弁理士の日々

特許事務所で働く弁理士が、日常を語ります。

ヒデの理解者たち

2006-07-06 23:31:17 | サッカー
一昨日、ナカタメールは閲覧が可能になっていました。しかしそのメールの最後に記載された「株式会社サニーサイドアップ代表取締役、次原悦子より「中田を応援して下さる皆様へ」」にはその日には繋がらず、本日になって閲覧することができました。

フランスワールドカップの直前、ヨーロッパへの移籍を希望する中田英の代理人を引き受けたのが次原悦子氏です。それ以来ずっと、現在に至るまで中田英をサポートしてきたことになります。
フランスワールドカップ前後における中田英と次原悦子氏との活動は、小松成美著「中田英寿 鼓動」で読みました。
7年前のこの本から、次原悦子氏と小松成美氏とが中田英の良き理解者であることがうかがえました。

今回の次原氏のメッセージからも、次原氏がこの期間ずっと中田英を支えてきたことが読んで取れます。

中田英の引退について、次原氏は6ヶ月前に知らされていたようです。小松氏の「さよなら、ひで」によると、小松氏には3月に告げていたそうです。

小松氏はこのコラムの中で、
「彼の最後の戦いと引退の真相を記すため、「鼓動」の続編を執筆している私は今、その事実を噛み締めている。
 
 何度となく長いインタビューを続けるうち、私には分かっていた。
 近い将来、彼がピッチから去るであろうことを――。」

と述べています。

ヒデの引退への決意は、長い時間かかって醸成されてきたのでしょう。

次原氏は
「彼がこれから、どこへ向かうのか、何をするのかをお伝えするには機が熟していません。」
と書かれています。
いずれ、ヒデの理解者たちから、本当のところが次第に明かされていくことでしょう。

ヒデの理解者といえば、ジーコも自身のサイト
「この4年間一緒に仕事をして来て、私達の関係は監督と選手との関係を超えるほどのものだった。ピッチの中において、彼は常に闘志を燃やし戦ったが、ピッチの外では友好関係を保った。

選手としてこれだけの資質を持ったプレーヤーを失う事は日本のサッカーに取っても大きな損失でもあるでしょう。彼にはまだ数年は現役でプレーする力は有る。

だが個人的な事で決断したと思うし、それならば、やはり尊重するべきだと私は理解する。 

これから先の彼を私は応援したい。彼の成功を祈る。」
と述べています。
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