東京多摩借地借家人組合

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組合への入会を告げると地上げ業者の態度が一変

2016年03月11日 | ブラック地主・ブラック家主
 板橋区上板橋の千葉さん(仮名)は、一昨年、借地していた底地を地上げ業者に転売され、訪問してきた社員に「売るか買うかの二者択一しかない。借地のままは絶対に認めない」と恫喝されて、困っていた。

新聞に広告が載っていた別の悪名高い底地業者に相談しようと考えていた時に、西武デパートの相談会を知って相談に来た。組合に入会し、度々デパートの相談会に来て相談していた。
この業者に対して組合に入会したことを伝えると業者の態度が一変した。その後、当初提案があった底地価格の半分の金額を提示してきたが、本人の今後の生活やその他の事情で買い取ることができないとの相談を受け、打ち合わせた結果、自分で買える値段を提示することにした。

 今回、業者が提案してきたのは当初提示額の3分の一、更地価格の一割で、今月中に合意するという条件で合意した。

(東京借地借家人新聞より)





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