朝、第2圃場に行ってみると菜花の脇に足跡が。
偶蹄類特有の蹄の跡がありますので、これはイノシシに入られたと思いました。
圃場を見回ると、一カ所が掘り起こされていました。
ここは一週間前までサツマイモが植わっていた場所。
サツマイモの臭いをかぎつけ掘り起こしたようですが、残渣程度しか残っていないはず。
そのあと玉ネギ予定地の畝を横切りカボチャの区画へ行ったようですが、
先週カボチャはすべて収穫済み。
約10mにわたり掘り返されていました。
こちらの足跡は足跡も小さく、歩幅も短いのでたぶん子供のイノシシ。
侵入経路をさがしたところ、南側の防風ネット下がめくれ上がっており、深いヒズメ跡
有ることからここが侵入経路と断定。
第2圃場は約30アール(3000㎡)あり、アグ友と使っています。
アグ友と相談し、防御対策をすることにしました。
30mある防風ネットの外側にネットを敷くことにしました。
野生動物の足裏は角質化しており、ざらざらしています。
それがネットに引っかかるため、野生動物はもちろん動物はネットの上を歩くことと
非常に怖がります。
その性質を利用して防護柵の外側にネットを展帳しました。
半分は防獣ネット。
半分は防鳥ネット。
防獣ネットでも効果はあるはずですが、一般的に細い糸の網をふんわり設置
するのが良さそうです。
その意味では刺し網漁に使う、刺し網が手に入ればベストです。
第1圃場は防獣ネットで全周を囲ってありますが。下から潜りこまれるようで
あれば外側にネットを展帳します。
当圃場は近くの里山から400mmの位置にあります。
里山近くの畑では数年前からイノシシの被害が相次ぎ、箱罠を設置し数頭捕獲しています。
しかしそこから住宅地域を抜け、市道を渡り舗装道路をここまで来るとは思っても
いませんでした。
山では相当食料が不足しているのかも知れません。