07北海道の旅: 第31日

旅に出てから今日で丁度１カ月が過ぎようとしている。今日は終日グータラを決め込むことにしている。その様子をちょっと紹介しよう。遅い朝ご飯の後、近くのふるさとの森という森の中に作られた散策路に向かう。此処には今頃決まった場所に一本のクルマ百合が咲いている。それを確認するためなのだ。今年はどうかな、と少し不安に駆られながらの探訪だったが、あった、あった。いつものように、鮮やかな橙色の花を、今年は二輪咲かせて待っていてくれた。別海に来たら必ず訪ねる密かな楽しみである。それを見て安心した後は、コンビニまで歩いて、昼の蕎麦の薬味にするネギを買って車に戻る。蕎麦を茹でる準備をした後、丘の上にある温泉に入りに行く。１時間ほど温泉を楽しんだあと、車に戻り蕎麦を茹で、ビールで一杯やりながらそれを食べる。もう14時くらいになっていた。満腹の後は、当然午睡。２時間ほど天国に行って戻った後、散歩を兼ねて市街地まで買い物に行き、１時間ほどで戻る。夕食の準備をし、それが終わって今日二度目の乾杯をして、少し寝床に入って、後はいつもの夜を迎え、送るだけ。真にグータラな１日がこのような流れで過ぎて行く。お断りしておかねばならないことは、相棒の暮らしぶりは、自分と同じではないということ。今日も天国からの帰り道、裂き織り用の布を裂く甲高い音に急かされて、帰りが早くなってしまった。明日からしばらくこのような暮らしが続くことになる。ブログに書くほどのことでもない。今日の歩数。17130歩。