東京多摩借地借家人組合

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土地買い取るか、借地権売れ、底地買い業者が突然の訪問

2016年05月10日 | ブラック地主・ブラック家主
 北千住駅東口は近年神田から東京電機大学が移転してきて、地味な商店街が一変した。この近く千住旭町で宅地15坪を賃借する真田さん(仮名)は昨年末に地主がH社に底地を売却したと担当社員が訪ねて来た。社員は土地を買い取るか建物を売却するかを申し入れてきたが真田さんはその場では回答しなかったが、社員はおとなしく帰る。

 心配になりネットで組合を探し出し、電話で定例相談会を予約した。

 相談ではH社が新地主か土地登記簿を提示させ確認すること。地代の支払い方法も確認し、確認できない場合や地代の受領を拒否された時は供託する。また、建物の登記がしてあれば、土地が第三者に売却されても対抗力があるので、臆することなく対応すること。土地の買い取りを検討する時は自らの経済状況を踏まえ無理のない金額を提示することを助言する。(東京借地借家人新聞より)

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