山本馬骨の くるま旅くらしノオト

「くるま旅くらしという新しい旅のスタイルを」提唱します。その思いや出来事などを綴ってみることにしました。

‘14年 北海道旅くらしのレポート <第7回>

2014-07-26 05:21:36 | くるま旅くらしの話

【今日(7/26)の予定】 

  終日北広島市内の知人宅に滞在予定

【昨日(7月25日:金)のレポート】天気:  

<行程>

終日北広島市内の知人宅に滞在

<レポート>

 昨夜は遅くまで歓談が続いて、たちまちの爆睡となったが、2時過ぎには目覚めてしまい寝付かれなくなった。が、しばらく考え事などをしている内に再び眠りに落ちて、次の目覚めは5時近くになっていて驚いた。クボさんは所用があり、自分が目覚める前に早や戻られたようで車はなくなっていた。間もなくタルミさんもお出でになり、これ又所用で間もなく自宅にお帰りになった。お二人とも多忙な中をわざわざご歓待頂き、ただただ頭が下がるばかりである。

 今日は我々二人だけがこの別荘を貸切で使わせて頂くことになっている。真にありがたいことである。とにかくゆっくりと休むことにしようと考えている。今日も天気は雨の心配はなく、かなり暑くなりそうだ。湿気が少なそうなので、過ごすにはそれほど暑さは気にならない感じがした。他人(ひと)様の家に旅の途中で二人だけで泊るという経験は初めてなので、ゆっくりするといっても一体何をすればよいのか、少し戸惑いがある。

先ずはブログの定例報告を書き終えて、朝食とする。いつのも通り、車の中でのパンとお茶だけの質素な内容である。TVでいつもの朝ドラを見た後、一人近くを散策することにした。この辺りは大曲というエリアで、工業団地となっているらしく、少し歩くと、付近には新聞社の印刷工場や著名な企業などの工場や倉庫らしき大きな建物が連なっていた。その中にホームセンターがあったので中に入って見たら、これ又その規模の大きさにびっくりした。守谷辺りにもかなり大きなホームセンターがあるけど、ここはその倍以上の売り場面積があるように思った。特に買いたい物もないので、しばらく店内を歩いて商品の種類や陳列の仕方などを観察した。これだけ広いと、買いたいものが何処にあるのかを探すのに苦労するなと思った。大物や一般的な商品なら直ぐに判るけど、小物の特殊なものになると自分で探すのは不可能の様な気もした。9時開店だったけど、30分ごろに外に出て見ると広い駐車場がかなりの車で埋まっているのを見て驚いた。北海道は何につけても規模が大きいようで、関東の田舎者には戸惑うことが多い。1時間ほど歩き回ったのだが、工場団地のほんの一角を歩き回っただけに過ぎず、全体の様子をつかむには3時間くらいは必要だなと思った。

車に戻って、折角なので車を出て別荘の方へ移動する。風が良く通って暑さは全く感じない。それどころかうす雲が空を覆い出すと、風に冷たさを覚えるようになった。快適な気温と空気で、周辺の緑が爽やかに目に映り、癒される気分になった。この建物周辺は未開のエリアが残っているようで、表通りの団地の方には幾つもの企業の建物が見えるのだけど、その反対側は昔の北海道が残っているようだった。しばらくその景観を味わったりして過ごす。

少し経って、北海道の旅のガイド誌の「HO」を買いに行くことを思いつく。ついでに、先日から腹の調子が悪く軟便の傾向にあるので、整腸薬も買うことにして車で外出することにした。近いようでも歩くとかなりの時間がかかるので、相棒の体力を考えると車を使わざるを得ない。今朝の歩きではコンビニは見受けられなかったので、車でないと見つけるのが大変だと思った次第。「HO」を買うのは、温泉や食事の割引や無料での利用などができるクーポン券が付いているからである。勿論旅の情報などを得る上でも役立っているのは当然のことである。毎年この情報誌のお世話になっているけど、今年も外すわけにはゆかない。車で広い大通りを少し行くとコンビニがあったのだが、気づかずに通過してしまった。その先にドラックストアがあったので、中に入って整腸薬を買い、直ぐに飲むことにした。丁度向かい側にコンビニがあり、その後そこへ立ち寄り「HO」を2冊買い求める。それが終わって目的が叶って別荘に戻る。30分くらいの外出だった。

12時近くになったので、お昼は野菜の具だくさんのカレーにするという相棒の決めに従い、車から米他の材料を運ぶ。手造りのキャビンは、入口が急な階段となっているので、物を運ぶのには相棒の負担が大きくなるため、運搬は自分の役割となる。カレーは袋入りのインスタントの奴に、自宅から持参したナスや途中で買い入れた野菜類を軽く炒めて混ぜ合わせるという簡便なものなのだが、これが結構いけるのである。調理は相棒の担当で、間もなくご飯も炊きあがって、久しぶりのカレーライスとなった。何だか家にいる時の気分と同じになった。腹が膨れると目の皮がたるむというのは理の当然で、その後は床に寝そべってしばらく午睡を楽しんだ。旅が始まって既に1週間目を迎えているが、このような形で静養ができるのは、まことに幸せである。

2時過ぎに目覚めて、「HO」見ていたら、近くに半額で入れる温泉があったので、そこへ行くことにする。北広島ゴルフ場の中にある「天然温泉 楓楓」という所で、ここからは8km足らずの距離である。さっそく準備をして出掛けることにする。温泉は旅の間の楽しみの一つである。既に今回も2度味わっており、今日が3度目になる。ここは初めてなので、どんな所かと期待が高まる。「HO」があると、普段では決して行かないようなところへでも行くことができるので、北海道内の温泉情報を得るのにも大いに役立っている。

10分足らずで到着する。「楓楓」は、森に囲まれた広大なゴルフ場の中に建つ北広島ホテルクラッセの大きな建物の横に造られた日帰り温泉施設を兼ねた浴場で、温泉を楽しみに来る人も多いようだった。さっそく300円也を払って中に入る。濃い茶色をした源泉の様で、温泉らしい湯の感じがした。熱からず温からずの適温で、ゆっくり入っていると、身体の芯から疲れが抜け出て行くのが判るような気がした。サウナやミストサウナもあり、水風呂と合わせてそれらも楽しんだ。又、温泉の中からは森の緑が目の前で、露天風呂に入ると、マイナスイオンがすーっと胸の中まで浸透していい気分になった。楓楓とはカエデの木のことだろうから、どれなのかなとそれを探したら、目の前に何本かのイタヤカエデらしき木が緑の葉をそよがせていた。1時間ほど心ゆくまで温泉を楽しんだ。

4時過ぎケビンに戻る。汗を流した後は、ビールと決まっている。ビールを飲めば眠くなるのも決まっている。決まっていることはきちんと守らなければならない。というわけで、大相撲が終わる頃までにはすっかり眠りの体制は出来上がって、夕ご飯などは忘れて相棒に任せて、19時頃には早や白川夜船の人となっていた。今日は最高の静養日だった。

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