山本馬骨の くるま旅くらしノオト

「くるま旅くらしという新しい旅のスタイルを」提唱します。その思いや出来事などを綴ってみることにしました。

守谷市人口6万人突破!

2009-05-12 02:25:33 | 宵宵妄話

旅から戻った後しばらくは、腑抜けたようになったりして、どうも気合が入らないのがいつもの調子なのですが、今回もまた同じような感じです。昨日はかなり早い時間に帰宅して、心配だった畑の状態や庭周辺の草などの様子もチエック済みなので、今日はあまりやることがありません。ブログも休んだ方がベターの感じがするのですが、一つだけ全国に向け発信したいことがあり、それが今日のタイトルとなりました。

といっても、たかが一つの市の人口が6万人を超えたというだけの話であり、そんなことは市のホームページを見れば直ぐに分かることなのですから。それなのに敢えて強調したいのは、守谷市在住6年目を迎えて、ようやく守谷への郷土愛のようなものが生まれ出てきたからなのかもしれません。

6年前の2004年の6月9日に守谷に転居したのですが、そのときの人口は良く覚えていませんが、およそ5万2千人ほどではなかったかと思います。それが今日市報を見ますと4月7日で6万人を突破し、5月1日現在で60,129人となったということでした。6年間で約8千人増えたことになり、年間平均千3百人強の増加があったということになります。

人口が増えることが良いことなのかどうかは判りませんが、減るよりは行政の活力源としてはベターではあると思います。守谷市の人口が増えるのは、何といっても新しい都心への交通手段として、つくばエクスプレス(=TX)が開通したということが大きいと思います。都心の秋葉原まで30分ちょっとで直行できるのですから、現役の人たちには好条件の通勤事情となるに違いありません。毎日が日曜日の身には、その恩恵に浴することが滅多にないのが残念といえば残念です。時々駅周辺を歩いていると、電車から吐き出されて(失礼)来る都会人らしき人びとが、迎えの軽自動車やらに乗って、颯爽と家に向う光景を垣間見ることが出来ます。この辺の住民の大半は、一家に複数台数の車を持っており、農家などの場合は、一人一台以上の車を持っている家が少なくありません。1以上も離れていれば、家族の誰から駅まで迎えに行くのが普通となっているのかもしれません。私の場合も、倅が横浜まで通っており、雨のときなどは時々迎えに行くのを常としています。

   

TX守谷基地。TXはつくば市の核である研究学園エリアと都心秋葉原を結ぶ新型の電車を走らせているが、守谷と都心を結ぶ電車の本数は、つくばとのそれの倍以上となっており、通勤の利便性は高い。この基地があることが有利に働いているようだ。

守谷市は、茨城県にある30の市の中で面積が最も狭く、たった35くらいしかありません。東西南北の幅は約6と7しかなく、これを掛け合わせても35㎢なのですから、私が街中を歩き尽くすというのもあながち嘘ではないのです。北海道の別海町や足寄町などと比べるとまるで箱庭の感がするほどです。別海町では、横断するのに70㎞もあり、1時間以上もかかるのです。同じ地方自治体でも、そこには大きな差があることが理解できます。私としては、どちらの自治体も住めば都だと思っています。

守谷に住むようになったのは、計算からではなく、偶然の選択に過ぎなかったのですが、6年も住んで見ると、そして毎日が日曜日の暮らし方が定着して来ると、次第に住民としての自覚も固まり、愛着心のようなものも出てくる気がします。行政に対する多少の批判も無いではありませんが、今のところは取り立てて文句を言うほどのことでもなく、まずはこの勢いを安定的な行政につなげて行って欲しいと願っています。そして出来ることなら人口はもうあまり増えないように願いたいとも思っています。高層マンションなどが好き勝手に建てられるような町であって欲しくないと願っています。良い意味でも悪い意味でも、「隣は何をする人ぞ?」などということに全く無関心の人の集まりがマンションであり、そのような人が作っている社会が住みやすい筈が無いと思うからです。今は、戸建てに住んでいてもマンションと同じ考え方の人が多い時代です。守谷には、そのような人がなるべく少なくあって欲しいなと願っています。人間というのは、生身の人間が触れ合って、本物の安全と安心の環境が出来上がってゆくのだと考えるからです。

何はともあれ、守谷市は人口が6万人を突破しました。全国的にも有数の増加率だと思います。この勢いを月並みな開発などに廻すことなく、安定した本物の健康都市の成長に向けて欲しいと願っています。人生の長旅の最終基地として、永久の錨を下ろせる場所にして欲しいと願っています。

コメント
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