山本馬骨の くるま旅くらしノオト

「くるま旅くらしという新しい旅のスタイルを」提唱します。その思いや出来事などを綴ってみることにしました。

くるま旅は楽しい(講演記録:その2)

2008-05-19 00:02:20 | くるま旅くらしの話

3.くるま旅くらしの提唱 

私は「くるま旅くらし」というものを提唱させて頂いています。何もわざわざ提唱などと大げさなことを言わなくても良いのだとは思いますが、もともと何処かにお節介なところがあり、自分が気に入ったり嬉しくなったりしますと、そのことを他人様にやや押し付け気味に吹聴(ふいちょう)する向きがありまして、このくるま旅くらしの提唱も、その一つなのかも知れません。

くるま旅くらしの経験を通して、私は自分の残された人生を生きて行く上で、とても大切なことに気づかされました。私は自分の人生を、最後まで心豊かに活き活きと生きて行きたいと願っていますが、リタイア後のくるま旅くらしの体験から、その願いを叶えてくれる第一番の生き方が、まさにくるま旅くらしの中にあると言うことを知ったのです。

このように申し上げますと、些(いささ)かオーバーではないかと思われるかもしれませんが、くるま旅くらしの中での、毎日の出会いを通しての新鮮な発見や気づきは、自分自身が生きていることを実感させてくれ、生きる力を強めてくれるということに気づいたのです。そして、これは私一人だけではなく、旅で出会ったたくさんの方たちが皆一様にそれを感じ、元気になっているのです。

この事実というか、実態に感動した私は、このような喜びは自分たちだけが独り占めしていてはいけないと考え、調子に乗り、同世代の人たちのための案内役を買って出ようと思ったのです。己の力不足もわきまえず、ガイド書を書く決心をしたのでした。というのも、私自身がくるま旅を始めた際にも、何か参考になるような本などがないかと探してみたのですが、車の装備やアウトドアのキャンプや料理などの本はたくさんあっても、くるま旅の実際を案内してくれるものは殆ど見当たらなかったからです。

半年くらい構想を練り、3ヶ月ほどで原稿を書き上げ、9ヶ月くらい掛かって本を出版することが出来ました。都合1年半ほどで、思い付きを実現できたのはラッキーでした。その本が「くるま旅くらし心得帖」(新風舎刊)というものです。残念ながらその後出版社が倒産してしまったため、現在は継続の発行が出来なくなってしまっています。追って、自分なりの対策・対応を考えようと思っています。

現在は、この本をベースにして、くるま旅くらしの提唱を、ホームページ(「山本馬骨のくるま旅くらしの泉」)やブログ(「山本馬骨のくるま旅くらしノオト」)で続けているところです。

<ご案内> 拙著「くるま旅くらし心得帖」をお求めの方には、1300円(定価1,580円)にてお分けします。在庫は38冊限りです。お求めの方は、メールにてお申し込み下さい。送料込みです。お支払いは到着後に郵便振込みでお願いします。メールアドレスは、vacotsu8855@mail.goo.ne.jp です。

        

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