ハゲツルピッカ



電動バリカンを買ってみました。

息子の散髪用に。

伸びてきたらハサミでジョキジョキっとやっていたのですが、どうもうまく整わない。

いわゆるザンバラ髪になってしまい、本人はぜーんぜん気にしていないどころか、自分

じゃ見えないので ( 見ないので ) まあ、いいとすることはできたのですが、散髪係

の夫も散髪用ではない普通のハサミでカットしていて出来上がりも当然悪く、切りにくく

それに、なんとなくかわいそう ( アアッなんとひどい虎刈り!!でも本人は知らない、

気にしない )な気もしてきて、床屋バサミを買おうか、どうしようか・・・・

いっそ電動バリカンの方が楽かも・・・・というわけで、ヨドバシにて家庭用を購入した

次第なのです。

いいかげん伸びてきたので、「 今度から、コレで、ジュイーーーンッ って短くするか

らねー 」 と、見せてやったところ、

「 ハゲツルピッカにして!! 」 と。

彼の頭の中では、「 坊主頭 」= 「 ハゲツルピッカ 」 ということなのです、保育園

の時から。そして、なぜか、ずっとしたかったそうなのです、ハゲツルピッカに。

本人が本気ですもの、やる気満々ですもの、親に止める理由はありません。

電動バリカン初仕事は、ジュイーーーンッ、ジュイーーーンッと、丸刈りでした。

頭まるめての懺悔には枚挙に事欠かない日々を送る、おおぜき”怪獣”ちから。

なんて似合う?のかしら。

ものすごく気に入ったようで、続けて二度目のハゲツルピッカで超元気に登校中!

みんなに頭ナデナデされているようです。





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二度うれしい



「 豆苗 」 というものを初めて認識したのは、

確か、去年の真冬、あまりの青菜の価格高騰で溜息をつきながらスーパーの野菜コーナー

を眺めていた時でした。

一角のわさわさと山に並べられた濃い緑色のパックの一群。

「 アラッ、これなあに? カイワレの大きい版? なになに 豆苗とな? 」

そして、次に、すかさず

「 あれまっ、お安いじゃあござんせんかっ!! 」

しばし、そのでっかいカイワレもどきと見つめ合って、ひとパック買い物かごへ。

なになに、袋の能書きを読みますると、

このモノは、ビタミンCはほうれん草の2倍、ベータカロテンは小松菜の1.5倍、とな。

して、えんどう豆の若菜というその名を 「 豆苗 とうみょう 」 と。

さっそく、サッと湯通ししてお浸しに。

サクサクとして、なかなか美味しい。確かに、お豆のコクを感じる味わいです。

貴重な真冬の青菜として、なかなかイケるよ、豆苗くんってさ。

和えたり、添えたり、浮かせたり、炒めたり、と使い易く、食べやすく、何といっても

買いやすく。豆苗くんとは仲良くなったのでした。

時は流れ、春から初夏、そして真夏。

道産のマーケットには、青菜が溢れ、手頃なお値段、力強い美味しさとパワーをせっせと

買って食べているうちに、豆苗くんの存在が徐々に薄くなり・・・・すっかりと忘れてし

まっておりました。

カイワレは買うけれど、豆苗は目に入らないってヒドクないでしょうか?

さらに季節が巡って、先ごろ、また我が家の定番、欠かせない野菜のひとつの小松菜が

高騰しているとのこと( 小学校の給食便りでも、そう書いてありまして、小松菜の代打

でほうれん草が登場してました )、いつもの2倍のお値段に尻込みしていたところ、

待ってました!と言わんばかりに、豆苗くんが私に目配せ目配せ。

スーパーの豆苗くん達は、いつでも変わらずちゃんとそこにいたわけです。

変わらずモサモサと大いに緑で、安定供給価格。いいやつです。

豆苗くん、お久しぶりでした、と再会をはたし、買い物かごへ、ポイとひと袋。

小松菜が大好物の息子ですが、豆苗は大丈夫、普通に食べており、海苔で和えたり、炒め

たりと、簡単調理で青菜を欠かさず摂ってもらいます( いいウンチのためにもね )。

見目よし中身よし、家計によしの三つ巴のヒーローは、さらにも一つ喜びが!

なななんと、彼らは買ってきて包丁で刈り取って食した後、残った苗に水をやっていると

すくすくと伸びて、もう一度収穫できるのです!

毎日新鮮な水に取り替えて、窓辺の日当たりの良い場所に置いておくだけ。

10日ほどでふっさふさの新生豆苗くんが出現、海苔和えをもう一回食べられマス!!

なんてステキな野菜なのでしょう。

お試しあれ。

あ、もうそんなこととっくに知ってた? やってました? ふふふふふ。

来る真冬の青菜不足の緊急時のみならず、二度うれしい豆苗くんを

この度、あらためて、我が家の冷蔵庫レギュラーにすることにいたしました。











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10月最初の土曜日は



10がつさいしょのどようびは、

むすこは しょうがっこうの がっこうぎょうじのため 登校したので、

夫がお店番のようびなので、

がっこうぎょうじのお手伝いでがっこうにいかなくてはならない午後1時半まで

わたしは 家にひとりっきりでした。

じぶんの思う通りのやり方や、じゅんばんで、好きなようにそうじをし、

いつも見送っているような ちいさくて でもよごれているところを 拭いて

みがいてきれいにしたり、思いっきりそうじきをかけたり

( ふだんは音を気にしてあまりかけない・・・箒で掃くんです )

好きなように、いくつかの作業を少しづつ並行してやったり、

ちょっとおやつをつまんだりしながら ずいぶん掃除できました。

けっこうきれいになったあと、ゆっくりとソファに坐って、

ためてあった本やら雑誌やら、レシピ本、フリーペーパーをめくりつつ、

ソイラテを呑みました。

午後1時半まででしたが、

わたしは とても しあわせでした。

どこかとくべつな がいしゅつも 心おどるものですが、

こんなぐあいに しずかに ひとりっきりで うちにいられるのって

わたしにとって もっとも充実の 休息なのです。




写真は、前歯2本いっしょに抜けた、この夏のチカラです。

今、もりもりと でっかい前歯2本ははえてきております。




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