東京多摩借地借家人組合

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ブラック管理会社が張り紙で面会を強要

2015年11月13日 | ブラック地主・ブラック家主
新宿区下落合のマンションに住む加納さん(仮名)は引っ越して4年が経過した。前回の更新時に、更新料の問題で話し合いをしたが、更新料特約の削除ということで合意更新ができずに法定更新となった。今年の7月に管理している不動産会社から「更新の時期が来たので更新の手続きのお願い」という文書が送られてきた。

組合員の加納さん不安になって組合事務所の相談に来た。前回、合意更新に至らず法定更新となったこと。従って期限の定めのない契約となって2年ごとの更新がなく、更新の時期でないことを文書で貸主と管理会社に送ることにした。銀行には毎月家賃だけ振り込んでいるが、管理会社は家賃の他に更新料と更新事務手数料を請求してきた。更新の時期ではなく、更新料も手数料も支払う必要がないと通知した。

その後、管理会社は部屋のドアに「本日中に連絡なき場合は、警察官立ち合いにて、室内入室安否確認を行う」との張り紙をし、警察官立ち合いのもと面会を強要しようとした。加納さん「組合に入っていてよかった。悪質な管理業者にたいしても毅然と対応できるので安心」と語った。

(東京借地借家人新聞より)
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