ヤッパウミハイイヨネ

川口I-STORMバラクロ水曜6時


 

Q&A ハイエルボーの続編でぇす

2008-01-28 10:57:57 | YOSSYのQ&A
質問メールからで~す

  こんばんは!
  度々スミマセン。また質問させて下さい。

  この間クロールの腕が疲れてしまうと質問させて頂いて、
  ・手のひらを4時の位置に入れる
  ・腕はくの字で浅く掻く
  ・腕の軌道は肩の真下で2軸
  を意識してやってみたところ、大分泳ぎやすくなりました。
  有難うございました

  ふと泳いでいて思ったのは
  ほとんど力を入れずに泳ぐ方が疲れない。
  この泳ぎっていいんでしょうか?

はい、大丈夫です!
まずは、力を使う前に、無駄の無い動きを覚えましょう
無駄の無い要素は、バランス・軸・タイミング・水流方向です
長い距離でも疲れない・乱れない、を実感して・・・
力を加えたスピードアップの練習です
力と言っても、単に腕に力をこめるわけでは無いです
腕が疲れない・・・つまり、今までとエンジンが違う、と言う事です
腕でかいて進もうとしていた意識が、腕をエンジンとしてしまい、
腕で、体を引っ張っていく・・・疲れてしまう
前に述べた様に、体の向きを切り替える動作(ローリング)を利用して
腕を動かします
つまり、エンジンは腰です
入水する手は、腰で送り込み・・・反対の手は、腰で引き戻される
引き戻される時の水圧に負けない力は必要です
力を加えたスピードアップと言うのは・・・・・
速く泳ぐ為にには、エンジンのピッチ、つまり腰の重心移動を素早く・・・
すると、引き戻される腕は加速しますから、水圧は大きくなります
当然、くの字をキープするには、力が必要になります

   クラブのコーチからは入水して胸まで掻く間は力を入れると教わりまして

はい、それは正しいと思います
力を入れると言う表現より、加速すると言う事でしょう
加速すると、水は固くなります
実際は胸からプッシュ動作になり、水は固いほど力を加え易いからです
ただ、入水から胸までは距離が長く、それなりの筋トレをしていないと・・・
4時の位置から胸までなら、それも出来ると思います

   でも今日色々試してみたら、やっぱりどの位置でも力を入れない方が
   腕が疲れませんでした。

たぶん、今までに比べ、余計な水を動かさなくなったと思われます
加えて、今まではどこかに力を入れようとしてスピードに強弱があったのが、滑らかなプル動作になり、惰性という性質が活かされて来たと・・・

   あと、私、腕を足に向かって掻き終わる時、力を入れていました。

最後まで掻き切る事は、スピードアップにつながりますが・・・
ここでも、方向が後方では無く、上に掻き上げてしまっていれば、大きなブレーキです
キャッチの部分と同じく、最後まで後方に力を入れる為には筋トレです
まずは、今の自分の力で有効な範囲だけ確実に、という考え方でどうですか?

   ハイエルボーを意識すると、肘を上げてようとして肘に力入りませんか?

リカバリーのハイエルボーですね?
惰性をここでも活かしましょう
掻き終わりに力・・・→後方ですね?
リカバリーの力・・・←前方ですね?
力の方向を切り替える時に、押し切ってしまっては、新たに前方に力を発生させなければなりません
「最後は水のボールを投げてしまい身軽になりましょう」と、前回の質問で答えましたが、軽くなった腕を肘から、Uターンさせましょう
後方の力を区切らずに、そのまま前方に変換させます
肘から下は脱力しておけば、スッと水から抜けます
肘を上げるのも、肘を前に移動するのも、プル動作の余力です
前から後、後から前、では無く、4時の位置から1周です

言葉だけでは伝わりにくく、誤解があっても申し訳ないので、一度トータルイマージョンのHPをご覧になって下さい
『カンタン・クロール』というDVDがとても分かり易いと思います
カンタンと言っても、初心者向けと言うわけでは無く、無駄を省き、楽にキレイに、という泳ぎ方です
私自身、DVDのドリルを初めて2年目になりますが、ドリルの完成度はまだまだです
やればやるほど、泳ぎが変わる不思議なドリル練習です
ドリルの出来具合で、自分の泳ぎをチェック出来るというのも利点です
自分の泳ぎがおかしい?と思ったら、ドリルを1からやって見て、どこが悪かったのか、チェック・修正します

楽しんで、頑張って下さいね


う~ん、「人間は考える葦である」「生涯学習」ですね
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コメント (8)
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