古典文学を読む




私においては、タイトルだけはよく知っているけれど読んではいない大多数の

古典文学ですが、小説を読む醍醐味を味わいたくて、たまにその時の気分で

選んで読み始めるのです。

だいたいが17世紀頃から20世紀前半に執筆された、世界文学史に名を残す

超有名な作品ですから、なんとなく内容もおおざっぱには知っていたりもする。

でも・・・・・。

本物は、実はどんなもんだろう・・・・?

どんな書き出しで、どんな文体で、どんな展開で、どんな味わいなんだろう?

そこで、おしっ、読んだろ!

そう決心して、その作品世界に一歩、一歩、足を踏み入れてゆく、

それはなんともワクワクする、旅、なのですよ、ホントに。


ギュスターヴ・フローベールっていう響きがすてき・・・・・

彼の代表作のひとつ 『 感情教育 』、

日本語にした人はどなたか知らないけれど、これ実に名訳だよね、

それで感情の教育って ・・・・・ 一体どんな ・・・・・ ?

フランス語原題は 『 L'EDUCATION SENTIMENTALE 』なんだけど

欧文字だとさらにイカスぜ。


そんな奇妙なミーハー心を長年うすうすと抱き続け、

でも何となく読めずに人生は進んでいたが、

ふと、いよいよ実物を読んでみよう、と。

( どういうタイミングでスイッチが入るかは謎なのです )

フローベール先生のポートレイト付きの、いつものように分厚いハードカバー

の、世界文学全集 『 感情教育 』 に挑むことにしたのでした。

が、その一冊には、『 感情教育 』 より更に超有名な、かの 『 ボヴァリー夫人 』

が最初に入っていたので、夫人にも会ってみることに。





ボヴァリー夫人の名前は、エマさんでした。

片田舎の藪医者シャルル・ボヴァリー ( バツイチ ) と、その後妻エマ・ボヴァリーなの

ですが、このお二人が結婚してしまったのが全ての間違いの根本原因ですね。

人生において野心を持たず、波風立てず、つまり全く持って地味な生活をしていたい

・・・・というよりは、それしかできない凡夫シャルルが一目惚れしてしまったエマ嬢は、

裕福な農家の生まれ。

世俗的な上昇志向と、女性ならではのロマンスへの憧れをたっぷりと持って嫁入りした

健康優良女子エマでしたが、結婚した相手には、 ” 医師 ” という社会的に高い階級に

属していることから期待できるはずだった教養ある会話とか、裕福な暮らしや装いとか、

上流の人々との華やかな交際とかは、ことごとく針を刺した風船のごとし、パンッ!!って。

打ち砕かれ、退屈な夫との暮らしの現実に絶望。

エマさんは、それでどうしたかというと、不倫して、捨てられて、も一度不倫して、

エェイッ儘よ! とばかりに豪奢な装飾品やらドレスやらを買いまくり借金しまくって

堰が切れたかのように欲望に身をゆだねていくのです。そして、シャルルはそのような妻の

変化に全く気がつかないのでした。

父親のけがの治療がきっかけで出合ったシャルルだったけれど、エマはもっとよく相手の

人となりを確かめてからでもよかったのにねぇ。

まあ、確かめてたら、自分の望みは叶えられそうに無いのですから、なんとか断れただろ

けれど ( そも彼女の望みっていったって、夢見る夢子もいいところ ) 、

いざ、一緒に暮らしてみて、相手をどんどん軽蔑してしまう、どんどん嫌になっていく、

そんな男と一生連れ添わなければいけないとしたら・・・人生終わってる、確かに。

その点と、19世紀半ばで、自分では教養も容姿も持ち合わせていると自惚れている田舎

女子の思考の限界っていうのはあるよなぁ、という点では少し同情するけれど、

結婚って、新しい家族を作ってゆくことだと思うんですよねー、彼女にはその理解と覚悟

が欠落していて、子供を授かるけれど、その子の成長とか親としてのなんだかんだとか、

あまりに希薄だし、

要するに、エマって、全然家庭的ではなく( 家庭的じゃなくても全然いいんだけど ) 、

かといって自分に出来ること得意なことをやっていこうという現実性も、特別に才気溢れる

というものでも全くなく、無駄に上流へのカラ夢ばかりの中身の無いアホ女です。

そんなエマにつけ込む悪い奴らと、どうしようもない意気地無しとにまんまと翻弄されて、

絡め取られて押しつぶされて、とうとうエマさん死ぬることになってしまいました。

エマの最期、それはそんな不幸なエマが最後の最後に爆発させた、超パンクな死にっぷり!

名場面、といえるかもしれませんし、絶命してようやくホッとしているかもしれません、エマ。

凡夫シャルルにおいては、容赦なしの ( ある意味うらやましい ) ブラックコメディのごとき

死に様なんですよ。

ブラックコメディといえばこの作品まるごとブラックコメディなのです。

主題は無く、実際にあった田舎のスキャンダル事件を題材に、空白思考の超ダメ女と、煮ても

焼いても喰えない男と、ブルジョアジーの滑稽さを冷徹に、磨き上げた華麗な文体で描き尽くし

た硬質の宝石のような芸術作品でした。

文学史上にもいろいろと有名な夫人がいらっしゃるけれど、やはり会ってみないとわかんない

ですねー当たり前ですが。この度のボヴァリー夫人には、作者同様、私も何の共感もなかった

のですが、 「 エマさん、あっぱれでした! 」 と拍手を送りたい気持ちになりました。

読んでみてよかった。フローベールに出会えて ( エマではない ) 嬉しい。




ということで、だいぶん長ったらしくなってしまい 『 感情教育 』 については省略。

実にすばらしかった、とだけにしときます。

( この原稿、書き始めは8月なんです、ちなみに読んだのは昨年5月・・・ )























どこがどうだったからどうなって 

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

福田元美 2018年真冬の新作カードが揃いました


あと1枚になったカレンダー。

その1枚も、加速気味に進んでいる気がするのは私だけでしょうか。

クリスマスカード、新年のご挨拶状は、毎年必ずこの人のイラストカードで・・・

という熱い支持を得続けている、福田元美さんの ”motocard ”。

真冬の新作が揃いましたので、さっそくご紹介いたします。




『 いのしし走る 』
猪突猛進、まさに。でも、このイノシシさんは、楽しそうに猛進してますよネ。



『 いのしし いっぱい 』
イノシシは、突進力とか荒々しさもあるけれど、猟犬なみの嗅覚もあって神経質
な動物、とのことですが、このカードのイノシシ達って、気抜けします。



『 2頭のウリ坊 』
体に瓜のような模様があるから ” ウリ坊 ” と呼ばれるイノシシの子供達。ほんとに
ちっちゃくて超かわいい!2頭で遊んでますね。



『 一富士 ニタカ 三なすび、を運ぶイノシシ 』
おめでたさてんこ盛り!! さらに加えて初日の出~~!見る人みんなを一瞬で幸せな
気持ちにしてしまうモトミワールド全開の逸品。



『 親子イノシシ 』
親子のほのぼのとした動物イラストも、元美さんの大得意とするところです。
温かな一枚です。



『 うり坊 NEW YEAR ! 』
新年、突進しているうり坊、ピコピコと反応している尻尾に注目!
2019年も、アンテナをぴんっと張っていきましょう。



『 星の国のねこ 』
何と言っても、この表情! 今まさに物語が動き出している・・・そんな感じです。
なぜこんな顔つき? なぜ尻尾を持っている? 星の国って?
謎深し。お話しは、各自自由に紡いでくださいね。





以上、7柄です。
店頭には、クリスマス~冬のイラストカードのアーカイブ柄がたくさん並んでいます。
どうぞ選びにいらしてください。
お待ちしております。




福田元美 イラストポストカード
1まい 150yen

発送もいたします。お問い合わせください。
tel/011-215-9331( 12:00~19:00 )
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

ジャズライブ ありがとうございました。



こんなに初雪が遅いのは28年振りだとか。

一日の中で、雨が降って、止んで、ちょっと曇り空、でも向こうの方角は

青空が見えている、、、、そんな不安定でコロコロと変化する天気が続く

今年の秋です。

そんな中、先日のジャズライブにご参加いただきましたみなさま、本当に

ありがとうございました。

初めてのご参加のお客様も数組おいでで、いかがでしたでしょうか・・・?

楽しんでいただけたような気がするのですが!


ジャズライブをやり始めて、かれこれ6年くらいになります。

当初、保育園児だった息子をバックルームにおとなしく押し込めて ( 笑 )

おくのはもう至難のワザで、事前のオシッコはモチロンのこと、絵本やマンガ

や、おやつや天丼 ( 幼少の頃からまぁよく腹減った~を連発するヤツだった )

や、飲み物などを完璧に準備して、なんとか演奏中だけは黙らせておかなくては

と必死でしたっけ。開場の7:30pmの1時間半前には着いて飲み物などの

準備するので、当然息子も一緒、そうするってーと、初めの一時間でもう本も

マンガも読み終えて、さらに食べるものも食べちゃって、ああ、思い返すも恐怖、

彼は、飽き始めるのでした ( オーマイガー )!!!

つきっきりだとなんとかあやしつつ、遊んでやりつつ過ごせるのですが、こちとら

やることが次から次でいっぱい一杯~( 涙 )。

友人がベビーシッター役をかってでてくれて、外に連れ出してくれた回も

ありましたっけ ( 感謝 )。

「 まーちゃん、まだ ( 終わらないの )~?? 」 が始まると、

もう、口に人差し指をあてて 「 シィーーッ! 」 と、28回は言ってたな、私。

聴き入っていらっしゃる皆様にご迷惑をおかけしたこともあったと思います。

その息子、いま6年生。

当日はやはりバックルームにおるのですよ。

もはや、なんにも心配いりません。

学校から帰り次第、私と一緒に出発、大通駅で降りて、まずTUTAYAで

今晩観るDVDをレンタルし ( 先日はポアロシリーズの1巻目 )、丸井の

地下で天丼、ペストリー類を買い、ジュンク堂で好きな本を選んで、それから

ドトールにてココア、トースト、ジャーマンドッグ ( マスタード抜きケチャップ

のみで~ ) で軽く腹ごしらえして、いざシマ ( シマ ≓ パスキューアイランド )

へ。とーしゃんに今日のこれまでの報告などをしつつ、バックルームにて

DVDを観始め、食べたり、飲んだり・・・・・( ベース小林さん到着でご挨拶も

して )おりこうにライブ終了まで静かです。

子供って、当たり前ですが、年齢と共にぐんぐん変化していくのですねーもう

一安心です、なんたって、こちらの言うこと・意味を理解できるオニイチャンに

なったもんね!!もう 「 シーーッ! 」 x 28回 しなくてもいいんです。


さてさて、こんな内輪話が長くなってしまった、スミマセン。

演奏曲目を記しておきますね。





・ALL THE THINGUS YOU ARE

・BUT BEAUTIFUL

・MAKIN' WHOOPEE

・CARELESS LOVE

・AUTUMN LEAVES

・AUTUMN IN NEW YORK ( ENCORE )



以上の6曲でした。

4曲目の 「 ケアレス ラヴ 」 、ソプラノサックスはのびのびといい音出して

ましたね。シンプルな演奏でしたが、ベース&テナーサックスのデュオならでは

の音そのものを楽しめる、そしてジャズの独自のノリも楽しめる演奏でした。

変わって次の5曲目 「 枯葉 」 は、打って変わって斬新で大胆!

演奏は、半ば過ぎ・・・三分の二くらいまではほとんどテナーのソロプレイに

近いのです。ベースはそこにちょっと、またちょっと滑り込む感じ・・・・

必然的にテナーサックスは荒れ狂う秋の嵐の強風のごときソロ演奏を繰り出し、

そして、終盤近くに、ベース小林さんが本格的に絡まり、サックスとベースの

本来のテーマが演奏されます。そして、最後、テーマのメロディが終わると同時に

ベースはピッタリと終了、テナーが割り切れない奇数のようなフレーズでぎゅっと

閉めてお仕舞い!

「 枯葉 」 という曲は、オリジナルはシャンソンですが、ジャズミュージシャンが

歴代こぞって名演奏を残している超有名曲です。たくさんの新規な演奏が今も生まれて

いるわけですが、今回の大関&小林デュオの 「 枯葉 」 も、かなり斬新だったと

思います。早いテンポで、ぐんぐん来る感じには、秋の終わりのしっとりしたもの悲

しさはまるでなくて、晩秋の荒野で武道の研鑽に励む武士のごとき・・・・( 笑 )。

みなさまのご感想やいかに?




今年も無事にジャズライブをやり終えることが出来ました。

ご参加くださったみなさまに感謝、そして、おとなしく付き合ってくれた息子にも。

次は、真っ白な雪景色の、真新しい2019年の1月14日 ( 月・祝 ) ですよ。

どうぞみなさま、ご都合をあわせていただき、この楽しく、オリジナルなパスキュー

アイランド ジャズライブにご参加ください。

一同、心よりお待ち申し上げます。































コメント ( 6 ) | Trackback ( 0 )

目覚める間際に



おとといの朝、まだ暗い時間に目覚めがやってきて、

ぼんやりとしている状態の中で、


「 ティーンネイジャーだったあのときの自分が、今現在の自分に会ったなら

一体どういう感想をもつだろう・・・・って想像してみると、どう? 」



って、フィッと浮かんだのでした。

まだまーーだ何者でもなくて、夢やら憧れやらでパンッパンだった、あの頃の

自分は、はて、今の自分をどう思うだろうか、と。

私は・・・・大筋では 「 うん、いいんじゃないかな。ウン。 」 って思う

のでは、って思うんだけれど!



コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )

ジャズライブのご案内




月日の流れは速いものです!

今月は、今年最後のジャスライブの月、でした。

さっそくご案内です( もっとサッサとお知らせしてよネッ!! )




      初冬のジャズライブのご案内



    日時     11月12日 ( 月 )


         開場 : 7:30pm

         開演 : 8:00pm

         参加費 : 1000円 ( ワイン・リンゴジュース 又は温かいお茶 付き )


         
         テナーサックス  大関 智也

         ベース      小林 浩樹

         ( 約50分ほどの演奏時間です )


         場所 : パスキューアイランド
              札幌市中央区大通西17丁目1-3太田ビル1階
              tel / 011-215-9331 ( 12:00 ~ 19:00 )
              ( 当店です )





前回9月のライブでは、開場の熱気もあり、途中クーラーを入れたのでしたが、早11月、

店内ではストーブが稼働しております。

山の紅葉も、街中の紅葉もピークを迎え、あとは初雪を待つだけの札幌、

晩秋らしいリッチさと、初冬の寂寥感が何とも言えず趣向ですね。

年内はこれがラストのジャズライブです。

少し早いのですが、聴き納めにご参加いただければ、と思います。

木枯らしの中、風を切ってぜひご来場ください。

チケットなどの予約はナシ、お時間が合えばどなたでも・・・という気軽なライブです。


こころよりお待ち申し上げます。

























 

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

小6男子の日常



毎日必ず 「 おかわり 」 に参戦する給食野郎達。

ウチの息子ももっちろんそのひとり。

オモシロイので、毎日聞きます。「 今日の給食は ( どうだった )? 」と。





今日のメニウは?



「 今日? 今日はシュウマイだった。 」



どうだった?



「 ウマかった~~! 」



おかわりできた?



「 オレ ( ← オ にアクセント ) の一人勝ちだった!! オ~イェーーイッ! 」



シュウマイ何個あったの?



「 1個。超激戦だった。6人でじゃんけんして、オレが勝利!! ヨッシャァーーッ!! 」




・・・・・・。



とてもドヤ顔でした。

嗚呼、アホ男子は今日も絶好調。

コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )

私の保存食ノート



りんごジャムを作りました。

今年は、夏に、梅ジャムと梅シロップも作っています。

私としては、スゴイことなのです。

なんたって、独身時代はもとより、今までそのような甘いお楽しみ系を作ったことは

ほとんどなし、結婚してからは、全て夫が作ってたのです。

彼も特別張り切って作るわけでもなく、旬の果物を買ってきて、レシピなぞ無しで、

ささっと作業して、けっこうおいしいのが出来てました。


パンが好き ⇒ パンのお伴もいろいろ欲しい ⇒ 作った方が安価で安心でウマイ ⇒ 即作る
  

夫としては、こんなような流れなのでしょう、いつも 「 カンタンだよ 」 って。

今年私がシロップとかジャムとか作り始めたのに特別な理由やきっかけがあったわけでは

ないのですが、いや、今までだって、作らなかった理由もこれといってないわけで、まあ、

ちょっと気持ちにゆとりができたのかなぁ???

店の近所のお店の店先に、真っ赤な小ぶりの林檎が売っていて、ふと、りんごジャムが

食べたくなったのです。そして、作ってみたくなったのでした。


りんごジャムのレシピは、佐藤雅子著 『 私の保存食ノート 』 から。

同じ著者の 『 私の洋風料理ノート 』 と2冊同時に1984年に購入しています。

なんと!30余年経っている・・・

二十歳そこそこの私が、どうしてこのような家庭料理の実用書を?と不思議に思われて

も当然ですが、当時の私 ( そして今も大差はないです ) は、レシピの本としてではなく、

レシピにまつわる暮らしのエッセイの本として買ったのでした。

著者・佐藤雅子さんの品格のある素晴らしい文章からは、戦前から戦後にわたっての

丁寧で真摯で、そしてとても楽しげな食事作りの機微が伝わるのです。

ご実家も嫁ぎ先の佐藤家も、とても格式のある旧家。庶民の食事とはかなり離れていると感

じる品目も多々あるのですが、だからこそ、そのようなおうちの暮らしのいろいろを垣間

見せていただいているような 「 へぇ~ 」「 ほほーぅっ 」「 はぁぁ~ 」「 ふ~ん 」

といった感心と関心と感嘆の入り交じった溜息が出てしまう素敵さに満ちているのです。

” 日本の旧家の主婦 ” になるための鍛え上げられ方は、今やもう絶対に無理、出来ませ~

んと言っちゃってもいいくらいスゴイし、そのしごき?に見事に耐えて立派に切り盛りする

主婦の背中には、筋金がビシッと通っている。

台所を預かる者の責任と誇りとはどういうものだったか、この2冊の本は、時代を超えて

語りかけてくるのです。時代が変わっても、家庭の食事を作るということは、家族への、

そして四季折々の自然への感謝と尊敬の行為です、と、つい忘れてしまいがちな私の背中を

とんとん、と温かく叩いてくれる、宝物のような本なのですよ。


今回のりんごジャムは、「 何十年か昔、スペイン人のマドレ ( 尼僧 ) に教えていただいた

作り方を、ご紹介しましょう 」 というレシピで作ってみました。

著者も書かれている通りの、それはきれいなピンク色のジャムが無事にできました!



「 私はこの色を見るだけでもうれしくなってしまうくらいです。美しかった異国のマドレを

思い出しながら、毎年楽しく作っております。 」



へへへ、なんちゃって主婦の私も、このピンク色を楽しみに来年も作ろうと思いまーす!





























コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )

明るい散歩



毎週 月~金 ごご3:50 ~ 7:00 放映の、UHBテレビ 『 明るい散歩 』

という番組で、当店をご紹介くださいます。

リポーターの方が、散歩しながらその途中で、いろいろな場所やお店などに立ち寄

って紹介する、という趣向のようです。

そして今回、近代美術館界隈ってことなのかしら、ウチの店にも立ち寄ってくださって

ます。ディレクターをはじめ撮影の方々、とても真摯で丁寧な裏方仕事ぶりで、テレビも

持っていない私のくせに、UHBテレビに好感持っちゃいました。

放送は、10月31日 ( 水 ) の4:00前後、とのこと。

ご在宅の方でおヒマでしたら、観てみてくださいね!




コメント ( 4 ) | Trackback ( 0 )

さっぽろ雑貨BOOK



10月25日 本日発売の 『 さっぽろ雑貨BOOK 』 にて、当店を取材~

掲載してくださっています ( 44ページ )。

この本は、『 POROCO + ( ポロコ プラス ) 』 の11月号臨時増刊だそうで、

「 札幌市内&近郊の雑貨店100軒以上を掲載 」 と謳うだけあり

最新のお店、既存のお店、札幌のお隣の街のお店、それは充実の情報量です。

店と家の往復の日々をやっている私の知らない間に、こんなに新しいお店が

オープンしていたのネ~~!! って、ちょっと嬉しくなってしまいました。

お店とは、店主、従業員、一丸となって、心を込めて創り出す独自の空間です。

日々の丁寧な店仕事の積み重ねが、そのオリジナルの空気感を創り出している。

だからこそ、ドアを開ける瞬間のときめきと、その空間に身を置いて過ごすひとときが

素晴らしいのですよね。

2019年版、最新の雑貨店情報がぎゅっと詰まった一冊です。

雑貨好きのみなさまにとって、ベストのガイドブックでしょう。

でも、ここに載っていない ” 誰にも教えたくない ( 私だけのお店の ) ” アドレス

を持っていることの方がステイタスだったりもしますが。



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

佐藤 清美作 フラットプレート



真っ平らです。

本当に、寸分のゆがみもなく、真っ平ら。

とてもモダンですし、何食わぬ顔をしておりますが、制作した人、これを選んだ人、

そして、この上に載る料理を作ったひとと、その料理、関わる全ての人とものの

上等のセンスと知性を伝えてくれるのです。

一般的なお皿ではありませんけれど、家庭的でもないかもしれませんけれど、

だからこそ、所持していること、使ってみていること自体がクリエイティヴなことなのです。

そんな一枚、素敵です。

ワクワク、ドキドキできます。

ブティックで買う新しい一着に匹敵する、心浮き立つような、

これはそんなお皿なのです。


( 写真には、大きさの感じを伝えるのに、コゲた焼き菓子を載せております・・ )





佐藤清美作 フラットプレート
直径240mm / 高さ6mm
3200yen
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

靴下



その人は、私に靴下をプレゼントしてくれました。

朱赤のとても柔らかで、入り口のゴムが入っていなくて締め付け感皆無の

靴下なのでした。模様もあって、それはなんと、マッチ柄!

マッチのごとく燃えたつ一年でありますように、ゴーゴー。

55歳の誕生日にくださいました。

以前も靴下をプレゼントしてくれて、その時も赤の、ゴム無しで、得も言われぬ

柔らかな、そうそう、冷えとりソックスだと言ってたな。

靴下って、毎日必ず履く必需品、そして、自分で選ぶのってもう決まり切っちゃって

いて、私の場合はもうほとんど男物のごときダーク系の無地。

夢も色気もありませぬ。

そこにですねえ、全く予期せぬ色とか、柄まで ( しかもマッチ柄って ) ついてて、

私にとって、本当に ” 珍しい ” 品物なわけです。

そして、靴下というアイテムは、「 え~これはちょっとぉ・・・ 」 とはならない。

ハンカチなんぞと似ていて、意外な色柄を心の奥では欲していたりするのですよ。

ただ、自分じゃ選べないのです、あまりにいつもいつも保守的な選択ばっかりだったから。

大事に履いています。

だって、柔らかいから、ガシガシ履くとすぐに穴があいてしまうかもしれないじゃ

ありませんか。家で一度、息子に貸したことがあります、足が冷たくなったそうで。


「 コレ、まーちゃんのじゃね? コレ履くの?? 」

「 いいから履いてみ 」

 ・・・・・


「 おおーっ暖っけぇ~! 」


と、赤いをの履いてソファでぬくぬくコロコロを読んでましたよ。


そろそろ靴下も秋から冬向けの暖かいものが欲しくなってきましたね。

お気に入りの靴下があるだけで、その日一日気持ちも、実際に足元も元気で過ごせる。

もうすぐのゆみちゃんの誕生日に、靴下を贈るっていうのも、いいかも、うん。



























コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

キャンドルが再び。



夕暮れ時刻がどんどん速くなってきました。

10月からは、小学校の帰宅時間も4時30分に。

9月までは5時までだったので、外遊び派の息子は、「 まだ明るいじゃん~! 」

と、とても不満、ぶつぶつ言いながらもジャスト4時半に帰ってきます・笑。


秋は夕暮れ。

夕暮れ時に、お部屋にいられる日、またはお客様の日 のために、( そして万が一の停電の

ためにも ) キャンドルを灯すのは、少し特別な感じでとてもいいものです。

ゆらゆらと揺らぐキャンドルライトとともに過ごすひととき、柔らかでナチュラルな

その炎の輝きが、心を溶かすような感覚が確かにありますよね。

もちろん、部屋やテーブル全体が明るくはなりません、2~3箇所に灯したとしても、

キャンドルの火元からの拡散された明るさなので、放射線の端っこの方は仄かな明かり。

明るい中心部からグラデーションに照度が落ちてゆき、背後はとっぷりと暗いので

親密感が増し、リラックスした気持ちになってゆく・・・・・


秋はキャンドルを灯し始めるのに最適な季節でしょう。

パスキューアイランドのオリジナルキャンドルが、引っ越し以来久しぶりに復活です。

はちみつの色、茶色がかった淡いピンク、そしてオフホワイトが店頭のキャビネット

に並びました。


どうぞ選びにいらしてください。





オリジナルキャンドル
Ssize : 550yen / Msize : 1100yen / Lsize : 1650yen / LLsize : 3000yen





















コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

棒っこ珈琲のお豆、参上!



『 珈琲焙煎 棒っこ 』 の新鮮珈琲豆の販売スタートです、当店で。

今日はもうすぐ閉店なので、明日から、カウンターにてご覧いただけます。

今回は、「 山を登る紳士 」 ブレンド。

新店舗になってから、棒っこ珈琲さんにおまかせのお豆を納品してもらって、

ご注文の客様に、店で淹れてカウンターで味わって頂いたり、お持ち帰り用に

ペーパーカップにてご用意したりしておりました。

そのおまかせは同じく、明日からお豆そのものをお求め頂けます。

ご自宅で、ゆっくりとじっくりと味わってください。

その透明感のある飲み心地はとても素敵で、きっとお気に入りブランドの

仲間入りを果たすことでしょう。


ご来店、お待ちしております~。





珈琲焙煎 棒っこ / 山を登る紳士ブレンド
100g 700yen

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

バースデイ・ストーリーズ



短編集をいただきました。

本好きのオジさんが、

「 最初に載っているのが素晴らしい、読むたびにちょっと泣ける。 」

と言うので、その短編集のタイトルを聞いてメモしておいたのです。

彼は 「 クリスマスの話しばっかり集めた短編集 」 と言ってたから

メモには ” 村上春樹編集の クリスマスの短編集 ” と記したのです。

そして、数日後、

本好きのオジさん、その本を本棚から探してきてくれて、

「 さしあげますよ。 」 と。

ワオ、いい人! ありがとうございます!

で、噂の本のタイトルは、『 バースデイ・ストーリーズ 』。

クリスマスじゃなくて、お誕生日じゃあないの、でも ( くれたから ) まあ

いいことにしよう、とそこは黙って受け取りました。


この本には、コンテンポラリーな欧米の作家の作品が12編と、編者である

村上 春樹の書き下ろしが1編の合計13のバースデイをテーマにした短編が

集められています。

そして、どの作品も、とびっきり、飛びっきりですよ、ホントにおもしろかった。

久しぶりに、読みふけってしまって、地下鉄一駅乗り越しました。


わたしは、自分の誕生日への思いは、年々希薄になっています。

簡単に言うと、「 ああ、そうでしたねー、 」 という感覚。

仮に、人様に、いえいえ家族にだって忘れてしまわれていても、

全然傷つかない、気にならないんです。

55年前に母が私を産んでくれた、その日、その瞬間のことを遠く想像してみたり

はするし、感謝もひとしおですし、深い感慨に襲われることもある。

でも、毎年1度巡ってくる同月の同日は、55年まえのそれとは、当然ですが

違う・・・・同月同日だからといっても。

そこまで感じるけれど、その先はうまく言葉として考えがまとまらないのですよ。

うーん、そうですねぇ、1963年の1月17日、私はこの世に生を受けた、

その、遠い空の彼方の極小の星の瞬きのような事実を、自分の中で噛みしめてみる。

自分としては、それだけで十分で、また、心から満足し、幸せな気持ちになれるのです。

とても個人的で閉じられているのかもしれないのですが。

( かといって、祝ってもらえるのは嬉しくありがたいな、それはやはり、うん。 )



誕生日。

「 オメデトウ 」 と伝えられる人が自分にもいるということが、

また別の領域でとっても嬉しいことではありますよね!

この短編集は、各作品ごとに編者・村上春樹が、その作家についての解説を載せていて、

村上春樹の翻訳物の後書きと同様に、その解説の1ページがなんともよいのです。

次のページから始まる物語世界への期待がぐっと高まる。

どの作品の誕生日も、陰っていて、時に辛く悲惨。

解りやすいハッピーエンドは、たったひとつもありません。

13種類の繊細な余韻を、新書サイズの一冊でじっくりと味わえるのです。

アンソロジーの贅沢、さすがは村上春樹、といったところです。

大人になったご自分へ、お誕生日に贈るのはどうでしょう。

例え、その日誰にも祝ってもらえなかったとしても、

誕生日って、キホン自分で祝うものかもしれませんよ ( 笑 )。
































コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

明日はパンの日




毎週金曜日は、パスキューアイランド・パンの日ですよ。

野球ボールくらいの大きさの、ザクザクしていて香ばしい皮と、むっちりした

中身の、グラハム粉のプチパンです。

この1種類のみなのですが、毎週お求めくださるファンのお客様数名いらっしゃり、

曰く 「 クセになるのよね、このパン 」 と。

なんて嬉しいお言葉かしら!

カウンターで珈琲を注文して、一緒にパンを食べていかれる方もいらっしゃる今日この頃

ですが、買って、店を出て、そのまま散歩しながらパクリッというのもオススメです。

冷凍保存なさったら、解凍は、室温で3~4時間ほど。

我が家は、前の晩、寝る前に冷凍庫から出して、布にくるんでおきます。

翌朝、そのままでも、スライスして焼いても美味しいのです。





グラハム粉のプチパン
1個 150yen


コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
« 前ページ