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遊木民のアトリエ

現在は農業・木工業
                           

大震災から8ヶ月

2011-11-19 | 東日本大震災
   大震災から8ヶ月が過ぎました。

   長かったのか、短かったのか解りません。

   震災と津波からは短かったような、原発事故からは長かったと言うのが実感です。

   波消しブロックが津波で流されています。





   いつも訪れる漁港も甚大な被害を受けました。





   漁協の事務所は基礎を残して跡形もありません。





   岸壁には大破したクルーザーが放置されています。





   当地方の津波は南東方向からきたようです。

   その方向の防波堤が完全に崩壊しています。

   遠くに見えるのが塩屋崎灯台。





   難を逃れた漁船が係留されていますが、原発事故以来漁は行われていません。





  1年前の漁港の様子です。

  






   常磐沖の豊穣な海が汚染されてしまいました。

   根付きの魚、底魚などで暫定基準値をオーバーする測定値がみられます。

   何時になったら以前のような海に戻るのでしょうか? 

   

井戸沢断層

2011-10-08 | 東日本大震災


  先日いわき市の山間部にある旅人(たびと)地区に行ってきました。

  途中の道路に大きな段差がありました。

  奥が元の高さで、手前の道路が1mも下がっています。

  これが4月11日いわき市をおそった震度6の地震の原因である

  「井戸沢断層」です。




  ここが正断層の断面、左側がずり落ちています。





  反対方向です。

  左の杉林が元の高さ、右側が1mも下がって、間の杉の木が倒這したため切り倒されています。

  奥には傾いた杉の木が見えます。

  いわき市の南部では3月11日の本震以上の被害が出ました。

  今も「井戸沢断層」の余震が続いています。


   

福島牛が復活

2011-09-11 | 東日本大震災
   福島牛の販売が再開されました。

   放射性物質が付着した藁を与えられた牛の肉から基準をこえる放射性セシュームが検出され、福島県の牛肉は出荷が規制されていました。

   所定の検査態勢が整ったことから牛肉の販売か再開されました。

   昨日(9月10日)が初日で、大幅な値引きがされていました。

   そして当家も消費拡大の一助にとスーパーに出かけました。






   検査済みのシールです。

   これで安心してもらえると良いのですが・・・・。






   価格はレジで4割引きになります。

   肉はA4クラスですので、かなりのお買い得です。

   しかし農家の出荷価格は通常の半値近くで、全くの赤字です。

   現在、市販されている福島県産の農産物は食べて問題のないレベルであるのに、

   なかなか理解してもらえず、農家は大変な状況にあります。

   検査機関のデーターをしっかり理解してもらえれば良いのですが、消費者にも色々な考え、受け止め方があるのはやむを得ません。

   しかし、一部の政治屋や、大学教授とやらの不用意な発言(受け狙いのもあるのか)で誤った知識を持たれたのでは救われません。

   幸い当家の知人等では正しく理解していただいており本当に感謝しております。

   今夜は久しぶりに「すき焼き」で夏ばて解消です。



   

大津波の爪痕

2011-09-03 | 東日本大震災
   先日の大震災で大きな被害を受けたいわき市薄磯地区です。

   塩屋崎灯台で有名な薄磯海水浴場があり、夏は多くの海水浴客、そして「乱れ髪」(美空ひばり)ファンの観光客で賑っていました。

   津波で壊滅的な被害を受け、多く方がなくなり、いまだ行方不明の人もいらっしゃいます。

がれきの撤去が進み、住宅の基礎だけが残っています。





   防波堤も破棄され、応急の防波堤と道路の復旧が急がれます。







   以前ごらん頂いた古墳時代の横穴墓群です。

   震災以前に調査がすみ、多くが擁壁の下になっていましたが、

   西端の数個の横穴が確認出来ました。

   今回の大津波の被害を鑑みるに、このような高いところに墳墓を作った意味が解るような・・・。

   古代人の経験則なのでしょうか?

20km圏内

2011-04-29 | 東日本大震災


  1週間ほど前になりますが、第一原発の半径20km圏内が避難指示区域から、

 警戒区域に指定され、特別な任務・許可をもった人以外の立ち入りが制限されました。

  私も職務のため連日警戒区域に立ち入っています。

  もちろん、タイベック・スーツ、マスク、長靴、手袋着用で、線量計を持ってです。 

 意外と多くの車が国道6号線を行き来しています。

 原発事故終息に向け、賢明に作業を続けていることがわかります。

 作業員の皆さんの安全が確保されての作業であることを願っています。

     

風評被害

2011-04-24 | 東日本大震災


  イチゴ1パック250円、トマト一袋100円、これがいわき市産の農産物の価格です。

  これらはビニールハウスの中で栽培されていて、放射能も検出されず、安全なのですが、  

  福島県産、特にいわき市産と言うだけで値がつかない状態です。

  確かに葉菜類で基準をこえる物がありますが、それらは市場には出荷されていません。

  安心して福島の農産物を購入してください。





  先日中央台高久地区に行ってきました。

  仮設住宅が建設中でした。

  体育館での避難生活は限界にきています。

  一日も早く、仮設住宅に移っていただきたいです。

ガスランタン

2011-04-23 | 東日本大震災


  今回の震災で大活躍した物がキャンプ用品です。

  3月11日の大震災では2日間停電、そして先週の震度6弱の余震では1日間停電しました。

  短時間の停電、移動では懐中電灯が活躍しますが、食事などでは不便です。

  そんなとき活躍したのが「ガスランタン」です。

  当家ではキャンプをよく行っていましたので、ガスランタンが2台あります。

  一般的なカセットコンロ用のガスボンベが使えるタイプの物です。

  左が60W級、右が100w級のランタンです。





  60w級でもこの明るさで居間で使いました。

  100w級の右はダイニングで活躍しました。

  欠点はマントルが破損しやすいことで、必ず予備を備えておく必要があります。

  アトリエの棚に置いておいたキャンプ用品のコンテナ2個が魔法の箱でした。

   

電池ライト

2011-04-16 | 東日本大震災


  地震と停電、断水、通信遮断はセットで起きます。

  明かりをどうやって確保するかが問題です。

  活躍するのは電池式のライトです。

  震災発生時の当家のライトです。

  一番右が、キャンプ用の電池ランタン、これが大活躍です。

  次がコールマンのキャンプ用のライト、これは私が常に携行している物です。

  小さいのが家族が常に携行している「ミニマグライト」。

  そして、玄関などに置いてあるライトが2個。

  全てそれぞれに活躍したようですが、キャンプ用のライトは実用性が抜群でした。

  電池もキャンプ用品のコンテナに常備していた物が活躍しました。

  当家はアウトドアライフが好きで、キャンプをよくしていました。

  そのキャンプ用品が今回の震災では大活躍でした。

ラジオ

2011-04-16 | 東日本大震災


  震災で一番必要なのがラジオです。

  私も富岡の職場で被災したとき、停電でテレビは映らず、防災無線も沈黙しました。

  唯一の情報源がラジオでした。

  それと私の車のカーナビにワンセグがついていましたので、交代で車のワンセグを見ていました。

  そのおかげで、大津波の情報、原発の屋内退避、避難指示の情報をいち早く入手することが出来ました。

  我が家ではラジオの準備が無く、家族は情報不足だったようです。

  そこで、学生時代使っていたラジオを引っ張り出し、電池を入れると立派に動作しました。

  その後の余震時(停電あり)の情報入手に活躍しています。

  40年前のラジオですが、さすが日本製です。

  感度、音質とも問題ありません。

  しかし、徒歩での避難時には重すぎるとの家族の意見で、ポケットサイズのラジオを購入しました。

  1700円でしたが、問題なく使えます。

  今回の地震で地殻のバランスが崩れており、どこで地震が起こっても不思議は無いとのこと。

  ラジオを準備しましょう。

 

  

2011-04-15 | 東日本大震災



   いわき市平の新川の桜並木です。

   明けない夜はない。

   春は必ず来る。

   毎年ブログでアップしている、新川の桜並木です。

   今日(4月15日)が満開で、心も和みます。

   奥に見えるのが「アリオス」、ここも避難所になっています。

   市民生活もほぼ通常の状態に戻ったと思いきや、余震。

   余震と呼ぶにはあまりに大きい(震度6弱)2回の揺れ。

   ある意味、3月11日の本振以上の揺れでした。

   日本人で震度5強の揺れを体験するのは、平均で数十年に1回程度とか、

   それが1ヶ月の間に5回ですからまいります。

   震度4程度では目が覚めても、起きることもありません。

   今後M8程度の海底地震も予想されていて、第1原発の津波対策が心配です。

   
   今、福島県のイチゴとトマトが美味しいです。

   見かけたら是非お願いします。 


支援物資

2011-04-10 | 東日本大震災


   私の職場は富岡町にあることを先日ご紹介しました。

   従って、富岡町周辺にアパートを借りたり、自宅があったりした職員も6名いました。

   深夜、早朝の避難指示ですので、着の身着のままでの避難を余儀なくされました。

   当初は念のための避難と言われていましたので、数日で戻れると考えていました。

   しかし現実はこの有様・・・・・・!!!!!

   住居も家財道具も車も失いました。

   いわきに新居を構えて再出発する職員のため、いわき在住の人たちの支援が始まっています。

   私も単身赴任の時使っていた電気器具、娘が学生時代使っていた家具など提供することにしました。

   今日は1日かけ、器具のクリーニングと動作確認をしました。

   明日届けるために車に積み込みました。

   全自動洗濯機、電子レンジ、炊飯器、電気こたつ、ガスレンジ、各種調理器具や食器などです。

   少しでも負担を少なくしてあげたいです。   

がんばっぺ!いわき

2011-04-09 | 東日本大震災


  震災から4週間が過ぎました。

  全国からの暖かい支援物資、そして救援ほんとうにありがとうございます。

  いわきの町中は震災前の活気を取り戻しつつあります。

  スーパーの品揃えも以前の90%程度までもどり、GSで並ばなくても給油出来るようになりました。

  水道も津波の深刻な被害地域を除いて復旧してきました。

  
  印刷屋さんが「がんぱっぺIWAKI」のメモ帳を持ってきてくれました。

  地震、津波、原発事故、そして風評被害に悩まされているいわきでは、「がんばっぺ!いわき」があいことばです。

  実は私の職場は「富岡町」にあり、第一原発と第二原発の間に位置しています。

  3月11日の14:46からの24時間、特に最初の10時間はとんでもない経験でした。

  詳細は後日、記事に出来ればと思っています。

  それから4週間、職員それぞれが被災者・避難民でもあるのにも関わらず、がんばってくれました。

  ありがたいです。

  復興までは長い道のりになりそうです。

  まずは原発の安定化が急務です、関係者の皆さんの努力に期待しています。

  
  いわきの施設野菜は安全性に問題はありません。

  いわきを、そして福島を応援してください。


  

通水しました!!!

2011-04-03 | 東日本大震災


   震災以降、断水が23日間続きましたが、昨夜通水しました。

   3週間ぶりの入浴は格別でしたが、その後の浴槽を見て愕然と、こんなに汚れていたんだ・・・・・・。

   風評被害で他県の業者がいわき市に入るのを拒んだのが、復旧を大きく遅らせた原因のようです。

   その他に、地域ごとの給水システムを全系統を接続し、全市的なネットワークにしたことが原因の一つとも考えられています。

   効率一辺倒の施策を改めて見直す必要があると思います。

   特にインフラの脆弱性を補完するシステム作りが必要だと思います。

   今後予想される、東海・東南海・南海地震に対する整備が急がれます。

   

断水継続中

2011-04-02 | 東日本大震災
 

   震災から3週間が経ちました、ガソリンも手に入るようになりましたが、

   行列は覚悟です。

   全国からの救援物資もたくさん届き、本当にありがたいです。

   ありがとうございます。

   いわき市の給水復旧率が70%を超えたようですが、当地区はまだ断水継続中です。

近所の井戸が生きていますので、生活用水には事欠かないのですが、飲料水は

   給水所だよりです。

   給水所まで距離がありますので、車での運搬になります。

   運搬容器としては、キャンプ用のタンクがあるのですが、容量は20リットル。

   足りませんので、色々な物を活用しています。

   バケツ、ダンボール、買い物かごなどです。

   ゴミ袋を二重にすると水漏れせず、車での運搬が可能となります。

   3週間、風呂、シャワー無しはこたえます。

   お湯を沸かしてタオルで体を拭いています。

   復旧の予定表ではあと2~3日の辛抱です。

   

液状化現象

2011-03-27 | 東日本大震災
    震災から15日が経ちました。
    
    暖かいメール、電話本当にありがとうございます。

    ガソリンや物資がやっと出回ってきましたが、まだまだです。

    当家は断水が続いており、近所の井戸水が頼りです。

    飲料水は給水所から運んでいますが結構な労働です。

    菜園の画像です。

    畑の一角の土の色が変わっています。



  

    近づいてみると砂が吹き出したような形跡です。

    多分強い揺れで水が噴き出す「液状化現象」が起きたようです。

    何はともあれ、原発の状態が一刻も早く改善して欲しいです。