クラゲ避けクリーム

前記事の持ち物で、satoさんから、クラゲ避けクリームについての質問を頂きました
少し、詳しくお話しますね

クラゲ避けクリームですが・・・クラゲがよけてくれる訳ではないんです
潮流に漂っているだけのクラゲが多いのですが・・・
たいていは私達が寄っていってるだけなんですね・・・

ネーミングが誤解を生みますよねぇ
成分はクラゲです・・・同じ成分を塗り込むことで、仲間と認識させ、触れても、必要以上に毒を出さない、という仕組みです
触れた時は、やはり痛いですが、毒の量が少ないので、軽症で済みます

クラゲの被害が大きいイスラエルで開発された製品です

皮膚に浸透するには３０分以上かかります
よって、泳ぐ直前に塗っても効果はありません
私は、２時間前、１時間前、３０分前と、３回重ね塗りをします

効果は人によってなので、「必ず大丈夫」ということは言えません
少なくとも、塗っておいたおかげで、軽症で済んだ人は結構知ってます、私もそうです

日焼け止めを塗るつもりで塗ると・・・脇の下、二の腕振袖分を忘れがちで、
その塗り忘れた所が、真っ赤になった人も見ました

こんなこともありました
本部に『クラゲにやられました～』と。駆け込んできた女子
　　　「どこ、さされた？クリーム塗らなかったの？」
　　　『耳です～、耳だけ塗り忘れました』

見ると、両方の耳だけが真っ赤に腫れあがっています・・・痛そ～

すぐに、ムヒアルファＥＸを塗ってあげました
２時間後には、元気にリレーに出ていましたよ

アンドンクラゲという、体はちっちゃくて（４センチくらいかな）透明で、足は細くてたったの４本
しか～し、足はとっても長く（４０センチくらいかな？）毒性が強い
水面下１０～２０センチ、丁度、泳ぐのと同じような位置ですね
足が長いので、手足にからみやすく、被害が大きくなります
顔はイヤですねぇ～、ちょうど鼻のところにピロ～ンと、唇のもかかってしまい、
痛かったですよ～
しかし、取ろうとしてはいけません
刺激をすると、かえって毒を出してきますからね
被害が大きく泳ぐどころじゃなくなったら・・・
ライフガードを呼びましょう
パニックが一番怖いですからね、
知識のある彼らに、助けを求めましょう

その他、カツオのえぼしや、ハブクラゲ・・・
クラゲ以外でも、ゴンズイ、ガンガゼ、アカエイ、など
危険な海洋生物の姿だけでも覚えておきましょうね

海を楽しむことは、ます、海は危険がいっぱいであることを知ることですね
危険が怖いのではなく、知らずに飛び込んで、危険回避が出来ない事、パニックを起こすこと
それが、一番怖いですね
ＯＷＳは、水泳が上手なだけでなく、メンタルと知識なんだと思います

さあ、いよいよ明日出発です