新しい朝の風景

午前中に おしめを洗います。

バケツに張った石鹸水に浸けてあった使用済みのおしめ、その数 10~16枚。

せっせと洗って 脱水して 干す。

今のおしめって かわいい形してますね。 

以前 雑誌で 舞台美術家の 朝倉 摂 ( この字でよかったっけ? )さんの

若かりしころの写真をみたのですが、

彼女はアトリエで仕事していて、そのアトリエの天井に張られたロープに 

浴衣の柄でしょうか、白地に藍で模様入りのさらしのおしめが 

さーっとたくさん干してあったのでした。

働く新しい女 と 純日本的な おしめ。

なんとも印象的な光景でした。

今、家族の古くなった浴衣をほどいてつくったおしめなんて存在しないでしょうねえ。

紙にするか布にするかおおいに迷ったのですが、お友達に聞いたところ、

「 日中は布おしめ、夜とお出かけ時は紙おしめ 」 だったそうで、よしそのやり方で

やろう! とはじめたのでした。

ほどなく慣れてくると 布おしめ、今時のは 形も小さくて 洗濯、大変でもなく。

で、夜も布おしめで大丈夫、 1日中布おしめでやってます。

干してある風景は 朝倉さんのと比べると ぜんぜんおもしろくはないのですが

” おしめのある風景 ” も 極限られた期間のみ、でしょうから

せいぜい せっせと洗って 味わい尽くしたい なーんて思ってます。



 


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今年の目標



カメラを手に入れました。

ライカの 「 M6 」 です。

黒くて重厚感があり、渋い! メタルと革の質感がかっこいい! 重い!!

暖かくなったなら 肩から下げて ぷらぷら街歩きしたいなあ。

撮って、 撮って、 少しでも早く このカメラが私に馴染んで、

カメラが装いの一部になっちゃうくらい目立たなくなって、

あっ と思ったら カシャッ!と 逃さずシャッターを押せるように。

ちょっとストラップが白っぽく擦れてきたりして。

自分の一部になっているカメラを持っているって とってもいいなあ。



写真のことって まだよくわからない。

もっと知って もっと味のある 美しい写真が撮れるようになりたいのです。


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髪は女の ・・・・・




ボディーケアというものを あまくみてここまできました。

髪、肌、爪、ともに必要最低限の手入れしかしていない といってよいでしょう。

お化粧品をもっていないし、パックも、爪やすり、甘皮押しなどというのもない。

髪にいたっては、数年前まで4年間 丸坊主でした。

坊主頭にあきて、美容室をあらためて開拓するのも なんとなく面倒で、

ただ のばしてみた、が 今に至っているわけです。

久しぶりに ” 髪の毛がある ” 状態になり、剛毛混じりの髪を束ねるのに

ドラッグストアで売っているヘアワックスを使っておりましたが、無香料とはいえ

なんとなくまだまだ過剰なものを感じて グレープシードオイルに替えました。

食用のオイルで くせがなくて 匂いもないもの、だったので。

小さな容器に移して、毎朝髪につけて 束ねてた。

そして、ある時。

きっかけは忘れちゃったけれど、椿油のことを思い出したのです。

どこのドラッグストアでも扱っている椿油のことを。

使ってみようかなあ ・・・・・ 。

なんとなーく始まった 『 椿油のある暮らし 』 でした。

使ってみて 初めはなんとも思わなかったのですが、2年目に入った今は

声を大にしていいたい、「 椿油って とってもいい!! 」 と。

くり返し申し上げますが、私は カラダを磨き上げることに関しては、ほんの少ししか

エネルギーを供給しないのです。 だから 不潔じゃあないかぎりOKだし 

髪も人様に不快な印象を与えるのでなければ適当に・・・でした。

でもねえ、この油を使い始めて、抜け毛が 十分の一くらいに減りました。

洗髪のとき、指で感じる髪の感触が はっきりと柔らかくなりました。

ああ、違うんだあ、椿油って。

髪と頭皮が喜んでいる。

昔から 髪には椿油、というのには 理由があるんだあ。

もう しみじみと納得させられて、今じゃあこの私の 

必要最低限の厳選ボディーケア ( ? ) 用品の仲間入りです。

朝、ブラッシングした髪を 少し水でぬらして 椿油をすりこみさらにブラッシング、

以上、です。 あとは束ねるだけ。

簡単ですねえ。

さらにこの椿油、クラシカルなガラス壜入り、これがいい。

丸に椿のマークがガラス面に浮き出ていて ・・・・・ 。

私は 1番大きいサイズを使っているのですが、使い終わったら壜をきれいに洗って

小さく花を活けてみましたが、テーブル、窓辺、大抵の場所にすんなりと馴染み、

さりげなく飾れて とても良かったです。

” 髪は 女の 命 ” といっていた時代から ずーっとある 

素晴らしい良品、 椿油 。

もちろん、食用にもできます。





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優しい肌着


授乳用のシャツを探しました。

今までは 普通の Tシャツを愛用しておりましたが、おっぱいをすぐに出して

長時間出しっぱなし、ですから 前開きのシャツがいい、と。

そうして探したところ、とっても良い品にめぐり合いました。

Tシャツよりも 首のくりが開きが大きいのですが、ふた昔前の女子が着ていたような

ほんのりと乙女な感じの、まさに ”おなごの 肌着 ” というのがピッタリの1品。

衿と袖口には なんていうのかしらアレ、おかあさんやおばあちゃんの肌着の縁に

ついている プチプチっていう飾り、レースじゃないんだけれどレースっぽい・・・

それがついていて、ちいさい前ボタンが5つついていて、なんといっても気に入った

のは、そのボタンとボタン穴の前立て部分の裏に 補強テープがちゃんとついていて

そうして、本体も その裏打ちテープも コットン100%、っていうところです。

綿100%の真っ白のテープの清楚さ、質素さ。 そうです、全体的に ” 質素 ”。

清楚で質素。

いいじゃあありませんか。

なかなかないのです、 ” 清楚 ” で ” 質素 ” な下着って。

” ゴージャス ” で  ” グラマラス ” で  ”セクシー ” なのは たーっくさん

売っているのだが ・・・。 いかんせん 似合わない・・・・・。

早速買って着用しましたところ、程よく身頃がシェイプされていてフィット感もよろしく

袖は七分丈でこれまた女らしく。

そして、なんといっても真っ白で ボタン以外コットン100%の気持ち良さ!!

久々のヒット商品でしたよ、私にとって。

そうそう、もうひとつ素晴らしいところはお値段がうんと安いのです。

はっきり記憶していなくて申し訳無いのですが、たしか1着7~800yenでした。

こーんな良いお品を作ってくれているのは グンゼ。 「 快適工房 」っていうシリーズ

のようです。 

授乳時期が終わっても このシャツは私の定番入りをさせようと思います。

コットン100%好きの方 ( ただし女性のほうが良いようですが ) にはオススメ!

そして そして このシャツをみつけたのは はっきしいって私がこの札幌で1番好きな

デパート、『 ラルズ 中央店 』 3階肌着売り場。

この『 ラルズ 中央店 』 は 元は 『 金市館 ( きんいちかん )』 という名前

で、昔からとっても庶民的なデパートだったのですが、

今もがっちりと 庶民なオバサン、オバーチャン達のハートをわしづかみしています。

私がなぜ ”1番好き ” と声高くいうか というと

第1に 私が 庶民なオバサン道まっしぐらだということ

そして第2に このおみせは 顧客がどのような人たちかちゃんとわかっていて

まずその顧客たちのニーズにこれでもかってこたえているところ。

ラルズの顧客は 平均年齢はおそらく68歳くらい、60~80歳のお客さんに

支えられている。 だから エレベーターのドアの横の昇降ボタンは 大きな三角で、

日本語のひらがなで 「 のぼる 」 「 おりる 」 ってかいてある。

おじいちゃん、おばあちゃんがどうしたって間違えないように。

3階肌着売り場にしても、Lサイズ、LLサイズがとーっても豊富な品揃え!

こんなに SやMサイズが2の次な売り場ってあるかしら。 もちろん数年前に流行った

赤いパンツ( たしか寝るときに真っ赤なパンツをはいて寝ると体に良い、という )は

全面的に売ってましたし。

第3に ここには1流高級品は ない。 2番手、3番手のメーカー中心で、

B級好きの私には魅力的なこと。

世の中の高級志向、外国礼賛の中にあって ” 庶民派年配男女の為に ” という使命を

まっとうしているラルズ中央店は 年に何度も 大創業祭をやっちゃって、

あごのゴムひも付きの帽子をかぶったおばあちゃんでごったがえしております。

込み合ったレジでは 従業員の人が必ず 「 ララカード、お持ちですか? 」ってきく。

ララカードのメンバーシップには凄い特典があるらしく とにかく大創業祭、大入り!!

たぶん、この肌着も 年配の人って かぶり式よりも 前開き式のほうを好む傾向にある

から あの売り場にあったのでは ? ・・・そう思うのです。

気になる方は ぜひ ラルズ中央店へ。 ちなみに住所は 狸小路2丁目です。

とっても気に入ったら ララカードもいかかでしょう。







 



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