OPEN SESAME / FREDDIE HUBBARD

このアルバムの1曲目、『 OPEN SESASE 』 はとっても聞き覚えがあって、

確か、中学校の時の給食の時の学校放送のテーマ曲 もしくは 同じく中学校の時に

聴いていたラジオの深夜放送の番組のテーマ曲、だったのでした。 ( どっちだったか

なあ・・・たぶんラジオの方だったような気もするなあ・・・ )

ですから、きっと聴いたことある人も多いのではないでしょうか。

フレディー・ハバードの ブルーノートレーベルにおける初リーダーアルバムです。

ジャケット写真のフレディーが若く初々しい! 後年彼は、数小節一吹きウン10万!

という大メジャーのトップトランペッターになり、例にもれず 太るのですが。

その彼、フレディーが このアルバムを録音するにあたり、ニュージャージーの

ヴァン・ゲルダーの録音スタジオにて、いざ録音開始の直前は、緊張のあまり手が震えて

いたそうな。 いやー、いい話ですねえ。 も1回ジャケット写真を見ちゃおう!

うーん、良いねえ、ちょっと少年っぽいような横顔が。 

この印象そのまんま、の フレッシュで輝くような 弾むようなエネルギーに満ちた

素晴らしい作品だと思います。 大好きな1枚なのです。

ジャズにおける管楽器の音に惹かれてゆくと、もう、このような作品を聴くと陶酔です。

ボリュウムを2つくらいアップして、グワーッと引き込まれるのです。

トランペットのめくるめく破裂音の連なりに、ここでは ティナ・ブルックスの

テナーが絡みます。 2人とも物凄く良い、です。 

はあーーっ、ため息はな息の出る、惚れ惚れするよなかっこよさ。

やはり、トランペット、そして テナーサックスはジャズの華、スターだよなあ。

このアルバムでは ティナ・ブルックスのテナーがかなり効いていて、彼の演奏も

堪能できる、という点でも充実度が違う1枚、ではないでしょうか。

無駄な贅肉がない、スタイリッシュな音。 もっともっと聴きたい!と思わせてしまう、

途上の演奏、でも色気十分・・・ティナ・ブルックスが吹いてます。

全体にノリの良いアップテンポの曲の構成ですが、中で1曲だけバラードが。


『 BUT BEAUTIFUL 』


” 愛 それは滑稽で 悲しくて

     静かで そして 正気じゃあなく、

      善きもの はたまた 悪いもの、 でも 美しいものよ ”


こんな歌詞の ビリー・ホリデーも歌ってる ロマンティックなバラードなのですが、

この演奏が もう 本当に素敵です。

この曲を聴きたくて、当初しょっちゅうかけてましたっけ。


ブルーノートらしい、端正で、都会的、しかもジャズのエネルギーとエッセンスが

ぎゅーっと詰まった、満足感に ” 唸る ” ことのできる1枚、です。



FREDDIE HUBBARD : trumpet.

TINA BUROOKS : tenor sax.

McCOY TYNER : piano.

SAM JONES : bass.

CLIFFORD JARVIS : drums.



 

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アイスクリームにうってつけの日

アイスクリームが大好きで、

まあ、そのため 一年中いつでもうれしく食べておりますが、

アイスクリームを食するのに最高の日、 ” アイスクリーム日和 ” とも呼ぶべき日が

確かに存在いたします。

それはどんな日、どんな状況か、というと、
 

① 寒い、それは寒い 冬の日中

② 小雪がちらついている

③ ちょっとだけ吹雪いている

④ どんよりと曇っている

⑤ 街なか


と、このようなものなのです。

②と③は どちらでもOKです。

ですから、1月後半から2月中は ” アイスクリーム日和 ” が結構やって来ます。

きのうもまさに! うってつけの土曜日でしたね。

実は前日の金曜の夜から思っていたのです。 「 明日、だな。 」 と。

そして明けて土曜日、朝から降ってます、吹いてます、どんよりとくぐもっております。

ステキにうれしい ” アイスクリーム日和 ” です!

朝、家を出て、実家に息子を預けてから地下鉄大通り駅。 

向かうは 千秋庵 本店。

ものすごく久し振りの あの千秋庵のソフトクリーム ストロベリーミックスを食べよう

としましたが、久しく目を離している間に千秋庵も大変な状態なのかしらん? もう

ソフトクリームの味も変わって、種類もバニラのみ、になってました。

が、まあしょうがない、バニラソフト1ケ買って さあ外へ!

寒い真冬の粉雪舞う中、冷たーいアイスクリームをペロペロと、大またで歩きます。

駅前通りの交差点を渡り、狸小路をぬけて、店へ。

着いた時には キーンと冷えた感覚が体の中を貫いて、もう最高でした。



いつの頃からでしょうか・・・アイスクリームは夏じゃなくて冬のたべもの、と

思うようになったのは・・・。

アイスクリームは断然、冬、そして屋外で、と。

10代の終わり頃、結晶の見えるような雪が降る、そんな日に お行儀悪く歩きながら

食べていて、そう気付いた記憶があります。 

なにもかもが冷えていて、冴え切っていて、そして、雪。

そんな中でアイスクリームを食べていると、自分がその雪の情景と同化していくような

感じ。 それは 一瞬、美しい、に近い感覚 でもあるような・・・・・。



ものは試し、といいますので、もし ”真冬のアイス ” 未体験でしたら、ぜひ!

ふふふ、わくわくするでしょう?

ホントかなー?

やだあ、寒いよう、きっと。 私は無理無理。

で、曇り空の雪降り日に 「 今日はアイスクリーム日和かも・・・ 」って感じたら

外に出るのも悪い気はしませんよっ!!











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無駄遣い

つい買ってしまうもの、それは シール 。

今朝も店にくる途中に寄り道をしてタワーレコードに立ち寄り、

その次にソニープラザへ。(あっと、今はもう ” ソニープラザ ” 改め

” プラザ ”なんだそうな ) 降りエスカレーター中の私の目の端っこに

 シールの回転什器が見えちゃったんだなー。


ぐいーっと引き寄せられて、カラカラと什器を何度か回し、うーん、これもカワイイけど

こっちもおもしろいし、これも持っていない絵柄だわっ! うーむ、どうしようかなあ。

いつもこうなんです、シール売り場をみつけるとついしばしじっくりと見入ってしまう。

小銭入れに入っているお金の範囲内で買うことにはしているのですが、はてさて今日は

大好きな MRS.GROSSMAN’S のシール、悩んだすえ 3枚選び、レジへ。

本日の収穫、1.カエルの王様、2.アメリカ的な野外用おやつ、

そして今日1番お気に入りの 3.雲。


もっと欲しいけれど、少しだけ買うのがよいのです。

新しくシールを買った日の気持ちって、家に帰り着いて、お店の袋からそのシールを

取り出して シールの箱に収める、その時に頂点がやってきます。

いい年した大人のはずが、ニタリンコ、顔と心がにやけてしまう。

いつ使うかはわかんないけど、シールのストックが充実してきた感じがたまらなく、

実際に使う時も、どれにしようかな、と また迷う、それが楽しい。


” 無駄遣い ”ではありますが、でも無駄遣いしたその後って

なんだかいい気持ち、元気な気持ちになりますねえ。

スケールはどうあれ、無駄なことにエネルギーをつかうというのは 何かのバランスを

整えてくれるのかもしれないなあ。

それが何なのかは わからないんだけれど ・・・・・。















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初当たり!

” 映画鑑賞券をペアで〇〇名様にプレゼント ” を見つけると

結構応募していたのですが、私のところにはやってこない運命 と、諦めておりました。

だって、一度も当たったためしがないのですもの。

映画のチケットどころか、” 毎週〇千名様に当たる ” 木箱入りバターとか、

” 裏蓋の応募シールを集めてもらおう!オリジナルトートバッグ ” とか、

あと、お年玉付き年賀状の切手セットとか、、、、。

まあ、そんなに熱心に応募しているわけではありませぬが、でも内心はしょんぼり。

そんな私に 今年は早々にビッグな贈り物!がまい込んだ!!

なんと! 「 映画観覧ご招待券 」 ですぞっ!! うわーーい!!

去年の 蠍座・ベルイマン特集で、ある日、800円の入場料を支払う際に

「 ほっかいどう映画まつり 」 のスタンプラリーの用紙を渡されて、5個のスタンプ枠

のうち、その日の1個が押されていて、「 あ、もしかして5個たまるかも・・・ 」って

意欲が湧いて・・・結局、1個は夫に手伝ってもらいましたが、5個蠍座のスタンプで

埋めていそいそと住所・年齢・氏名を書き込み、どうぞヨロシクと投函していたことを

すっかり忘れておったところに1枚の官製はがきが・・・・・!

手書きのサインペン文字の宛名は確かに私あて。 はて?どなた?寒中お見舞い?

裏をみると、これですよっ!! これこれっ! 映画観覧 ”ご招待券 ” ですよっ!!

まあ、1年間の無料パス券ではなかったし、半年間の無料パス券でもなかったけれど、

「 関係者間で厳正な抽選を行い、」幸運にも選ばれた、ラッキー賞 1000名の内の

一人なんだよっ、私はさっ!! わっはっは!! うれしいなあ!

今年は早よから縁起がよいよい、とうかれていたら、傍であきれていた夫が、ひと言、

「 この映画まつりなぞに1000人以上の応募があったとは思えない、きっと全員に

なにかしら当たったのだろう。 」 ・・・・・。

言われてみると、そうかな、という気もとてもしてきた。

そういえば、” ラッキー賞 ” という賞のネーミングもいかにも ” 参加賞 ”っぽい

響きだしなあ・・・、と、まあ、少し落ち着き、平熱に下がりはしましたが、

とにかく、初めての 当たり! です。 使用はこの2月一杯まで、

さあ、なーに観に行こうかなあ。 蠍座にはかからなさそうなのを観なくっちゃ。





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