将棋の糸谷哲郎七段は12月4日に森内元名人を破って竜王位を奪取しかつ八段に昇段しました。
羽生、森内世代の厚い壁を乗り越えるために何が必要かと聞かれ、「終盤」と答えました。「上の世代は序盤戦術に優れ、経験もある。若手は終盤力で戦っていかないと経験値の差で勝てない」竜王戦も第4,5局を終盤の大逆転で制しました。「コンピューターとの対戦でも、人間は中盤戦でかなわないと言われるが、鍛えればもっと正確に指せるはず。終盤には工夫の余地がある」といい、その方法として「早い枝切り」を挙げました。「悪い手が見つかったら読み
を飛ばしていき正しい手にたどりつく技術が必要」と説明しました。竜王戦では早指しも話題に。糸谷は「長い持ち時間に。対応しきれなかった」と反省しつつ、「悪くなって逆転をめざさないといけない状況では、時間も戦術の一つ」ときっぱり。「私がタイトルを取ったことで、これからは他の若手棋士ももっと出てくると思う」と語りました。
羽生、森内世代の厚い壁を乗り越えるために何が必要かと聞かれ、「終盤」と答えました。「上の世代は序盤戦術に優れ、経験もある。若手は終盤力で戦っていかないと経験値の差で勝てない」竜王戦も第4,5局を終盤の大逆転で制しました。「コンピューターとの対戦でも、人間は中盤戦でかなわないと言われるが、鍛えればもっと正確に指せるはず。終盤には工夫の余地がある」といい、その方法として「早い枝切り」を挙げました。「悪い手が見つかったら読み
を飛ばしていき正しい手にたどりつく技術が必要」と説明しました。竜王戦では早指しも話題に。糸谷は「長い持ち時間に。対応しきれなかった」と反省しつつ、「悪くなって逆転をめざさないといけない状況では、時間も戦術の一つ」ときっぱり。「私がタイトルを取ったことで、これからは他の若手棋士ももっと出てくると思う」と語りました。