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遊木民のアトリエ

現在は農業・木工業
                           

帰省中の食事は事前準備(ホッキ飯)

2022-05-08 | 食品加工(魚介)分室

 少し前ですが、形の良い北海道産のホッキを購入。

 貝剥きナイフを水管の出口から差し込み貝柱を切り、身を取り出します。

 本身とヒモに分けます。

このとき水管を切り取り廃棄します。

これをやらないと砂を噛むことになります。

 昆布だし、醤油、日本酒、味醂で煮ます。

本身とひもの煮たものを冷凍保存。

煮汁は別パックで冷凍保存。

 冷凍しておいた煮汁を加え味加減しててご飯を炊きます。

炊きあがったら、冷凍しておいた本身とヒモを刻み混ぜ込み、蒸らします。

料理屋さんでは本身のワタを除去し、貝だけを使いますが、庶民はすべて刻み

混ぜ込みます。

 この方が味わい深く美味しいと思いますが、料理屋さんは見た目にこだわります。

 三つ葉や海苔などを好みでトッピングしていただきます。

炊き込みご飯などは、前もって処理・冷凍保存しておくと来客持には助かります。

 


帰省中の昼食はバラ寿司

2022-05-06 | 食品加工(魚介)分室

 家族が帰省中の昼食をバラ寿司にしました。

正月等の帰省時の最終昼食もバラ寿司にすることが多いです。

材料は干瓢煮、シイタケ煮、煮穴子、しめ鯖、蒸し海老、卵焼き、サヤエンドウ。

煮穴子、しめ鯖、蒸し海老は前もって冷凍しておきます。

 酢飯に刻んだ具材を混ぜ込み、盛りつけるときサーモンやイクラをトッピングすると

豪華に見えます。

 帰省帰りのお土産(保冷剤で冷蔵)にしても喜ばれます.


ヤリイカと白魚を捌く

2022-04-20 | 食品加工(魚介)分室

 常磐物のヤリイカと相馬沖産の白魚を購入しました。

ヤリイカはスルメイカ(マイカ)と比べて皮が引きやすく、身も柔らかく

煮ても堅くなりません。

 身は刺身用にして冷凍、エンペラーとゲソは煮物用に冷凍しておきます。

 白魚はそのまま刺身でも美味しいのですが、昆布締めが好物です。

利尻昆布を濡れ布巾で拭き、白魚を並べます。

 昆布をかぶせラップでくるみ、一晩冷蔵庫で締めます。

今回は締めた後、冷凍保存にしました。

刺身でも軍艦の寿司にしても美味しいです。 

  

 

 

 


今シーズン最後のアンコウの捌き

2022-04-05 | 食品加工(魚介)分室

 アンコウのシーズンも終わりです。

シーズン終わりと言うことで一匹売りが特売されていました。

約4kg弱のアンコウをゲット。

この程度の大きさであればまな板の上で捌くことが出来ます。

10kg以上となると、有名な吊るし切りになります。

 アンコウの御尊顔です。

 腹側はこのように開腹した状態で売られています。

シーズン終わりと言うことで肝は小さくなっています。

胃は開かれ、内容物を除去した状態です。

 捌きです。

まず、ヒレと尾を切り取ります。

 背と腹の皮を剥ぎ取ります。

 大捌きが完了です。

左のバットには、ヒレ、皮、肝、胃。

右のバットにはエラ、卵巣、心臓、ヒレ周りのアラ。

まな板には頭と中骨、本身、口。

 アンコウの口です。

鋭い歯がありますので捌くときは注意です。

 エラ、ヒレ、卵巣、胃、皮、本身、肝でアンコウ鍋にしました。

汁はアン肝、味噌、砂糖、味醂をすり鉢ですり、昆布とアンコウの骨でとった出汁で

のばした物。

肝のタタキをトッピングします。

 お江戸の鮟鱇専門店では鮟鱇鍋一人前が3,500円~だそうです。

この鍋3人前はたっぷりあるので・・・・・・・・!!

 肝、本身、皮、胃は湯通ししてアンコウの共酢和え用に冷凍しておきます。

2千円弱のアンコウ一匹で、鍋を一回、共酢和えを一回、ゼリー寄せを2回は

楽しめます。

 一匹買いはお買い得満載です。

 アンコウの共酢和えは後日に!

 

   過去記事をご覧ください

         アンコウの共酢和え

         アンコウのゼリー寄せ

 

 

 


蟹餡かけ豆腐(今日の酒肴)

2022-03-31 | 食品加工(魚介)分室

 頂き物の蟹缶とカニかまで蟹餡かけ豆腐を作りました。

絹ごし豆腐を一口大に切り軽く湯通しして暖めておきます。

蟹缶をほぐし鍋に入れ、銀杏、キクラゲ、椎茸を加え酒と淡口醤油で火を通します。

水溶き片栗粉でとろみをつけ、暖めた豆腐にかけ、カニかまと青ネギをちらして

出来上がりです。

 人肌の燗酒にピッタリの酒肴です。


イナダとスズキを捌く

2022-03-27 | 食品加工(魚介)分室

 イナダとスズキがそれぞれ税込み650円で特売されていました。

 イナダは半身を刺身用に、半身を幽庵焼き用の切り身にしました。

アラはアラ汁に。

 アラに粗塩をふり、30分程度置きます。

 沸騰したお湯に入れ軽く火を通します。

 水にとり血合い等を丁寧に取り除きます。

これで臭みの無い美味しいアラ汁が作れます。

この一手間が美味しいアラ汁をつくるコツです。

 スズキは3枚におろし昆布締めにしました。

魚の一匹買いはいろいろ楽しめてお得です。

 

 

 

 


フグの唐揚げ

2022-03-02 | 食品加工(魚介)分室

 魚屋さんでショウサイフグを手に入れました。

一夜干しとか味噌漬けも美味しいのですが、今回は唐揚げにしました。

 むき身のフグを二枚におろし、ヒレと尾を除去します。

一夜干しにして水分を低下させると味が濃くなります。

軽く塩胡椒して1時間ほどなじませます。

片栗粉をまぶし、余分な粉をはたき、しっとりするまでなじませます。

 180℃の油で揚げます。

付け合わせは菜園の菜花の辛子和え等。

レモンでいただきます。

唐揚げではトラフグとスッポンの唐揚げが1、2を争うとか?

庶民にはショウサイフグが精々ですが、充分美味しい唐揚げになりました。

ビールの酒肴に最高です。

 

   地魚の購入

   フグ刺し

 


寒い夜はアンコウ鍋

2022-02-26 | 食品加工(魚介)分室

 この日はこの冬一番の冷え込みでしたのでした。

魚屋さんに寄るとアンコウが特売されていましたので、アンコウ鍋にしました。

 アンコウ鍋は味噌仕立ての出汁で具材を煮て、アンコウの肝を刻んだ物を加える

一般的ななべで、普通の料理屋さんで出される物です。

 当地方にはもう一つアンコウのどぶ汁があります。

味噌とアンコウの肝をすり下ろし、少しの出汁に溶かした汁で具材を煮る鍋です。

主に野菜の水分で煮るため、冬野菜の旨味と肝の濃厚な味が楽しめます。

 

 具材で特に変わっているのは大根、ニンジンなどの根菜を入れること。

味がしみて美味しくなります。

 味付けは自家製の麺汁(そばの辛汁)、田舎味噌、アンコウの肝を細かくたたいた物。

 体が温まり、美味しい鍋です。

常磐物のアンコウを使った鍋、どぶ汁、共酢和えなどは当地方の郷土料理です。

過去記事に捌き方、そのほかの料理がのせてあります。

ご覧ください。

アンコウを捌く

アンコウの共酢和え

アンコウのゼリー寄せ共酢

アンコウのゼリー寄せ

あん肝を作る

 


鰆の西京焼きを作る

2022-02-16 | 食品加工(魚介)分室

 春の魚鰆を捌き、西京焼きを作りました。

今の季節菜園の農作業も無く、暖房の無いアトリエでの木工も手がかじかんで危険です。

そんなことで、食品加工のネタが多くなっています。

 春が旬の生きの良い鰆が手に入りました。

 3枚におろします。

鰆は身が柔らかいので、力をなるべくかけないように一気に捌きます。

 切り身とアラです。

アラは塩をふって30分ほどおき、熱湯で軽く火を通します。

この工程を踏まないと生臭いアラ汁になってしまいます。

 みそを酒・味醂で溶き、2時間ほど漬け込みます。

 味醂が入っていると焦げやすくなりますので、火加減に注意して焼き上げました。

鰆と言ってもサゴチサイズでしたが、旬の魚は美味しいです。

残りの切り身は塩焼きや幽庵焼きで楽しめます。


久しぶりの 乾焼蝦仁

2022-02-13 | 食品加工(魚介)分室

 この日の夕食は久しぶりに中華系にしました。

昼食を「珍味楼」で摂ったさい、春巻きと揚げワンタンをテイクアウトしました。

それに乾焼蝦仁(エビのチリソース煮)、卵スープを自作しました。

 春巻きはチリソースとケチャップを合わせ、溶きがらしと。

揚げワンタンはチリソースで。

 久しぶりに作った乾焼蝦仁(エビのチリソース煮)。

むきエビ、ニンニク、ショウガ、チリソース、オイスターソース、豆板醤、長ネギで

久しぶりに作りました。

 家族が翌日の弁当用にとっておいたことから、何とか合格点だったようです。


メヒカリを天ぷらに

2022-01-09 | 食品加工(魚介)分室

 いわき市の魚、メヒカリを天ぷらにしました。

 比較的大ぶりのメヒカリでしたので、唐揚げでは骨が気になります。

このような時は天ぷらが最高です。

フワッと、そしてトローとした食感はメヒカリ特有のものです。

 腹開きにして中骨を取り除きます。

 ナス、海老、椎茸と盛り合わせましたが、真っ先にはメヒカリです。

満足の逸品です。

 


バラ寿司用のしめ鯖を作る

2021-12-29 | 食品加工(魚介)分室

 脂ののった良方のサバが手に入りました。

正月恒例のバラ寿司に使うしめ鯖を作りました。

 3枚におろしました。

脂がのっているのが分かります。

 粗塩で締めます。

脂がのっているので通常2時間程度のところ倍の4時間締めました。

 しっかり締まり、水分が出ています。

  生酢で4時間締めた後、骨抜きで中骨を抜きます。

指先で骨を確認しながら、抜き残しが無いように骨抜きで抜きます。

 最後に薄皮をはぎ取ります。

この薄皮が硬く、剥がないとかみ切れません。

各半身をラップで包み、冷凍保存します。

冷凍はアニサキス対策も兼ねています。

サバ寿司に、バッテラー寿司に、バラ寿司に、もちろんそのままワサビでも

美味しいです。


ヒラメの昆布締めを作る

2021-12-17 | 食品加工(魚介)分室

 常磐沖のヒラメです。

原発事故以前は常磐沖はブランドでした。

現在は他産地と比べ、価格は抑えられています。

2kg程度のヒラメが特売されていましたので購入。

 鱗をひき、皮に切れ目をいれます。

 中骨に出刃を滑らせながらおろします。

 5枚におろします。

 皮を引きます。

 昆布で身をはさみ。

 ラップで包んで一晩冷蔵庫で締めます。

その後そのまま冷凍保存すると、2~3ヶ月保存できます。

おせち調理の一品が出来ました。

 


サンマの味醂干しを作る

2021-12-11 | 食品加工(魚介)分室

 今年のサンマの漁獲状況は昨年にも増して異常です。

先日小名浜に初水揚げが有り、やっと塩焼きが食べられました。

同時に味醂干しも作りました。

 20匹入りが特売されていました。

それでも一匹100円程度しています。

 味醂干しには適当なサイズですが、塩焼きには今一です。

 背開きにして中骨をすき取ります。

 つけ込み液に2時間程度つけ込みます。

つけ込み液のレシピ、時間は各家庭で異なり、かつては家庭の味になっていました。

当家では醤油:味醂:酒=2:1:1です。

市販の味醂干しは甘ったるく、しつこい味が多く、自家製にかぎります。

 つけ込み液をきり、白ごまをふって一夜干しにします。

干し加減もお好みで。

 当家は浅干しが好みで柔らかめに仕上げています。

ラップで個包装して冷凍保存しておくと何時でも食べられます。

メヒカリの干物も一緒に作り、パックに入れ冷凍しておきます。

今年はたぶん最初で最後の味醂干しになりそうです。