東京多摩借地借家人組合

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地主の相続人が20年前の建て替えで建物が越境で取り壊しを請求

2015年09月10日 | 増改築と修繕
 足立区内環七通りの内側に位置する中央本町で宅地15坪を賃借する長谷さん(仮名)は、20年前地主の承諾を得て建替えた経緯がある。その時、地主の厚意で隣地土地を使う許可を得て建物を建築した。

 昨年、突然地主が死亡すると相続人の一人の弟が敷地を測量。地主の相続人は建物が越境していると文句を言い、直ちに土台と建物を壊すよう要求してきた。知人に相談し組合を紹介してもらった。組合では地主が許可していなければ建築時に建築禁止の仮処分を申し立てている筈で、建物を壊すことはなく、壊すのであれば次回建替え時にすればよいと助言した。
(東京借地借家人新聞より)


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