弁理士の日々

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テレ東「この日本人がスゴイらしい」に瀬谷ルミ子さん

2010-10-26 21:28:27 | 歴史・社会
テレビ東京の「この日本人がスゴイらしい。Brand Nwe Japan」という番組、10月22日は『今回は初回2時間スペシャル。「国連」「名医」の2つのテーマで「スゴイ日本人」を紹介。』ということでした。

前半は『「国連」がわかる。』というテーマで、主に3人の日本人にスポットが当たりました。

元国連事務次長 明石康さん
元国連難民高等弁務官 緒方貞子さん(現JICA理事長)
日本紛争予防センター事務局長 瀬谷ルミ子さん

瀬谷さんについては、「国連からも名指しで仕事を依頼されることがある」という点が国連つながりですが、国連からの依頼以外の仕事についても映像で紹介されていました。

放送では瀬谷さんについて「見たところ普通のOLと変わらない」という印象が語られていました。私も、ご本人のブログを拝見して思うことは、「どこにでもいる普通の30代の日本人女性にしか見えない」という印象です。
この人が、世界のどこかで紛争が勃発したときに紛争解決専門家として国連や外務省からお呼びがかかり、紛争地で世界から集まってきた紛争専門家から信頼を集めている本人なのです。普段の姿からは想像ができません。

今回のテレ東の取材でも、また昨年4月のNHK「プロフェッショナル」「武装解除・瀬谷ルミ子」における取材でも、瀬谷さんの本当の凄さには肉薄できていないのだと思われます。映像を通してはまだ見えてこない、瀬谷さんの紛争解決のプロフェッショナルとしての能力が隠されているようです。

瀬谷さんの能力の一端については、NHKプロフェッショナル・瀬谷ルミ子さん(2)に書いた
『番組の最初で、世界の紛争処理の専門家から、瀬谷さんが高く評価されていることが紹介されていました。正確には覚えていないのですが、瀬谷さんは相手の心の中にスッと入って気持ちを通じさせる能力が高いのだ、といった評価でした。』
ということもあるでしょう。

ところで、番組「この日本人がスゴイらしい。Brand Nwe Japan」ですが、《司会者》三宅裕司、三村マサカズ(さまぁーず)、《パネラー》筒井康隆、矢口真里、信楽統/日村有紀(バナナマン)とあり、スタジオにはこれらの人たちがお笑い番組のように並んでいます。最近のテレビ番組というのは、このようにお笑い形式にしないと視聴率が取れないということなのでしょうか。
コメント
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