![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/ae/8235eaf76ec9e8a1b3c7d44671ba736d.jpg)
水中と言えども、重力が無い訳じゃない
2人で荷物を持って・・・
どちらのヨッシーちゃんが重いかな?
真っ直ぐ立って、右に傾けば右足に体重が乗る、左に傾けば左足に乗る
初めに話た浮力バランス
ピンクが浮力
赤は重力
物体が平ならば、重力が1点集中することなく、後は浮力バランスの問題
上半身の方が下半身に比べ浮力が大きいので
手を下げる事で重力により沈もうとする力を発動させて、浮力を小さくし前後バランスを取る
これが、バランスクロールの基本
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/56/97d29e7ad22a4c9d1fa1c3148651af6b.jpg)
リカバリーの腕を後方で引き上げる、
もしくはリカバリー動作の後方で時間をかけ過ぎる、
水から出た腕は浮力エネルギーはゼロで重力だけが残り腰が沈む
膝の位置が深くなると、膝を折って足を水面に上げようとする
ここにも重力が発生し、膝の角度が付くほどに浮力は失われる
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/a1/0334eba270b24265ceb6dae5fcaeabee.jpg)
浮力と重力、ピンクと赤を相殺すると・・・
この状態だと、上半身がピンク2個 下半身は・・・0
当然、足が下がる
この空中に出た腕の重力を利用したのが、これ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/76/cf2b7868ccbd2bc59a54cccf1f50112b.jpg)
上半身、ピンク1個 下半身は2個
前の方が少ない・・・つまり前重心
この時に、頭まで下げてしまうと、潜っていってしまうので、頭は水面に残す
前々回のT字のお話で、下げて入水した手に体重を乗せる感覚が解らない、
といったコメントを頂き、今回は前に体重を乗せる事についての説明だよ
ここに注目↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/57/5305e92fd6a305803c4699d8452ccf28.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/8c/2cc8dd0a9c66ef247f2931b2315b4a2b.jpg)
この2枚の写真は、『前と後ろ』『上と下』についてなのだ
2本の腕・・・前と後ろ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/7a/64bbbf05f63d4d2776a88a9693473010.png)
ついつい、それぞれの腕のポジションを前と後ろ、と意識しがちだけど、
前重心を造りたい時は、上と下なのだ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/c6/279a95d7abfbd4c6617dbf4d82543d4e.png)
下の腕に、もう片方の腕の重さを重ねる
体重をかけるという、スポーツをしてこなかった私の様な人間には漠然とし過ぎてて解らないのだ
そこで、実際に体重を持って来れば良いのでは?と思った
スクールで、うえとした、うえとした、を連発してたら・・・
『うえとあや』か~、ああ、『うえとあや』ね、
って、生徒さん達が話してて、
自分でも、うえとした、を繰り返し言ってたら、うえとあや、みたいだって可笑しくなってた
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_nika.gif)
この『うえとあや』じゃなくて『うえとした』を素早く造るには、やはりT字が重要なポイント
何故ならば、肩が前後してリカバリー側の肩が頬から遠ざかっていると、
脇をサッと広げようとしても、肩辺りでロックするのだ
T字にして肩を頬の近くにキープして脇を広げればロックはせずに
スッと、前に運ぶ事が出来る
これは是非、体で試してみてね
更に、ラクに素早くリカバリーの腕を前に運び前重心を大きくするには肘の角度が重要
先日、膝の手術で2キロの金属が入り、足が沈むようになってしまった男性に
この素早く上と下の関係を造る事で前重心をより大きくしたところ、
以前の様に、足は浮いて来たのだ
その肘については、また次回ね
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_en2.gif)
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