夏のフルーツ

ピーチが1箱 届きました。 実家から。

熟しているのから 冷蔵庫へ。

残りを ボウルに盛って キッチンに置いておきました。

キッチンに立つたびに、甘くて 優しい ピーチの香り。

うっとり。

うっすら うぶげにおおわれて あかちゃんのおしりのようなまんまる。

これから しばらく 夏のぜいたく 

みずみずしい ピーチを 指を汁でぬらしながら いただきます。

そして、うちの冷蔵庫には、

手作りの 梅ジュース、杏のシロップ漬け、梅ジャム!!

ああ、大好きな 夏! が やってきた。
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キャンディーキャンドル

当店のキャンドル話を もうひとつ。

先日、数年来 たまに 立ち寄ってくれていた 女の子お客様が

久しぶりにいらっしゃいました。

彼と2人です。

キャンドルのコーナーに2人で。

そして、パスキューの オリジナル・フローティングキャンドルを 32個!

それは、お2人の ウエディングパーティーの プチギフト、とのこと。

「 ぜったいに いらっしゃった方達に ここの このキャンドルを 最後に

お渡ししようって きめてました。 」

うーん、もう とても とても うれしくて.......。

さりげなくて、暖かで。 

こころに灯る思い出のひとときのお礼に、なんですねえ。

キャンドルのもつ しずかな力を 感じつつ、えらんでくだっさったうれしさひとしお。

1つ 1つ、キャンディーのように かわいくラッピングさせていただきました。

どうぞ 末永く おしあわせに。

ぜひ また いらっしゃってくださいね。
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インサイド・マン

スガイ8階にて 『 インサイド・マン 』 を観ました。

映画は まあまあ。 

刑事もの としても 犯罪サスペンスもの としても ちょっと中途半端な

感じをうけましたが、こういう映画で 私が 最も興味をもって見入るのは、 

舞台となった ” 街 ” なのです。

今回は N.Y.はマンハッタン。 

ダウンタウンの ウオールストリート、金融街です。

銀行などの 建物の 格式のある立派さ! 石の建物で 歴史もあるのでしょうが、

日本の銀行の 全体的なチープさを感じずに入られない。

そして マンハッタンの警察の動きの 速いこと 速いこと !

映画だから 少し大げさにやっているんじゃないの~!? と思ったら、

ホントに あんな感じ、なのだそうです。 ( 住んでた人に聞いたところ )

殺人事件を中心に ” 事件 ” が多いどころか 日常茶飯事の土地柄、

判断に 時間をかけてはいられない、細かいこと言ってられない、

そんなこんなで、日本人からみると すごいスピード。

そして 当たりまえですが 人種の多さ。

これも 単一民族国家の 日本人には 実情を理解するのは 難しいかな。

だって、映画のなかで出てくるのですが、

” アルバニア語 ” を話し 聞く人 なーんて、すぐにはいないですよねえ。

でも マンハッタンには いるんですねえ。

野次馬のなかにいた労働者の、 別れた元女房!

すぐさま呼ばれて テープの 翻訳。

( その見返りには 袋一杯の 駐車違反チケットの 無効扱いを 

押し付けられていました ! ) 

それから、インド人 ( ターバンを取られて キーキーわめいていた )、

ユダヤ人、ポーランド人、中国人、、、、沢山出てきた。

一切れが 人の顔くらいある ピザ とか、ペーパーカップのコーヒー とか、

属する階級の違い とか ( ジュディ・フォスターは エグゼクティヴ専門の

弁護士役、デンゼル・ワシントンは 市警の 敏腕刑事役、二人の会話にも

歴然と 社会的地位の差があらわれていた )。

同じマンハッタンの映画でも、ウッディー・アレンの作品とは 

また一味もふた味も違う、下町の雰囲気を感じる、イメージを膨らませる

ことのできる、そういう意味で 楽しめた一本でした。











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雨の日 と キャンドル

雨の日。

掃除をすませて、店を開けて、e-mail をチェックして、

Fax もチェックして、お茶なんかも淹れちゃって、

そうして、ウフフ、の 雨の日スペシャル!

いそいそと キャンドルに火を灯す。

どんよりとした 雨の日の 暗い店内に ポワン ポワン ポワン...

キャンドルの やわらかい あかり。

すばらしい。

私としては、夜のキャンドルもいいけれど、

1番は 雨の日の 昼間キャンドル、なのです。

店の照明は いつも 半分落としているので、 

( お客様が 入っていらしたなら、瞬時に 全部点けます 、ちょっと暗いので )

薄暗い中、棚にある間接照明のランプと このキャンドルライトが

それはそれは 美しく、心落ち着くのです。

商品が 見づらいのでは? と、いうことで 

お客様には、照明全開の状態の店内ですが、

薄暗いのが好きな 店主1人の時の パスキューは

( 特に 雨降りの日 ) キャンドルライトが いい感じ! なのです。

 
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ナイロビの蜂

きのう、マリオンにて 『 ナイロビの蜂 』 を観てきました。

マリオンは久しぶりでしたが、あの映画館、いいですよー。

適度にゆったりしていて、席数もほどよく、座席の座りごこちも好み、

横幅、前の席とのスペースもゆったり。

うん、1番好きかも、今ある映画館の中では。

....と いっても、そうしょっちゅう マリオンの行くわけではないのですが...。

さて、『 ナイロビの蜂 』 、映画もなかなかの出来で、良かった、と思います。

夫婦の ( 特に 夫の ) 心の軌跡、この世界を牛耳る ”巨悪 ” の実体、

この2つが、緊迫したサスペンスの中で、うまくからみあい、

恐ろしさと、悲しみと、哀れさと、勇気と、美しさと、、、織り模様のように

段々と現われてきます。

妻のテッサ、彼女の大きな愛と 本当の彼女自身のことを 理解できた時に

彼女は もういない。 永遠に。

映画の 原題、「 The Constant Gardener 」 訳すと 変わらない、誠実な庭師。

夫ジャスティンは エリートで 庭いじりが趣味の 自分の誠実で静かなペースを

崩さない男。まさに英国的。そんな男が 真実の愛にたどり着くまでの 

心の旅の物語なんです。

だから、もっと ジャスティンの ”The Constant Gardener " ぶりを

強調したら 深みが増して よかったなあ  なんて感じました。

それにしても、『 シリアナ 』 にしても、この 『 ナイロビの蜂 』 にしても

恐ろしい。うすうすわっかてはいたけれど、世界は もう とんでもないことに

なっている。石油、製薬、武器弾薬、重い 重い テーマの映画 でもありました。

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