2013年、ごあいさつ



昨日の吹雪で雪がかなり降り積もり、気温もうんと下がって、いよいよ根雪でしょうか。

北海道の冬が本番に入った感じがします。

一面の真っ白い景色。

今年の汚れやなにかをみんなひっくるめて帳消しにしてくれる様な、雪の力です。

もうすぐそばまで来ている新しい年。

その元日に、私は、この一年に大切にしてきた心がけ、とか習慣とか抱負などをきっぱり

と捨てようと思っています。

断ち切り、捨て、離れる。

つまり、断捨離。

そして、2014年の新しい目標をたてようと思います。

いろいろなことがあった一年間、いろいろなことを感じ、いろいろなことを心がけた一年

間、でもそれはもう過去のことなのですね。

一年間という単位で区切りをつけてゆく、その正しさ、大切さに改めて目覚めたのです。

そう決めると、なんだかワクワクしてきます。

新しい一年を始められる、この素晴らしさ!

無事に年を越せるという奇跡!

物事はどんどん変化してゆき、どんどん進んでゆく、そのカオスの中で、

この場所とこの時に出会い、多少なりのご縁を結べたこと、ご来店くださったお客様

お一人お一人に、心から感謝せずにはいられません。



皆様の新しい年の夢や希望はどんなでしょうか?

たくさんの出来事があったこの一年ですが、

全てこの真っ白な雪の中に埋めて浄化してもらいましょう。

そして、まっさらな時の中に入ってゆきたいと思います。

新しい抱負、使命を抱いて。


2013年、この一年間、本当にありがとうございました。

2014年、ニコニコ笑って、またお会いできたらなんとありがたいことでしょうか。

どうぞ よいお年をお迎えください。


来年もまた、この仲通りの小さな場所で、新しい皆様のご来店を

心よりお待ち申し上げます。






年内は、29日 ( 日 ) まで

新年は、 4日 ( 土 ) から営業いたします。










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12月27日金曜日



今日は、午後から荒れ模様のお天気・・・と天気予報のお姉さんが言ってましたが、

今のところ無事ですね。

外は、クリスマスに真っ白に街を覆っていた雪がジャージャーと解けていますよ。

暖かいのですね。

積雪が少なく、とても楽だけど、なんか変な感じだなあ、という声も結構聞こえますが、

大晦日から元日はどうなのでしょうか?

静かな雪が音もなく降り積もるような行く年来る年が理想なんだけどなあ。

さて、パスキューアイランドの年末年始の営業のお知らせです。



年内は、 12月29日 ( 日 ) まで

新年は、  1月 4日 ( 土 ) から の営業です。


ご来店お待ちしております。

それにしても、もうすぐ終了ですね、2013年って。



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美しいです。



ELLE DECORATION UK版 の今月号の表紙です。

インテリア雑誌です。

この、驚く程のシンプルさ、

まるで美術の歴史などの写真集のよう。

創刊25周年の保存版、納得のエディトリアルなのです。

最近手にした、予想外の美しいもの。

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初めてのお招き



初めてのお招きのお客様は、姪っ子ふさこ嬢でした。

土曜日の朝8:30、お父さん ( 私の弟ですが ) の車で来てくれました。

お父さんの休日仕事と、お姉ちゃん ( 姪っ子ちっち ) の吹奏楽部の活動に伴って

お母さんのゆみちゃんがそれに付き添い、ふうちゃん一人どうしよう、というタイミング

での我が家へのご招待・・・って言うほどのものでもないか・・・・と相成った訳です。

土曜日はじいじの家へ行く日なので、一緒に出発でき好都合で、

それまでの2時間ほどの滞在なのでしたが、これがまあ、女の子が一人部屋にいるという

ことの何という新鮮さ!!

確実にいつもと違う空気なのです。

叔母さんは前の日から気持ちソワソワ、片付けもザックリとだけどやって、拭き掃除も

いつもよりきっちりやったり・・・・その日の朝は4時に目が覚め、バタバタと。

時計の針が8時を回ると、ますますソワソワ、ついにインターホンが鳴り、

急いでドアを開けると、細っこいふうちゃんが車から降りてきた。

チカラとわたしは一斉に 「 イラッシャーイッ 」。

ふうちゃんとチカラは同い年の小学校1年生同士。

男の子気質も十分のふうちゃんと息子は、戦いごっこやお絵かきや、と気が合うのです。

それでも、初めてウチに来てくれたお客様に、息子は一生懸命おもてなしです。

自分のぬりえを披露したり、ヒーローのおもちゃやら付録やらカードやらといろいろと

紹介してみせたり、絵本部屋へ案内したり、微笑ましい。

二人して学校のこととか、遊びのこととか、肩を並べておしゃべりしあってるの!

んもうっ! なんてカワユイ光景かしら!!

ワッフルクッキーとリンゴジュースのおやつを並んで食べて、このまたとない記念すべき

ひと時を、夫が写真に収めて、あっという間の2時間でした。

この後、地下鉄駅までふうちゃん、チカラ、夫と私の4人でてくてく歩き ( 同じ道中

なんだけど、なんか新鮮、なんか楽しさ上乗せ )、夫は店番へ、私はおちび2人と共に

じいじの家へ。

慌ただしい生活を送ってることを言い訳に、今まで人様を我が家へおよびするなんてこと

はトンデモナイ!と思っていたわたしですが、この小さなお客様がその突破口を開けて

くれたわけです、なんだか気が楽になって、なんだかまたお客様を・・・なんて思えて

きて、ふうちゃんには感謝ですネ。

また来てね、こんどはお姉ちゃんも一緒にね。





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2013年12月20日の肖像画



「 描いて! 」

と言って、描いてもらった私の顔の絵です。

画伯には、日付とサインも入れてもらいました。

まだ途中らしいのですが、この後はもう他に気が移り、続く様子はないようなので、

まあ、未完成でも良しとしましょう。

この日の私は、紺色のタートルセーターに青のシャツでした。

タートルセーターのリブ編みの感じやたるみ具合、シャツの襟とかボタン、

顔の部分はよく見ながら、瞳は覗き込みながら、真剣に描いておりました。

とても気に入りました。

ありがとさん。



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どんぶり



和食器なのですが、和のイメージを超えて現代の日常の食事に添うことのできるデザイン

に作られていることに感心する器です。


厚すぎず、薄すぎず。

程の良い丸み。

糸尻は無しで。

斑入りの味わい。

グレーと内側のクリーム色の色合いの良さ。

釉薬と炎による窯変、景色あり。

堅牢。


インスタントラーメンに、大きさが調度いいです。

親子丼の卵色と葱の緑が映えるでしょう。

根菜のシチューもほっくりと馴染みます。

食べ盛りくんには、ご飯山盛りで、おかわりの手間が一回くらい減るかしら。

陶器ですが、レンジ大丈夫なのです。遅くまでお仕事の人の夜食は、盛り付けておいて

温めるだけ、もできます。

何よりこの色と形、私はとても好ましいと思い続けているので、結婚のお祝いの品を・・

とのお問い合わせには、必ずこのどんぶりもお薦めしています。

センスを感じさせるシンプルさを持つどんぶりが世には少ないようですので。

ただテーブルに置いておいても違和感がなく、

文句なしに使い易くて、存在感があるけれど静かな佇まい。

そんなどんぶりをお探しではありませんか?





どんぶり
大丼 直径165 高さ80mm 1000cc 2520yen
小丼 直径140 高さ72mm 610cc  1890yen
美野赤土/唐津釉













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なんというこの色!




枯れきっているものの色に、とても心惹かれるのです。

木、草、野菜、果物、土、風景、花。

枯れるということは、以前は水分があったということで、

水分があったということは、命があった、ということ。

命が去って、去りきって、水分が循環しなくなって、空気に晒され、

命が踊っていた頃の溌剌とした色彩がとび始め、変化してゆき、

最終段階、もうこれ以上の変色はないという極まった状態に至った、その色。

人為では決して出せない、命尽きた後の孤高の色。

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かぼちゃ LOVE



秋の終わりに、素敵な啓子さんが、それは大きな大きなトートバッグいっぱいの、

ステキングな贈り物を届けてくださいました。

深緑色、薄緑色、お腹が少し黄色っぽいの、つぶれた丸型、とんがり瓜型、もういろいろ

のカボチャ達の盛り合わせなのでした。

感激で声が詰まってしまいました。

アワワワワーーーーッ、すごいっ!!! 嬉しい!!!!

厚手の鉄鍋に水をほんの少し、ざっくりと切り分けたカボチャを並べ重ね、

塩をこれまた少し振って、弱火にかけます。

吹き出る湯気が甘い香りになってきたならそろそろ蓋を開けるタイミング。

竹串を刺してみて、すっと通ったなら大皿に移して粗熱をとります。

ふーふーと息を吹きかけ冷ましながら、ひと切れパクリ、うぁーーお!!旨い!

カボチャの蒸し係は夫です。

蒸しあがって大皿に並んだカボチャたちを見ながら


「 どお? 」 とワタシ。

「 まずまず 」  もしくは、

「 甘味はまあまあ 」  あるいは、 「 いいよ 」  または、

「 かなりいいね 」  たまには、

「 イマイチ 」  などなどの夫の返答。


このシンプルな蒸しカボチャを下ごしらえに、いろいろに展開してゆくわけです。

雑炊、スープ、コロッケにサラダ、いろいろに。お弁当にも別容器で。

年中切らさない、我が家全員の大好物、かぼちゃ。

その容姿といい、ほっくりとした食感といい、甘味といい、最愛の果菜ですね。

啓子さま、ひとつひとつ、美味しく楽しくいただき尽くしました。

ごちそうさまでした!





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2013年 福田元美 年末年始のためのカード



今日から12月。

カレンダーをびりりと破り取ると、最後の一枚、12月でした。

ひしひしと寒くなり、じわじわと慌ただしくなる、今年の締めくくり月、12月。

忙しい中にも、贈り物を選んだり、家を飾りつけたり、来年の手帳やカレンダーを選んだ

り、は楽しい恒例作業なのです。

そして、クリスマス、新年のためのポストカード選びも。

今年も、当店自慢の福田元美さんの、温かなイラストポストカードが揃いました。

ご紹介いたします。





『 雪だるまを作る 』
この女の子は、去年は確か、スキーの後でストーブ前に雪で濡れたものを干していた?
シリーズ化してください!





『 ゴリラ 』
無垢、を絵にしたら、これ、と思います。
いろいろあったこの一年、元美ゴリラの無垢なる情景に癒されて・・・。





『 ねことストーブ 』
人気柄です。ねこ二匹の背中の丸味よ、ああ、ナデナデして横にごろりとなりたいです。





『 編んでいるところ 』
編んでいるところの人がたくさんいる、この時期ですね。
編んでいる人は、編んでいる時間の幸せ、完成して身に付ける幸せ、そして贈る幸せ、と
いうわけです。





『 星を持つサンタ 』
元美さんの描くサンタクロースって、太っていなくて結構若い、と感じるのです、毎年。
今年も・・・。





『 煙突にのぼるサンタ 』
ねねねっ、このサンタさんも、軽やかで若い!





『 おもちゃの兵隊 』
去年読んだ 「 くるみ割り人形 」 を思い出させてくれる、童話の世界。動きが楽しい
です。





『 くつ下いっぱい 』
冬のあったか靴下、そして、サンタクロースの夜の為の靴下、たくさん。





『 木馬 』
元美さん作の、当店定番・凹版画のインヴィテーションカードにも 「 木馬 」モチーフ
が使われています。やはり、童話の幸せな世界に繋がりますね。






『 うとうとする仔馬 』
この仔馬の優しい性質がすぐに伝わるのです。
干支柄。





『 7頭の馬 』
干支の連続柄。色鉛筆でぬりえしたくなります。






『 すもうとりのもちつき 』
鏡餅みたいなお腹のおすもうさん達のついたお餅は、まさに 「 ちから餅 」 ですね。
元美さん得意の、ユーモラス且つありそうで、どこにもない、!!な柄。





『 新春かさ回し 』
この柄も、まさに !!な一枚。
お正月のめでたさを伝える、この芸、まさに!





『 松と実 』
静かな、日本の新年を感じる一枚。控えめな美しさと、自然と暦と暮らしの繋がりを
感じます。




以上の14柄です。

ぜひ、実物を店頭で。大好きな方達へ気持ちを届けるポストカードを選びにいらしてくだ

さい。そして、また、店頭にはいらっしゃれない遠方のお客様、どうぞご注文ください。

ご希望のカードを、一枚からお送りいたしております。



福田 元美 イラストポストカード
1まい 150yen


パスキューアイランド
札幌市中央区南1条西6丁目第2三谷ビル1階
tel:011-221-8998 / e-mail:pasq@mb.snowman.ne.jp
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