手紙 /  シミー書房個展によせて

 

 

  百年前までこの辺り一帯の丘は森だった。

  黒々とした広い大きな森だった。

  道も畑も灯りもなかった。

  時を経てこの名もなき丘に、

  やまぶだう村から屈強な若者たちがやってきて、

  森を開き、畑を耕し、暮らしを立てた。

  移住者の子や、そのまた子どもたちが丘で生まれ育ち、

  生業を継ぐ者、生業を変える者、

  丘を離れてゆく者もいた。

  丘はしらくも村と名付けられた。

 

 

 シミー書房 しらくも村のおはなしの中の一編『  農夫イシコロ  』 は、このように

始まります。現在7巻、各巻の函には3冊のお話しが入っていますから合計21話

になる「 しらくも村のおはなし 」 ですが、しらくも村の成り立ちの歴史を私たち

『 農夫イシコロ 』を読んで知ることになるわけです。

 

りんだう村で生まれ育った幼なじみ同士の二人の若者は、独り立ちの行き先を

コインの裏表で決めることにしました、グリム童話へのオマージュのように、また

若さゆえに。それぞれ表が出たら海へ、裏が出たら山へ行こうと。

イシコロは、裏。

友は、表。

こうしてイシコロは山の方向に旅立ち、そしてやがてしらくも村に麦畑を持って、

家族とともに生活し働いて、麦をつくる農夫として歳を重ねていったのでした。

表が出て海へ向かったもう一人の若者は、しわぶき湾の古い灯台の灯台守となり、

イシコロと同じ年月を海を眺めながら海とともに歳を重ねたのでした。

自分の人生の向かう先をコインの裏表で決めた幼なじみ同士は、

 

  二人は約束通り旅立ち、

  その後二度と会うことはなかった。

 

のです。

二度と会うことはなかった二人。

なかったにもかかわらず、いいえ、会うことはなかったことになど煩うことなく、

イシコロと友は自分にとってのお互いの存在を大切に大切にし続けました。

淡々と、しみじみと。

どうやって?

その手立てが手紙なのです。

 

今は丘のしらくも村と海辺の灯台にそれぞれ暮らし続けるかつての若者二人の手紙

のやり取りは、何十年もの間続きます。

海から届く友の手紙がどのような経路で配達されてきたか、その歴史が語られ、

麦畑のイシコロからの手紙が、どこでどのように引き継ぎされながら小さな岬の

古い灯台、灯台守のその手まで配達され続けたのかもきちんと語られるのです。

人々の暮らしの中で、確乎たる、またかつては唯一と言ってよい通信手段として

街から最果ての土地までいくつものなんらの手段を経て、手紙は届く。

当たり前に。

そして、イシコロと友も手紙を書いて送る。

友の手紙には、海のことが描かれていて、

イシコロの手紙には、森や麦畑のことが書かれている。

お互いに、目の前に広がる光景を、心のままに伝え合う。

すると、目の前に広がる水平線は、丘に広がる麦畑の風景に変わり、

青いインクが滲む潮の匂いのする手紙は、

見たことがない海をはっきりと見せてくれる。

 

郵便への信頼と敬意と憧れを、

変化していく世界の中にあって、今も昔も変わらずにある友を想う心を、

手紙という手段に託して描かれたこのロマンティックな物語は、

イシコロの気持ちを詩として表現している 『 わたしは海を知っている 』 へと

繋がります。

 

新明史子・岡部亮 シミー書房の世界がいかに確かなものかが解るこの二つの

おはなしなのです。読む度にため息をつきます。感嘆。

岡部さんの画が新明さんの文章を立ち上がらせ、新明さんの一本の線上を極めて

研ぎ澄まされたセンサーで歩を進めるかのような、選び抜かれた言葉の豊かさが

岡部さんの画によりより一層伝わってくる。

表紙の麦のリースもとてもいい。

そして、『 わたしは海を知っている 』 の最後のページの麦畑の画、この画の素晴

らしさは、読んだ人の特別だと思っています。

 

                                                                        ©shimmy books

 

 

『 農夫イシコロ 』 は、しらくも村のおはなし「 農夫イシコロ 」 に、

『 わたしは海を知っている 』 は、しらくも村のおはなし「 カゲロウ診療所 」 に、

それぞれ入っています。

今日から南区石山の ぽすとかん にて始まっている

「 シミー書房個展 テーブルの上の領地 」 にて、麦畑の画のトートバッグが販売

されているようで、まずはこのトートバッグほしいなあ。

そして、今回の新しい作品、とてもとても楽しみなのです!

 

 

   シミー書房個展 テーブルの上の領地

2024.5.23. ( 木 ) ~ 6.9 ( 日 ) 10:00 - 18:00

札幌市南区石山2条3丁目1-26 ぽすとかん/ 駐車場有り約10台

tel 090-6264-3832 ( ニシクルカフェ )

 

 

 

明日金曜日は、パスキューアイランド・パン販売の日。

緑の木陰が気持ちの良いこの時期、パンとコーヒーを持って木漏れ日の

下でランチもいいですね。

明日も、こんがりと焼けた丸いパンを山盛りにして、みなさまのご来店を

お待ちしています!!

 

 

グラハム粉の丸いプチパン

1個 150yen

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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花柄のハンカチ

 

花柄のハンカチを持っていると、なんだか嬉しく、そして癒やされます。

弱っている時、落ち込み気味の時、疲れてきた時、

まあ、あまり心地よいとは言えない心境の時に、

花柄のハンカチを手元に置いて眺めたり、さわさわと触ってみたりすると

とても落ち着くのです。

柔らかな気持ちが少し戻ってくるような感じが実際にしてくるのです。

慰められる・・・というのでしょうか、これ。

 

ここ10年来、私は花柄に心惹かれるようになりました。

生活の中でいつも花々と一緒に過ごせるようにと図案化した、花々を愛する心から

生まれた花柄。なんて素晴らしい発想でしょうか。

 

お気に入りの花柄のハンカチ一枚が、自分にとってとても大切な精気となってくれる。

そんな日がありますよね。

そして、無為の花々を思います。

 

   

 

 

 

 

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EL COMPADRE

 

EL COMPADRE 、スペイン語で ” 相棒 ” という名前のワインでした。

軽やかで気軽に飲める。透明感のある赤い色。

コンパドーレの名に頷いてしまう気楽な、それは気が置けない1本でした。

中身そのものが好きな味わいでしたが、それと同じくらいに惹きつけられた

のは、ボトルに貼ってあるラベル。

ワインの壜には、それぞれにこだわりのデザインのラベルが貼られていて

ワインショップやワインコーナーの棚はいつだって見飽きず楽しいのですが、

それはイラストレーションのラベルだったのです。

色鉛筆のタッチと色使いが、

描かれている空間の板張りの床と、背もたれ付きの木製ベンチの簡素さが、

そしてそれらが並んでいる様子が、

右奥の光源のような入り口からの強い光の通路と、席空間全体を包む紺色の暗がりと、

その光と影のコントラストが、

なんとも魅力的で趣のある上手いイラストではないでしょうか。

教会?それとも教室? このワインと関係ある場所?

なんだろうこの空間は・・・?

答えは、イラスト横の小さな英文にありました。

 

「 このラベルのイラストレーションが描いているのは、マジェコ地区にある

カピタン パステネ町の映画館の内部です。それは、南米で最も古い映画館です

( 109歳 )。」

 

それは・・・映画館だったのでした。

この ” 相棒 ” ワインが造られたのが、チリの最南端の寒冷地・マジェコバレーで、

同地区のカピタン パステネは、120年前イタリアからの移民が作った町だそう。

2018年のワインでしたから、109+6=115、この映画館は、今年は115歳です。

ということは、今年生誕120年というカピタン パステネ町が誕生して5年目に

できた映画館なのでした。

イラストをよく見ると、ベンチは後ろにいくにしたがって、段が高くなっていました。

実に映画館の造りです。

しかも、きっと手作りの。全部木で作られた、115歳の!

大きな白い布を垂らして、当時の人気映画を上映して、満員御礼、大人も子どもも、

お痩せも太っちょも、みんなのお尻がぎゅうぎゅうのっかって、

泣いて笑っての日々の娯楽を提供し続けたベンチだったに違いありません。

 

土地と町の歴史への敬意と愛を、軽妙洒脱に表現してみせたワイナリーのセンス

に刺激を受けますし、伝えられた小さなストーリーに、映画ファンのハートは

ほっこりと感動するのでした。

Echeverria エチェヴェリア というチリの小さなワイナリーのワインです。

 

 

明日金曜日は、パスキューアイランド・パン販売の日。

金曜日は、カウンターの前を通ると、香ばしい小麦粉が焼けた匂いが

ふうわりと。

春は、軽やかなワインと、小麦を味わうシンプルなパンとで

親しい人とただただ語り合いたいですね。

明日も、こんがりと焼けた丸いパンを山盛りにして、みなさまのお越しを

お待ちしております!!

 

 

グラハム粉の丸いプチパン

1個 150yen

 

 

 

 

 

 

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図工の時間

 

深まる秋を満喫する11月ですね。

夏が長すぎたので、当然次の季節である秋にしわ寄せがきて 「 秋が短い 」 今年は、

短くもぎゅっと濃いパワーのある ( 雪虫も )秋だなあと感じます。

一気に染め上げられている紅葉樹を見惚れつつも、各地から届く秋の味覚を味わい

つつも、なにせ短くなってる今年の秋ですから、あっという間終わりつつありまし

て、はたと気付けば来月は師走なのでした!!

師走といえば、クリスマス、忘年会、お歳暮、そしてお正月の準備、と贈ったり

送ったり、届けたり、受け取ったり、が増えるひと月。

贈りもの、心を込めて選んだひと品に、ラッピング ( お店で包んでもらっても、

自分で包んでも ) の仕上げに楽しいラベルをつけようかしら。よし。

 

 

〈 つくりかた 〉

① やや厚めの紙を用意。好きなカラー用紙、とっておいた既製品の紙など。

② 長方形や△や〇にカットする。

③ 穴をあける部分に、丸く切った別色の紙を貼る。

④ ③の真ん中にパンチで穴をあける。

⑤ 好きな紐、とっておいたリボンや結び紐を、適当な長さに切る ( 色輪ゴムでも )。

⑥ パンチした穴に紐を通す。

⑦ 好きなシール、季節の絵柄のシールを貼る。

出来上がり!!

そして、いざ使うとなったら、空いているスペースにメッセージなどを書きましょう。

 

とってもカンタンで、小学校の図工の時間を思い出したがら鼻歌ふんふん♪で

熱中してしまいます。紙を変えて、形もあれこれと、パンチ穴の色の組み合わせ

や紐の組み合わせ、何よりのハイライトはシール選び!

このタグの色には・・・コレッ! 

こちらの小さいのには・・・かわいらしいコレだっ!

縦長に・・・連続シールでどうだっ!

などなど、萌える。

 

たくさん作って、忙しくなる師走に準備しておきましょう。

シールはもちろんシミー書房謹製 「 切ってつかってねシール 」使用ですよ。

いろんな楽しくてかわいい絵柄のシールが1枚のシートにたっぷりと並んで

とても美でお得で愉快なのです。

 

 

シミー書房 展 『 本を読む 旅に出る 夢を見る 』 大盛況にて一週目を終えました。

ご来場のみなさま、ありがとうございました!!

この冬の新作をふくめ、大人気の 「 切ってつかってねシール 」

ずらり7種類並んでいます。シール愛好家のマストアイテム、図工家の必需品です。

どうぞ手に取り、選んでください。

贈りもののシーズンに備えたいですね。

 

11月7日( 火 ) より、後半二週目が始まります。

みなさまのご来場、お待ちしております!!

 

 

 

 

 

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やっぱりシールは楽し!

 

 

これから冬、そしてお正月休みに向かって、本好きとしては本を読むこと

への熱量がいや増しますね。さらにクリスマスシーズンは、本屋さんも

こぞってギフト用にオススメしたい書籍の大特集を組んで、普段は並ばないような

ニッチな本、こだわりの豪華本、楽しくて美しい絵本などなど、手に取って見る

だけでもワクワクして時間を忘れてしまう・・・

冬という季節と本・読書は、本当に相性が良いなあと思わずにはいられません。

そして、本を読んだり贈ったりのための準備もですねえ、いそいそとワクワクと

始めるわけなのです。

本日の見出し画像は、その一部なのですけれど、なにせどれも超簡単な工作です。

好きな紙で本にカヴァーをします。特製自家製の帯なんぞも作っちゃったりして。

そしてそして、ここからがウッシッシのお楽しみ!

お気に入りのシールを、あれこれと吟味しながら位置を悩みながらペタリッ!

出来映えに大満足?しつつ、続けて特製しおりも制作です。

しおりには、もちろん本のタイトル、著者名、読み始めを書き入れます。

どうでしょう? なんとなーく良いではないですか!!

 

本・読書のシーズンが始まります。

本好き、シール好き、そして工作、贈りもの好きのみなさま、

素敵なシールが勢揃いのシミー書房展 『 冬は寒くて暖かい 』 にぜひご来場

くださいな。シミーシールで特別製のオリジナル本を作りたくなると思います!

明日13日( 日 ) 、いよいよ千秋楽!

 

 

 

 

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部屋

 

 

 

シミー書房・岡部 亮氏の描く ” 部屋 ” がとても好きです。

簡素な感じの部屋なのだけれど、

何ともいい部屋、と思うのです。

その部屋には、( 例えば私が人生に ) 欠かせないと思うものが全部あると思う。

 

それは、テーブル。

大きかったり小さかったりの、角形や丸形のテーブルがある。

テーブルの上には、時に花があり、時にマグがあり、時に一緒にケーキもあり。

時にワインボトルとグラスがあって、

それはたぶんおもてなしのセッティングで、かたまりの大きなパンもちゃんとある。

 

それは、薪か石炭かのストーブ ( 我が家は違うけどね ) 。

冬は、真っ赤に燃えていて、上にはやかん、やかんからは白い湯気がシュンシュンと。

 

窓。

窓から季節ごとの庭や空模様のうつろいが見え。

 

本。

たいていはハードカバーの本が積まれている、床に、サイドテーブルに。

小さな棚や、大きな本棚に本がぎゅっと並んでいる。

 

そして、

椅子があり。

くつろぐため、語らうため、食べるため、ゆっくりともの想うための椅子があり。

 

 

 

私が知っている範囲で、なのだけれど、でもたぶん大体これらのものが、絵によっては

多少の違いはあるけれど、岡部さんが描く ” 部屋 ” にはいつもあると思う。

部屋の主のとても個人的な 「 普通の部屋 」 。

部屋の主にとって必要なもの・大事なことが、きちんとオーガナイズされている。

くつろぎと満足、やすらぎや愉しみなど、こころの必須栄養素をもっとたっぷりと摂取

したいと思っているのに、忙し癖がついてしまっていつも不足気味でいる私にとって、

この 「 普通の部屋 」 で生活し、ゆっくりと自分自身を養っている主人たちは、本当に

素晴らしいと思うのだ。

 

 

 

岡部さんの描く ” 部屋 ” を眺めるとき、私はきっと憧れの気持ちと同時に、自分にとっ

っての大事ってやつを、いつも無意識に再確認しているのかもしれないなぁ、

「 なんて落ち着く部屋なのだろう 」

「 なんて豊かな生活なのだろう 」

そして、「 なんて自由なのだろう 」 ってね。

 

こんなにも伝わる部屋を描くって、

岡部さんのこころの半分くらいは、こどもの時の記憶とともにあるのかしら?

そうでなけりゃ、ねぇ、描けないよねぇ、こんな ” 部屋 ” をねぇ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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心の羅針盤

                                                                                           photo by ofumi

 

大人になっても、

大人になっていたつもりでも、

いかに大人歴が長いと思い込んでいたとしても、

つい無自覚にやり過ぎてしまって、心や身を、もしくは両方を

ネガティヴ状態にしてしまっているというようなことは、ままある。

うん。ままある。

たとえば、忙しくって食事の時間すらケチりたいわぁ・・・とか、

たとえば、今日はなんだか頭が重い・・・とか、

たとえば、あの案件は急いで返事をしなくては・・・・とか、

たとえば、あーー洗濯と部屋掃除と買い出しと繕い物とごはんしたくぅ~~とか、

たぶん全て、まじめに思い込み過ぎていたり、何かをやり過ぎていたり、の

つまりは過剰なだけなんです。

で、ですねえ、自分をネガティヴの方向に向かせている原因を、客観的に思い至る

ことができると、即時に楽になるわけです、「 あっ、そうかぁ!! 」 って。

そこんところなんですよ、大事なのは。

あなた ( 自分 ) 、少々ネガティヴに傾いてますよ ( やり過ぎていますよ )、と

自分の真ん中に戻る。

そして、ごはん食べるって10分もかからないよね・・・何か簡単なモノ食べる、

するってえと、驚くほど楽になる、ってホントほんと!

昨日は寝不足だったなあそういえば・・・・今夜は早めに寝よう

って、納得すると、頑張れる。

じっくり考えても考えなくても、実はそんなに急がなくてもよいのでは?

うーん、自分だけの勇み足空回りですかね?・・・きっとそうなんです。

洗濯も掃除も買い出しも繕い物も、なんならごはんしたくだって、やらなくても

死なないよね・・・・全くその通り!

そして、ネガティブ路線の渦中にいる最中に、

ふっと胸元 ( 私の場合は、左の鎖骨の下あたり ) に何気なく手をやると、

小さな羅針盤の鳥が、止まっている。

そして、おかしな方向に傾いていた頭と心を、

そっちじゃないよ~~って教えてくれる。

楽で幸せ、ポジティヴな方向へとね。

 

誰もが自分中に持っている、心の羅針盤、

シミー書房・新明史子氏の 「 羅針バード 」 は、そんな鳥です。

ブローチと、オーナメント、そして今回は、小さな額入りも。

頼もしい鳥、いかがです?

 

 

活況の二日目、終了です。

ご来場、お待ちしております。

 

 

 

 

 

 

 

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秋には秋の

 

 

かんかんベーカリーのグラハム粉のパンは、グラハム粉が60%入ってます。

「 グラハム粉 」 とは、普通の小麦粉と同じ細かさに挽いた胚乳と、通常は捨てられる

表皮と胚芽を粗挽きにしたものを、両方を混ぜ合わせた小麦粉のことで、19世紀に、

菜食主義のシルベスター・グラハム牧師が、風味や栄養素を損なうことなく摂ることが

できるようにと考案したそうです。

ちなみに、ベーカリーに並ぶハード系のパンで、 ” グラハム粉入り ”  の表示のあるもの

は、多くて10% か 20% くらいの配合率がほとんでらしいです。それでも小麦らし

い風味が感じられますよね。なので、60%入りって、破格の配合率かも。

食べた方からよく 「 なんだかクセになるのよねー 」 「 一度食べたら忘れ難し 」 などと

褒められるのは、そのあたりに要因がありそうです。

味と風味と滋養のかたまり、ということでしょうか。

全粒粉と成分的には同じなのですが、グラハム粉のほうがより粗挽きなので、

焼きあがったパンは、色が濃いことに加えて、粗挽きならではのつぶつぶザラザラ

特徴です。

 

さて、そんなかんかんベーカリーのグラハム粉のパン、

秋は、スライスして、軽く焼いて食べてみましょうか。

カリッと焼けたグラハム粉の何とも言えぬ香ばしい匂いがキッチンいっぱいに。

ちょっと甘さも混じったその香ばしさをまずは楽しんで、お次はその焦げ目の

上にバターです。

バターを削って乗っける感じ。

その時点でかぶりつく、もう最高ですー!

でも、秋なので、秋らしい何かをさらに乗せたい。

私はですねえ、先日、袋にたっぷり入った特売シイタケ ( 大きさいろいろ、

ハネ品入り )で、きのこソテーを作っったので、グラハムバタートーストの上に

たっぷりと乗せました。粗挽きのざくっとしたパン生地に、最初のバター、

さらに加わったしいたけの旨味の汁がしみ込んで、得も言われぬ美味さでしたヨ!!

夜だと、「 これはもうワインですよね・・・! 」 となることでしょう。

あと、夏にはスライスしたそのままの輪切りを乗せていたきゅうりですが、

秋は、軽く塩もみして、細く切った生姜もほんの少し混ぜて、その塩もみきゅうり

をぎゅっと絞ってこんもりと乗せるんです。

ほんのりと生姜が効いた秋のきゅうりブルスケッタもいけます!

 

ああ、書いていたらおなかがすいてきました。

明日は金曜日、パスキューアイランド・パン販売の日です。

みなさまのオリジナルの秋の味覚で、いろいろぜひ楽しんでみてください。

こんがりきつね色に焼き上げたグラハム粉の丸パンを山盛りにして、

明日もご来店お待ちしております!

 

 

カンカンベーカリー謹製 グラハム粉の丸いプチパン

1個 150yen

 

 

 

秋のおしゃれに、ベーシックなベレー帽はいかがでしょう。

ベーシックですが、ベテランの職人技の型紙と縫製の、大人のための逸品です。

小滝玲子作 ベレー帽

6800yen

 

 

 

 

 

 

 

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質実剛健

辞典で調べてみました。

 

「 質実 」: 飾り気がなくまじめなこと

「 剛健 」 : 強くたくましいこと

 

この素晴らしい性質を併せ持っていると言われるのは、道具として最高の誉れ

ではないでしょうか。質実剛健な道具であるとはまた、使いやすいことと兄妹で、

質実剛健で使やすい道具は、優れたデザインと恋人同士で、質実剛健で使い

やすくて優れたデザインの道具は、つまるところ大抵が美しいのでした。

新入荷の 「 ディスプレー イーゼル 」は、質実剛健そのもので、パッケージは

さらに質実剛健!惚れ惚れ!

ざらついた厚めのボール紙の箱に、1ダース入りの中身が何であるかチェック

してあり、商品名と自社ネームの印字、以上。

なんという無駄のなさ。そっけなさ。惚れ惚れ~~!

 

 

本やフレーム、絵、写真、CDとか絵皿など、立て掛けてディスプレイするための

道具として完璧です。

イーゼルのワイヤーは樹脂でコーティングされていて滑らない。

ワイヤーをまとめるビスの間にはゴムが挟まれていて足場をしっかりと固定。

小さく折りたためる、軽いのでセッティング場所を替えやすい。

なんといってもとてもリーズナブル。

書店でも使われているアメリカ・GIBSON HOLDERS社製ディスプレーイーゼル、

ご自宅でのコーナー作り、お気に入りのディスプレーにいかがでしょう。

 

Sサイズ:390yen Mサイズ:440yen Lサイズ:550yen

 

 

出荷の箱詰め仕様までもが簡単、完結、スピーディなアメリカ式。惚れ惚れ~!

 

 

明日金曜日は、パスキューアイランド・パン販売の日。

パンにおいても ” 質実剛健 ” って言い方あるのかな?

もしあるとしたら、ウチのパンも質実剛健なパンだと思います。

噛んでいくと小麦の味がしみじみと楽しめます。

明日も、こんがりきつね色に焼けた丸いパンを山盛りにして、ご来店を

お待ちしております!

 

グラハム粉の丸いプチパン

1個 150yen

 

 

 

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棒っこの珈琲豆

 

ほぼ毎朝珈琲を淹れてます。

自分用に一杯分です。

珈琲豆は、その時々でいろいろです。

通勤中に立ち寄れる豆販売をしているお店が3軒あり、そこのものを買って

きたり、自転車で行ける範囲で2軒あり、そこの豆も買ってきたり、

街中に出たときに立ち寄って買ったものもある。

ブレンドされたものや、ストレートのもの、どちらもその時々で買ってみます。

つまり、決まったお店のいつものお豆、ということはなくて、立ち寄り入手できる

範囲で様々な種類の豆を気分で選んで、とにかく家用の豆の在庫は切らさない

ように、というものなのでした。

みんなそれぞれに美味しいですから、朝のコーヒードリップの手順は、コーヒー

アロマとともに行われる幸せな儀式といってもよいですね。

先日のこと。

棒っこ珈琲のさえこさんが納品にいらっしゃり、『 隣のインド人 ( ♪ ) 』 に

インスパイアされてつい焼いてしまわれたという、納品分とは別の ” インド中深 ” 

の豆を少しわけてくださいました ( 役得 )。

棒っこさんの珈琲豆は当店でも大人気で売り切れ必至のため、自分ち用に購入する

のは控えていたので、なんたって嬉しいプレゼントなのでした。

そしてさっそく朝にそのインド豆をガリゴリと挽いてペーパーフィルターに移し入れ、

グラッと沸いてきたお湯も小さなドリップケトルに移し、準備万端整って、いざ!

フィルターで待っている挽き立てのインド豆の中心に、ほとほとと慎重に注いで

しばし待ち・・・・・・

するとですねぇ、なんと! インド豆は、最初の湿らせ程度の少量のお湯を注いだ

段階でもうすでに、もりもりと膨らんでいるのです!!

地割れしながらもりもりと!

そのもりもりの小山が少しへこんできた瞬間に、本注ぎを開始、プワァーーーっと

膨らむ膨らむ、もりもりの大山が出現して、もう私は興奮と感動と緊張で一杯でした!

注ぎ、そして切り上げるタイミングを誤らないように、と。

毎朝、気持ちを集中させて淹れている珈琲ではありましたから、お湯の注ぎ方も

丁寧にやっているはず・・・挽いた豆はそれなりにちゃんと膨らんでたはず・・・・

が、しかし、棒っこのお豆の地割れしながらのパワーに満ちた美しい盛り上がりには

驚きました!全然違うんです! ドリップ完了の一杯の珈琲の美味しさは言わずもがな。

棒っこちゃんスゴイ!

 

 

明日金曜日は、パスキューアイランド・パン販売の日。

珈琲を淹れて、噛むたびに甘味が増す小麦の味が増すパンにバタをちょいとのっけて

幸せな朝ごはんはいかがでしょう。

棒っこ珈琲は 「 チョコレートの好きなおじさん 」 ブレンドが入荷しました!

こんがりと香ばしく焼き上がったパン、そして棒っこ印の珈琲豆パックを山盛りにして、

ご来店お待ちしております!

 

チョコレートの好きなおじさんブレンド  /  100g  750yen

グラハム粉の丸いプチパン  /  1個 150yen

 

 

 

 

 

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栗ぼうや

 

栗ぼうやのことは、子どもの頃から知っている。

その日の叔母の手土産だった小さなチューブに彼はいた。

彼が強烈に発散している魅力は、その超個性的な出で立ちと、彼を取り囲む図案や

欧風文字デザインによって、私は、確か・・7~8歳だったと思うんだけど、

彼を忘れられないひとにしたのでした。

チューブの中身は、栗のペースト。

生まれて初めて食べた栗ペーストもおいしかった。

当時叔母がどこで入手したものか、舶来品がまだ珍しかった時代だったと思う。

あっという間にチューブの中身はなくなって、その後の再会はないまま

時は流れ流れて、2020年冬。

道すがらの食パン屋さんに入ってみて、ふと目がいった棚に、彼はいた!

「 栗ぼうや。」

彼は何にも変わっていませんでした ( もちろん買って帰った )。

イガグリの着ぐるみで、自社製品の栗ペーストの大型缶を抱えてニッコリと笑って。

何も変わっていないのは、栗ぼうやだけではなくって、

そのチューブ!ラミネートチューブではなくて、金属チューブ入りっていうのも

変わっていなかったのです。当然、ねじ蓋のてっぺんにはとんがり角が仕込まれ

ていて、蓋を開けて、封印されている口にそのとんがり角をぶちっと刺して開封

するのですよ!今時そんなのあり?! 栗ぼうやはアリなのでした。

固くて柔らかいあの金属チューブ独特の感触! 最後までいくと、肩のところを

ぐいっと力一杯倒してつぶして中身を少しでも沢山絞り出して。

78g 入りの小さなチューブなので、本当にすぐに食べてしまうのですが、

でも栗ぼうやはチューブ入りでしか会えないし、昔ながらの金属チューブって

いうのも、今やちょっとした趣向で好きですし、缶入りのたっぷりサイズもある

みたいだけれど ( 栗ぼうやはいなくて文字デザインのみのラベル )、いつも買

うのはチューブ入りなのでした。

栗ぼうやはフランス人。

栗ぼうやがお勤めしているのは、クレマン・フォジェ社で、1882年創業ですって。

もしかして、栗ぼうやは139歳・・・・

 

 

 

明日金曜日は、パスキューアイランド・パン販売の日。

グラハム粉のプチパンをスライスして、バタをのっけてから、栗ぼうやのマロンペー

ストをニューっと絞りだしてぱくりっ!大変イケます。

こんがり焼けたプチパンを山盛りにして、ご来店お待ちしております!!

 

グラハム粉の丸いプチパン

1個150yen

 

 

 

 

 

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私の大事



この30年近く、

私は、法事・祝席以外は基本的に2種類の靴しか履いていない・・・

と気がついた。

雪がない季節は、白のキャンバススニーカーを履いていて、

雪の季節に変わると、L.L.ビーン のガムシューズを履く。

スニーカーは、ごしごし洗える白のキャンバス生地で、同じ二足を

洗って干してをたまにしながら交代で履き続け、ダメになってきたら

同じ型を買い足しながら履く。

L.L.ビーンの方は、同じ型で三代目。ネイビーが廃版になってしまい、

買い足すことができなくなって、去年一代目と二代目をリソールに出した。

この春からのコロナ渦で、アメリカ本国から修理されたそれらが戻って

きたのは遅れに遅れて10月だった。前よりもゴム部分が固くなってし

まったように感じるけれど、これ以上私の着るモノほぼ全てに合うような

便利な靴を知らないし、スニーカーもしかり。

全然飽きないし、目移りもしない。

とても愛しているけれど、

オシャレとかコーディネートとか以前で、今やもうほとんど何を履いて

いるか意識すらしていないくらい・・・・・

つまり、楽ちん。

何て大事な靴達だろう。

何て偉い靴達だろう ( 私にとって! ) 。




年内は 12月30日 ( 水 ) まで

新年は  1月 5日 ( 火 ) より

皆様のお越しをお待ちしております!







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本好きの必需品は・・・



本編を読み終わると、

まずは 「 ふぅ・・・ 」 とか 「 ほぅ・・・ 」 とか 「 はぁぁああ 」 とか

溜息のような、口から出るに任せた音を発し、

しばし様々な余韻に浸る。

余韻は、内容への感動であったり、とうとう踏破した感慨であったり、その両方、

もしくはそのどちらでもない何かの時もあるけれど、一冊読み終えたときは

なんだかとってもいい気分ではあります。

次に、じっくりと解説や後書きなどの巻末のお楽しみを読んでしみじみし、

そして次に、その本を読んでいる間中ずっと伴走してくれた栞に、読み終えた日付

を書き入れて、「 ふむ、〇〇日で読み終えたな。 」 と確認する。

栞をまたその本に挟み、本棚に立て直す。

そう。栞。

栞は必需品ではないですか?

ここまで読み進んでいるという印であり、ふたたびページを開くときの、

過去と今の繋ぎ目、ピッケルであります。

さらに、年数を経て再読した際には、書き込んだ日付が貴重な記録にもなっている。

栞が挟まれていないと、どこまで進んでいたかをちょっと探しますので、

すぐに読み進むことはできないものね。

出版社が本に挟んでくれる営業用のオマケ栞も使い易くて嫌いじゃないけど、

せっかく一冊の旅の道連れ、自分の好きな栞が楽しいと思う。

私の栞は、とても簡単な手作り栞なのです。

好きな色の紙を、切って、本のタイトルと、読み始めの年号と日付を書き込み、

矢印も書く。

読み終えた到達時点で、矢印の先に、その日付 ( 時間なんかも加えてもいい

かも ) を記して完了。

そんな栞なのです。

栞の紙は、文庫本のようなペーパーバックタイプには、適度に撓ってくれ、

適度に厚みもあるのが理想ですし、ハードカバー本だったら多少固めでも大丈夫。

で、そのようなかんたん工作の栞のハイライトは、ちょっとした趣向を、

技巧を凝らすでもなく ( つまりカンタンに ) 加える作業でありましょう。

栞の余白部分に、小さくさり気なく。

例えば、自分専用のスタンプを押すのはスタンダードだし、

押し花系も読書に似合って素敵です。

私の場合は、シールなのです。

本に合わせて、紙の色に合わせて、季節のモチーフで・・・・・

このシール選びが、ページを閉じたり開いたりする度に目にする栞作りの

一番楽しみな仕上げ作業なので、実は真剣だったりもします。


この度、わたしはシミー書房新作商品のモニターとなる栄誉 ( 役得 ) を

いただきました!

本日の写真のしおりは、その新作シールを使って作ったものなのです。

新作シールは 「 切って使ってねシール 」 、びっしり23図柄が1シートに。

どれにしようかな・・・と人差し指の数え歌を歌い出してしまう楽しさに満ち、

近年 「 超カッワイイイー ♡ 」 子ども向けキラキラシールが幅をきかせるシール

業界、なかなかコレというシールに巡り会えないでいたシール難民の大人達を

にっこりさせてくれる図柄、色調、シックなことこの上なし。









本が好きで、シールも好き、というみなさま、

さあ、13日 ( 火 ) から始まる 『 シミー書房のいってんものてん 』 で、

新作 「 切って使ってねシール 」 がお目見えしますよ。

お楽しみに!

栞、作りましょうよ!

ご来場、お待ちしております。

















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I ♡



本日の写真、ねねね! いいでしょ!

「 I love Books. 」 ですし、

「 I love brooches. 」 なんですもの、わたし。

大のお気に入りのこのブローチ、以前のシミー書房さんのイベントの時に

出会って購入しました~!


本日も、自慢と見せびらかし、ご紹介 & 宣伝です。


今月13日 ( 火 ) からの

『 シミー書房の いってんものてん 』 には、

新明さん、岡部さん制作のたくさんの一点もののブローチも並びます。

これからのセーターの季節には、胸元にお気に入りのブローチをつけたい。

フェルト生地に細やかな刺繍の新明作、

木を彫ってペイントを施した岡部作、

どちらも楽しくて小粋でユーモラスなうえに、軽量なのです。

とても考えて作られていて、薄い生地、繊細なウールの服にも安心してつけられます。

ブローチは、胸に飾るアートだと思う。

シミー書房の小さな一点もののアートを

じっくりと眺めて、お気に入りを見つけてください。





お待ちしております!




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マグカップ



当店でも一年を通して需要が高い 「 マグカップ 」。

取手つきの円筒形の茶碗のことですが、マグカップのいいところは、やはり

その取手、ですよね。本や雑誌のページをめくりながら、パソコンの画面を

見ながらマウスを操作しつつ、片手で飲み物を飲むことができますもの。

カフェオレボウルのようなものや、日本茶の湯飲み茶碗ですと、どうしても

一旦作業はやめて、両手で持ち上げたくなる ( あ、でもお父さん達は片手

で大きな湯飲みを持つイメージだな )。

マグカップは、〇〇しながらの ” ながら族 ” 向きの必需品といえるでしょう。

だからみんなお気に入りのマグを使っているし、気分によって替えたいから

いろいろ揃えたくなるし、誰かに贈りたくなるのでしょうね。

マグカップ、シンプルな白いものをいつも使っておりました。

そうしながらも長年にわたり、常に、これぞ私のマグカップ!!! と思える

1品を水面下では探し続けてもいて、ちょっと奮発して高級磁器製のマグカッ

プはどうかな? それともムーミンマグもいいな、 マリメッコのマグカップ

もなかなか素敵、ウチの店のいろいろの子達もいいよねえ・・・・

うーーむ、決めかねる・・・・長年迷い続けておりました。

そして。かれこれ4年ほど前、出会ったんです。一瞬で決定です。

それは・・・・・「 ヴィクトル・ユゴー 」マグカップ。

モノクロ写真のオリジナルプリントを販売するお店のオープン記念品でした。

夫が、開店祝いにパンを焼いて届けた際にいただいたノベルティ品。

「 ほれ、これもらったよ。」 とホイッと手渡されて、箱から出して、瞬間。

それは、私の探し求めていたマグ、究極のお気に入りマグ、なのでした。

ユゴーが胃のあたりに手をあてて横を眺めている、古典的な有名ショットが

ノベルティ用の白磁の大きめのマグにプリントされている、ただそれだけです。

地味だし、かわいくもなんともない、でも 、「 これぞ 私の! 」 マグカップ、

と、それ以来毎日愛用のコーヒーマグです。

そういう 「 これぞ私の! 」 な出会いは、そうめったには無く、

でも確かに数年~十数年に一度~数十年に一度、くらいにはありますね。

そういう出会いのものがいくつかあれば、わたしは大丈夫、強く生きていける、

そう思っておりますが。



明日金曜日は、パスキューアイランド・パン販売の日。

グラハム粉の丸いプチパンです。

このパンも、グラハム粉系列?のいろいろなパンがある中、「 これぞわたしの! 」

と呼びたい究極のパンです。粉の味を正直に追求しているからです。

噛むほどに、美味しいですよ!

ぜひお試しください。



グラハム粉の丸いプチパン
1個 150yen




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