東京多摩借地借家人組合

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居宅&工場の明け渡し請求

2015年11月17日 | 明渡しと地上げ問題
大田区萩中地域で2階建工場兼居宅を賃借中のHさんは、永年に渡り使用する中で居住部分の転貸を友人に求められる。家主に伝えると建物の補修工事をHさんが行うことを条件に同意したという。

 この程、家主から娘の使用を理由に契約更新拒絶を通告されて、組合員の紹介で入会した。契約期間が1年というので定期契約かと思い、契約書を直ちに持参して頂き確認すると普通契約だった。更新拒絶の書面は、同意した転貸に娘の使用を伝えてお願いしてきたのに裏切られたと家主が主張。
Hさんは、家主の勢いに根負けせずに、今後の生活上明渡しには応じられないと回答する。

 仲介の不動産業者は手を引き、家主より直接組合事務所に連絡ありこの程協議することになった。

(東京借地借家人新聞より)
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