毎週の出来事をお伝えします
電話室便り
12月は、もうすぐそこ
11月もあと一週間です。
お次はいよいよ師走・12月!
一年の最後のひと月、カレンダーは最後の1枚!
ウキウキ + しみじみ + そわそわ + へとへと + e.t.c. e.t.c.
いろんな擬音が心と頭の中でも、世の中的にも混じり合いせめぎ合う
特別な12月がもうすぐなのです。
12月という月は、いろいろ特徴があるけれど、最終月、一年のフィナーレという
高揚感があります。そして、一年を振り返り、人と人との繋がりを喜び合い感謝する
そんな月でもあるでしょうか。
心を込めたメッセージカードや贈りものを用意したいですね。
感謝の気持ちの表現を、この12月には照れずにためらうことなく出来るのですから。
これから1ヶ月は、そんな12月の贈りものにコレどうでしょう? の、
” パスキューセレクト・ちょっとオススメの日用品 ” をご紹介していきたいと思います。
第一回目の本日は、KINTO社の 『 プアオーバーケトル 』 です。
注ぐお湯のコントロールがとてもしやすく、且つデザインもシンプルで美しく。
小さいサイズは、430ml 。
一人分を、挽いた豆の膨らみとアロマを楽しみながら、実に美味しく淹れられます。
ちなみに私はこのサイズの黒を使っていますが、初めてこれでお湯を注いだ時は、
細く自在に注げること、ハンドルがとてもフィットすること、洗いやすいこと、
その感動はちょっとしたものでしたよ!
単身赴任のご主人に好評~というお声も頂戴しました。
大きいサイズは、900ml 。
4人分はたっぷりと淹れられます。
ハンドルに続く蓋は、ハンドルを持ちながら親指で開け閉めできます。
ちなみに、小学校1年生の息子さんが、朝のコーヒーを淹れてくれるようになった
というユリさんち。今まで蓋を押さえながら一生懸命だった小1男子に、蓋が落ち
ないし注ぎやすく安心!とご購入です。さらに美味しく淹れられたかな?
( 羨ましいぞ! )
一人暮らし、引っ越し、ご結婚などのお祝いはもちろん、親しい間柄での普段使い
の優れた道具の贈りものに、こんなコーヒーケトルはいかがでしょうか。
あえて日用品。美しい日々の道具をさり気なく贈る。
一年間の頑張りのご褒美に、もちろんご自分用にも。
KINTO プアオーバーケトル
ステンレス 430ml 3850yen / 900ml 12100yen
ブラック 430ml 4400yen / 900ml 14300yen
( 税込み )
明日金曜日は、パスキューアイランド・パン販売の日。
障害物競走の最終コーナーのごとき12月ですが、ここはやはり気持ち
を整えることに務めてですねえ、よりよく食べてぐっすりと眠り、
よくよく笑うことも意識して。
つまりは免疫力を上げて行ってみよーー! ですネ!
滋味ゆたかなパンと、香り高きコーヒーという組み合わせも一役かいます。
明日も、こんがりと焼けた丸いプチパンを山盛りにして、みなさまのご来店を
お待ちしております!!
グラハム粉の丸いプチパン
1個 150yen
2022 年今年の最後のジャズライブ、ありがとうございました!
11月下旬の日暮れは早く、5時を回るともう夜の暗さ。
さすが今年も残り1ヶ月と少々となっただけあります、
真っ暗な外、真っ黒な濡れたアスファルト、少しずつ冷えてきた外気・・・・
今年のラストライブにぴったりの舞台は揃った(?) 昨夜でした。
ご参加のみなさま、よくぞおいでくださいました!
ありがとうございました!
さっそく昨夜の演目をご紹介いたします。
・TENOR MADNESS
・STARS FELL ON ALABAMA
・TIME ON MY HANDS
・LEFT ALONE
・AUTUMN LEAVES
・WHEN I FALLING LOVE ( ENCOR )
以上のアンコール曲を含めた6曲でした。
1曲目は 「 テナーマドネス 」
テナーサックスのソニー・ロリンズが 1956 年に制作したアルバムのタイトル曲です。
このアルバム 「 テナーマドネス 」 の1曲目の 「 テナーマドネス 」、曲もとっても
ノリノリの名曲なのですが、さらにこの曲のレコーディングに、J.コルトレーンが加
わって S.ロリンズと共演しているただひとつの公式録音という貴重さでも有名です。
昨夜は、オープニングにこの曲を選んだ大関が、演奏前のご挨拶ではとても珍しく
「 僕のワガママな演奏を、いつもとても上手にまとめてくれる ( あとも少し話て
いたようですが、受付業務中だったので聞き逃す・・ ) ベース・小林浩樹!! 」 と
紹介してから演奏が始まりました。
「 テナーマドネス 」 という曲は、テナー吹きにとっては、実力を試される・推し
量られる、大きな曲、そして大切な曲なのかもしれません。
ライブ終了後、ベースの小林さんが 「 今日は1曲目から発熱してましたねー!! 」
って言ってましたが、私も同感! 快調な音の伸び、実に良い感じのスタートでした。
2曲目 「 アラバマに星落ちて 」
1934 年の曲ですから、90年ほど昔の曲なのでした。多くの名演奏を聴き比べする
のも楽しいですね、私はこの曲といえば、ビリー・ホリデー。耳の中にあの特別な
歌声が蘇る~~。「 テナーマドネス 」 の軽快なテンポから一転し、この古き良き
バラードを聴かせてくれました。
3曲目 「 タイム オン マイ ハンズ 」
スロー、スロー、そしてスロー、曲調も単調。音そのものが裸のような、ごまかし
がきかないような、難しい曲ですよね・・・デュオ演奏~ソロと感情がこもり、
しみじみと聴いた佳曲。わたし個人的には、かなりの聴き応えで、星3つ以上かしら。
みなさま、いかがでしたか?
4曲目 「 レフト アローン 」
日本のジャズファンに絶大なる人気の哀愁マックスのこの曲です。
ビリー・ホリデー作詞、晩年の彼女の伴奏者だったマル・ウォルドロンが作曲。
沈鬱で寂寥感たっぷりのこの曲を、ソプラノサックスで。
ボンボンと低く重たく響くベースがとても素敵でした。
5曲目 「 枯葉 」
そうです、「 枯葉 」 です!今年の 「 枯葉 」 を楽しみに、このライブを迎えました。
速いテンポ、熱い演奏、最高でしたよね!!
軽快にベースがリズムを刻み、テナーがその間を走る走る!
力むことなく、引き締まり、乱高下しつつ伸びやかに吹きまくる!
厚みとスピードとスリル、それぞれのソロもユニークで、思わず一緒に体が揺れました。
ジャズはカッコイイ!をまさに体現してくれた昨夜のお二人に大きな拍手~!
こころに響く熱い演奏でした!
6曲目のアンコールは 「 恋に落ちたとき 」
枯葉の熱演で息も絶え絶えのテナーでしたが、なんとか体制整えて、拍手にお応えした
静かで優しいバラードでした。
枯葉の余韻とともに、私たちも心を静めての大団円。
ああ、ヨカッター! でしたね。
心躍る、良いライブをご提供できたと、一同自負しております。
ご参加のみなさまの、
柔らかな感性と好奇心、温かな拍手に感謝の気持ちで一杯です。
ありがとうございました!
また2ヶ月後、お会いしたいと思います。それまで、精進あるのみ。
次は、雪につつまれている新年・2023年1月16日( 月 ) です。
みなさまのご参加、こころよりお待ち申し上げます。
初冬・今年最後のジャズライブのご案内
季節はどんどん巡っていきますね。
ここ大通17丁目界隈は、街路樹の銀杏がそれは見事な紅葉ぶりです。
通りを歩きながら、道沿いに並ぶ堂々とした黄色の銀杏の樹を遠近法の視線で眺め、
樹の下を通るときには、明るく厚みのある黄色に包まれるような何ともいえない幸福な
気持ちになり、この自然からの贈りものの素晴らしさを表す言葉が見つからなくて、
思わず「 うわぁ・・! 」 と感嘆の声が出てしまいます。
銀杏が黄色に染まったならば、初雪もそろそろ。
気温もぐっと下がって来ました。
この季節、この時期に、今年も今年最後のジャズライブを開催いたします。
師走の慌ただしさのほんの少し前に、パワー充電していただくべく、
店内を暖めてみなさまのご参加 ( 予約はいりません、どなたでも! ) をお待ち
いたします。
晩秋と初冬が出会う、季節の終わりと始まりが手を繋ぐ美しい一瞬は、
テナーサックスとベースの音とともに、印象深いひとときになることでしょう。
初冬・今年最後のジャズライブのご案内
日時 : 2022年11月21日( 月 )
時間 : 開場 7:30pm~
開演 8:00pm~
参加費 : 1500yen ( ワイン、リンゴジュース、またはお茶 付き )
テナーサックス 大関 智也
ベース 小林 浩樹
( 約50分ほどの演奏時間です )
場所 : パスキューアイランド
札幌市中央区大通西17丁目1-3太田ビル1F
tel - 011-215-9331
シミー書房展の余韻の消えないうちに、次にジャズライブ、
11月のパスキューアイランドの芸術性の高まりはいや増すばかりー!
そして、秋~芸術と来ましたならば、やっぱり続くのは ” 食欲 ” の二文字でしょう。
明日金曜日は、パスキューアイランド・パン販売の日。
時間が経ったグラハムパンは、スライスしてお餅焼きの網で焼き、まだらに焦げたら
バタをのっけて、もしくはオリーブオイルをつけて。
香ばしくリッチな味わいのスナックです。お気に入りの塩を振って、さらに味変!
ワインはもちろん、ビールのおつまみにどうぞ。
お皿に残っているソースを拭うには、トーストせずに、ちぎったそのままでね。
明日もこんがりと焼けた丸いプチパンを山盛りにして、みなさまのご来店を
お待ちしております!!
グラハム粉の成井プチパン
1個 150yen
シミー書房展 『 冬は寒くて暖かい 』ありがとうございました!
シミー書房展 『 冬は寒くて暖かい 』、
11月13日( 日 ) 無事に会期を終了いたしました。
連日、沢山のみなさまが訪れてくださり、主催者冥利に尽きる特別な
二週間でした。
ご来場のみなさまに改めまして感謝申し上げます。
本当にありがとうございました。
私は、長年にわたり、 「 かわいい 」 が解らない、「 かわいい 」 を欲しない、
「 かわいい 」 に嘆息・・・というハードボイルド気取りのそれこそカワイク
ない人間だったと思います。
ところがここにきて、例えば仕事や、行事や、日々の生活のなんやかやが重なって
のんびりとはしていられない緊迫感のある日々に頭と体をフル回転させていたとして、
軽さのあるイラストとか、明るくて美しい色合いのものとか、思わずクククッアハハ
と笑ってしまうもの、などなどが目に入ってくると、なんだかホッとほぐれるような
瞬間を体験するようになったのです。
目の前のこと、予定通りこなすこと、やらねば!と前のめりになっている精神は
ぴんと張っていてしんどいのですね。
そして、軽やかで明るくて笑えるもの・ことは、瞬間的に、しんどい~!から
救い出してくれるのだ、と今さらながら知りました。
私の長年の謎 = 「 かわいい 」 の正体ってもしかして・・・・! と。
辛いとき、疲れているとき、悲しい時、寂しいとき。
そして、一生懸命なとき。
私達を正気に戻してくれるのは、救ってくれるのは、もしかしてもしかして、
「 かわいい 」 なのではなかろうか!と。
二週間この店内に存在していたシミーワールド、
「 カワイイ! 」 がどれほど飛び交ったことでしょうか。
かわいいのです。とてもかわいいのです。
このかわいさとは、つまり和むことであり、休息であり、癒やしであり、
つまり、愛、つきつめると LOVE ということ。
新明史子・岡部亮のお二人が生み出し続けるシミー書房の世界そしてその住人達
は、そんな外のざわめきや 「 かわいい!! 」 の歓声には全くの無頓着、無自覚
で、ただただ自分の流儀でいろいろやっているわけですね。
ファンにはそれがたまらなく 「 かわいい!! 」 のですし、それこそが、魅力、
一緒にいて欲しいと思わずにはいられない LOVELY な魅力なのだと納得しました。
今、通常の状態に戻った店内で、シミーワールドの住人達と過ごした二週間が
夢のように思えます。
私達を癒やし、励まし、微笑ませてくれる LOVELY な彼らとの出会いのときめき、
みなさま思い思いの 「 かわいい! 」 の瞬間の幸せな表情、そしてひとときを、
なるほど~と納得しつつ思い出しては、つられて幸せになる役得のわたしです。
シミー書房 新明さん、岡部さん、
素晴らしい作品 ( 住人達? ) を二週間にもわたりお預けくださいまして、
大変ありがとうございました 。
これからも私達に 「 かわいい!!! 」 を連呼させてくださいますよう、
どうぞよろしくお願いいたします。
NO LIFE , NO LOVE = kawaii !!
やっぱりシールは楽し!
これから冬、そしてお正月休みに向かって、本好きとしては本を読むこと
への熱量がいや増しますね。さらにクリスマスシーズンは、本屋さんも
こぞってギフト用にオススメしたい書籍の大特集を組んで、普段は並ばないような
ニッチな本、こだわりの豪華本、楽しくて美しい絵本などなど、手に取って見る
だけでもワクワクして時間を忘れてしまう・・・
冬という季節と本・読書は、本当に相性が良いなあと思わずにはいられません。
そして、本を読んだり贈ったりのための準備もですねえ、いそいそとワクワクと
始めるわけなのです。
本日の見出し画像は、その一部なのですけれど、なにせどれも超簡単な工作です。
好きな紙で本にカヴァーをします。特製自家製の帯なんぞも作っちゃったりして。
そしてそして、ここからがウッシッシのお楽しみ!
お気に入りのシールを、あれこれと吟味しながら位置を悩みながらペタリッ!
出来映えに大満足?しつつ、続けて特製しおりも制作です。
しおりには、もちろん本のタイトル、著者名、読み始めを書き入れます。
どうでしょう? なんとなーく良いではないですか!!
本・読書のシーズンが始まります。
本好き、シール好き、そして工作、贈りもの好きのみなさま、
素敵なシールが勢揃いのシミー書房展 『 冬は寒くて暖かい 』 にぜひご来場
くださいな。シミーシールで特別製のオリジナル本を作りたくなると思います!
明日13日( 日 ) 、いよいよ千秋楽!
ありがほし / シミー書房
56 x 70 mm の、手のひらサイズの小さな本の中で、
小さな小さなアリが、やりたい放題いろいろにやっている本なのです。
なんたってアリですから、
それは小さくて本当に小さくて簡単に打ち負かされたってしょうがないって
いうか、気付かれもしないって思うでしょ?
もうぜーんぜんそうじゃない。驚くほど。
この本の中で暴れまくっているアリさんはですねえ、犬とファイティングしたり、
でっかくて真っ黒くて剛毛で洒落たストライプのシャツを着た ( 白カフス ) の
ネコを挑発したり、あっかんべーしたり、黒猫の逆襲をひょいっとかわしてみたり。
グラサンかけてカフェで寛ぎ、DJ のごとくレコード盤をまわし ( っていうか、盤
に乗っかって踊る、なんたってアリだから ) 、サーフィンをしてバイクに跨がる。
調子にのって、落ち込んで、うなだれたかと思うと飽きたりもして。
アリなのだけれど ( 脚と手6本、触覚~~!みごと~~見たら納得です )、
アリを描いているというわけでもなく( シミー書房ファンの皆様方ご承知のとおり)、
だからといってアリの姿を借りての何かの象徴ということではぜんぜんなく。
どっちでもよくて、どう解釈してくださってもいいのです・・・
というシミー書房的ゆるやかさの魅力が、これまで以上に増している
これは新たなる傑作。
岡部氏の描くアリ以外には、新明氏の選ぶ言葉のセンスなしには、生み出され得
なかったこの小さな本 ( シミー書房の作品群すべて。当たり前ですが ) 。
紙の質感、色合い、活字、ページ構成、
「 あり 」 から始まる単語の連なりは、美しさと遊びに満ちて、
それを視覚化してみせる画、画、画、
詩情とナンセンス、滑稽味とリズム感の絶妙な均衡。
そして、全てをまとめる製本の粋。
それらが、ページをめくるたびに同時にくる、その悦楽感!
繰り返し読んで楽しんで、
ふと思った 「 これって、JAZZ 。」 と。
最高のジャズのコンボ演奏のめくるめくソロと
深く響くハーモニーのごとしと。
そして、
小さな小さな 『 ありがほし 』 最後に一粒手のひらに残るのは、
小さな小さなアリさんの、ありがほしと望む、あわれの、いのちの、一粒。
いのちが尊く輝くんです。
シミー書房には、今回も降参してしまいます。
明日金曜日は、パスキューアイランド・パン販売の日。
シミー書房展 『 冬は寒くて暖かい 』 あと3日となりました。
どうぞこの機会に、シミー書房の ” 書房 ” 作品を手にとってご覧頂きたく思います。
寒い季節にむかう楽しみ、そして日々への賛歌を感じることでしょう。
選んだ本と一緒に、温かい飲み物とパンのご用意を。
至福の冬のひとときをお約束いたしますよー!
明日も、こんがりと焼けた丸いパンを山盛りにして、みなさまのご来店を
お待ちしております!!
グラハム粉の丸いプチパン
1個 150yen
シミー書房展 『 冬は寒くて暖かい 』ぽかぽかと後半です!
シミー書房展 『 冬は寒くて暖かい 』、最初の一週間が終わりました。
朝、店に着くと、ブラインド越し、そしてブラインドの両サイドから差し込む
明るい自然の光でいっぱいの開店前の店内に、静かにみなさまを待つシミー書房
の世界があります。
それは、まじめで、つつましくて、一生懸命で、コミカルで、ちょっと風変わり、
自由で、優しくて、愛さずにはいられないシミーワールドの住人達のいるところです。
「 ここに住みたい・・・ 」
大のオトナにこんなセリフを言わしめる、不思議な魅力に満ちた、新明史子・岡部亮
両氏が創り続けるこの世界に、連日本当にたくさんのみなさまの訪問がありました。
ありがとうございました。
「 ここに住むかわりに、彼らをおうちに一緒に連れて帰ろ! 」
幸せそうなみなさまの表情からそんな解釈をしてしまい、
私も共感!と思っております。
今日から後半がスタート、開店と同時にご訪問者が次々とおいでです。
街は見事な紅葉に彩られ、冬の一歩手前の秋の美しさの最中ですね。
寒くなってきましたが、赤や黄色の街路樹を眺めながらのお散歩も楽しい時期。
さあ、今週も、シミーワールドの住人達は、どんな出会いがあるだろう・・とワクワク
しながらみなさまのご来訪を待っています。
お散歩と合わせて、どうぞお立ち寄りください。
ご案内役のわたくしも、彼らとともに待っています!
シミー書房 展 『 冬は寒くて暖かい 』
2022 年 11 月 1日 ( 火 ) ~ 13 日 ( 日 )
12:00 開店 19:00 閉店 ※ 7 日 ( 月 ) 定休日
Pasque island パスキューアイランド
札幌市中央区大通西17丁目 太田ビル1F
tel 011-215-9331 / 地下鉄東西線 西18丁目駅 4番出口 徒歩3分
部屋
シミー書房・岡部 亮氏の描く ” 部屋 ” がとても好きです。
簡素な感じの部屋なのだけれど、
何ともいい部屋、と思うのです。
その部屋には、( 例えば私が人生に ) 欠かせないと思うものが全部あると思う。
それは、テーブル。
大きかったり小さかったりの、角形や丸形のテーブルがある。
テーブルの上には、時に花があり、時にマグがあり、時に一緒にケーキもあり。
時にワインボトルとグラスがあって、
それはたぶんおもてなしのセッティングで、かたまりの大きなパンもちゃんとある。
それは、薪か石炭かのストーブ ( 我が家は違うけどね ) 。
冬は、真っ赤に燃えていて、上にはやかん、やかんからは白い湯気がシュンシュンと。
窓。
窓から季節ごとの庭や空模様のうつろいが見え。
本。
たいていはハードカバーの本が積まれている、床に、サイドテーブルに。
小さな棚や、大きな本棚に本がぎゅっと並んでいる。
そして、
椅子があり。
くつろぐため、語らうため、食べるため、ゆっくりともの想うための椅子があり。
私が知っている範囲で、なのだけれど、でもたぶん大体これらのものが、絵によっては
多少の違いはあるけれど、岡部さんが描く ” 部屋 ” にはいつもあると思う。
部屋の主のとても個人的な 「 普通の部屋 」 。
部屋の主にとって必要なもの・大事なことが、きちんとオーガナイズされている。
くつろぎと満足、やすらぎや愉しみなど、こころの必須栄養素をもっとたっぷりと摂取
したいと思っているのに、忙し癖がついてしまっていつも不足気味でいる私にとって、
この 「 普通の部屋 」 で生活し、ゆっくりと自分自身を養っている主人たちは、本当に
素晴らしいと思うのだ。
岡部さんの描く ” 部屋 ” を眺めるとき、私はきっと憧れの気持ちと同時に、自分にとっ
っての大事ってやつを、いつも無意識に再確認しているのかもしれないなぁ、
「 なんて落ち着く部屋なのだろう 」
「 なんて豊かな生活なのだろう 」
そして、「 なんて自由なのだろう 」 ってね。
こんなにも伝わる部屋を描くって、
岡部さんのこころの半分くらいは、こどもの時の記憶とともにあるのかしら?
そうでなけりゃ、ねぇ、描けないよねぇ、こんな ” 部屋 ” をねぇ。
シミー書房展 『 冬は寒くて暖かい 』素敵に進行中です!
11月1日( 火 ) から始まりました、
シミー書房展 『 冬は寒くて暖かい 』、本日3日も大盛況でした。
連日たくさんのシミー書房ファンのみなさまがご来場くださってます。
ありがとうございます。
11月、ぐっと気温が下がり、
まさに今回のタイトルどおりに寒くなっている外から
暖かなシミー書房の世界に着いて、ほわぁ~っとほぐれて包まれて一息ついてから
さて、真剣に集中して、ズラリと並ぶ作品からお気に入りを選ばれるみなさまは、
展示空間を何度も行きつ戻りつ迷いつつも、なんとも充実していらっしゃるのが
伝わります。
どうぞご来場いただき、豊かなひとときを過ごしていただけたら、と思います。
そして、
明日金曜日は、パスキューアイランド・パン販売の日。
金曜日のパンに加えて、シミー書房展の期間限定で、「 くるみレーズン 」と
「 レーズンバー 」 の2種類も並んでおります。
いずれも、コーヒーのお伴として優秀なお菓子、こちらもぜひ!
明日も、こんがりと焼けた丸いプチパン、そして香ばしいお菓子を山盛りにして
みなさまのご来店をお待ちしております!!
グラハム粉の丸いプチパン
1個 150yen
くるみレーズン・レーズンバー
3個入り 400yen