東京多摩借地借家人組合

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東借連がブラック地主・家主撃退シール作成

2016年05月30日 | ブラック地主・ブラック家主
 東借連と弁護団では、法律的な根拠もなく、不当に借地や借家からの立退きを求め、高額な金銭(更新料・賃料等)を要求してくる地主・家主を「ブラック地主・家主」と呼んで、この間相談活動や悪質業者の面談禁止の仮処分を行うなど被害の救済の取り組みを行ってきた。また、被害の実態を把握するための110番も2回取り組み、底地買いや地上げ屋による被害の実態をマスコミを通じて社会に知らせ、昨年の秋にはブラック地主・家主問題は連日テレビ・新聞などで大きく報道された。

東借連と弁護団では、このほど横15㎝・縦11cmの「ブラック地主・家主お断り!」シール(写真)を5月に作成し、組合員の自宅の玄関やドアに貼る運動を呼びかけていく。各組合では「組合に入会し、撃退シールを貼ろう」と組合員拡大に結び付ける取り組みを行っていく予定である。また、ブラック地主・家主の被害受けた組合員の横の連携を強めるための被害者交流集会に取り組み、今年の6月5日には豊島区内で第4回目の交流会を開催する。
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住まいの貧困ネットワーク第2回学習会 TENOHASHIのアパート直接契約の取り組み

2016年05月30日 | 住まいの貧困に取り組むネットワーク
 住まいの貧困ネットワークの連続学習会第2回は、5月13日午後6時30分から新宿区戸塚地域センターの集会室1で開催され、会場一杯の40名が参加した。

 今回はホームレス支援活動を行っているNPO法人「TENOHASI」による「アパート直接契約」の取り組みについて、ホームレスの入居を受け入れている練馬区のアパートの家主さんの話を聞き、NPO法人TENOHASHI理事の坂内氏から伴奏的支援の取り組みについて報告を受けた。

 ホームレスの人が住まいを確保しようと思うと貧困ビジネスの劣悪な寮など入れられてしまうことが多い。TENOHASHIでは現状の解決方法として、住居のない人が支援者の紹介で、大家さんと直接契約を結び、生活保護を申請する取り組みを行っている。家主さんの説明では、不安もあるが、必ず「TENOHASHI」が動いてくれるので安心していると語っていた。

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