めい は 5がつ



さぁ、明日から5月。

『 おおどろぼうホッツェンプロッツ 』 で、おばあさんが珈琲豆を挽くミルは、

孫のカスパールが、友達のゼッペルといっしょに工夫して作って、おばあさんの誕生日

に贈った、ハンドルをまわすと歌を演奏するという新式のミルです。

ハンドルをまわすと歌うのが 「 5がつは ものみなあらたに 」 という曲。

子どもの頃読んだこのお話しが、どれ程べらぼうにおもしろかったか!は、未だに

5月がやってくると 「 5がつは ものみなあらたに 」 と、自動的に口ずさんでいる

ことからも自覚できます。

ふと、先程初めて、この歌ってホントに存在するの? 一体どんな内容なの? と思い、

検索してみたところ、ありましたよ!ドイツの古い歌ですって。



五月は全てを新たにする

魂を、はつらつした自由なものにする

家をあとにして出て行こう

花束を作ろう!

周りでは日の光が輝いている

野原も林も香りをたてて輝いている

鳥の歌と、角笛の音が

森に沿って響き渡る



と、こういう歌詞でした。

泣けるくらい素敵な歌詞。

今、この世の中の状況に、コロナウィルス ならぬ ココロウィルス に感染

してしまったかも・・・と感じ始めている私にとって、特効薬でしょう。

” 魂を、はつらつした自由なものにする ” 5月。

くすんでいてはいけないですよね。

心にいつも 「 5がつは ものみなあらたに 」 を響かせながら、

輝く日の光をあびて、元気にこの季節を楽しもう! ウン!


さてさて 『 チキンスープ・ライスいり 』、5月には坊やはくろうたどりになって

巣の中にスープをつくってますよ。

くろうたどりは、ブラックバードとも呼ばれていて、かのビートルズの 「 ブラック

バード 」 という曲のブラックバードとは、このくろうたどりのことなのだそうです。

野原も林も香りをたてて輝いて、スープの香りも漂って。

心は自由。

緑輝く森の中を、清々しくも神秘的な気と静寂の中を歩いて行こう。

くろうたどりの坊やと一緒に、できたてのスープを味わおう!イエイ!




自由な空想の森林浴のおともにいかが?

明日金曜日は、パスキューアイランド パン販売の日。

香ばしいグラハム粉の丸いプチパン
1個 150yen


明日もいつも通り、パンを山盛りにしてお待ちしております。


















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永遠の門 / AT ETERNITY'S GATE


シネマフロンティアにて


フィンセント・ヴィレム・ファン・ゴッホの生涯は、1853年から1890年までの

37年間です。

この作品は、ゴッホといえば思い浮かべる 「 ひまわり 」 をはじめとした代表作品群を

もの凄い勢いで描いていった最期の2年間を描いています。

自身も現代美術の画家である監督のジュリアン・シュナーベルは、カメラアイをゴッホ

の視界とし、彼が見る世界がどんなものだったか、またどのように見えていたのかを、

カメラを手持ちして撮影することで観客である私達に疑似体験的に伝えるという手法を

とっています。そのため、私達は、まるで自分がゴッホの中に、・・・・・・

この場合は、ゴッホの精神の中に? ゴッホの脳内に? いずれにしてもゴッホに潜入

したかのような感覚で映像を観ることが出来るわけです。

例えば 「 アルルの女 」 のモデル、ジヌー夫人 ( この役エマニュエル・セニエ : 好き

です! )、ゴッホが通っていたアルルのカフェの女主人で、彼女の上半身や顔が大写し

になるシーンがあるのですが、彼女は何かをゴッホに向かって喋っているのですが、その

声はほとんど音声にはなっていず、顔立ちや物腰や身につけている衣服などをじっくりと

映すのです。

つまり、ゴッホがジヌー夫人をそのように観察しながら会話して、絵の題材という視点で

向かい合っていたのでは、、、というように。

ゴッホの動きに合わせた揺れや、見え方の翳み、焦点、背景。

視覚という感覚は、個人の内面との連動性がとても強い、特に画家のとって重要な機能で

あることに着目し、ゴッホを外側からではなく超内面から描き出すという斬新さは、シュ

ナーベルならではでしょう ( 同監督の2007年公開 『 潜水服は蝶の夢を見る 』 も脳内

イメージの映像化で非常に斬新 )。

ゴッホ。自分が天性の画家である、と気付いてから9年間の画業です。たったの9年間。

人生は、長さではなく質である、という真実を生きた人。

周りから、世間から、どう思われてどう扱われていても、言い訳を一切しなかった人。

どんなに困窮していても、絵を描くことを一時たりとも止めようなどとは考えなかった人。

世の中のために、自分が出来ることはなんだろう、と生涯つとめた人。

どうしてそんなことができた?

テオがいたから。そして、

フィンセントが本当の芸術家だったからであり、自由ということが解っていたから。

崇高な自然の景色を、色彩を、自分の目に映る美の素晴らしさを、命懸けで描き残すこと

が彼のやりたいことの全てだった。だからそうした。自由。

芸術とは、芸術家の個性を通した自由の表現、ゴッホの残した傑作は、その美しさ自由さ

においてその個性において、並外れて強靱なのです。

『 永遠の門 』 は、そう伝えてとても深い説得力がありました。


ゴッホ役のウィレム・デフォー、もう、もう、もう、ゴッホそのもの!!!

私の中のゴッホのイメージを100%満たしてくれ、

さらに100%上乗せ!の素晴らしさ。

つまり合計200%のウィレム・デフォー・ゴッホが、最高の演技で私達の心に揺さぶり

をかけてくる。

美と自由をあきらめるな、と。

















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福田元美 新作イラストカード入荷



昨年後半からしばらくお休みされていた福田元美さんの新作イラストポストカードが

久しぶりの入荷です。ファンのみなさま、お待たせしました!

今回は、元美さんお得意のユーモラスな動物柄。



『 ペンギン 』



『 ラッコ 』



『 コアラの親子 』



『 パンダとおもちゃ 』



『 エゾリス ジャンプ 』



『 ペンギン ジャンプ 』



『 見上げるねこ 』




以上の7種類です。

動き。表情。元美さんの描く動物たちの自由さが、気持ちを和ませてくれる。クスリと

笑わせてくれる。それが人気の理由です。

発送も承っております。e-mail または電話・fax でお気軽にお問い合わせください。


パスキューアイランドは通常営業しております。

混み合うことはとても少ない ( ほとんど無いかな・笑 ) ので、よかったら、気分転換に

ぜひお立ち寄りくださいな。












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笑い



毎年のことですが、4月のこの時期は天候が乱れて急に冷えたりしますよねぇ。

この数日はまさに、雪のような雨 ( 白いですもの ) が降って、ちょっとして止んで、

続いてケロリと晴れて、でも風が非常に強くて冷たくて。ぶるぶる。

もう少しの間は、マフラーと手袋は放せないのは私だけ? ではないですよね。


臨時休校で自宅待機中の息子、私と違ってスポーツ派なので、バスケのドリブルやら、

テニスのサーブやら、陸上のダッシュやらをエアでやりながら過ごしています。

例えば、「 腹へったぁ~~ 」 と私のそばに寄ってきてエアドリブル、

顔を洗いに流し台に行って、顔を拭いてエアサーブ、

トイレに行こうとエアシュート、、、といった具合です。

しかも本人は全くの無意識。喋りながら 「 スラムダンク 」 桜木のごとくシュート

フォームしているんです。学校が再始動して、部活 ( バスケ部 ) も再開した暁に、

すこしでも上達していたい! などという前向きの努力などではなく、言ってみれば

なんか、ついやっちゃう習性?みたいな感じですね。

みているとオモロイです。

活発にしゃべくりながらも体はシュート&サーブ ( サーブのフォームは 「 テニスの

王子様 」 より~ )。なので、昼間数時間は店に来て、一緒にお弁当を食べ、

パソコンで YOU TUBE を観てイイヨということにしました。

中学生に人気のユーチューバーのサイトを開いてはイヤホーンで楽しんでいますが、

爆笑で口元をタオルなんかで覆わないといけないくらいのものもあり、

そうするとですねえ、私も呼ばれてイヤホーンを渡されて、その笑いを共有するよう

に半ば強制させられるわけです。それでもって、内心いやいや気味でイヤホーンを

耳に差し込んで観てみると、けっこうオモシロ!思わず笑う! 

意外ですが、その笑い、バカな風味で言ってるけど侮れん感じ、今のムード、

のユーチューバー君達に好感を持てたんです。

どーぞ今後も体制に与することなく、自分達の不毛さ情けなさに気付いてもいない

大人達をバカにしつくした笑いを繰り出し続けて欲しいものです。

そして、先週より私は、初めて町田 康 を読んでいるのですが、こちらも爆笑、

地下鉄乗車中に読むのはキケンな書物。素晴らしいですね、町田康。

あーーあ。

笑いは救いですね。


あした 4月24日 ( 金 ) は、パスキューアランド・パン販売の日。

いつもどおり、グラハム粉のプチパンをご用意しております。


「 珈琲焙煎 棒っこ 」 さんの珈琲豆も入荷しております。

素晴らしい香りのコーヒーに、滋養の高い素朴なパン。

おうち時間を豊かに、おいしくしますよ。




グラハム粉のプチパン
1個 150yen

珈琲焙煎 棒っこ の珈琲豆
100g 700yen















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4月21日 火曜日


だいぶ温かくなってきましたね。

太陽が照らし、雨も降り、自然界のパワーがむくむくと膨らんで、動き始めたのを

感じるこの頃です。私も家族も店も、日々、淡々と通常通りやっております、元気です!

今日は、素敵な展覧会に行ってきましたよ。



町内会の庭ビルさんの 『 レナレナ 原画展 』 です。

江國香織の名著 『 絵本を抱えて 部屋のすみへ 』 で紹介されていた『 レナレナ 』。

ただ、その時は絶版になっていたのでしたが、このたび30年振りに復刊、そして、ここ札幌で

そのユーモラスで繊細でかわいい原画を見ることが叶う!! 

さっそく初日の今日、伺いましたとも。

細ペンの頼りなげな絵の線と書き文字、美しい色鉛筆の彩色。

レナレナという女の子の自由で、だからへんてこりんな発想と行動は、今この閉塞感しかない

世の中で、山から流れてきた新鮮で清らかでつめたい水を手で掬って飲むがごとし。

素晴らしい展示でした。

ぜひぜひ見に行ってみてください!!

江國香織 『 絵本を抱えて 部屋のすみへ 』 も、絵本という表現について愛情タップリに

綴られ、おすすめです。




( 庭ビルさんは、明日22日より、営業時間は 当面の間、 12:00pm ~ 17:00pm 

に変更になるそうです。)

















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リネンクロスで包む



焼き上がってあら熱がとれたパンを、大判のリネンクロスでふんわりと包んで

かごに入れて店まで運びます。

時折、かごから香ばしい匂いが立ち上がってきて、うれしい気持ちにもなります。

店に着いて、カウンターに鉄のワイヤートレーを出して、濃いめの色の別のリネン

クロスを敷いて、さて、運んできたパンをトングで山盛りにのせていくのです。

繰り返し洗って柔らかくなっている大判のリネンクロスで包んでいたパンは、ちょうど

良い具合に常温、でも表面の皮はカリリ。ばっちり!!でございます。

あしたの金曜日は、パスキューアイランド・パン販売の日。

リネンクロスで大切に包んで運ぶグラハム粉の丸パン、食べたら元気が出ること

請け合いますヨ!

まだまだ寒いですね。おうちで過ごす緩やかな時間に、温かいスープとパンのごはん

はいかがでしょうか。






フランスのリネンクロス ( 写真 ↑)
60x75cm 2380yen

グラハム粉の丸いプチパン
1個 150yen







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男と女 人生最良の日々 / Les plus belles annees d'une vie


シアターキノにて。

何をさておいても驚きかつ素晴らしいのは、アヌーク・エーメ。

『 男と女 』 の女の方・アンヌ役の、フランス映画界の、いえいえフランス女性の

イメージを現代に至るまで背負って立つ伝説の美女の一人が、現代に降臨なされたの

ですから。

フランシス・レイ作曲の ♪ シャバダバダ・・・♪ のスキャットで始まる 『 男と女 』

のテーマ曲、フランス流の男女の愛とヨーロッパ文化、身に馴染んだ極シンプルな

ファッション。1966年に発表されたその傑作は、小さな名画座で観た二十歳の私に、

” CHIC シック ” とはどういうことなのかをそれは美しい映像で教えてくれました。

膝丈のランチコートの襟を立て、その中はシンプルな黒のワンピース、すんなりと

した脚にローヒールのパンプス。小さなバッグからジッポのライターを出して煙草

に火を付けて ( ジッポのステンレスメッキのあのライターなの~ )、無造作に黒髪を

かきあげるアンヌの何に心を奪われたかと言いますと、全てに何一つ誇張されたものが

感じられなかったことです。役柄とそれを演じる俳優の一致はもちろん、フランスの

女性 ( ・・・といっても様々でしょうけれど・・・ ) は普通にこのような感じなのだろうな、

というような受け止めを無理なくさせてしまうのでした。それは私だけではなく。

53年を経て、 全く同じスタッフ、キャストが再集結したという今作、監督クロード・

ルルーシュ81歳、男と女の男の方・ジャン・ルイ・トランティニヤン88歳、そして

アヌーク・エーメ86歳。1作目の数々の名シーンが挟み込まれ、53年という年月が

流れていた重みが容赦なく映し出されるたびに、この奇跡のような再会に泣けてくるのでした。

それは 「 ああ、年月はこんなにも変えてしまった 」 ではなくて、「 年月を経て、人間は

こんな風になってゆけるのだ 」 という感動の涙です。

そして、アヌーク・エーメ。

53年前のアンヌの輝きは、アヌーク・エーメが本質的に持っている気品であり人としての

美しさであったことがはっきりと理解できました。そして女性の見事な進化を、あの若かった

アンヌを超越するほどの微笑みと、柔らかに首を傾げながら髪をかきあげるあのしぐさで

私に見せてくれるのでした。

あのように年を重ねたいものです。



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ジュディ 虹の彼方に / JUDY




シネマフロンティアにて。

今や、ジュディ・ガーランドを知らないという人・・・特に若い世代の人たちでは

多いかもしれませんね。私 ( 50代後半 ) でぎりぎり、名前と顔と功績は知って

いるけれど、
観ている作品は『 オズの魔法使い 』 のみ、という感じではないでしょうか。

でも、『 虹の彼方に OVER THE RAINBOW 』 という楽曲を知っている聴いたこと

がある、さらに好きな曲である、と答える人だったら沢山いるのでは?

かの名曲 『 虹の彼方に 』 は、1939年のミュージカル映画 『 オズの魔法使い

』 の挿入歌の一曲なのです。そして、『 オズの魔法使い 』 の主人公ドロシー役を

演じたのがジュディ・ガーランドです。

当時17歳だったジュディは、このミュージカル映画、そしてこの『 虹の彼方へ 』

の歌唱を契機にスターダムを駆け上ります、プロダクションによって薬漬けにされ

ながら。黄金期ハリウッドで超売れっ子のティーンエイジャーには自由や普通はあ

り得ません。17時間働きっぱなし出来るように、興奮剤として当時は合法だった

覚醒剤を。その反動で眠れなくなったら睡眠薬を。太らないように、とダイエット

のための栄養剤にもこれらの薬が混ぜ込まれて、その結果、当然常用患者に。

今ようやく明るみに出始めているショービジネス界のパワーor セクシャルハラスメ

ントの実態ですが、1930年代では黙認以前の公然、無知な大人達から ” 稼げ

る ” 子ども労働者に差し伸べられる救済の手など無かったのでした。

そのような10代の恐ろしい記憶のフラッシュバックを挟みながら、20世紀最高

といわれるエンターテナー・ジュディーガーランド享年47歳、の最晩年の数週間

を描いた映画です。


人は、この世に生まれるときに、必ず自分で選んだ ” ツール ” を持って生まれてくる

・・・・それは、詳しい説明をされなくても何となくできる気がする、実際にやって

みると簡単にできる、やっていくと難なく上達していく、やることが楽しい、つまり

得意なこと。それが生まれるときに持ってきた ” ツール ” で、またの名は ” 才能 ”

と呼ばれるもの。

ジュディ・ガーランドのツールは、歌うことでした。

聴衆を、その歌唱で軽々と別次元へとトランスポートさせてしまうことは、ジュディ

にとっては必然でした。

楽曲の核心を、その歌唱で自由自在に表現してしまえるのでした。

彼女のツールで金儲けがしたい大人達 ( 実の母親も ) に利用され尽くした人生。

生涯癒やされることのなかった心の闇から逃れようと薬物とアルコールに依存して

ボロボロに朽ちかけていても、ジュディが自分のツールを手放すことはなかったの

です。あれほどまでに患っていながら、あれほどまでに歌える、聴衆を魅了できる

カリスマ性、まるで音楽がジュディに憑依した・・・・音楽と完全に一致したジュ

ディ、どちらでもですが、ステージでの、スポットライトを浴びた瞬間からの圧倒

的なパフォーマンスは本当に鳥肌モノ。

「 私、まだどこかで信じているのよ。客との間に生まれる愛を・・・。」

ステージで演じ歌う彼女の生涯最終盤の凄みを演じたレニィ・セルヴィガーが素晴

らしい。ジュディの、愛を求めるもろさと優しさ、希望と絶望、全身で味わってき

た歓喜と痛みを、ジュディの体の動きや口の動かし方などまで習得し、全歌唱を

レニィ本人が挑み見事。演じきっていました。
































































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苺は好きです


店の近所に、小さいスーパーのようなお店があり、

コンビニのようにだいたい揃っているのだけれど、あんまり垢抜けは

してない今時珍しい昭和感すらあるお店なのです。

朝店に着く前に、ちょっとした買い物をしたりしますが、そのお店の

顔は青果。野菜や果物が入り口前からわんさか盛られて並べられていて

じゃがいも、人参は定番ですが、旬の野菜や果物が目に付くと、昔ながら

に青果店の店先で季節を感じる、ということができて嬉しいのでした。

そして、私はそこで秋には林檎、夏には小ぶりのスイカ、メロンなどを

買ったりします。

春、最近は苺です。苺は好きですね、昔から。

私の子どもの頃は、露地物の不揃いな苺をグラム売りでした。

スコップで新聞紙の袋に計って入れてもらって、家に着くとすぐに水に放つ。

傷みのある苺も、小さくてまだ青い苺も、混ざってボールの水の中でした。

すくってざっとより分けて、ヘタをとって器に入れて、牛乳をかけてつぶして

食べたり ( ピンク色! )、お砂糖をかけて食べたりしたもしましたねー。

今やそのような苺は売っていません。大きな粒ぞろい苺がケースにきちんと並

べられて立派です。ぜんぜん面白味は薄いですけれど・・・。

いちごもいろいろな種類でいろいろステキな名前が付いていますが、

今年は『 いちごさん 』 という佐賀県の苺を買っております。

香りが昔ながらで、” 苺 ” という名前以外持っていなかったあの不揃い露地物の

苺の甘い香りなんです。そして赤い色が濃いのです。

さらにヘタ。ヘタが大きいの。ヘタの葉っぱが長くて色も濃くて、濃い赤の実に

深緑の大きな帽子をかぶせたようなかんじです。

美味しいです。いくつでもいける。

今日も帰りにひとパック買って帰りそうです。

苺、お好きですか?



あした金曜日は、パスキューアイランド パン販売の日。

グラハム粉60%配合の滋養の高いパンです。

ちぎってバタをのせて、苺のジャムを。

春の甘酸っぱさとバタの塩気が混じり合って、グラハム粉の香ばしさがさらに加わり、

幸せな朝ごはんになりますよ。



グラハム粉のプチパン
1こ 150yen








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えいぷりる は 4がつ。


4月が始まりました。

ほぼ全世界的に、人類だけがひっそりと活動を制限せざるを得ない状況ですが、

自然界は、そんなことお構いなしに、いつもどおりに芽吹き、開花し、伸びをしていて

そんな様子を眺めると、なんだかほっとします。

4月、APRIL。

坊やは、どうやらインドにいるようです。

ターバンを巻いて、ゾウの首にちょこんと腰掛けて、思い浮かべるのはスープのことばかり。

やっぱり、インドではチキンスープ・ライスいり は、いただけないようですね。

カレー風味になっちゃうのかな?

チキンスープは、坊やにとってのソウルフードなのでしょうね。



「 たびに いいんだ、このつきは。

  スペインに いって、

  ボンベイに いって、

  あさから ばんまで うっとりと、

  スープのことを かんがえる。 」



異国への旅の楽しみ、私達の世界でもどうぞ少しでもはやく復活しますように!


明日金曜日は、パスキューアイランド・パン販売の日。

すっかり雪も消え、少しずつ街路樹や空き地の草草も冬眠から目覚め始めていますね。

自然界はすばらしい!

お散歩がてら、どうぞお立ち寄りください。

こんがり焼けたグラハム粉の丸いパンをご用意して、お待ちしております。



グラハム粉の丸いプチパン
1個 150yen








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