林檎の季節




秋の終わりから冬にかけて、八百屋さんの店頭にはいよいよ温州みかん、そして

いろいろな種類の林檎! 冬の楽しみなんですよねえ、この2つの果物ちゃんは。

温州みかんは、大きさの違いくらいかな、と思うのですが、

林檎はたっくさんの品種で、出回る時期もいろいろで、かなり楽しい ( といっても

林檎通などでは全くなくて、詳しい訳ではちっともないんですけれど ) 。

今日の写真の、赤い部分と黄色い部分が混じり合っているなんとも素朴でかわいい林檎

は、先月、闇月創作房さんからいただいた林檎ちゃんですが、

この林檎、おいしかったのなんのって、今季一番のおいしさっ!!! でした。

蜜がたっぷりと入っていて、パシッと実がしまっていて、ジュワッと汁が弾け出て、

甘酸っぱい爽やかな香りがすーっと立ち ・・・・・ 。

いやはや焦ってしまうほどの素晴らしいもの!

こうなっては、一個の林檎とはいえ、へたなデザートなど太刀打ちできないくらいです。

闇月さんのかずえさんからこの林檎について教えてもらったんだけれども、

お友達の果樹園にてもいできたこと、本来、出荷用に均一に赤くするために、日陰に

ならないように葉っぱは丁寧に取り払うのだけれども、この林檎はそれをしていないので

赤い部分と黄色い部分 ( つまり、太陽の光が葉陰であんまり当たっていない部分 ) 

がある林檎であるということ、だけは覚えていますが、林檎の品種名なんかはお聞きした

んだけれども少しも覚えていない ・・・ ひたすら、おいしかったということのみです。

かずえさんてば、ほんとにさりげなく季節感あふれる ” ちょっとした ” もの

を贈ってくれるんだなあ ( 納品ついでにダンナさんの房主へんみさんが一緒に届けて

くれるのです ) 一輪の小さめのヒマワリとか、原っぱで発見した白いツメクサとか

( 超超超!珍しいらしいです、白! ) 観賞用のカボチャとかマルメロとか・・・・。

パスキューの店内にそれはそれはしっくりとステキに馴染んでくれる、ちょっと野性味の

ある自然のモノたちがねえ、うれしいのですねえ。

改めて、いつもありがとうございます!

このように、特別な林檎を食べられることもありますが、毎日の林檎は、鮮度とお値段の

バランスを見極めて、何軒かある青果店を比べっこしながら、お一つ50〜70円くらい

の袋入りの林檎を、食後のデザートとしていただいております。

「 ちょっと甘味が足りんっ、今回は! 」 とか、「 うーん、今回はお値段の割には

最高に美味しいねえ 。」 とか、「 ややボケ気味ー 」 とか、親子三人やいのやいの

と剥いて食べるひとときこそが、冬限定の楽しさかしら。







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秋の夜長のコースター





パスキューアイランドオリジナル・コースター、秋の新しい柄で揃ってます。

不定期に仕上がる布小物ですが、写真の新作以外にもさらに2柄増えているのでした。

写真が間に合っていないのですが、何となく、秋から冬のテーブルにどうかな、

温かい飲み物に良い感じかな、と思います。

初雪がいつのまにやら降ったらしい札幌ですが、外出から帰るのが楽しくなるような

布小物をどんどん仕上げますので、北風に負けずにご来店ください。

コースター、いくつか柄を選んで、マグカップや本、美味しい紅茶の茶葉とセットで、

などなど、冬のさり気ない贈り物にもおすすめですよ。

3枚仕立てなので、クッション性もあり、ポット敷きや鍋つかみにも使えます。





パスキューアイランドオリジナル・コースター

15cm X 15cm 
500yen



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秋の夜明けは、キャンドルライトで





ここしばらく私は ” 夜長 ” というものを過ごせていなくて、よって当然ながら

夜の静かで落ち着いた大人用のひとときも全く味わうことなく一日がひゅんひゅん過ぎて

いっております・・・・・息子を寝かしつけると同時に爆睡してしまうからです。

寝返りをうった息子の足が顔の上に乗っかって真夜中の1時2時に目が覚めて、思わず

「 嗚呼! 」と小さく一声泣き、

よろよろと歯を磨いて着替えて再度眠ります。

本を読んだり雑誌をめくったり、お茶をすすったり、お酒を楽しんだり、繕いものをした

り、手紙を書いたり、といった、大したことじゃないけれど慌ただしい毎日に立ち向かう

ための潤い補充、バランスを保つ役目をしているコトがやれていないと、なんだかなあ、

ストレスになるんですよね、結構ね。

一人きりで静かに過ごせるメディテーションタイムの消失は、同時にキャンドルを灯して

過ごすひとときがまだ遠いっていうことも意味します。

お風呂タイムも息子と一緒 ( ま、期間限定だからそれはそれでいいのですが )。

4歳くらいになったならキャンドルタイムも復活させられるだろう・・・という目算は

ちょっとはずれでした。

なんとかならんのか・・・・一緒に寝てしまわなければいいのだが、いやもう理性は役に

たたないです、この場合。そして今更だらしのない性格人格は治らないし、

仮に立派な私であっても、あの引きずり込むような睡魔の剛力には勝てない、絶対。

毎晩、惨敗です。

そして日々は過ぎ、悩んだ結果、ひょいと閃きました、先週。

夜長キャンドルが無理ならば、明けきらない早朝、電気を付けないでキャンドルライト

にしてみては・・・・?? うーむ、それ、いいかもっ!!!

節電にもなるしなあ、第一なーんか素敵なカンジじゃああーりませんかっ!うっしっし!

という訳で、朝、5時台に起き出せた日、キャンドルに火を灯してます。

一つだと少し暗いので、二つ。

揺らめくキャンドルライトが優しく静かに照らしてくれるテーブルにて、ひざ掛けをして

お茶とかコーヒーとか、熱々の飲み物をゆっくりと心ゆくまで楽しみます。

なかなか良い具合ですよ、ふふふ。

そうですねえ、30分も確保できるかなあ、いんや15分程度かな、まあ日によります

が、15〜20分あれば、十分満足できるものです。

今、しらじらと夜が明けるのは6時頃、真っ暗からグラデーションのように明るくなって

いくそのひとときをキャンドルを灯して過ごすのって悪くない。

薄明かりとキャンドルライトが交差します、ふーっと火を吹き消すタイミングを探る

その一瞬に、今日一日の就業スタートを重ねて、「 ヨッシャーッ!! 」 と。

早起きの動機づけにもなるかもしれません、新鮮な朝とキャンドル( どうかな・笑 )。



というわけで、ここまでが長い前置き、ここからが本題、営業部分です 。

秋からのスモーキーな淡く柔らかな色調のキャンドルが揃いました、

秋の夜長にぜひどうぞ。

そして、わたくしめ同様の夜長が困難な事情のある方におかれましては、

秋の早朝に一度お試しくださいませ。

この淡い色合いは、冷んやりとした霜の立つ晩秋の朝の薄明にきっと馴染むはずです。




パスキューアイランドオリジナル・クラシックキャンドル

150円より


















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手をつなごう



我が子と手をつないで歩けるのって、いつまでなのでしょうね。

暖かくて小さくてふっくらスベスベした手で私の手をぎゅっと握って

あれやこれやとおしゃべりしまくって歩く息子にとって、今は ” 手をつなぐ ”

という行為は無意識のものみたいです。

傍から見ても違和感なく、微笑ましく見える子供との手つなぎは、

小学校の1〜2年生くらいまでかなあ。

だんだん幼さは消えていきますからねえ。

朝日の中、息子としっかりと手をつないで保育園に向かう15分くらいの道のりの

思い出は、そのめぐる季節とともに、その息子のはじける笑顔と元気とともに、

私の一生のかけがえのない宝物。

せつないです。

なんだか少し。大切すぎて。
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