東京多摩借地借家人組合

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地主の相続人が底地を売却 組合が相談会を開催

2014年06月10日 | 明渡しと地上げ問題
 浅子けい子足立区議から千住旭町の借地人の相談を組合に打診された。地主が底地を不動産開発業者に売却したらしい。浅子区議と組合は東借連リーフレットと組合宣伝ビラをまいて様子を見ることにした。組合では元組合員宅を訪ね、話を聞かせてもらった。昨年地主が亡くなり、12月娘が相続し、本年3月に東京都市開発に売却されたことが業者から送られた登記簿で判明した。話の中で奥さんが夜眠れないほど悩んでいる旨を聞かされる。組合では何にも相手の提示した金額で底地を買い取ることはなく、買取りをお願いされている立場であり、金額が折り合わなければ売買協議を打ち切ればよいことを伝えた。役員会では相談会を5月25日に会場を借りてチラシで宣伝したが、底地を売却された地域の借地人は来なかった。元組合員の話では借地人の一人から勤め先の顧問弁護士を紹介され、一人10万円を支払い依頼したとの連絡があった。借地人立場に立った解決ができるか心配される。(東京借地借家人新聞より)

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