山本馬骨の くるま旅くらしノオト

「くるま旅くらしという新しい旅のスタイルを」提唱します。その思いや出来事などを綴ってみることにしました。

09関西春旅: 第6日

2009-05-07 06:30:27 | くるま旅くらしの話
行程:道の駅:宇陀路大宇陀→(R166・165・169)→三輪そうめん山本→→(R169・R24・R307・R422・県道)→近江八幡休暇村(温泉入浴)→(県道・R8・R303・R161・R303・R367)→道の駅:朽木新本陣(泊)

大宇陀の道の駅は、夜来の雨が相変わらず同じような調子で降ったり止んだりの状態だった。この道の駅の地場産野菜売り場も活気があり、早朝5時過ぎから軽四の出入りの音と人声で、もう寝ているのは無理。(但し、例外の人も隣りにはいるけど。)起き出して雑用を済ます。
今日は琵琶湖の東の鯖街道の山中にある朽木村(今は高島市?)の道の駅まで行き、そこに泊まる予定。
先ずは今年一年分のそうめんを買うべく、桜井市郊外の三輪そうめん山本へ。同姓なので親戚みたいな感じで、我が家のそうめんはいつの間にか此処のものとなった。9㎏入りを1箱買う。そうめん大好き人間の自分としては、これで足りるか少し不安あり。でもこれからは年齢から考えても、食べ過ぎは要注意と自覚(?)している。
そのあとは天理からR24に出て、奈良を通過し、木津川の堰堤をしばらく走って城陽市近くから信楽方面へ。途中から左折して山を越え、瀬田に出て草津市郊外の琵琶湖畔をひた走りに走る。さざなみ街道と呼ばれる琵琶湖畔の道には、何ヶ所もの駐車場と小公園があり、のんびり自然とふれ合いながら時を過ごせる環境が整備されており、素晴らしいなと思った。
途中コンビニに寄り、読売新聞を買う。昨日お邪魔した柏原市の亡き畏友Aさんの奥さんのS子さんから、現在読売新聞の全国版に「絵筆があれば、おまえがいれば」というタイトルで、自分たち夫婦のことが6回に分けて連載されているというお話を聞き、それを読みたくて買い求めた次第。これはSさんが、亡き夫の遺品を整理されていて、若かりし時の夫から(届いていなかった)のラブレターを発見し、その思いを綴ったものを「60歳のラブレター」という企画に応募し、見事入選したことが契機となって、今回の取材となったもの。Aさんは幼い時に両手を事故で無くし、その後の想像を絶する逆境、苦難の人生を画家として切り開いて来られた人だった。画家としても健常者以上の一流の方だった。その彼を妻として37年間支え尽くしたSさんは、これ又夫と共に妻として母としては或る意味では夫に層倍する辛酸の人生を送って来られた方だった。それらのまさに波瀾万丈の人生が改めてSさんにスポットが当てられて紹介されるのは、知人の一人として誠に嬉しい。
是非とも全国の様々な悩みに惑わされている方、又そうでない方々にも、このお二人それぞれの壮絶とも言える人生のことを知って欲しい。記事を読みながら強くそう思った。(これらのことは、追って詳しく書こうと思っている)
近江八幡市に入り、長命寺下で左折して宮ヶ浜の国民休暇村に寄り、温泉に入る。昼中の温泉も良いものだ。1時間ほど湯を楽しむ。
引き続き琵琶湖を回る形で彦根、長浜、木之本と走って、西浅井から追坂峠を下りて今津に至り、鯖街道を小浜に向かって少し走り、途中から朽木に向かい、道の駅:くつき新本陣に碇を下ろす。
山の中に入って天気は一層悪くなったようだ。途中追坂峠の道の駅で買った鯖寿司で一杯やって、たちまち寝床へ。それにしても、鯖寿司は美味なり。実に美味なり。真に美味なり。明日は何としても鯖の串焼きを食べるぞ!!
コメント
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