擦る、というわけです。
寒く暗い冬は 特に キャンドルを灯すと 心身ともに温かくなると思います。
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紅茶のこと

この1年半位で 紅茶好きになりました。
朝、昼、夜、3回 大きな器でたっぷり飲みます。
たいていの場合 ( 冬は特に ) しょうが汁とハチミツを入れます。
冷えやすい手足がすぐにポカポカになるからです。
ある時知って、以来ずっと。家と職場でのこの3回は、もっぱら
お徳用の くせのないセイロンティーなので、そのおかげ?で たまに
外のお店で淹れてもっらって飲む 上等で個性的なストレートティーは、
その香り、色、味、器、全てをより鮮やかに強く感じられるような気が
して、1人心の中で 得した気分で ニンマリ幸せになっているのです。
紅茶は 体を温める飲み物なのだそうですよ。
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はじめまして パスキューアイランドです

こんにちは。
きょうから 電話室便り 始めます。
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