眼鏡




私の視力は、長い間 揺るぎなく良好だったので、眼鏡とは全く縁がありませんでした。

ずっと眼鏡に憧れておりました。

そうですねえ、中学生の頃くらいからでしたかねえ、眼鏡の友達や、特に男子。

何となく知的で、何となく違って見えたんです、裸のまんまの目の人より洗練されている

感じ、眼鏡がないと見えないというハンディキャップの、軽い特別感。

かといって、眼鏡と視力、どっちをとるかと問われたら、そりゃあまあ視力だけど・・・

でももし視力補正が必要になったとしたら、その時はもう迷わずコンタクトレンズではなく、

きっぱりと 「 眼鏡プリーズ! 」 ですよ、モチロンッ! って心の中で宣言しておりました。


月日は流れ。

いよいよ私に 「 その時 」 が訪れたのです。

老眼。

虫眼鏡で凌いでいたのですが、発注書をまとめたり、ミシンの針に糸を通したり、レシピを何度

も確認したり、本を読んだり雑誌を見たり、小学校からのプリントに目を通したり、と、

両手を使っての作業で虫眼鏡では何とも対応しきれなくなってきたんです。

ああ、そろそろか。ああ、いよいよね。

周囲の眼鏡さん達にあれこれリサーチ、情報収集を重ね、ついに手に入れました!!

52歳の眼鏡デビューです。

憧れ続けてウン十年、やったーっ!! うれしい!!

 、
実際眼鏡とともに暮らし始めたところ、

手元の作業用にあわせて作ってもらっているので、付けたり外したりなんです ( 普通

に視界を広げるとめまいが・・)。いわゆる ” メガネファッション ” 的にずっと

着け続けていることはないから、当初の若気の憧れイメージとは少々ずれましたし、

そんなに大はしゃぎするほどのこともなく、案外自分でも普通に道具として慣れてきて

おります。もう、大変に便利。

明るい茶色のボストン型、とっても着け心地もよろしくお気に入りです。

いかがでしょう? ワタシ。


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たからもの



姪っ子 ふーちゃんから届いた葉書。

いやあ、参りましたね。

疲れが一気に癒されましたよ。

ふーちゃんは、チカラと同い年の3年生、只今学校の 「 スクールバンド・略してスクバ

ン 」 に入部して、毎日朝練に行っている頑張り屋さん。

担当楽器はなななんとっ!!  トランペット!!! 

ちなみに、お姉ちゃんのちっち ( 中1 ) の担当楽器はチューバでした。お姉ちゃんの

ステージ演奏姿に憧れて、ふーちゃんは、3年生になってすぐに入部したんです。

細っこいふーちゃんがきりりとあの輝けるラッパを持って、

「 パラララッラ~ラーッ 」 ってバリバリ吹きまくっているのを想像するだに楽しい。

ともさんもおののく、おなごトランペッター、上達したかな?


とっても久しぶりに、お盆には会えますね。

またあそぼうね!! うん!!





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Little Blue and Little Yellow



ポストを開けると、こんなカードが届いていたって、とびきり素敵でしょう!

120円の定形外料金の切手が貼られていて、黄色くんの裏側に


  ” パスキューアイランド 大関 眞代 さま ”


って。青くんの方の裏側には、丁寧に書かれたお便りが。

後日、送ってくださったご本人が来店された際にお聞きしたらば、なんと、ご自分用と、

もう1枚私のために購入してくださった特別カードだったのです。

感激2倍。

こんな楽しいカードを制作してくれるメーカーさんにも拍手です。

イラストポストカードの福田元美さんとのやり取りでもよく話題になるのですが、今や

手書きのお便りは絶滅危惧種と言えるよね・・・・って。

でも、こんな遊び心を、受け取る相手の喜ぶ顔を思い浮かべてお便りを送る人はちゃんと

いるんですよねー。少なくともわたしの周りにはいます、いますとも!!

かといって、私だって e-mail しないわけでは決してなくて、日々送受信してます。

お便り自体がとてもいいものなのですもの、手段はなんでもよいのでしょう。

切手を貼っての手書きのお便りは、数え切れない ”個性盛り込みどころ ” があり、

今や、お便り自体がちょっとしたギフト、と言えると思うのです。


個性や愛や手間が込められた一通のお便りが、ポストにさり気なく届いている。

うれしくて、ありがたくて、胸がほっとあたたかくなります。









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ニセ札



ある日、帰宅すると、

「 まーちゃん、これぇ~ ( ニカニカ )! 描いたよ! 使えるかなあ?」


お札の模写中だったようです。



「 こんな顔、ひで~よ! 」 って、千円札の中からつぶやきが聞こえたような・・・


( 失礼シマシター )


・・・・・・野口先生、ゴメンナサイ。





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