山本馬骨の くるま旅くらしノオト

「くるま旅くらしという新しい旅のスタイルを」提唱します。その思いや出来事などを綴ってみることにしました。

くるま旅くらしの料理:ジャガイモの味噌炒め

2007-02-10 00:14:54 | くるま旅くらしの話

どういうわけか、私はジャガイモが大好きで、これを主食にしても一向に飽きが来ない人間です。ジャガイモは米と同じように一年中どこへ行っても調達可能な食材の一つで、イモ類の中では、甘くもなくヌメリもなく、一番素直な食材ではないかと私は思っています。今日はそのジャガイモ料理(?)の一つを紹介させて頂きます。 

ところで、くるま旅くらしでは、食は最も重要なくらしの構成要素の一つです。医食同源という古くからの中国の言葉がありますが、健康の根源の一つが、「何を、どのように食べるか」ということに係っているのは明白だと思います。いい加減な食事をし続けていて、具合が悪くなったら薬に頼るという生き方は、現代人が最も陥りやすい愚行の一つだと思います。 

何を、どう食べるかという行為そのものが医療行為であり、健康づくりの源なのだという考え方が、医食同源という言葉の意味だと思いますが、これは真にもって、一点の疑いもない真理だと思います。 

くるま旅くらしの中では、なんと言っても健康であることが絶対要件ですから、どのような食事をするかということは極めて大切なことです。

私の場合は、外食は殆どせず、特別の条件でもない限りは、面倒がらずに在宅時と同じように、自前の食事をするように心がけています。特に野菜類を欠かさないようにすることが体調の維持に大きく関わるようです。

又、調理は必ずしも家内の仕事ではなく、私自身の仕事として受け止めていますので、あまり苦にならずに作っています。

さて今日は得意料理(と勝手に思っているだけですが)の一つである「ジャガイモの味噌炒め」ですが、これは極めて簡単素朴な料理で、料理などというのはおこがましいものかも知れません。田舎育ちなので、味噌を使った素朴な料理が時々食べたくなると、これを作ります。 

簡単にレシピを紹介しますと、材料はジャガイモ3~4個、味噌大匙3杯ほど、砂糖大匙2杯ほど、油類(サラダ、ごま、オリーブなど何でもOK)、調味料として胡椒少々。作り方は、①先ず小丼などの器に味噌と砂糖を入れ、ほんの少しお湯などを入れて堅めに溶いておく。②ジャガイモの皮をむいた後、厚めにスライスして、堅めに茹で、そのまま笊に取り水分(お湯)を切っておく。③フライパン(出来れば底の深いものが良い)に油を少し入れて(敷く程度)熱し、②の茹でたジャガイモを入れ、少々の胡椒を振りながら炒める。④炒め終えたら、①の味噌をかけ回し、よく混ぜる。混ぜ終えたら、それで完成です。味噌と砂糖の混ぜ合わせ方は、自分の好みに合わせれば良いし、使う油も好きなものを選べば良いと思います。注意したいのは、ジャガイモを茹で過ぎないことです。茹で過ぎると形が崩れてしまい、締りのない料理となってしまいますので。 

ジャガイモはおかずとしては、カレーやシチューなどに使われることが多く、少し時間がかかりますが、この味噌炒めは煮込まなくてもいいので、手軽に作れますし、酒の肴としても結構いけるのです。(尤も、これは私が特別のジャガイモ好き人間だからなのかも知れません)因みに家内はジャガイモがあまり好きでないようなので、独り占めに出来て、私は満足です。 

夫婦二人のくるま旅くらしの中では、食事に関しては、女性の役割と決めるのは、気の毒な発想だと思います。というのも、自分で作れば食事の意味がより身近に理解できるからです。栄養やカロリーに関してどのような高邁な知識や意見を持っていても、自分自身では何も調理できないような人を私は尊敬しません。人間は、知識で生きているのではなく、生身の現実で生きているのであり、その基本は食べるものを自分自身で作れることにあると考えるからです。調理を自分でするということは他人のためだけではなく、何よりも自分自身のためだと思うからです。世の中の男類が女類よりも長生き出来ないのは、食事を自分で作れ(ら)ないことに起因するのではないか、などと考えています。特に相棒に先立たれた男類が余命を短くするというのは、そのことの証明であるような気がします。 

ま、それはともかく、くるま旅くらしでは時間はたっぷりあるのですから、世の中の男類の皆様はせめて2、3種類の得意料理くらいは保持したいものです。(これはいい過ぎたかな?)

 

ブログ開始からここまで、少し走り過ぎた様な感じがします。2、3日休むことにします。今日は幕張メッセで開催される、日本RV協会主宰の「キャンピング&RVショー『Dream Outdoor 2007』」の見学に行ってきます。馬骨

コメント (2)
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