東京多摩借地借家人組合

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東借連の50年史「東借連運動の50年」発行

2017年04月05日 | 東京借地借家人組合連合会
 東借連が結成され、今年で50年を迎え、50年史をまとめた小冊子「東借連運動の50年」が本年3月に発行された。

 戦後、戦争による住宅の消失と戦地からの引き揚げ等で420万戸もの住宅が不足し、未曽有の住宅難が解消されないまま、60年代に入り高度経済成長により東京など大都市に人口が急増し、地代・家賃の値上げ、明渡し等の問題が激化する中で、借地借家人の権利を守る砦として東借連が結成された。

70年代には狂乱地価と暴力的な地上げ事件が多発し、各地の借地借家人組合は体を張って借地借家人の権利を守ってきた。また、70年代後半以降は借地借家法改悪に反対する運動が盛り上がり、法「改正」は許したものの運動の力で、既存の借地借家人には新法の適用を許さず既存の権利は今日まで守られてきている。こうした50年の運動の歴史を学び、組合運動の継続と発展に本冊子が役立つことを期待してやまない。

 本冊子は写真集と50年当たって、50年を振り返って、運動の思い出、50周年おめでとう、50年の歩み(年表)からなる。連合会と各組合で一部200円で発売している。
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