2015年7月26日 日曜日




雨降りの日曜日。

店のドアを開け放して営業してます。

自動車が通ると聞こえる  ”シャーシャーッ ” というタイヤが雨水を轢く音や、通る

人々の声、時折入ってくる涼しい風。それらに重ねて、本日は 『 Milse Davis

Quintet / The unissued CAFE BOHEMIA Broadcasts 』 をB.G.M. に。コルトレーンが入

ってるこの時期のクインテットは最強!

この一週間は、雨と曇りと湿気と暑さでたいへんでしたねえ。

みなさまは体調いかがですか?

毎日アイスコーヒーを飲んで、炭酸水も飲んで、ドトールのフローズンマンゴーも飲ん

で ( ← シャーベットみたいでおいしい! )、モナ王抹茶を食べて、ビールもちょっ

と飲んだりしていたら、少々やりすぎたみたいで、冷えました。

久々に蚊に刺され、胃や腰が重たい感じ。

今日からやや温め系の食べものも混ぜて体を立て直したいと思います、反省へへへ。





   ■ 本日のお弁当


   ・ラタトゥイユ ( 冷蔵庫の在庫。ジップロックのコンテナーごと持参 )

   ・人参と刻みパセリのサラダ (  同上  )

   ・塩むすび  ( 具なし黒ごま少々 )

   ・カボチャコロッケ  ( 来る途中に三越で買ったもの、時たま買う、好き )

   ・プルーンマフィン  ( おやつ、朝、夫が焼いた )

   ・三年番茶  ( やっぱりこのお茶、落ち着きます )




手軽すぎる、誰ともご一緒したくない恥ずかしいデカタッパ x 2個のお弁当 ・・・。

ま、そんな日もありますね ( 割とありますね )。

今日のメインは、おやつのマフィン!ってことで、プルーンのネチャッとした食感と

シナモンがとてもおいしいのです。


そして今日はお隣東急ハンズの入口前で、夏野菜マルシェをやってました。ミニトマトを

買いました。本来のトマトらしい濃い味が気に入っている 「 アイコ 」 です。


雨が止んでいます。

さあ、7月最後の週、みなさま、どうぞご自愛ください。

夏休み、とれそうですか?






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2015年 7月24日 金曜日



札幌市の多くの小学校は、今日が終業式。

つまり、明日から、待ってましたーっ!!! の夏休みに突入なのです。

一学期最後の今日、クラス代表のPTAのお母様たちが主催主体となってくださり、子供た

ちと参加可能な保護者が一緒に愉しむレクリエーションが催されました。

場所は学校の体育館。大勢の親御さんたち、一緒の小さなお子さんたち、そして終業式後

の開放感ではじけている3年生の我が子達に、担任の先生方も加わって、大盛況でした。

今日は給食はナシなので、お弁当持参です。

大したものを用意したわけではぜーんぜんないのですが、まるで運動会のごとき朝の忙し

さは一体何だ?! 今日は暑いから、保冷剤が大活躍です。麦茶もミニトマトもたっぷり

と用意して、うんと冷やして。デザートのメロンも冷え冷えで一口大でタッパーに。

タオルに敷物に、履物に、ゴミ袋も忘れずに。朝の洗濯やら片付けやら、ドタバ同時進行

でやっつけて、12時半の集合時間に駆けつけた時点で、もうすでに一日分のパワーの半

分消費。体育館を所狭しと駆け回り転げまわる子供たちとのゲームや玉入れ、クイズ、

最後に運動会の時の演目だった 「 ヨサコイソーラン 」 のダンス披露で、いやはや

大盛り上がりのとっても楽しい2時間半があっという間に過ぎました。

終了後、息子は児童館へ。私は店へ。

ちょうどやってきたバスに乗り、地下鉄に乗り継いで、大通り駅で降り立つと、ちょっと

頭がクラクラしました。いままでの小学校でのひと時が、まるで夢みたいな・・・・。

いつもの街中の、人や音や匂いや照明でごったまぜにちょっと戸惑うような・・・・。

全く違う二つの世界、頭の切り替えがすぐにはできなかったんでしょうねえ。

暑さのせいだけでなく、本日少々頭がぼーっとしております。

今、一日分のパワーメーターのメモリーは90%くらい。残り10%、枕に頭を埋めるま

でには、まだまだいろいろあるのだが。

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硝子の大ボウル




再生ガラスのボウルです。

ほんのりと緑色なのです。再生加工するときに、薄緑色のガラス瓶を主に使ったからで

しょうか。ちょっと空気が多めに入っているような、気泡が混じっているものもあり、

カジュアルで、どこか懐かしいような、そんな魅力があります。

冷たいパスタとか、フレッシュサラダとか、真夏の必須料理をたーんとテーブルへ。

涼しげで、たっぷりで、食欲も盛り返すこと請け合いです。

夏はまじめなご飯が元気の素ではありますが、器やテーブルセッティングにより一層気を

配ると、心も元気になるでしょう。

たっぷりと水を張り、お花活けにも素敵ではないでしょうか。




再生ガラスの大ボウル
直径20x高さ13cm / 1800ml
2700yen
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粉引のコップ



両手のひらにすんなりと収まるカップです。

形は、昭和の時代に気軽な立ち飲み屋で使われていた分厚い硝子製のモッキリグラス。

硝子のグラスとしては、少し無骨なかたちでしょうか。ウネや気泡が入っていました。

硝子好きにはとても魅力的な ” グラス ” というよりは、”コップ ” というほうが

似合うような気がする、そんな当時の量産品。

それを、陶器で作ったところがよいのです。そんなに厚くしていないけど。

手削りの面取りで、粉引ならではのコクのあるまったりした肌の白色。

お茶はもちろん、ワインや日本酒も合うでしょうが、私はこのコップに、深煎りの苦味の

効いたアイス珈琲をどうかな? と思うんです。

氷もちゃんと入れて、しっかりとステアして香りを立たせます。

コップ表面はうっすらと細かな冷え冷えの水滴で覆われ、透明のグラスで飲むのとでは

全然違った味わいになるでしょう。

お気に入りの珈琲をうんと冷やして、いかがでしょう。

シュガーシロップは入れますか?

私はミルクも入れたい派です。




手削り面取りカップ
直径87x高さ83mm / 230cc
1940yen / 陶器製


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アリスのままで / STILL ALICE



須貝ディノスシネマズにて。

高名な言語学者。米国の名門コロンビア大学 ( 原作ではハーバードだそうです ) で教

鞭をとり、学生に絶大なる人気がある。頼もしく優しい医学博士の夫、出来のいい二人の

子供とちょっと人生観の合わない子供一人。家庭生活も充実のアリス50歳。

人生の絶頂期を迎えている。

そして、さあこれからますます美しさにも、キャリアにも、内面的にも磨きがかかり、

輝きは増してゆくだろう。誰もがそう思っていた。

けれど、そうはならなかった。

病気がアリスを襲ったのだ。それも並の病気ではない。

若年性アルツハイマー病。

言葉を忘れ、娘の顔も忘れ、虚ろな表情で佇むに至るまでのアリスと家族を描いた映画。


主人公アリスの人物設定がこの病気の悲劇性の高さを伝えます。超インテリが記憶を奪わ

れたら・・・・・その人がその人であるための根源的なものとは・・・・・?

アリスを演じたジュリアン・ムーアの透明感のある美しさ、抑えた演技を味わえます。

実際のジュリアン・ムーアは何歳なのかな、50歳よりはもっと上のはず。

50歳ってこんな感じなのかな、私は52歳だけれど。アリスのようなインテリでは

ないんだけれど。

52歳にして、一日一日を大切に感じ、行動する、一日を意識的に生きて全うする、と

いう感覚を掴める日があります。でもうっかり忘れて過ごしてしまうことが多いのです。

一日を大きな卵の形のシェルターのようなものとイメージして、手の平で丁寧に優しく

撫でるのです、脳の中で ( 私の個人的なイメージの例えですヨ )。そして覚醒して

行動します。無意識ではなくて、自分が何をやっているのか全て把握し、丁寧にやる。

『 アリスのままで 』 のような映画を観たら、普通に生きていられる一日がありがたく

て愛おしくて、無為に過ごしてしまうことが、何と言いましょうか、恐ろしい程もったい

ない、ありえないほどの無駄遣いだ、と思えます ( が、またすぐ忘れます )。

万物は変化してゆきますね。宇宙の法則に則って。

アリスが得た病気は、そのスピードがもの凄く早まる、というだけなのでしょう。

アリスはアリスのままなんです。周囲は戸惑いますし、当然アリスには介護の手が必要に

なりはするのですが。物語の最後、出来の良いインテリの夫・長男・長女は受け止めきれ

ずに逃げ、疎遠になり、人生観が違う一家の異端児だった次女リディアが今あるがままの

母を受け入れ一緒に暮らすことになります。全編淡々とした演出が貫かれているこの作品

の中で、深いテーマを伝える最もさりげなく、最も重要なラストシーンでしょう。

アリスは経済的にとても恵まれていて、その辺に何となく 「 うーむ・・・ 」 な感じ

を抱きつつ鑑賞していたのですが、私はこの次女リディアの存在で全て納得できました。













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ジャズライブ ありがとうございました。



昨夜はまさに ” 真夏の夜の ” ジャズライブ でした。

蒸し暑い中、またお忙しい中、ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。

今年の夏も天候に恵まれ、途中で入口のドアを開け放ち、サックス奏者はシャツを脱いで

Tシャツ一枚になってのライブとなりました。

曲目は、



   ・I could write a book

   ・Yesterdays

   ・I didn't know what time is was

   ・Summer time

   ・Trains blues

   ・Small goodbye ( encore )



この5曲 + 1曲 でした。

とても個人的な感想なのですが、昨日は4曲目の 「 サマータイム 」、なんといっても

この演奏でした。

ジョージ・ガーシュインが1935年に作曲した、オペラ 『 ポーギーとベス 』 の中

の一曲で、生まれたばかりの我が子に歌うアリアだそうです。

今やジャズのスタンダード曲として演奏されているので、耳にしたことのある方も多いと

思いますが、昨夜のソプラノサックス、とても伸びのあるソプラノならではの強靭さと繊

細さを併せ持ったいい音でこのブルース調の子守唄を唄ってましたよねえ。

そして、ベース。静かで渋い弦の音色でもってソプラノサックスの唄に絡み、まとめ、支

えて、このデュオならではの、煌々とした夏の月夜のような演奏でした。

黒人のママが赤ん坊に語りかける哀しみと希望と愛に満ちたこの子守唄、ご参加の皆様の

ご感想はいかがでしたでしょうか?


次は、秋の初めの予定です。

気になってはいるんだけれど・・・の皆様、次回はぜひ!

季節を感じながら、スタンダードジャズの生演奏に向き合う小一時間は、自分自身で

過ごすなかなか得がたいひととき。ジャズならではの数々のフレーズの印象とともに、

とてもレフレッシュできますよ。

ご参加こころよりお待ちしております。














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ジャズライブのご案内



子供たちが夏休みを意識し始める時期になってますね。

早いものです、もう7月。

このところ少々肌寒い日が続いていましたけれど、これを過ごすといよいよ夏本番が始ま

ります。今年の暑さ予想はどうでしょうか?

短く暑く。短期集中で真夏日が続いて( うーん、10日間位続くと満足かな )、

それが終わると、ふーっとさり気なく順調に気温が落ち着いてきて、季節の変わり目を感

じられるような、小さな秋がすぐそこに来ているような ・・・・札幌ならありえそうで

そうでもないか、な都合の良い夏を妄想してます、へへへ。


さて、そんな夏の開幕にあわせて、ジャズライブを催してました。

お知らせがはっきりいって遅いんですけど、ぜひぜひお越し下さいね。


   

     日時   : 7月13日 ( 月 )

            開場 7:30pm

            開演 8:00pm

     参加費  : 1000円 ( ワイン または リンゴジュース付き )


           テナーサックス  大関 智也

           ベース      小林 浩樹


      会場   パスキューアイランド
           札幌市中央区南1条西6丁目第2三谷ビル1階
           tel/011-221-8998 ( 12:00 ~ 19:00 )





今回は、夏の宵にふさわしいスタンダードジャズを選んでいます。

気持ちの良い夜風を感じながら、ふらりと生演奏を聴きにいらっしゃいませんか?

予約制ではありませんので、ご都合がつきそうでしたら、時間に合わせて当店に。

お着きになったなら、1000円を受付嬢のワタクシに、そしてお飲み物をお申し付けい

ただき、あとはうんとリラックスしてお好きな席に座るだけです。

少しすると、ビンビンの生の音でのジャズセッションが始まります。

根っからのジャズファンの方も、ジャズ好きだけど詳しくはないって方も、ジャズは初め

てって方でも、パスキューでのライブを体験された方たち共通のご感想、それは、

「 生演奏って、いいね!! 」

です。ウチはたまたまジャズですが、これはどんな音楽ジャンルの演奏でもいえること。

今いるその場で、演奏者が音楽が生み出す瞬間瞬間に立ち会う楽しさは格別です。

演奏時間は、40~50分ほど。

ライブのあとは、音の余韻とともに夜の街に繰り出すこともできますし、おうちに帰って

いつものようにゆるりとお風呂につかることもできる、程の良さでしょう。


7月の半ばのジャズライブ、なんとも魅力的な大人時間ではないでしょうか。

ご来場、こころよりお待ちしております。








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福田 元美 2015 夏のイラストカードが揃ってます




なんと! 今日から7月。2015年の後半がスタートなのです!

夏至を経ました。

一年で一番日が長い日は曇り空でしたね。

福田元美さんのお住まいの中標津は、まだまだ肌寒いとのことですが、毎年当店のわがま

まなリクエストに応えて、6月初めには夏柄の新作を揃えて納品してくださいます。

ブログの更新もままならずに7月を迎えてしまいました、大変遅くなりましたが、

福田元美イラストポストカード・2015年夏の陣、本日ご紹介いたします。

電子メール、LINE 全盛の今日この頃にあって、


便箋やハガキを選び、

筆記具で一文字一文字手で書いて、

封筒に、送り先を書いて、送り主を書いて。

切手を選んで、位置をあれこれ悩んで、貼って。

完成した封書は、さらに、ポストにまで行って投函する。


この一連の、面倒くさい手順を全て経て、ようやく想う相手に届く郵便というシステム

は、用件・気持ちを伝える手段としては、現代ではものすごーくアナログ的なこと。

しかし、得がたいぬくもりがあります。

手間と時間と遊び心をケチってはおんな ( おとこのコもね ) が廃る。

・・・・とまあ息巻くほどではありませぬが、郵便受けに誰かからのお便りが届いていて

手にした瞬間の嬉しさは、ちょっと例えようがありませんよね。

夏には、暑中お見舞いのハガキ、出してみませんか?

送る楽しさ、そして受け取る嬉しさを是非。






『 ひまわり 』





『 スワンボート 』





『 マンボウ 』





『 たこ 』





『 宇治抹茶かき氷 』





『 冷や麦 』





『 だらけるパンダ 』





『 テニス 』





『 大きな葉を持つ子ども 』




以上の9柄です ( ちいと縮小率が甘くて画像大きめ・・・・ )。

元美カードを選んだならば、自然と夏柄切手が欲しくなって郵便局に向かってしまうでし

ょう( 笑 )。わたしも貝殻の切手、買いましたよ。



福田元美イラストポストカード
1まい 159yen





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