囲碁、将棋、ゴルフなどに共通する勝負の機微に関する話です。これらの勝負事において、すべて一流のS氏の弁です。勝負ごとに共通するのは、勝つことに拘(こだわ)ったり勝ちにいってはいけないそうです。特に囲碁、将棋は拮抗して進むものですから、一方的に圧勝することはないもの。つまりいかにミスを少なくするかで勝負が決まります。ゴルフもしかり。文芸や芸術作品の創作においても、うわべを飾ることにこだわらず、基本や信念に従って丁寧に真剣に取り組むことが肝要だそうです。
日本将棋連盟会長の米長邦雄元名人も同じ趣旨のことを「人間における勝負の研究」で書いています。将棋のある局面で最善手を見つけることも大切ですが、それよりももっと大切なのは悪手を指さないことです。しかし、悪手を一手指したからといって、それが致命傷に直結することは少なく、悪手を連続して指すから墓穴を掘るのだそうです。
日本将棋連盟会長の米長邦雄元名人も同じ趣旨のことを「人間における勝負の研究」で書いています。将棋のある局面で最善手を見つけることも大切ですが、それよりももっと大切なのは悪手を指さないことです。しかし、悪手を一手指したからといって、それが致命傷に直結することは少なく、悪手を連続して指すから墓穴を掘るのだそうです。
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