今日もグータラの終日。午前中教えて頂いた床丹の海岸にオカヒジキを採りに行き、ついでに尾岱沼温泉・浜の湯に入り、午にはキャンプに戻る。珍しく終日天気が良かった。書くこと特になし。自分が知っている別海町のことを少し書こう。別海町は根室市の北に隣接する酪農と漁業の町である。正確な面積はわからないが、町を横断するのに70kmも走るというから、我々の住む守谷市がたった6kmしかないのに比べれば、いかに広大かが解る。別海というのは、アイヌ語でベツ(川)カイ(大きく曲がる所)と言う意味だそうで、決してもう一つ別の海があるということではない。此処の川というのは、西別川を指しており、この川は江戸時代より上質の鮭が採れるので有名だったとか。ものの本に書いてあった。別海町には矢臼別演習場という自衛隊の実弾演習場があり、ここでは時々米軍も演習を行っているとか。毎日雷鳴が轟き響いている。というようなわけで、別海町の財政はリッチらしい。バランスシートを見たわけではないので、本当のことはわからない。お世話になっているキャンプ場の近くには、アンツーカーの敷かれた立派な400mトラックのある陸上競技場、サッカーグラウンド、照明付き野球場、屋内プール、ジョギング用周回に囲まれた広大なパークゴルフ場などが作られており、町民の福祉・運動施設としてだけではなく、多くの実業団や学生などが合宿訓練に来訪している。それらを見ていると、やっぱりこの町はリッチなのだと思わずにはいられない。キャンプ周辺は町の中心部に近く、役場を初め消防署、高校、小中学校などがあり、小さな市街地が展けている。町の大半は平原に広がる牧場で、其処へ行くと隣りの家までの距離が3km以上は当たり前となる。試しに歩いてみたら、隣りの牧場まで往復するのに1時間以上かかった。守谷の我が家なら往復15秒もかからない。別海町には海もある。尾岱沼の港は野付湾の北海シマエビ漁で有名だ。穏やかな湾内を帆掛け船がのどかに走る風景は、この地の初夏の風物詩でもある。ホタテも鮭もある豊かな海に恵まれているようだ。この町を訪れるようにになって数年になるが、その魅力は消えることはない。これから後も、ここでの長期滞在は続くことになると思う。今日はここまで。海までを往復して、今日の走行距離は59km。
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