アルカイダ、あるいは小さなテロリストに関する覚書

なまえ      : オオゼキ チカラ

性別       : 男

生年月日     : 2006年 12月 16日

年齢       : 2歳10ヶ月

好きな食べ物   : 父さんの焼いたパン / 豆腐 / かぼちゃ / さつま芋 /

             父さんの焼いたクッキー

             父さんの焼いたホットケーキ

嫌いな食べ物   : 不明

最近取得した技  : うがい / 湯船につかる ( 今までは大きいバケツ )

              ジャンプ / スキップ / 後ろ向き歩き

              ヘアピンでおでこを出して 「 チカコでーす! 」と

             叫び、女に変身。

テロ活動 実績   : 朝、おしめ交換の際、新しいおしめを穿かずにリビングで

             放尿ショー。


            マジックペンでトイレおよびキッチンの壁に意味不明の

            声明文を書きなぐる。


            カーテンを引っ張りカーテンリング破損を繰り返す。


            服、着ない。


            寝ない。


            手のひら臭い。


            はなくそ食べる。


            予測不能のボディパンチ&キック。


            片付けた先から即座に激しく散らかしまくる。


            毎夜中に 「 ミルクーーッ!! 」 と泣き叫んで要求。


            ラジオ・除湿機 いじりまくって機能破壊。


            着替えた次に水遊び。出かける直前びしょびしょ攻撃。


  
・・・・・・・ あと、ありすぎて忘れました ・・・・・・・・・・・・ 。



天下泰平のチカラくん、もうすぐ3歳。

おしめ無事取れるかしら? ちゃんと最後までテーブルについてご飯をすませる

ことが出来るようになるかしら? 激しい人見知りはいつまで続くかしら?

いつまで抱っこってせがんでくれるかしら?

父さん母さんのいいつけ教え、繰り返し繰り返し、根気良く言ってるつもりなんだ

けれど、どんだけ覚えているのかしら?

とほほほほん・・・。


寝顔はとびきり!! うんとかわいい、うちの小さなテロリスト。






           


     


           

            

             

           
           

           

           

           



         
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鋳物の魅力






量産されているもの、大好きです。

ある日、ある時、型ものの魅力に開眼し、均一にたくさん作られたものに、

美しさ、たのもしさ、気軽な良さ、などを感じ始めました。

プレスガラス、陶磁器、プラスティック、金属、など、

工場の名もない職人達によって作られてきた、手頃な価格のこれら日用品は、

毎日使われる、暮らしに欠かせない道具がほとんどで、その無名性ゆえに、

縁の下の力持ち、っていう感じがして愛おしさが増すわけです。

その中で、鋳物鉄は、ちょっと異質でしょうか。

ストーブ とか カンカンカンという独特の音が懐かしいスチーム暖房のパイプ

とか、ミシンの脚とか、お寺の鐘とか、、、、暮らしの道具 というには、

少々デカイものが多いですものね。

鋳物鉄、かなり強く惹かれるテクスチャーなのですが、

この手で撫でたり、拭いたり、握ったり出来る道具はあんまりない。

そんな私の好みをわかってくれてか、従妹のかよちゃんが、私が結婚した時に

お祝いに、と贈ってくれたコーヒー豆のミル、どっしりとした鋳物鉄製でした。

挽いたコーヒー豆をためておく引き出しが木で、取っ手がスチール、あとは全部

鋳物の鉄製です、おおらかで、堂々としていて、頑丈で、表面が細かくざらざら

していて、まことに良い!!

そして、何十年単位で長く使える頑丈さも魅力的。

重たいこのミルで、コーヒー豆を挽いてコーヒーを楽しみます、たまに。

鉄製なので、当然重たいです。そして、全て手動式。

電動ミルのスピーディさやスマートさはないのですが、鋳物鉄を愛でる為に、

たまに出してきて使うのでした。

そうだっ、もう一つあった!

我が家の数少ない一生もの、鋳物鉄製品、それは、ル・クルーゼの鍋、だった。

ミルよりさらに出番が少ない。

要は、使いこなせていない、ぜんぜん。

このお鍋も、ステキステキな鋳物鉄製でした、この冬は出して使おう、絶対!!



























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秋の楽しみ

秋の空気が一杯に満ちてきました。

パスキューアイランドにご来店のお客様の手に、

ブティックのショッピングバッグが1つ、2つ、ウキウキと揺れていることが

多くなるのも この時期です。

秋一番のお買い物は、何でしょう?

暖かい素材の新しい洋服類、コクのある色調のバッグや靴 ・・・・・

新しい季節の準備ほど心躍ることってないですよね。

何もかもが新鮮に感じられます。

食べ物だって、秋は最高!!

野菜にお米、魚は秋刀魚がトップバッターでしょ、きのこ類、木の実類、

そして、日本酒、さらには、ボジョレーヌーボー!!

装う事、食べる事、秋は喜び多きシーズンだなあ。

そんな、秋の日々の細やかな心の浮き立ちを、お次は、親しい方たちにも

伝染させましょう。

まず、秋らしい、好きなポストカードを、丁寧に選びます。

そして、きれいな切手も選びます。

そして、ペンを選んで、したためます。

忘れずに、ポストに投函。

以上で完了です。

e-mail でも伝わりますが、そこは、なんたって今は秋、なわけですから、

10X15 cm の1枚のカード+切手+手書きのインクの便りがポストに届く

という贅沢感を送るわけですよ。

送られる相手の方はもちろんですが、それよりも送った自分の方が、

なんとも言えない充実した気分を味わえる事間違いなし! なんです。

お返事が届いたならば、さらに最高ですよネ。


こうやって、次々に手をつないでいくみたいに、秋が伝染し、広がっていく、

『 秋インフルエンザ 』 なら、大歓迎なんだけど。

パスキューアイランドにも、新しい秋のポストカードがたくさん揃いました。

『 秋インフルエンザ 』 を広めたい人は、ぜひお立ち寄りください。

お待ちしております。


PS 本物のインフルエンザ~風邪、には、どうぞ十分お気をつけください!!







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お豆のペースト、その名は 「 フムス 」

豆料理は数々あれど、このお豆のペーストは、おかずっぽくなくて、

大料理、っていうものでもなく、かといって、常備菜の地味さや、お袋の味的な

おなじみの慣れもなく、どこかこう、、ちょっとしゃれてる、と思っている私は、

このところずいぶんと気に入って、切らさないように作り続けているのでした。


まず、乾燥豆を一袋、ざーっと鍋にあけて、水をじゃーっと注ぎ、

お豆たちを水風呂に一晩入れておきます。

翌日、火にかける。

吹いてきたら、蓋を斜めにして、柔らかくなるまで煮る。

水が足りないようだったら、適当に足しまして、お豆たちが、おおーういい湯じゃ

もっと芯まで行っちゃうほどに、もっともっと煮ておくれー、と騒ぎ出すと、

あいよっ了解!! と返事して、ぐりぐりと彼らを混ぜてやります。

途中何度か、つまんで食べてみて、豆たちの希望通り、芯まで柔らかくなった

なら、豆の地獄風呂療養、終了。


さて、茹で上がった豆、すぐに次の作業にいってもいいし、忙しい時は、

一旦常温までさまして、茹で汁ごと冷蔵庫に入れておいてもいいそうです。

10日くらいはもつ、と、豆の袋に書いてありました。

汁ごと冷凍するのももちろんOKですね。

お次の作業は、擂り作業。

これがまた、新鮮なのだ。 マシーンを使ってもいいのでしょうが、うちには

ないので、登場するのは、昔ながらの擂り鉢。すりこぎ。


水を切ったカップ一杯の茹で豆、

市販の擂り胡麻ペースト ( 白 )、

ポッカレモン ( 生レモンを絞るときっと素晴らしいだろう )、

塩、

胡椒、

オリーブオイル、

にんにく ( 好みでいくらでも。 最近の私は入れない )


以上を擂り鉢に投入し、すりこぎにて、ぐりっ、ぐりっ、ごりごりっ、ぐいぐい。

分量は、適当に。擂り胡麻ペーストとオリーブオイルはややタップリ目、あとは、

味見をしながらちょろちょろと、、もっとしょっぱいほうがいいかな、塩ぱっぱ。

ペースト的な状態になったら出来上がりなのです。

擂り鉢作業、おもしろいです。 すりつぶす時の感触がなんとも気持ちいいし、

素朴な道具を使ってこしらえる、その事自体が気持ちの良いものなのです。

出来上がったお豆ペースト自己流を保存容器に詰め、へらとすりこぎに付いている

ペーストを指でぬぐって舐めつつ、道具を洗って、以上で終了。

ほっこり、まったり、おいしいいいー!! のです。

健康感も上々の食べ物だと思います。


このペーストを、朝食のパンにたっぷりと塗って食べておりますが、

セロリやきゅうり、大根、にんじんなどのスティック野菜にもとても合うらしく、

また、ちぎりキャベツにのっけてパクリ、もとても合うらしく、

サンドウィッチに野菜類と一緒にはさむのも大変よいらしい。

また、ハーブとか、薬味的なものを混ぜ込んでも美味らしい、です。

『 すずらん鞄 』 多田さんがそうおっしゃってました。

何を隠そう、このお豆のペーストのレシピは、元々は多田さんのテキトーレシピ

( ご本人曰く ) を伝授していただいたものでして、私のところで更なる

テキトーバージョンアップを果たし、今に至っているのです。

本名は、「 フムス humus 」 という中東の国々の料理なのですって。

フムスは、ひよこまめ ( ガルバンゾ )を使うそうですが、多田さんは、何豆で

もいいです、何豆でもおいしいですって教えてくれたので、

最初は大豆、次はひたし豆 ( 緑色の豆でした、初めて食べた ) で作りましたが

大差なくおいしく、昨晩、いよいよ手に入れたひよこ豆でやってみましたが、

こちらもおいしく、つまり、あずきや黒豆じゃない限り、豆の味って、

どれも同じか? という気すらしております。


私も多田さんと同じく、毎日食べるから、自分がおいしく思えればそれで良い派

なのですが、機会があれば、本物の味、もしくはプロの味も食べてみたい、かナ。









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ぼくの庭が できたよ






10年ほど前に お昼休みに買った絵本です。


お兄ちゃんは8~9歳くらい、妹は6~7歳、そして、お父さん、お母さん。

この4人家族が、ぼだいじゅ通りの広い庭のある家へ引っ越してきて、

荒れ果てていたその庭を、みんなで素敵に復活させる1年間の物語です。

庭づくりをしている人や家庭菜園を楽しんでいる方、または庭づくりを計画して

いるご家族には、きっとわくわくするような本ではないかしら。


どんな庭にしたいか家族みんなで考えるところからはじまるのですが、

お母さんの希望、お兄ちゃんの希望、妹の希望を、お父さんが絵に描いて、

次の日から庭づくりの作業開始!

ごみをひろい、雑草をとり、土を掘り返し、肥料をまく。

タイルを敷き詰めテラスをつくり、芝の種まきをし、ローラーでならす。

りんごの大木を樹医に診てもらい、手当てする。

子供達も小さなそれぞれの庭に計画通りに種や苗を買って植えて ・・・・・。

道具の紹介や、採れた野菜の食べ方の例や、葉っぱや木の実をつかった遊びの

紹介などの図も載っていて、庭仕事を通して、四季折々のこの一家の暮らしぶりが

素晴らしい絵で綴られていくのです。

だんだん庭が整ってきて、季節も暖かくなるに従い、子供達も大勢この庭に

遊びにやってきます。 大きなりんごの木の下で、広々とした芝生の上で、

子供達がのーびのびと遊ぶ、その贅沢さ!!


私は、この本を一時期いつも鞄のなかに入れて、持ち歩いておりました。

一日に何度も開いては、繰り返しながめ、繰り返し読み、をしていました。

何か、こう、、、ちょっと大げさかもしれませんが、この絵本には、

「 文化 」、というようなものを強く感じるのです。

作者 ゲルダ・ミューラーが伝えるのは、庭づくりを通しての、ささやかな、でも

断然すばらしい自然と一緒の暮らし、子供達の生活ぶり。

細部まで描き込まれた絵が、そのテーマをあますところなく表現しています。

そして、その主題をささえる、この一家の、さらに言えば、この物語の舞台であ

る、ヨーロッパのどこかの国の 生活基準の ” あたりまえさ ” のレベルの

高さが、強く強く私に訴えかけてくるのです。

それは、小さな草花を挿したグラスや、道具として、普通に登場するかごや

木箱、木桶、子供達のおやつのさくらんぼを山盛りした木の大ボールなどに表れ、

夏の夜、庭で、ろうそくを灯して、父親と子供達がおしゃべりするという行為、

その椅子とテーブルに表れ、

プレゼントのやりとりに、お金をかけたものでは一切ないけれど、

その時々に贈る相手の日常を考えた、さりげないけれど、心のこもった、気持ちが

伝わるものであること、に表れ、

大人、子どもたちの質素かつシンプルでしっかりしていそうな衣服に表れ、、、、

つまるところ、この人達のとても落ち着いた暮らし全体に、文化度の高さが表れて

いて、その上質さに感服していたというわけなのでした。


この一家のお父さんとお母さんが特別オシャレーでハイセンスで気合の入れ方が

一般と違っていて雑誌社から取材されることしばしば、 とかいうのでは全くなく

て、ごく普通の人たちであるわけなのですよ。

作者 ゲルダ・ミューラーは、1926年オランダ生まれ、とありますので、

物語の舞台も、オランダのどこかの街かもしれませんね。

また、初版が出たのは、1989年ですから、まだ携帯電話もパソコンも一般的

ではなかった時代ですので、さすがのヨーロッパ諸国でも、今や事情状況は

少しは違ってきているでしょうか・・・。

でもしかし!

住宅地の細い道路わきにさえ、一昼夜さんさんと輝く缶入り飲み物の自動販売機が
 
” あたりまえ ” に置かれ、狭い町内のワンブロックことに、24時間営業

のコンビニエンスストアが ” あたりまえ ” に存在する国に暮らす私は、

やっぱり、なにかとってもうらやましい。

それは、便利さ、効率、儲かりまっか~?、 で主に成り立っているこの国が、

捨て去り、忘れ去ってしまった何か、なんですよ、きっと。


こんなに広い庭があって、大きな木があって、古いがっしりとした一軒やで、、、

という住環境はまあ、ちょっと難しいとしても、

わざわざ意識して表そうとせずとも自然に滲み出ている、大人達が持っている

しっかりした良識の社会的基盤が、子供達をなによりも守っている、

そういうことを、私は、特に、外国の絵本のなかに強く感じる事が多くあります。

いつも鞄に入れてこの本を持ち歩いていた時期からだいぶ経ちましたが、

あの時の感動とは、そういうようなことなのかな、と、今だとそう思います。




『 ぼくの庭が できたよ 』

ゲルダ・ミューラー作  ささき たづこ訳

文化出版局







































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公園で


子供達が公園で遊びまわっている様子って、いいものですね。

この世に数あるいいもののなかでも、かなり、いいもの。

子供達が元気いっぱいで、思い思いに夢中で遊んでいられる世の中を

確実に約束してやることが、大人の仕事だ。

確実に守ってやる事が、私たちのミッション。

それ以上に、価値のあることって、あるだろうか。

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梅しそふりかけ






この夏の私のお弁当は、

梅しそふりかけと いり胡麻をかけたご飯と、

夏野菜の油炒め、でした。 ほぼ毎日。 

あと、トマトや蒸したかぼちゃなどを幾切れか。

常備おかずの とり胸肉の生姜醤油煮2~3切れが加わる日もありました。

胡瓜の浅漬け、とか、わかめのサラダをどっさり、が加わる日、もありました。

そして、食後の甘いもの、あずきのあんこ ( 粒 / 自家製 ) 。

毎日、これを繰り返しお昼に食べるのだけれど、全然飽きないのでした。

梅しそのふりかけ、いいですねえ、とても気に入っています。

地下鉄駅直結のダイエーにて、帰宅途中にささっと買うものの1つの、

このふりかけ。安いのですが、普通においしいです。 それに、いつでもあって、

一番入手が楽なので、ダイエーオリジナルというこのパッケージ、2袋目。

『 のりたま 』 から続くふりかけ弁当のシリーズなわけです。

梅干、梅漬け、しそ漬けの類は、1年中食べるべき食品なのでしょうが、

夏は特に疲れを取ってくれて、食欲を増進してくれるとのこと ( 食欲は減退する

ことがほとんどないから、わざわざ増進促進せずともよいのだが ) 、

梅しそふりかけをご飯にササッとかける、その行為がすでに健康感が高く、

自己満足で にっこりでしたね。

秋も引き続き、梅しそふりかけでいいんだけれど、

丸美屋の ” すきやきふりかけ( だったかな ) ” がとっても気になっていて、

今開封中の2袋目の梅しそが終わったならば、3袋目を買うときには、一緒に

” すきやきふりかけ ” を買ってみたいです。

秋は、きのこ類も加わるし、香ばしく炙ったのりと ” すきやきふりかけ ”弁当

なんて、どうかしら ・・・・・。 とってもいいよね、きっと!


こうして、私の夏は、徐々に終わりを告げ、

このような部分から、小さい秋がやって来るわけなのでした。





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