ジャズライブ ありがとうございました。




札幌市内の日中の最高気温が10度、という恵まれた天候の3月16日月曜日、

パスキューアイランド 春のジャズライブ 無事に終了することができました。

ご参加いただきました皆様、ありがとうございました。

今回の選曲は、かなり渋いっ! とベーシストの小林氏、ピアニストのヒロコさん。

私も全く同感です。 ” 渋いっ! ” そのニュアンスは、例えばアルバムのタイトル

になっていたり、メインの曲だったり、コマーシャルな曲だったりする華やかな曲では

ないけれど、演奏者にとってはなかなかの難曲、隠れた名曲、入門編よりちょっと踏み

込んだあたりの中堅どころの佳曲・・・・・といった感じでしょうか。

今回の演目です。




     ・Good Bait

     ・April in Paris

     ・Soul eyes

     ・Good By porkpie hat

     ・Sony moon for two

     ・Smile ( encore )




中でも3曲目の 「 ソウルアイズ 」。

J・コルトレーンが2度レコーディングしています。1度目は1957年で、『 2Trum

pets and 2Tenors 』( Prestige 7112 ) に入っていますが、コルトレーンらしか

らぬ何とも間延びしたような、あんまり面白みのない演奏 & アレンジなのですが、

2度目は1962年 『 COLTRANE 』( impulse AS21 )です。

これは、素敵ですよー。この曲の作曲者であるピアニストのマル・ウォルドロンの

寂しげな暗さのあるメロディを十分表現しての美しい演奏です。

ベース : ジミー・ギャリソン、 ピアノ : マッコイ・タイナー、 そしてドラム

ス : エルヴィン・ジョーンズ という黄金期のコルトレーン組のパワーの結実!

今回のライブでは、最初テナーのソロ演奏で始まり、ワンコーラス終了してベースが

加わるという変わったアレンジでした。ベースの静かで繊細なサポートを得て、テナー

が曲の持つ憂い深いメロディラインに沿った、極シンプルな音で奏でました。

曲の終わり方も余韻があって上手くいったなあ、と。

「 グッバイ ポークパイハット 」 は、チャールス・ミンガスが、モダンテナーの

開祖の一人である故レスター・ヤングに捧げた追悼曲。ポークパイハットはレスター

ヤングのトレードマークであった潰れたようなつば付き帽子のことですが、この曲も

渋さ指数はかなり高めの、そしてベーシスト泣かせの難曲だそうです。

締めはパワフルで軽快なブルースの曲 「 ソニームーン フォー トゥー 」。

ノリの良いソニー・ロリンズのナンバーでした。



ライブ終了後、ニコニコの笑顔で帰られるお客様が 「 また来たいです 」 「 来てよ

かった! 」 と感想を聞かせてくださるのが何よりの励み。

毎回、どんな演奏になるのか、主催者も演奏者も蓋を開けてみなければわからないのが

ライブ = 生演奏 の醍醐味であり一番の面白さでしょう。

その瞬間のその1音が、その日その時の心にググーーッと突き刺さったり、染み渡った

り ・・・・・ そんな一期一会のライブならではの魅力の虜になるかもしれません。

次回は、夏の初めころ。

ご参加、心よりお待ちしております。

ありがとうございました。






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ジャズライブのお知らせ



3月も半ばになりました。

札幌は、雨が降って、風が強く吹いて、雪も降って、3月になってからは結構荒れた

天候が続いておりますが、日も長くなり、もうひとつ小山を越えるとすっかり春になる

ようです。楽しみですね。

さてさて、ご連絡がこんなに遅くなってしまいました。

春のジャズライブ、やります。

なんと、来週の月曜日なのです!!





    日時  3月16日 ( 月 )

        開場 : 7:30pm

        開演 : 8:00pm

    参加費 1000円 ( ワイン または りんごジュースつき )


    演奏者  テナーサックス 大関 智也

         ベース     小林 浩樹


    場所   パスキューアイランド
         札幌市中央区南1条西6丁目第2三谷ビル1階( 仲通り )
         tel/011-221-8998 ( 12:00~19:00 )


今まで通り、時間に合わせて会場である当店にいらしてください。チケット予約は

いりませんよ。ふらり、とお仕事帰りにでも。

1000円をお支払い後、お飲み物をどうぞ。 そして、並んでいる椅子に

ご自由にお座りくださいね。

あとは、ゆったりとなさって、演奏開始を待つだけです。

今回も、渋いチューンを、40~50分程。

早春の宵、生の音でのジャズのひとときを楽しんでみませんか?

お待ちしております。

        





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「 わたしと、モノがたり 」 ありがとうございました。



私はなんという幸せ者だろう。

改めて強くはっきりと気づかせていただいた、Organic cafe 知恵の木 さんでの今回の

おはなし会でありました。

自分の好きなコトを、いろんな人に助けてもらいながら、迷惑もかけまくりながら、頑

固に必死に続けてきたことを、こんなにたくさんのお客様に褒めていただけた!

褒めていただけたのみならず、こんな私の拙い語りを聴きに駆けつけてくださった!

ただただ、泣きたくなるほどありがたくて・・・・もう、倒れそうでした。

ちょっと上がってしまったスタートでしたが、知恵の木の noahnoahさんの輝かしい軽

快な司会およびサポートのおかげで、徐々にお客様のお顔をまともに見ながらのおしゃ

べりがちょっとはできました。ワタクシのプロファイル、パスキューアイランドの現在

に至るまでの流れ、それらを交えながらのモノとの付き合いや見方、味わい方のいろい

ろなどをしゃべらせていただきましたが、うーむむむ、どうだったでしょうか?!

知恵の木さんの特製パンケーキとクッキー、ジャムにクリーム付きのティータイムも

さすがの美味しさで、ほっと一息、最高でしたね。

文章でしたら発表前に推敲できますが、ライブでの語りとなると、口から出た言葉は

瞬間的に皆様のお耳に吸い込まれてしまうわけでして、消しゴムをかけるわけにも

引っ張り戻すわけにも、削除キーを使うわけにもいくわけがなく、「 あわわわ、一体

ワタシは何言いたいわけ? 」 の連続でしたが、お席の皆さまがちゃんと頷き、微笑み

してくださって、冷や汗かきつつも心を持ち直すことができました。

長く続ける秘訣は何でしょう? と聞かれたならば、

好きであることと同時に、とっても難しいから、そして一度もブームの中心であった

ことがなかったから・・・・と申し上げたいと思います。

時代とともに、でも時代に決して巻き込まれないように ( 巻き込まれたくても巻き込

んでもらえない、が正確かも・笑 ) と、意識してきたわけではないのですが、結果

そういう感じかもしれません。

急速にテクノロジーが世界を圧巻しつつある世の中で、暮らしには便利さも必要だけれ

ど、何よりもぬくもりがあって欲しいと願うお客様とパスキューアイランドとの交歓

の歴史は、換算不可能な私の全財産です。

本当に、こんなに富豪でこんなに幸せなヤツってちょっといないぞ。


お忙しい中ご参加いただいたみなさま、そしてマクロビオティックの羅針盤を使いこな

すと、どんなに穏やかに、軽やかに、愉快に、そしてクリアーに生きる人になれるかを

ご自身が体現なさっている 知恵の木 宮本御夫妻に、心から感謝の気持ちを申し上げた

いと思います。

ありがとうございました。


それから、お父さん! ありがとう。





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