１２月２９日 日曜日

ワーデル・グレイは、ラスベガスの砂漠でギャングに銃で撃たれて死んだとか。

１９２１ ～ １９５５年、たったの３４歳だったのねぇ。

本日は、ワーデル・グレイ （ ts. ）を聴きながら営業でした。

聴き心地、それはリッチ！

ジャズを聴いている！そんな満足感でうきうきしてしまいます。

もっと長く生きて、もっともっと演奏して欲しかったな。

２０２０年 福田元美 冬のイラストポストカード入荷

お待たせいたしました！

福田元美さんの冬のイラストポストカード、新作が揃いました。

さっそくご紹介いたします。



『 浮遊するサンタたち 』
どこで浮遊してる？宇宙空間？ピロ～ンと平たく伸びているサンタさん！
意外と斬新で新しいかも。



『 ケーキにスタンバイ 』
もうこれは１２月２３日の朝の一コマでしょうか。サンタさんの多岐にわたるお仕事は
ここにも。順番待ちのトナカイさんがサンタ先輩の後ろ姿を見守ります。



『 干支 / 仔牛 』
毛並み！瞳！思わず撫でたくなる。



『 干支 / 立つ牛 』
牛の頭のてっぺんには、このように毛が生えているのですね、フサフサ。
お互い目が合い立ち止まり、と言った瞬間。



『 干支 / 親子の牛 』
お父さん牛とお母さん牛、さり気なくちゃんと区別がつく・・・よく見ると
お母さん牛にはお乳アリ。張り子みたいな丸いフォルムの家族です。



以上の５柄です。

冬のグリーティングシール切手も発売されましたね。

会えなかった、会いたかった親しい方達へ、今年は特に心を込めて

ハッピーイラストのカード送りたいです。

どうぞ選びにいらしてください。

毎年人気のアーカイブ柄も揃っております。



福田元美 イラストポストカード
1枚　150yen

ご注文も承ります。
011-215-9331 ( tel & fax )
info@pasqueisland.com ( e-mail )

鬼滅の刃 劇場版

観て参りました、『 鬼滅の刃 劇場版 』！

煉獄さん （ 煉獄杏寿郎＝ れんごく きょうじゅろう隊の鬼殺隊の柱の一人 ） の

死にざまに号泣 （ ↑ 今日の見出し写真のお方 ）。

ほとんど原作コミックス通り （ 「 ” 炎の呼吸三の型 ” は原作にはない。 」← 息子 ）

で、視覚・聴覚に訴えてくる上等なアニメーションならではの迫力＆スピード感を

満喫。感動でした。

平日の朝一番の上映回にもかかわらず上映シアターには４０人くらい入っていて、

大人単独鑑賞は私だけかと思ってたら、中年の女性二人組が同じ列のシートに。

『 鬼滅の刃 』の人気の幅広さを実感し、さらにクライマックスに向かうにつれ、

その人達がハンカチで目元を押さえる様子を自分も同じことをしながらチラ見。

いい年した大人が、、、と思いますよね、いや実際そうだし、全くそうですよ、

そうなんだけどでもホント泣けました～～嗚呼、煉獄さんっ！！

息子が揃えた既刊２２巻は熱読し （ 息子はほぼ暗記・・・）、

私も立派なキメツファン。繰り返し読んではまた泣いて。

来月発売のいよいよの完結編・２３巻が待ち遠しいです。

DECEMBER は １２がつ。

１年間楽しませてもらった 『 チキンスープ・ライスいり 』（ モーリス・セン

ダック 作 じんぐう てるお 訳 / 冨山房 ） も、いよいよ最後の月になりました。

１２月は・・・・そりゃもう！！ クリスマスで決まり！ですね。

ページを開くと、あれれ？　

どの月だって得意顔で登場している坊や、今月はどこに？？

お友達がスプーン片手にバンザイしながらご来場ですけれど・・・・

って、いたっ！！　なんとなんと、坊やはクリスマスツリーのてっぺんの星に

なってみんなを待っていたっ～～！！

ツリーには、キャンドルとデコレーション、そしてたくさんのスープ皿がぶらさ

げられて、一足先にわんちゃんがホカホカのスープを味見しているようです。

テーブルには真っ白いクロス。

愉快で美味しいクリスマス・スープパーティが始まります！


クリスマス！

世の中が、どんなに変調だらけであっても、クリスマスは変わらずにあります。

ひとりっきりでも、親しいメンバーででも、この夜は特別！そう思いませんか？

暖かいスープと、ケーキやワインを用意して、祝福を。

健康と親愛、そして自由に。



明日金曜日は、パスキューアイランド・パン販売の日。

冬は、カリリとトーストして、バタたっぷりで・・がおすすめですよ。

きつね色の香ばしい丸パンを山盛りにして、

ご来店お待ちしております。



グラハム粉の丸いプチパン
1個　150yen

ジャズライブ ありがとうございました！

解け残った雪と、

黒いアスファルトの路面と、銀杏の黄色と。

今年の最後のジャズライブは、晩秋と初冬の景色が混ざり合い、

さらに世の中にどんよりと漂う不穏な空気の中での開催でした。

ご参加くださったみなさま、本当にありがとうございました。

パスキューアイランドのジャズライブの歴史に残る今回だったと思います！！


さて、演目をご紹介いたしましょう。


・Softly as in a morning sunrise

・But not for me

・Autumn in New York

・Blues Island

・Autumn Leaves

・Danny Boy ( encore )



以上の５曲＋アンコール１曲　でした。

１曲目は 「 朝日のごとくさわやかに 」。

ウィントン・ケリーのピアノトリオでの演奏、コルトレーンのヴァンガードの

ライブ盤、ソニー・クラークのトリオ、有名どころの名盤名演奏がたくさん

残されているマイナー調の人気の曲ですが、このタイトルで私がまず思い浮か

べるのは、ソニー・ロリンズ （ ts ） のヴァンガードのライブ盤に入っている

演奏なんです。恋が生まれてそしていろいろを経て終わるまでを、朝日から

日没までに例えての、あんまり ” さわやか ” でもない歌詞がついている曲です

が、ソニーの演奏は、ぜーんぜん情念っぽさがなく渋く枯れた音が良い！です。

意外でしたがこの曲は、当ジャズライブでは初演奏でした。

２曲目は 「 バット ノット フォー ミー 」。

訳すと、” でも、わたしのためじゃない ”　って感じ？

テナーが素晴らしくよい音で軽快にスタートしました。そして、さらにベースの

小林さんが素晴らしいソロでした。「 いつまでも聴いていられる・・・聴いた

あと覚醒してしまいました！ 」 というご感想をいただきましたよ。

３曲目は 「 ブルース アイランド 」。この演奏は、タイトルは適当？に大関がつけ

たのではないでしょうか・・・オリジナルというより、ブルースのコードにそって

テナーとベースが自由にからんで進んでいくスタイルでした。なので、メインの

テーマとかはないし、聴きながらただただノッて揺れていくような。

そして、ラスト、「 枯葉 」。

今年の 「 枯葉 」 は、かなりアップテンポで演奏されました。

もともとはシャンソン。知名度がとても高い名曲中の名曲で、情感たっぷりで

ゆったりと歌い上げられる哀愁曲なのです。

が、しかし、ジャズ演奏での 「 枯葉 」 は、ほとんどは全くしっとりしていない

どころか、メインメロディをなんとか保ちながらあとは壊されています。

ジャズ的崩壊、ジャズ的解体とでもいうのですか、素晴らしい素材として自由自在に

扱われます。今回の大関＋小林 デュオも、スピード感と緊張感に満ちた 「 枯葉 」

でしたね！！ 哀愁のメインテーマをチラッチラッと聴かせながら、テナーの快速ソロ

と、地鳴りでガラスがびりびり鳴っていた迫力満点のベースソロが交互に繰り出す

その熱量！これぞジャズ！ ジャズ！ ジャーーズッ！

ここに喜びを感じてしまうともう抜け出せませんよね！

ああ、いい演奏だった、いい時間だった、とアンコール曲の 「 ダニーボーイ 」

を聴きながら余韻を味わって、あっという間の約５０分間でした。



当店のジャズライブで聴いて好きになった、なーんていう曲が１つでもあった

ならそりゃもう最高です。ネット配信などでも同名曲の名演奏を聴いてみるのも

ワクワクしますよね。そんな楽しさのきっかけになれたら本望です。


２０２０年は、春以降世界全部が大変な変調つづきでした。

にもかかわらず、私どもの小さなジャズライブにご参加くださったみなさまに

なんと感謝してよいやら・・・

ありがとうございました。


次のジャズライブは、来年１月１１日 （ 月・祝 ） です。

２０２１年、みなさまのご参加を一同心よりお待ちしております。

予期せぬ贈りもの

今現在住んでいる地区は、西区山の手で、

最寄りの地下鉄駅は 、東西線 琴似駅 です。

西区区民になって早くも２０年近くになるのですが、その間朝な夕なに

ほぼ毎日この琴似駅の１番出口を入ったり出て来たりしてきまして、

そして、遅番の帰宅の夜の８時頃になると、地上出てすぐのところに

「 たこ焼き 」 屋さんの車がいい匂いを漂わせて開店しているのでした。

「 たこ焼き 」 は私にとってももちろんとても親しみのある食べ物なの

でしたが、帰宅前の道すがらにたこ焼きを買って帰る発想も余裕もなかった

ってことなんでしょうけれど、２０年近くになるのに今まで一度も

” くださいな～ ” っていってのれんをくぐることはなかったのでした。

中にいる店主のおじさんのお顔もなんとなく知っているし、遅くなれば

お客さんが手渡されるのを待っていたり、注文していたりの様子が増える

んだな、なんてことも知っていたんですけれど。


先日、夫が遅番でした。

「 今日は、イイモノがあるぞー！！（ ニヤニヤ ） 」

「 なぁーにナニッ？ 」息子と私。

「 ほほほ、何でしょう？ 」

といって出してきたのは、何と！　アツアツのたこ焼き１ケース！

「 よっしゃぁーーっ！！（ ガッツポーズ：息子 ）なんか鰹節の匂いがするなー

って思ってたんだ！！ 」

さっそく出来たてをパクリパクリとみんなで食べて、さて。

どうして今夜たこ焼きをとーしゃんが買ってきた？？


それは・・・

ある日、このたこ焼き屋さんの営業車の写真を撮った夫は、プリントし上がった

２葉を、さっそく店主のおじさんに渡してきた、と。

そうしたところ、たこ焼き屋のおじさんは、えらく驚き、同時にえらく喜んで

くれた、と。

そして瞬時に、出来たてのたこ焼きをケースに入れてくれて、

「 マヨネーズ？　鰹節？ 」 と聞いてきた、と。

迷わず 「 鰹節で 。 」 で、おじさんがお礼にと手渡してくれた

ビニール袋にはいった温かいたこ焼きケースで手のひらもほかほかで

帰宅しましたとさ、ということだったのでした。


突然写真を受け取ったたこ焼きおじさんのビックリ＆サンキュー！　が

ほかほかたこ焼きのお土産というビックリ＆ハッピーに。


と、本日は、かような二つのサプライズギフトの話題でございました。

大ぶりのたこ焼きは、たこたっぷりで王道のお味。

さすがに長く営業されているだけあるわぁ！！でしたので、

今後は 「 一週間に１回は食べたいっ！！ （ 息子 ）」 って言ってるから、

月に１度くらいは買おうかな。




明日金曜日は、パスキューアイランド・パン販売の日。

げんこつくらいのサイズの香ばしい皮で中身はむっちりのグラハム粉のプチパンを

山盛りにしてお待ちしています。



グラハム粉の丸いプチパン
1個　150yen





　

冬のはじめのジャズライブ のご案内

じわじわと年末に近づいています。

雪が降り積もる前の、夕方４時をまわると途端に真っ暗に暮れてしまう

寂しさ侘びしさマックスのこの１１月下旬ですが、

皆様お元気ですか？

淋しくなって前向きになれない時、

緊張感で体も気持ちも固まってしまった時、

溜息が増えてきたな・・と感じる時、

そんな時には、ちょっとパスキューアイランドにお立ち寄りくださいな。

なぜって、そんな時のために、私どものような店があるようなものだから。

今どうしても必要なモノではないけれど、

眺めるだけでも、なんとなく手に取るだけでも、

気持ちがぼぐれる突破口になるからです。

それから、短い時間でも別空間に入ることは、ステージを変えるのに有効です。

ご購入？それもいいし、今日は見るだけ・・・それもOK。

私達はいつもどおりにいらっしゃいませ、といい、

いつもどおりにありがとうございました、といいます。

特別なおもてなしもありませんが、いつもどおりやっています。


なので、小さな小さなジャズライブは行われます。

いつもどおり、予約もチケットも要りません。

音楽を、演奏をその場で。

” 生 ” を体感し味わってみてください。

もっと元気になれますとも！




　　　　　冬の初めの ジャズライブ の ご案内


　　　　　　２０２０年１１月２３日 （ 月・祝 ）


　　　　　　開場 ： ７：３０ｐｍ ～

　　　　　　開演 ： ８：００ｐｍ ～

　　　　　　参加費 ： １５００円 （ ワイン、リンゴジュース、お茶 付き ）


　　　　　　テナーサックス　大関 智也

　　　　　　ベース　　　　　小林 浩樹

　　　　　　（ 約５０分ほどの演奏時間です ）

　　　　　　場所 ： パスキューアイランド
　　　　　　　　　　札幌市中央区大通西１７丁目太田ビル１F
　　　　　　　　　　（ 地下鉄東西線 西１８丁目駅４番出口から徒歩３分 ）
　　　　　　　　　　tel / 011-215-9331



一同、準備万端、心よりお待ちしております。

背比べ

今年の春頃。

すでにすっかりと抜かされています。

そして、秋が終わって冬がやって来た今は、

さらに差は広がって、頭半分ほど。


気がついたらちょっと差がついていて、

あれっと思ったらもうこんなに。


とーしゃんの焼くグラムパンが何と言っても一番で、

NBA では、レブロン・ジェームス と ケビン・デュラント （ という選手 ） がご贔屓で、

その他の選手の名前もズラズラズラとすっかり暗記で私に啓蒙、

今、学校の朝読書の時間に読んでいる、ふみふみが貸してくれた 瀬尾まいこ著 『 そして

バトンはわたされた 』 が 「 おもしれぇー！ 次どうなるの？って 」 だそうで、

友だち五人で観てきた『 鬼滅の刃・劇場版 』 にマジ感動。

「 いやぁーよかった！！ まーちゃんもゼッタイ観た方がいいって！ 」

忙しい中学生活を元気にのびのび謳歌中の大関 力、１３歳と１１ヶ月。



NBA の選手名は毎日唱えられているもんで、門前の小僧状態ですし、

『 鬼滅の刃・劇場版 』 は、来週朝イチで観に行こうかと思っていますし、

もうしばらくは、息子とのやりとりを楽しみたいかーさんです。

味わう / Shimmy Books

シミー書房の 「 丸い本 」 は、詩の本のシリーズです。


『 昨夜あなたに会いに行く 』（ 2016 ）

『 わたしがのぞむことはたとえば 』 （ 2017 ）

『 ドライブ 』 （ 2018 ）


今までにこの三作品があります。

『 昨夜あなたに会いに行く 』 では、真夜中に空を飛んで ” あなた ” の元に飛んでいき、

ちょっと成長して戻ってくることになる女の子の気持ちを、

『 わたしがのぞむことはたとえば 』 では、” あなた ” への想い、ささやかで可憐な

いくつかののぞみを、

『 ドライブ 』 では、” きみ ” と ” わたし ” の二本の糸が寄り合わさって出来ていく

生きている歓びを、

新明史子氏の清潔で明るい言葉と、岡部亮氏の知的かつユーモラスな挿絵の見事な

組み合わせで表現している人気のシリーズです。

本は角形と決まっている？

いいえ、そんなことはありません。この丸い形、いかがです？

そんなシミー書房からの楽しい提案が伝わる作品でもあります。

この丸い本は、どの作品も ” わたし ” を軸に、ただ一人の ” あなた ” とのことを

書いています。あなたとわたし。二人がともに生きている生きていく。

その温かさ、その尊さ。

丸い本どの一冊でも手にとって、ページを開く度毎に私は胸の奥がじんわりし、

初心に戻ることを促されてしまいます。

感謝と尊敬が愛のすべてだと、丸い本の中のどこにでもいる ” あなた ” と ” わたし ”

がさりげなく示してくれているように思うからかもしれません。


そして、この１０月に、四作目となる 『 味わう 』 が出版されました。

ふたりで食べるごはんの至福、その理由は・・・。

一作目・水色、二作目・ピンク、三作目・薄いグリーン、そして

四作目のカラーは黄色。

丸い四色が並んだパスキューアイランドです。

ぜひお手にとって、開いてみてください。

贈りものにもおすすめいたします。

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明日金曜日は、パスキューアイランド・パン販売の日。

グラハム粉の丸いパンも、実に味わい深いですよ！

香ばしくこんがりきつね色のパンを山盛りにして、お待ちしております。




シミー書房 丸い本シリーズ
1冊　550yen

グラハム粉の丸いプチパン
1個　150yen

ブルーとブラウン

色の組み合わせとして最もシック、となると、

それは　青　x　茶　ではないでしょうか、たぶんきっと。

青の色調も、茶の色調もまあ限りなく幅があるわけで、その組み合わせといったって

単純にはいかないでしょうけれど、

例えば、ベージュに紫も素敵だし、ロイヤルブルーに濃いめの茶も

いいし、紺色に赤茶も実にシック。

パスキューアイランドで密かに売れ続けている本日の写真のお皿は

わすれな草のブルーなのですが、青　x　茶　で考えますと、

このお皿に、ガトーオショコラを載せてみるなんぞはかなり決まると思うし、

ペッパーステーキなど肉系もカッコイイと思えます。

こんがりと焦げ目のついたトーストもいいね。

基本は白の食器。

その次には、和陶器。

でも、一人暮らしを始める若い方達が、何より先にこのカラーに惹かれて

ブループレートを一枚買って、朝のパンとか、目玉焼きとか、夜には生姜焼きが

収まって・・・・・と１枚きりをなんにでも使い回すっていうの。

それはかなりヨイな。素敵ですな。

そんなお皿です。



明日金曜日は、パスキューアイランド・パン販売の日。

ブルーのお皿に、こんがりきつね色の丸いプチパンをのせて、

ちぎってはバタ、ちぎってはバタ・・・・といきましょう。

お好みの厚さにスライスして、トーストしてのせるのも大変よく合うと思います。

ブルー　ｘ　ブラウン　で気持ちも上がるでしょう。

明日も、カウンターは香ばしい香りが漂います。

ご来店、お待ちしております！




ブループレート
24cm / 2750yen 　楕円 / 1650yen

グラハム粉の丸いプチパン
1個 150yen