夏野菜とともに

 

今日で6月が終わります。

あっという間にはや半分が過ぎていた2022年 ( ・・って毎年か )。

そしていよいよ夏が始まりますね

スーパーの青果コーナーにも、路面店の八百屋の店先にも、続々と ” 北海道産 ” と

書かれた夏の野菜や果物が並び始めましたね。

眺めているとワクワクしてきます、そして今日はどのコにしようかな、とちょっと

じっくりと対面していくのでした。

今や旬が始まった夏の野菜達だったらなんでも良し、と思うのですが、

スライスしたり、刻んだり、ざくざくとつぶしたりしてボウルに入れて、塩を

パラパラとお好きなだけ振ってしばし放置。

そして、ざっくりと混ぜてから、容器に入れて冷蔵庫へ。

 

パンを1センチくらいにスライスして、網で焼いて、バターをのせて。

その上にですね、冷蔵庫の塩 x 夏野菜をですね、こんもりと盛る。

黒胡椒をガリッと挽く。

本当に、最高に美味しいのです!

胡瓜、パセリ、トマト、茄子、ピーマン、セロリ、茗荷、あとなんだ?

そうそう、キャベツもイケます!

朝ごはんにも、

夜アペロにも。

塩がいい仕事するんです。

胡瓜には、細く刻んだ生姜を少し混ぜるのが私は気に入っております。

手軽にこれからの夏に向かうパワーを摂り入れられる方法の一つかと。

皆様の夏対策はいかがですか?

 

 

明日金曜日は、パスキューアイランド・パン販売の日。

表皮も胚芽も胚乳も、小麦まるごとの粗挽き小麦=グラハム粉を60%

配合の、噛むほどに甘味が感じられるプチパンは、夏野菜ブルスケッタにも

ピッタリな、ボディのあるパンです。

トーストにする場合は、コンロにお餅焼きの網をのせて、こんがりとおこげが

まだらになる焼け具合が香ばしくて大変美味しいのですよー

網 ( 100円ショップにもあると思う ) 、そして

夏野菜も買って、お気に入りの塩も準備して。

ぜひこの夏はパワフルブルスケッタをお楽しみください。

 

グラハム粉の丸いプチパン

1個 150yen

 

 

 

 

 

 

 

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小さな冒険 vol.2

 

 

今年1月に決行した私のご近所のお店開拓事業、名付けて 「 小さな冒険 」。

間が空いたけど、先月5月に二回目に挑戦したのでした。

1月27日付けの当ブログにて一回目の詳細をご報告いたしましたが、最後に

” 次回の冒険談は、きっとそのお店かな ” ってつぶやいて終わっっておりまして、

続きの二回目は、 ” そのお店 ” のドアを押してみたのでした。

 

『  喫茶・ゆにば~す 』。

ユニバース、Univaerse、宇宙、銀河系、万物、人類、ってな意味です。

そして、ひらがなです。

こちらは、我が家からさらに近くで3分程で行けるのでしたが、店名も建物の

ファサードも、謎めいていて店内のイメージが全く沸いてこないし、ウィンドウ

には、外側からは中が見えなくて、中側からは外が普通に見える加工 ( ← なんて

いうの?こういうの・・・ ) が施してあって、とにかく謎の喫茶店として10年

くらい前からご営業でした。

バス停から山の手通りを挟んで向かい側の 「 喫茶・ゆにば~す 」 を眺め続けて

はや10年、眺めるだけのはや10年でありました。

 

えいやぁっ!とドアを押し、誰もいないので 「 こんにちは~ 」 って言うと、

カウンター奥のキッチンから 「 いらっしゃいませー! 」 と涼やかな女性の声が。

はて? このお店は男性店主だったと思っていたけれど・・・・と、聞くところ、

今は、ご主人と選手交代して、奥様がやっていらっしゃるそうな。ナルホド。

お客さんはまたしても私一人だけ。

窓際の席に座って、メニューを眺めると、「 当店では全てのメニューでエリクサー

水を使用しております 」 って書いてあり、あら!これは結構うれしいこだわり!

エリクサー水とは、自然食品店まほろばのオリジナル浄水器・エリクサーを通した

安心安全のおいしいお水、ふーむ。

珈琲をたのみました。

珈琲は、2種類。オリジナルブレンドと、雪町珈琲。沼田町の雪室で2ヶ月寝かせた

珈琲豆だそうで、ではこちらを。

ちょっとして運ばれてきた普通のカップ&ソーサーにたっぷりと熱い珈琲、美味しい!

印象的なのは、私は使わないのですがミルクと一緒の小さなピッチャーにメープル

シロップが入っていたこと。お砂糖ではなくて、メープルシロップ・・・・・

この新しい店主は、身体に良いもの、良質なもの、手をかけることに意識が高そう。

そして、クッキーも頼んだのですが、そのクッキーも材料がとてもシンプル。

雪町珈琲を一口、クッキーを一口サクッ、珈琲もう一口、クッキーをカリッ、文庫本

のページをめくって、また一口。なんとも和んでしまいました。

 

店内には、小さなグリーンの鉢植えが12も点在していて、インテリアはどうってこと

ないんだけれど、清潔感と優しさが感じられて、とてもよい時間を過ごせたのでした。

また来よう!と思わせてくれた、超ご近所の喫茶店、「 喫茶・ゆにば~す 」、

店主 ( 推定60歳前後かなぁ、って、私と同年代じゃん! ) の、優しく明るい声と

接し方 ( なんていうか、生来の親切さが現れているような ) も、その店名とファ

サードイメージからは嬉しい意外でしかないのでありました。

そして、「 喫茶・ゆにば~す 」 その本領?を体験するのは、実はこの後の再々来店

からなのでした!

 

・・・・・・つづく。

 

 

明日金曜日は、パスキューアイランド・パン販売の日。

2022年の夏至が過ぎましたね。

穏やかで暖かな、素敵な夏至の夕暮れでした。

皆様、どんな風に過ごされましたか? 私はもちろんワインを飲みながら

ご飯をこしらえながら、暮れなずむ窓の外をうっとりと眺めておりましたよ。

 

明日も、こんがりと焼けた丸いパンを山盛りにして、

ご来店をお待ちしております!!

 

グラハム粉の丸いプチパン

1個 150yen

 

 

 

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今どき言葉って

 

 

今年の雪解け時期くらいだったと思うのですが、

BOOKOFF で200円で 買って、その辺に置いておいた ” セスキ炭酸のお掃除本 ”。

先日息子が手に取り、パラパラ読み始め、読み進み、しばらくして本を閉じ、

 

「 セスキやばくね? チートじゃん! 」

 

と言いました。

皆さん、意味伝わります?

身近に今どきを生きる若者が一人 ( 一匹 ) おりますと、今どきの話し言葉の

語感とかノリのようなものを聞くことができて、なんか妙に感心です。

先程のセリフを翻訳しますと、

 

「  ” セスキ ”  って素晴らしいものだね?  

     ( 効能が )いかさまか?ってくらいスゴイ! 」

 

とまあ、こんな感じでしょうか。

今どきコトバは、今どきに生きていることばなので、時代と共にどんどん進んで

きたし、また今後も進んで行くわけですが、意識することなく流ちょうに使いこなす

若者たちって、やっぱり若さの特権・・・だってオバサンは使用禁止よね・・・を

感じせて、羨ましく、逞しく、そしてやっぱり・・・儚く。

 

 

明日金曜日は、パスキューアイランド・パン販売の日。

先週ちょっとメモのように書いた 、” スライスしてバターと蜂蜜 ” 。

やってみたよ~オイシイね! という声が数件ありました。

蜂蜜をどのくらい垂らすか、も皆さんそれぞれにおありのようで、

我らがふみふみは、「 ちょっとたっぷりめ 」 がお好みだそうです。

私は、バター多め・蜂蜜少し、かな。

 

明日も、こんがりと焼けた丸いパンを山盛りにして、皆様のご来店を

お待ちしております!!

 

グラハム粉の丸いプチパン

1個 150yen

 

 

 

 

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高校生

                         入学式の朝・・・。

 

 

息子が高校生になってはや2ヶ月が経ちました。

義務教育が終わって、いざ高校へ。

細かな校則があり、7時間授業の日もあり、厳しく怖い覇気出しまくりの顧問と、

鍛え上げている先輩達にビビリ揉まれる部活動もある。

中学校生活よりずっと忙しいです。

が、しかし。

高校生活がいざ始まってみるとですね、高校、ユルいの。

中学校までって、何故あんなに窮屈だったのだろう?? って思い返してしまう

くらい、高校は全体として大らかでテキトー ( 良い意味で ) な風土を親子

共々に感じさせてくれるのは何ともありがたく、

「 いやぁ高校ってイイネ! 」 と、母と息子は時々に頷きあっております。

そういやぁ自分も高校に進学した途端にぐーっと楽になったのだったなあ・・と

遠い昔を思い出しました。

先生達もいちいちうるさく言わない。生徒もいろいろな地域から集まってい

て個性豊か。早弁も自由、購買部でパンやおやつの購入も自由、

下校時の寄り道も、自由。

そんな何気なくささやかなコトゴトが、こんなに気持ちのゆとりや楽しさを

もたらしてくれるものなんですねえ。

 

高校生。高校時代。

大人の入り口であり、子ども時代の最終仕上げ、つまり出口でもあり。

あっという間なんだろうなあ、高校3年間。

部活で絞られる毎日、

ヒマさえあれば「 ハラへった~!なんか食べたい! 」を、連呼しておりますが。

 

 

 

明日金曜日は、パスキューアイランド・パン販売の日。

はらぺこ高校男子・女子には、スライスしてバター、そして蜂蜜をたら~りで

サンドイッチにして授業の合間の軽食に。

しょっぱ甘い、好評のサンドイッチですよー。

 

明日も、こんがりと焼けた丸いパンを山盛りにして、みなさまのご来店を

待ちしております!!

 

 

グラハム粉の丸いプチパン

1個 150yen

 

 

 

 

 

 

 

 

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青い飛沫 - 哀と逃争の日誌 - 

 

 

職業としての作家の作品ではない私小説を、初めて読みました。

ほぼ A5 サイズのペーパーバックで、私家出版といわれる製版・製本なのでしょうか、

古い卒業文集のような、書き手と読み手の距離がとても近い温かみが感じられました。

がしかし、温かみがを感じさせるのは本としての体裁だけで、その作品内容は、多様な

趣向が盛り込まれた予想外の面白さ!

130ページの物語はぐぐーっとこちらの心に迫り、共振させ、気がついたら没頭して

読み切っていたのです。

 

1971年から1975年の大学生活の物語。

主人公・太田民夫 ( 愛称:タッチョ ) は、岩見沢の教員養成大学の一年生。

一年生ながら、学生自治会の委員長に選ばれ ( 懇願され )、本人の困惑が解消されな

いままではあるけれど、その活動に明け暮れていく様が描かれます。

時代は、

 

「 沖縄協定反対 六・二八全学生統一行動に決起せよ 」

「 佐藤反動内閣打倒!核付き返還粉砕! 」

「 マルカク派 」

「 民主派 / ノンポリ / 急進革命派  」

「 デモ隊・シュプレヒコール・檄 」

 

といった激しいワードが激しく連発される、政治と大学生が熱く結ばれていた時代。

当時の学生達の、権力への抵抗、世の中を自分達の手で変えていこう、というストレート

な情熱そしてストレートな活動は、振り返って何一つ、本当に何一つ叶えられることなく

砕け散り消えてしまったことを、私達は知っています。そして、作者・多田和夫氏も

もちろん知っていらっしゃる。約50年を経て、現在の大学、学生の在り方や世の中の

雰囲気も含めて、隔世の感にじわり驚くのでした。

私が大学生だった80年代初頭は、大学構内や、古いサークル棟のなかに、貼りっぱなし

の赤に白ヌキの学生運動の檄を飛ばすステッカーが残っていました。

でも、バブル時代の大学生のほとんどが、そのステッカーが貼られた時代のことも、言葉

の意味も解らなかったし、何より無関心でありました。ただ、タッチョと仲間達の時代の

微かな匂いはまだ煙のようにときおり漂うこともあったように記憶しています。

( 学生自治会の、枠組みのみのなんちゃって活動振りなどに・・・ )

( そして、サークル活動のはちゃめちゃ無節操ぶりなどに・・・・ )

だからかもしれませんが、ああ、そういう事があったのか、そんな時代だったのかという

ような懐かしさと哀愁が迫ってくるのです。

 

迷いと悩みの中であっという間に終わってしまう学生時代を、タッチョは誠実に

がむしゃらに駆け抜けます。タッチョの不器用な人柄に引き込まれながら、

江別~岩見沢、そして札幌と、当時の世相や街の様子にも懐かしさがこみ上げます、

亡き両親の若かりし頃の、札幌オリンピック招致と地下鉄開通に沸き立っていた

” あの頃 ” を覚えている端くれとして。

タッチョの人生行路の続きをぜひ読みたいです。

 

とても貴重な『 青い飛沫 』は、ジャワマメ文庫で借りました。

月2回ほど開室のジャワマメ文庫、司書さえこさんの選書が抜群によいのです。

会員制で、どなたでも会員になれる。

本好きさんは、インスタグラム@javamamebunko をチェック! 

 

 

明日金曜日は、パスキューアイランド・パン販売の日。

週に一度、種類も一つ、グラハム粉配合60%の、ちょっと巷にはないパンです。

読書のおともには、パンとコーヒーという人、

こんがりと焼けた丸いプチパンを山盛りにしてお待ちしております!!

 

 

グラハム粉の丸いプチパン

1個 150yen

 

 

 

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